先週のオトトイ(2023年9月11日)
OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。
ーニューアルバム『unpeople』から、エレクトロニックジュークな1曲 (草鹿)
ーバンド史上初となる男性ゲストボーカルを迎えた新曲 (藤田)
ーSean Oshimaがニュー・アルバムをリリース! こだわり抜いた渾身の8曲を収録。(梶野)
ー最新曲集『KonoYono』EPから。NaNoMoRaL、音源聴いて気になってる方は、ぜひ一度ライヴ観るのをオススメします! (高田)
その他の収録曲は、Midnight Grand Orchestra “夜を待つよ”、花譜 & MONDO GROSSO “わたしの声”、木(KI) “Spill”、Kijibato “キラ・ピカ・ぐしゃ・ふにゃ”、SHISHAMO “わたしの宇宙”、Keishi Tanaka “Joy”、とけた電球 “アイコンタクト”、Special Favorite Music “ナイトミスティパーク (feat. Kanna Sato)”、Ålborg “Memory”、君島大空 “c r a z y”。
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
Presented by C.E
超久しぶりにVENTへ。ファッション・ブランドC.Eプレゼンツのパーティーで、ここでしか見られないような座組みに毎度ワクワクする。今回はLow Jack、Rezzett、Tzusingという海外勢3組。全員観たかったのだが、なんやかんやでラストのTzusingのプレイのみ体験することになった。あいにく冒頭に居合わせなかったのだが、なんと1曲目は矢沢永吉の “SEPTEMBER MOON”。しかもライヴヴァージョン。一気にフロアを掌握すると、インダストリアルで硬い質感を維持しながらジャンルを自由自在に横断し、緩急ある空間を演出していた。トランスの上ネタを切り取ったようなノンビートトラックや、往年のティーンポップソングのエディット?(タイトル忘れた)などを随所に差し込んだプレイはとてつもなく刺激的だった。(草鹿)
6年ぶり?のeggmannにて
先週木曜日、渋谷eggmanで開催された〈ジューストリトリ想〉に行ってきました。吉本興業の芸人5人で構成されたバンド・ジュースごくごく倶楽部、言わずと知れた “高田馬場のJOY DIVISION”・トリプルファイヤー、そして本日初ライヴだというシンガーソングライター・離想宮という異色対バンであるこのイベント。果たしてどうなるんだ!?と思っていましたが、それぞれのアーティストがそれぞれの良さをバッチリ発揮した素晴らしい化学反応が起きていました。3組とも素晴らしかったのですが、特に離想宮は初めての舞台とは思えないほどの堂々とした歌唱と小気味良いMCで、一瞬で引き込まれました。今回は自作のトラックに乗せて歌うスタイルでしたが、いつかバックバンドありのステージも観てみたいです。最近お笑いと音楽の越境イベントやフェスが増えているので、どんどんそういったところにも足を運んでいきたいと思っております。(藤田)
〈BAND WAGON 2023〜夏〜〉
日曜は下北沢のBASEMENTBARとTHREEへ。全11バンドが出演する、〈BAND WAGON 2023〜夏〜〉へ行きました。時間の都合上、頭からは入れませんでしたが、夜の部(?)のフリージアン、パーカーズ、レイラの3バンドを観ました。熱狂、ポップ、エモーショナルという、個人的なイメージがそれぞれにありましたが、それにぴったりのステージでした。どのバンドもとってもよかったです。3バンド共通の感想としては、ステージが実際の大きさよりもとても広くみえたことです。演奏のスケール感とか技術がそう思わせてくれたのだと思いますが、3種類の迫力や根気を感じて、ロック・バンドってかっこいいと改めて尊敬した夜でした。日曜夜のライヴは、より自分の活力になる気がします。(梶野)
スマホ片手のライヴ
Voxの記事に「TikTok has transformed the concert experience ― Fans are creating new concert traditions for a new age.」というのがありました。TikTokという固有名詞はある種の象徴として使われているもので、本質的にはライヴとスマホと動画とSNSの話です。ライヴそのものだけでなく、ライヴに行く計画を立てるところからはじまり、準備し、行き、ライヴを楽しみ、家に帰ってからいろいろなかたちで反芻する。その過程はすべて動画で撮られ、シェアされ、レスポンスを得る。そうしたことがいかに「コンサートの楽しみかた」を変えたか、という内容です。ライヴ中スマホを片手にすることはアメリカでさえいまだ賛否があり、このような肯定的論評でも両論を適宜配置して理解を促しながら論じる状況のようです。とても興味深いのでこの話題が気になられた方は読まれることをおすすめします。そして一方、日本の現状は…… (高田)
VIVANTもおもしろいけど
今放送中の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』がおもしろい。これは、自然豊かな田舎町のほのぼの消防団ライフ的な話ではない。ある放火事件をめぐり、どんどん事態が大きなものになっていくという本格ミステリーだ。7話がとにかくすごい。Netflixで見れます。ぜひ。(西田)
先週の特集記事
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