先週のオトトイ(2022年3月28日)
OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。
ー祝 ミセス第2幕!今後への期待が募る新曲。(梶野)
ー藤井 風のセカンドアルバムより。(里見)
ー今年の18祭テーマソング (稲垣)
ー新進気鋭のボカロP・稲葉曇が3年ぶり2枚目のフル・アルバムをリリース。(藤田)
ー現在活動休止中のバンド、ロンリーのベーシスト、青木泰憲ソロ2ndアルバムより。(髙木)
ーこれ以上ない研ぎ澄まされた手順で9人が9色の役割を担い表現を組み上げていく。(高田)
その他追加曲は、kobore “きらきら”、FOMARE “かぼちゃ列車”、中村佳穂 “アイミル”、森山直太朗 “素晴らしい世界”、LEX “Flower”、tofubeats “PEAK TIME”、優河 “夜明けを呼ぶように”、NaNoMoRaL “エンドエンドロール”、Barrie “Jersey”。
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
My Hair is Bad
3月26日、国立代々木第一体育館で開催されたMy Hair is Badのツアーファイナル公演に行ってきた。マイヘアのライブはこれで5度目になる。マイヘアのライヴは、何度行っても同じようなライヴにはならない。そこに魅力を感じ、つい何度も足を運んでしまう。Vo,椎木さんの口から放たれる言葉の数々は非常に重く、グサグサと刺さる。演奏前、演奏中、演奏後の、即興の歌詞が見所だ。毎回毎回、「頭の回転はや…。」と感心してしまう。椎木さんは、1秒1秒を大切に生きているんだろうなと思う。マイヘアのライヴを見てきた中で最も小さかったハコは、キャパ200人の千葉LOOK。今回は国立代々木第一体育館で、キャパは12,000人。そこにはキャパ60倍もの差があるが、椎木さんから感じる熱や想いは変わらない。国立代々木第一体育館をライヴハウスと勘違いしてしまうほどだった。1人1人に向き合ってくれる。今回は、マイヘア史上初の360度ステージを取り入れたライヴだった。ダブルアンコールもあり、感動と興奮を与えてくれた。全25曲を歌い、終演。人生5度目のマイヘアも圧巻のライヴパフォーマンスを魅せてくれた。(里見)
O'CHAWANZワンマンライブ「No Time To Die」
先週25日金曜日にO'CHAWANZの1st Generationラストワンマンライブ「No Time To Die」を観にclubasiaへ。朝比奈るのさん、hechimodiscoさん、963、カノサレ、SAKA-SAMAというゲストとのコラボがバンバン入る感じは、すごくヒップホップだなと思ったし、終始ハッピーなヴァイブスを感じる最高なライヴでした。最後の “ハルカゼ” で泣いちゃった。最後の映像のなかでしゅがーしゅららさんといちこにこさんが握手した瞬間、爆発したシーン。三池崇史監督の映画「DEAD OR ALIVE」のラストを思い出したけど、あれはきっとダフトパンクなんだろうな。とにかく皆様オツカレサマでした。(西田)
見つかってよかった
スマホを無くした。いつかやると思ってたけど、本当にやってしまった。「探す」というあの便利なアプリで、紛失モードを設定しプライバシーを守りつつ、自分のスマホの居場所を確認。なんと自宅から数キロ離れた警視庁にあるとのこと。安堵と絶望のダブルパンチ。届けてくれた方に心から感謝です。警視庁について、本人確認のために電話番号や名前など個人情報を伝えていたら、最後に「待ち受けはなんですか?」という質問が。その時は好きな絵師さんが描いた胡蝶しのぶちゃん( 漫画・アニメ『鬼滅の刃』登場キャラクター)にしていたので、「胡蝶しのぶちゃんと言って伝わるのかな」「鬼滅の刃ならギリいけるか」という葛藤の末、「…かわいい…女の子のイラストです。」と伝えてしまった。ちょっと恥ずかしかった。スマホを渡してもらうときに、こっそり「これ『鬼滅の刃』の子ですよね(・▽・)!」と警察官の方に言われて、なんかもっと恥ずかしかった。...伝わるんかい。『鬼滅の刃』はやっぱり国民的な存在なんですね。(梶野)
アンマーとぼくら
最近、有川ひろさんの本を片っ端から読んでいます。どの作品も面白いのですが、特にぐぐっときた作品があります。それは「アンマーとぼくら」です。この小説はかりゆし58 の「アンマー」を題材に執筆されました。発売10年の記念に有川さんに小説を書いて欲しいとスタッフが曲を持ち込んだことがきっかけとのこと。あらすじとか書いてしまうとうっかりネタバレしてしまいそうなので控えますが…とにかく沖縄に行きたくなりました!そのぐらい有川さんが丁寧に異国情緒あふれる沖縄の風景を描写しています。そして家族に対する子の葛藤も。図書館で借りて読んだのですが、これは文庫、いや単行本を購入したいです。(稲垣)
春は何処へ…
先々週のOECでも触れさせていただいた大学の卒業式が、先週の火曜日に対面で開催されました。とは言っても学位の授与などは行われず(翌日郵送で届きました)、学長の話を聞き友人たちと写真を撮る程度の短い時間でしたが。それでもやっぱり人生最後の卒業式、ということで袴を着させていただきました。紺色のレースの着物に黒い袴とブーツ、赤い髪飾りです。そして金髪。良い感じに着付けとヘアアレンジもしてもらい、意気揚々と会場に向かっていると、降っていた雨がなんと雪に変化。3月下旬とは思えない寒さに震えながら式に出席しました。卒業式ってもっとこう、桜吹雪の中やるものじゃないのか。本物の吹雪ってそんなことある??まあ逆に一生思い出に残る、超印象的な卒業式になったので結果オーライ、でしょうか…。(藤田)
泰憲さん
岡山の至宝、ロンリー(現在活動休止中)のベーシスト、青木泰憲の2ndアルバム『真際』が先週リリース(祝)。1stアルバム『サークル』も素晴らしい作品でしたが、今作もめちゃくちゃ良いです。2年前に出た7インチ『ざわざわ / サマードレス』の2曲も収録された全10曲28分、なんどもリピートしたくなるグッド・ミュージックしか入ってないのでぜひ。この暖かくなってきた春の陽気にバッチリです。OTOTOYでもハイレゾにて配信中ですよ。ジャケットもめちゃくちゃいいのでこれはフィジカルもきちんと買わないと&東京でもライヴやってくれないかな…。いや、機会があれば久しぶりに岡山にも遊びに行きたいっすね…!(髙木)
「答えを決めるのは、そう、僕とか君だとか」
木土日とライヴ。木曜日、Hammer Head Shark自主企画。出演は、メレ、ayutthaya、黒子首、Hammer Head Shark。土曜日、ハチマライザー×Sundae May Clubダブルレコ発。Sundae May Club、1994、tenbin O、ハチマライザー。日曜日、Total Feedback。fedress、シバノソウのバンド、plums、My Lucky day、Ferri-Chrome。はじめましてが5バンド、コロナまたぎの2年以上ぶりが3バンドくらい? どの企画にも必然性があって今みるべきバンドがそろっていました。そのなかからひとつ、Sundae May Club。数年ぶりに「見たことがないド真ん中の直球剛速球」を投げるバンドに出会った気がします。期待大です。
もうひとつ。土曜日に「Go To STARDOM」というオーディションイベントがあり、NaNoMoRaLがグランプリを獲得しました。おめでとうございます!!! グランプリの副賞は「メジャーデビュー権」だそう。となると、これからの過程ではいろいろ気苦労もあるだろうなあ……などと要らぬ心配を勝手にしていたのですが、翌日彼らの新曲の “エンドエンドロール” を聴いていたら、なんとその歌詞に答えが書いてありました。「誰かが作ったこの場所に 将来を映しているけど 答えを決めるのはいつだって そう 僕とか君だとか」。パセリちゃん、まじ予言者。(高田)
インターン平石のカリフォルニア記
オスカーの話
本日、第94回アカデミー賞の授賞式が開催されましたね!濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞したことはもちろんなのですが、一番のビッグニュースは、壇上で、ウィル・スミスがクリス・ロックに平手打ちしたことです。事の発端は、プレゼンターのクリスの、脱毛症と闘っていることを公表しているウィルの妻、ジェイダの髪型を揶揄する発言で、生放送中にもかかわらずウィルの口からFワードが飛び出すなど、場内は一時騒然となったようです。私もその動画を見て、どうせ仕込みなんだろうと思ったのですが、そうではないようで、今回ウィルが受賞した主演男優賞も、アカデミーの規則違反により剥奪される可能性があると報道されていました。個人的には、今回のクリスの発言は全く笑えないジョークだったと思うし、妻を愛するウィルかっけぇな!と思いたいところなのですが、やっぱり暴力はだめだよなと。ウィルの行動は賞賛されるべきものではありませんし、両者ともに然るべき対処をされる必要があると思います。どんな状況でも、暴力が物事を解決することは絶対にないです。この平手打ち騒動でもちきりとなった今回のアカデミー賞ですが、ティモシー・シャラメとクリステン・スチュワートの衣装や、アリアナ・デボーズの助演女優賞など、他にも見所満載だったので、そちらもぜひご確認ください!
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから