2023/04/24 18:00

先週のオトトイ(2023年4月24日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー元LAMP IN TERREN、松本大が新たにバンドを結成して再始動。待望の新作です。(梶野)

ー春に憧れる。もう春だけど。いろんな意味での春に憧れ続けていこう (高田)

ー5/2に開催される〈もっと! バビフェス〉に先駆け、出演者たちによるスペシャルなコンピレーション・アルバムが発売! (藤田)

ーまともじゃないのがちょうどいいっすよね (西田)

その他の収録曲は、chilldspot “Girl in the mirror”iri “Season”Kamisado “Converse”つきみ “ねー、ダーリン”PaperCloud “Time”Telematic Visions,iga “unicode”フレンズ “OKASHi NA DEAi”ORESKABAND “WACHA”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

何回行ってもライヴって楽しいですよね
SSW、Sean OshimaをDuo Music Exchangeで。バンド、ネクライトーキーを下北沢シャングリラで。それから、ONE OK ROCKをベルーナドームで。と、先週は3日間ライヴに行きました。音楽性が全く違う3組ですが、それぞれとてもよかったです。特にネクライトーキーの熱気は本当にすごかった。メンバーはもちろん、お客さんの盛り上がり方も最高すぎました。パフォーマンスも大事ですが、ライヴ会場の雰囲気も同じくらい大事だと思っているので、お客さんも一体となって “今日” を作っている感じがすごく素敵でした。今週はついにThe 1975だ〜!(梶野)

渋谷中心でのルーフトップパーティー
渋谷PARCO屋上のComMunEにて開催された、SLICKに遊びに行った。国籍や年齢、性別などにオープンで、純粋に人や音楽と交流する体験は非常に新鮮だった。どんな人も楽しめる工夫がいくつも張り巡らされており、個人的には落ち着いて話せるスペースが確保されていて、ノリを各々に委ねる雰囲気にすごく安心した。加えて、本パーティーにはフランスから我らがAmor Satyrが来日。ゲットー、トライバルサウンド、変態ドラムンなどを縦横無尽に召喚していくプレイに、120分踊りっぱなしだった。彼のトラックはハズレがないので、ほとんど買ってしまうなあ。最後までいることができなかったが、始発あたりの時間帯に朝の風を浴びながら一同が踊る光景をSNSでみると、改めていいパーティーだったと思えた。間違いなく、PARCOがカルチャーの発信地としてより活気づくイベントであった。(草鹿)

RIDEをLIQUIDROOMでみた
水曜日〈Nowhere anniversary show〉から。赤と黄は火曜日の〈Exclusive OX4 Show〉だったようです。しまった…。無駄に音がデカくない、音がいい、ボーカルがくっきり聴こえる、コーラス綺麗、ビートがある、ていうか紛れもない歌モノ。最初からそうだったのだけど、その後の「ジャンル化」のせいで認知が歪んでしまったのではないだろうか、としみじみ思いました。ライヴはバンドの低音問題が見事に解決されていました。アーティストもエンジニアも解決策を確立してるんですよね。気持ちよかったです。木曜日〈Going Blank Again anniversary show〉。やっぱり俺は『Going Blank Again』が好きだわ。あの、矛盾や葛藤を内包しつつもぎりぎりのところで解決し袋小路の手前に留まる、その結果のアウトプットが堪らなく美しい。両日とも終演後SEは “Forbidden Colours” (David Sylvian and Ryuichi Sakamoto)。かかった瞬間の小さな歓声たちの集合体と曲が終わったときの拍手。良い聴き手が集まる良い空間の証でした。今週はThe 1975 ! (高田)

プチ・絶叫マシン
日曜日、何年ぶりかの浅草・花やしきへ遊びに行った。天気も良かったためなかなか賑わう園内。以前来た時は確か10歳、より小さかった気がする。当時は怖くて乗れなかったローラーコースターが今見るととても可愛らしく見えて、「日本現存最古のコースターらしいし、まあ記念に乗るか」と軽い気持ちで乗車。いざ乗ると車体がかなり小さく、安全バーも簡単なもの(もちろん安全性は保証されているとは思うが)。速度は40km程度、走行時間はおそらく2分間ほど?だったが、ミニマムなコースター特有の激しい揺れや建物の隙間に絶妙に配置されたコースのおかげで、なかなかにスリリングな体験となった。基本的に絶叫マシンの類は苦手だが、ちょうどいい怖さと爽快感を味わうことができた。(藤田)

『たぶんこれ銀河鉄道の夜』
ヨーロッパ企画の上田誠さんが脚本・演出を担当した舞台『たぶんこれ銀河鉄道の夜』を配信で観劇。宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」をベースに、デスゲームを展開するという奇妙なストーリーにがっつり引き込まれました。主演の久保田紗友さんをはじめ、乃木坂46の田村さん、鈴木仁さん、戸塚純貴さん(いまやってるドラマのオードリー春日役もすごい)が最高だったんですが、完全にかもめんたるのう大さんが持って行ってましたね。ヨーロッパ企画のみなさんの安心感も伊藤忠之さんの音楽も最高でした。次は、現地で見たい!(西田)

多分24年前は鼻水垂らして走り回っていた
先週金曜日にリリースされたEverything But The Girlの24年ぶり(!)のアルバム『Fuse』が熟練も熟練のエレクトロニック・ソウルで最高。アルバムのサイズ感が35分でリピートしたくなる絶妙な長さなのも最高。EBTGもベン・ワットもトレイシー・ソーンもそこまで熱心に通ってきたリスナーじゃないのでああだこうだは言うのは憚られますが、めちゃくちゃ良いアルバムです。OTOTOYでもハイレゾで配信中。(高木)

先週の特集記事

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.217 サン・仮面ライダー

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