2020/10/26 20:00

先週のオトトイ(2020年10月26日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週金曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲はこちら。

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

鬼滅の刃音頭への期待
「鬼滅の刃」の人気がすごい。映画は10日間で100億興行収入を得るというメガヒット。鬼滅の人気は深夜アニメにも関わらず、子どもにも絶大な人気を誇っていることが特徴的だ。子ども向け玩具「DX日輪刀」というものまで売り出されており、これからますます子ども人気は広がっていくだろう。そうなってくると、アニソン好きとして期待したくなるのは「鬼滅の刃音頭」の登場だ。かつてのゴールデンタイムにアニメが放送されていた時代には、当たり前のように作られていたアニソンの音頭。「鬼滅の刃」はテーマも和風ということもあり、親和性も高い。今こそ復活させるべきだと思う。実現にあたっては、主題歌「紅蓮華」の音頭アレンジが妥当な線だと思われる。近年で言えば昨年2019年には新世紀エヴァンゲリオンのテーマを和太鼓アレンジした“残酷な天使のテーゼ MATSURI SPIRIT”もリリースされており、その流れに乗るのはかなりベターな選択肢だ。が、しかし、やはりどうしても期待してしまうのは「ドンドンドン!カラカッカ!鬼滅のやーいばー!」みたいなオリジナル音頭だ。「さあー次はー、水の呼吸!壱の型ー!」みたいなセリフを入れ込みつつ、「みんなで入ろう鬼殺隊!ドドン!」で終わって欲しい。いまや日本の経済柱のなった「鬼滅の刃」には、それくらいのことは易々とできるポテンシャルがあると思っている。(西田)

技術は向上する
今年に入って、髪をバリカンを使ってセルフカットしているんですが、どんどん技術が上昇してきたような気がします。この週末も、1人鏡の前でささっと刈り上げたんですが我ながらスピードも速いし、出来も悪くないです。ただ問題はやはり後頭部。家の鏡ではどう頑張っても後ろが確認できないのでいつもノールックでトライするんですが、若干剃り残しちゃったりするんですよね…。これは今後の課題としてさらに腕を磨くしかないなと。あと、個人的に髪を刈る時はやはりスキンヘッド・レゲエを聴くと気持ちビシッとするのでオススメです。OTOTOYでも〈Trojan Records〉からのコンピ集とか配信してるのでチェックして、ご機嫌で髪を刈りましょう。(高木)

「共通の領域」
先週の新譜のなかで特に印象的だったのは、神様クラブのトラックメイカーでもある、ウ山あまねの『Komonzo』でした。サウンドの表面的な構造はどことなくCorneliusを連想させ、実際、神様クラブ名義でのインタヴューでは「(影響を受けたアーティストを聞かれたら)Cornelius、Animal Collective、RO GANGの3組を挙げています」と答えている。しかし大きく異るのは作品と聴き手との間の〈境界〉のあり方ではないだろうか。ウ山自身がこのEPについて「自分と大勢の他者との共通の領域についての作品です」と語るように、そこには絶対性や鋭敏さよりも人懐っこさが感じられる。〈バリアー〉を張ることに価値を見いださないこの作品の感覚、そこに時代が進んでいることを強く感じた先週でした。(高田)

週末の過ごし方
所有するCDを全てロスレス化してHDDへ(&処分)というのを、配信にも乗らない1990年代~2000年代のテクノ、エレクトロニカのCDをさらに中古で買い集め……という、世の中的に全く役に立たなそうなことをせっせとやっています。まぁ、アンダーグラウンドなその手の音源、世の中にはサブスクに乗らない音源などというものは、ごまんとあるものですぐには聴けず、あるとき思い立ったので時間とお金をつぎ込んでいるわけですが、もちろん高額盤を避け(高額盤は売れる可能性があるので、自動的に再発もかかりやすいんですね)、数百円のCDを大量に買い続けてるわけです。とはいえ、その労力と時間を思うと、「これ消えたらやばいな」という強迫観念は膨らむ一方ではあります。といことでやっとミラーリング環境でのバックアップに乗り出したのです。初回のバックアップが実に半日ほどかかりまして、ついに3TB前後のデータを移し終えました。と、そんな時間を待つ間にちょいと買い物と新宿にでかけ、ちょっと出来心で寄ったディスクユニオンさんには探していたぶつが、コレもアレも……あと先週ちょいとマーケットプレイスでちょうどよい値段で買ったCDが届くのが週末ということでまだまだリッピングも続くし、金曜に出て買った新譜もまだちゃんと聴いてないし!と思っていたら月曜の朝なんです。以上です。(河村)

先週の特集記事

勇気を出して踏み出して──MyDearDarlin’インタヴュー後編

【対談】突然少年 × 西村仁志(新代田FEVER)──ライヴバンドの彼らはいま何を思う?

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