2024/09/02 18:00

先週のオトトイ(2024年09月02日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー国産phonkありがたい...... (草鹿)

ークジラ夜の街、崎山蒼志のコラボ曲! (西田)

ーA‐インディ・シーンの人気バンドSubsonic Eye (シンガポール) が10月リリースのBedchamber (インドネシア) とのスプリットEPから先行配信 (高田)

ークリープハイプのトリビュート・アルバムより、WurtSがおくる切なさ増し増しなカバー (藤田)

ー第二章突入、トラップやブレイクビーツを取り込んだオルタナティブ・ロックへ (津田)

ー怪しさと夢うつつなまどろみが混在したmaya ongakuの最新EPから (石川)

その他の追加曲は、 THE SPELLBOUND “Speeda”ONCE “Right Now”T.M.P “DO IT!! (feat.ぶっ恋呂百花)”xiangyu , Gimgigam “はっちゃKO”Cristel Bere “Living My Life”Loota “Never Let Me Go”MoritaSaki in the pool “MIRROR'S EDGE”I Mean Us “Call Ken”airattic “ディストーション”maya ongaku “Meiso Ongaku 1”

編集後記

I&I
渋谷区神南に店を構える古着屋『I&I』。私と私、つまり、パトワ語で「私たち」という意味のこのお店は、レゲエ由来のピースなバイブスで人と人を繋ぎ、古着のみならず、カルチャー全体のシーンの中心に居続けている。そんなI&Iが、久しぶりの大規模な展示を開催。場所は渋谷から遠く離れた、港区浜松町あたりのSiva Studio。と、前置きが長くなってしまったが、その前夜祭的なパーティーが同場所で行われたので訪れた次第 (自分もDJで参加)。ラガトロン終わりのlil mofoさんを始め、多くのDJが参加。終わった後に知ったのだが、サウンドシステムは、7月に惜しくも (一時) 閉店してしまった吉祥寺のbar cheekyのものらしく、フロアを適切に温める体制は完璧に整っていた。そして、それよりも内装や展示作品に非常に凝っていて会場を歩き回っても全く飽きない設計になっていてよかった。スタジオに入るためのエレベーターにすら工夫が施されていて、最高。是非気になった方は浜松町まで足を運んでみてほしい。と書こうとしたら開催日は今日まで......。残念極まりないが、それでも内容を知りたいという人間がいたら、インスタ等で、その様子を垣間見えたり、参加アーティストの作品も見れたりするので是非調べてみてほしい。(草鹿)

あゆ、マジやばかった。
先週のスケジュールは
火曜:MuchaMuchaM & FORD TRIO (青山・月見ル君想フ)
水曜:超ときめき♡宣伝部 (カルッツかわさき)
木曜:日向坂46 (日本武道館)
金曜:Conton Candy (渋谷O-Crest)
土曜:崎山蒼志 (品川インターシティーホール)
日曜:a-nation2024 (味の素スタジアム)
でした。週6ライヴ。

もうどのライヴも最高だったんですが、これだけ見たなかでのベストアクトは、昨日a-nationで見た、浜崎あゆみのステージ。冒頭から、あのエンブレムの旗を持った無数のダンサーがステージに出てきて、女王のような風格のあゆが君臨。体感でいえば、コーチェラのビヨンセに匹敵してたと思います。当たり前ですけど、ヒット曲連発でマジでぶち上がったし、歌がマジで上手い。それでいて可憐なファンサがすごい。「自分はいま、伝説のなかにいる」と何度も思いました。仕事柄年間100本くらいライヴ見るんですけど、今のところダントツで暫定1位です。(西田)

寺・ライヴ
木曜日にAmazonで注文していたスピッツの『ハチミツ』のトリビュート・アルバムが届いた。2015年のCDで、トレイラーで赤い公園の「ハチミツ」を聴いて以降、欲しいと思いながら忘れていたのだが、クリープハイプのトリビュート・アルバムが発売されたのをきっかけ思い出し、衝動的に買ってしまった。 土曜日は青梅の知人が主催のライヴ「ドーナツフェス」を観に行った。仏様の前にドラムを置いて、アンプの音を直接本堂に響かせる、変なライヴだった。PAはボーカルマイクだけを通していて、不思議となかなか心地の良い音だった。トリ前のTHE BERSERKERSはパーカッションや金管楽器を交えた11人体制のバンド。ライヴで聴く「バーサーカーズのテーマ」が好きすぎて、少しずつレゲエ・ブームが来ている。(菅家)

sidenerdsのリリパをMarbleでみた
1番手が、おそロシア革命。ようやく生で観れました。この時点でこの日が最高なことが確定。尾道からたどりついてくれてありがとう。続くhardnutsもAcleもかっこいい。イベント企画者の思考のクリアさが出演バンドたちの煌めきに直結していました。全員、誤魔化しが微塵もない。そして改めてsidenerdsの素晴らしさよ。音源もライヴもあんなにカッコいいとはなにごとかっていう。先週聴けなかった “透明な石炭” も聴けました。最高のリリパ、良いイベント。無事に開催できたことも含めて、おめでとうございます。そしてありがとうございます。(高田)

違う道にいく
予定を立てるのが苦手、というか予定を遂行できない。何かをするべきタイミングでしないという選択をするのが多分好きだから。それは遊びにもろ出ていて、土曜ナイトは青山〈Zero〉の跡地〈NUMM〉に終わりまでいて完全にみんな帰る流れだったけど、ひとり飛び出して中野に向かってしまう。全然行く必要ないのに。でもそういう時は大体なんとなく会いたかった人がそこにいたりするので、これのために来たんだなと思ってみたりする。そうやってこじつけるのが気持ちいい時もある。にしても、〈ZERO〉でみたSIDさんのDJは素晴らしかった、ハウス・ミュージックって!こういうことか!とか思ったけどその後ワイワイ飲んだりする感じのハウスのパーティーに行ったら全くその時思い描いた法則が当てはまらなかった (笑)。SIDさんはロフト系のかけきりの人だからそこと違うのは当たり前なんだけども。たまにはハウスのこと調べてみようかな、と思いました。(津田)

鴨うまい
台風に予定を飛ばされたりした先週のハイライトは、同じお店の鴨南蛮そばを2回食べに行ったこと。月曜日に友人と行ったお蕎麦屋さんで食べたのがとてもおいしくて、土曜日にもう一度食べに行きました。そこの鴨南蛮はローストビーフ的な低温調理がされた鴨肉が別皿で提供されるんです。その鴨肉が噛むたびにじゅわーと旨みが広がる驚きのうまさでして。お蕎麦ももちろんおいしいのですが、正直鴨のことで頭がいっぱいです。ずっと噛んでいたい。時間空けずに2度も食べたけど、夢じゃなかった! とおいしさを確信しました。お店は〈はんさむ〉、調べたら渋谷と下北沢、用賀にもあるみたいです。一品料理もおいしいのでオススメ。私はまたすぐに行くことでしょう。(石川)

先週の特集記事

REVIEWS : 085 ヒップホップ(2024年8月)──アボかど

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.288 アーリー・エレクトロ作品さがしてみた

REVIEWS : 084 ロック(2024年8月)──宮谷行美

米津玄師やMAPA、ANORAK!のニューAL、アイマスシリーズ新作など【8月第3週】

僕らの闘いは街頭で起こっているわけじゃない──PICNIC YOU『友愛』を評論家・陣野俊史が聞く

ただ悲しく思い出すだけじゃない──ONCE、別れを糧に大切なものへ想いを馳せた『Wandering』

THE SPELLBOUNDと果てなき旅に出よう──セカンド・アルバム『Voyager』に込められた生命の喜び

今年も≠MEの

OTOTOY NEW RECOMMENDから

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