2023/11/27 18:30

先週のオトトイ(2023年11月27日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー新進気鋭R&Bバンドから、ニューシングルのお届け (草鹿)

ーgroup_inouが新曲をゲリラリリース!! (藤田)

ー突然のEPリリース。ステレオガールらしさを高揚と抑制とともに (高田)

ーtacica新譜のデジタル配信がスタート! (梶野)

その他の収録曲は、ACE COOL “自尊心”ギリシャラブ “アブサン”petalhead “Apartment Above”柴田聡子 “白い椅子”超☆社会的サンダル “可愛いユナちゃん”ネクライトーキー “bloom”アカシック “サブカルの域をでない”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

exPoP!!!!!でHOMEをみた
沖縄のHOME、ようやく観れました! 間違いなく最高です。リリースされている楽曲 (OTOTOYで配信できていないのが悲しい) はメロウでポップでアジアの風が吹き一方でムード歌謡の匂いすら漂いそれでいて確かなるUKロックとの親和性、という魅惑の存在ですが、実はそれはバンドの魅力の⅓程度に過ぎませんでした。ライヴは加えてギュイギュイでバキバキで凄かったです。そして、この日も充分に良かったのですが、これはひょっとしてポテンシャルの2〜3割くらいしかみられてないのでは? と思わせる底の知れなさを感じさせられました。メンバー3人がいい感じでそれぞれ違うベクトルを持ってるのがとても良いです。楽曲や演奏だけでなく、スマホを3台並べたVE、ああいうのも個人的に大好き。どうみても東京よりアジアでのライヴのほうが本数が多い、HOME。機会をみつけたら逃さず観ることをお薦めします。そして〈BiKN〉の記憶も未だ新しい今、東京という位置について改めてよく考えたいとも。(高田)

TOKYO ART BOOK FAIR
木曜からの4日間、東京都現代美術館で開催された〈TOKYO ART BOOK FAIR 2023〉に行った (行ったのは金曜日)。国内外のアーティストや出版社が、自身の制作した本、ZINE、イラスト、さらにTシャツやバッグなどの小物まで販売する催しで、平日から大盛況。出展者がひしめき合っていた館内は一度じゃ見切れないほどの情報量で、時間の許す限り何度も回遊した。結局、友達がデザインしたサッカーボール柄のバンダナと現地で知ったイラストレーターの方の絵を買ったが、もっと時間とお金に余裕があればと思いつつも蓮沼執太の弾き語りを聴けたりと大満足の1日。作品やアーティストについて、当の本人と直接対話できるのも滅多にない機会だし、そうした対話から実際に作品を購入できる仕組みも非常に理想的だなと。こんなに表現の多様性を享受した日もなかなかない。次回も必ず行く所存。(草鹿)

からあげ弁当
先々週のことになりますが、気になっていたバンド、からあげ弁当のライヴをようやく観れたのでそのことを。青空をバックに唐揚げ弁当を食べている3人組のアー写に惹かれ音源をなんとなく聴いてみたら、まぁ素晴らしくてですね。インディーズ・バンドのかっこよさを知った日のことを思い出すような衝撃がありました。滋賀県のバンドなので東京でのライヴは現状多くなく、11月16日の新代田FEVER公演を観れて本当に良かったです。2021年末に結成されたバンドということもあり、荒削りな部分もありましたが、それすら魅力に感じてしまうメロの良さ。それとストレートな立ち振る舞い。フロアも熱くなっていて、「今後が楽しみなバンド」とはこういうことなのだと思いました。ギター・ロックってやっぱりかっこいいよ、という当たり前になりかけてた気持ちがおかげさまでグワっと再熱しています。来週には初のアルバムをリリースされるので、ぜひ聴いてほしいです。(梶野)

濃い週末!
体調も比較的良好な週末、祝日を含め様々なイベントがあり楽しく過ごせました。勤労感謝の日は高校時代、ライヴハウス通いだった頃からの友人たちと食事に。あの頃大好きだったバンドの話がたくさんできてとても楽しかったです。金曜日は実家に新しい冷蔵庫が到着。いかんせん物の多い家なので、父不在の中、母と協力して片付けを行いました。中身が空っぽの冷蔵庫なんて生まれて初めて見ました・・・大事に使うぞ。そして土曜日は〈渋谷道玄坂教会〉にて〈川崎市亜面工業高等専門学校~課外学習教会編~〉に行ってきました。通称・アーメン高専と呼ばれるこちらのイベント。「アーメン・ブレイクが1小節でも入っていればどんな曲をかけてもOK」という面白いレギュレーションのもと、以前からオンラインで開催されていたのですが、今回ついに初の現地開催! 「アーメン」にかけてなのか、スタッフさんがシスターの服を着ている教会モチーフのクラブを会場にする徹底っぷりからもう最高でした。個人的ベストアクトはbmi36。まさか魔装少女の『kienai noroi』が聴けるとは・・・! ぜひ今後も現地開催を続けてほしい、とっても楽しいイベントでした! (藤田)

「音楽劇 秘密を持った少年たち」
先週、オーディション番組『0年0組』から生まれたグループ、龍宮城の「音楽劇 秘密を持った少年たち」を観劇してきた。とにかく、ただただ、とんでもないモノ観たなという衝撃がすごかった。歌、ダンス、殺陣、演技、どれをとっても今年デビューしたグループとは思えないほど仕上がっていて、度肝を抜かれた。ストーリーに沿って、既存のJ-POPをパフォーマンスをしていくんだけど、彼らのパフォーマンスによって、自分のなかで新しい解釈が見つかったようでそれも楽しかった。女王蜂のボーカルであるアヴちゃんが手がけた曲もかなり好き。本当にすごいグループだと思う、龍宮城。(西田)

先週の特集記事

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.248 輝くための歌

ディス・イズ・カヴァー・ソング vol.4──仲宗根泉「灯 -10 Cover Songs-」

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