先週のオトトイ(2020年11月16日)
OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週金曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲はこちら。
- 新潟県佐渡ヶ島の佐渡金山をモチーフに書かれた心躍るポップ・チューン。 婦人倶楽部 “君にやわらぎ”
- とろけそうなメロディーとリズムが話題の新世代ネオ・ソウル・バンドyonawoの1stアルバムから。chelmicoのコーラスにも注目。 yonawo “独白”
- ジャム&ルイス、来年リリース予定のデビュー・アルバムから先行カット。これって「デビュー・シングル」? Jam & Lewis x Babyface “He Don't Know Nothin' Bout It”
- 5年ぶりのアルバムから、変わらぬ良い曲を最新の音像で Turntable Films “Shape Your Town”
- envy、屈指の名曲“左手“が初のライヴ音源としてパッケージ envy “Left Hand”
- そろそろアルバムにも期待? JJJ×KEIJU×KMによる新たな名曲 JJJ “STRAND (feat. KEIJU)”
- CHAIがあの名曲をカヴァー CHAI “Plastic Love”
- アルバムの完成度の高さを期待させるサイケな先行シングル Helsinki Lambda Club “眠ったふりして”
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
紅白歌合戦2020出場者発表
紅白歌合戦の出場歌手が発表された。9月の「先週のオトトイ」に出場者予想を書いたのだけど、出場者一覧を見るとかなり守りに入ったなーという印象を受ける。まあ正直、「BiSH出ないんかい!」である。まあYOASOBIとかもそうなんだけど。 初出場でいえば、瑛人、SixTONES、Snow Man、NiziUあたりは予想通り。意外だったのはBABYMETALだ。メタルが鳴り響く大晦日。めちゃくちゃいいと思うし、演奏陣にも期待だ。まだ発表ないけどchelmico、Creepy Nutsあたりは「ラップ特別枠」みたいな変なくくりで出そうな気もしている。 というわけで、紅白予想者としてやるべきは出場者予想の次は演出の予想だ。無観客開催が発表されている今年の紅白。無観客を武器にとんでもない映像体験を届けるPerfume。Zoomで100人を繋いでけん玉をやる三山ひろし。鈴木雅之のグラサンに映り込むウッチャン。審査員席に座るJ.Y.Park。乱入するフワちゃん。観客席で躍り狂う森山未来。8割妄想なんだけど、なくはないとは思っている。結局今年も楽しみだ。(西田)
久しぶりの遠出
先週の後記で書けなかったんですが、先週末は福井県敦賀市にて開催されたフェス〈JINDO音楽祭〉にお手伝いに行って参りました。個人的にも今年初の首都圏から飛び出しての遠出とのこともあり、充実した週末を過ごせました。あまり時間もなく、街をゆっくり散策したりは出来なかったのが残念だったものの、イベント自体は市のみなさん、そして地元のDJクルー〈Yoi Yoi〉のみなさんの一本筋通ったメンツや思いが地元のひとたちにちゃんと伝わるいいイベントだったと思います。雨で野外での開催ができなかったのが本当に惜しかったですが、翌年以降に期待したいですね。OTOTOYでも当日の模様を記録したレポートを間も無く公開予定ですので、今年足を運んだ方も運べなかった方もぜひチェックしてみてください!(高木)
PURE2000
土曜日に〈SPEED〉主催の野外レイヴ〈PURE2000〉に行ってきました。京浜工業地帯、運河沿いのとある場所。期待と幸福に満ちた場所。こんなことを言うと自己矛盾なのだが、メディアが取り上げる「シーン」や「ムーヴメント」にはなにか胡散臭さを感じることもある。だが実際に多様な人々が同じ場所と時間と熱を共有するさまをみれば、そこには何かが確実に(それを何と呼ぶかはさておき)存在し、それがこうして草の根から湧き上がっていることを実感できる。Lil Soft Tennis関東初のバンドセットも、yuzuhaも、LUXYも、もちろんWaaterも観られました。DJも皆、熱かった。素敵な場を、最高の機会をありがとう。きっとここからどんどん繋がっていくのだろうな。ひとりの音楽好きとして、追いかけたいです。そして翌日行ったシバノソウのバンドセット・ライヴもとても良かったです。6月に出たアルバムを聴いたときから「強いな」と思っていたのだが、それは理由と事実がある「強さ」だったんだ。納得。(高田)
聴くタイミング
この時期になると他の媒体からのお誘い、さらにOTOTOYのことも含めていわゆる「年間ベスト」的な思考をする時期。新譜タイミングの狂想曲のような情報の乱舞から一歩退いて、音楽を聴く時期でもあったりしますね。ふと思うんですが、意外と聴きどきというか3ヶ月殺しみたいにその真価がわかる作品ってありますよね。というか、個人的には「ああ、そういうこと?」ってなるのは結構あとのタイミングのが多いですよね。というようなことを考えていた土日ですが、どういうことかって? そういえばInstagramで友人のお子さんが某レイヴに友人と連れ立っているガンガン行っている動画があがってて、いいなと思った次第です。はい。(河村)
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