2021/01/12 20:00

先週のオトトイ(2021年1月12日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

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編集後記

カラオケ
ここ最近、前は月2で行っていたカラオケに自粛自粛で行けていないストレスが爆発し、家でひたすら大きい声で歌を歌っている。十八番はもっぱら映画「The Sound of Music」の曲なのだが、英語の歌詞は言えないのでそれっぽく誤魔化している。たまに母親もコーラスで参加すると本当にうるさくなってしまい近所の方に申し訳ないが、こればかりはやめられない。だだっ広い草原にいる気分になれて今の時期にピッタリなのでオススメです。(片野)

「家ついて行ってイイですか」
先週放送された「家ついて行ってイイですか」を見て以降、なんだか心に喰らってしまっていた。その日放送された番組のメインは、一昨年口腔底がんで亡くなったパンクバンド・オナニーマシーンのベース・ヴォーカルであるイノマーさんのドキュメンタリー。彼の最期のライヴと亡くなるまでに密着したリアルな映像だ。ボロボロの体になってもなお、ライヴを決行しようとする精神力と、ここまでがん患者の様子に迫った番組があっただろうかと驚嘆した。その壮絶で過酷な闘病生活の姿に心をぐわんぐわんに揺さぶられた。まあ、めちゃくちゃ下ネタ言ってたけど(笑)。とにかく凄まじい映像をファミリー向けでポップな味付けの演出に仕上げてお届けしているのも素晴らしかった。しかも香取慎吾みたいなスーパースターがゲストの4時間スペシャルの回に。そして、後日放送されたTBSラジオ「空気階段の踊り場」も良かった。イノマーさんとの共演経験もある芸人・鈴木もぐらが今回の番組について「やっぱりパンクっていうのは不謹慎とか、そういうのにも勝る。バカですね。」「イノマーさんのバカにみんな、救われていた。バカをやってる時だけはすごい楽しかった。」と語っていて、それもなんかグッときた。「家ついて行ってイイですか」では、キラキラした部分がフィーチャーされていたけど、もともとめちゃくちゃなバンドだったと思うし、そういうバカなもので救われる人もいるんだと思う。どっちの番組も見逃し配信がギリギリ間に合うと思うので、時間あれば見てみて欲しい。(西田)

思い出はロフトの上
先週末に非常事態宣言が発令、自分が育った地元、新潟県上越が過去最大の積雪で大変なことになっているなどなど、嫌なニュースばかりが飛び込んできて暗い気持ちになってるんですが、個人的にはいよいよ月末にいまの家を出なければいけないのでこの3連休はひたすら荷物の整理を。いま住んでる家には割と広めのロフトがついていて、CDやレコード、本や漫画をほぼ全部そこに置いていたんですがそれをひたすら下ろしつつ荷分けしてたんですが、やっぱりそういう作業してるとこんなの持ってたっけみたいな珍しいものが色々出てきたりするわけで…。ああだこうだやってたらあっというまに3連休終わっちゃいました。まあ多少は進みましたがまだまだ荷物たくさんで若干うんざりしてるんですが、タイムリミットもどんどん迫っているのでやらねばという気持ちです。とりあえず無事に引っ越し完了まで体にだけ気を付けないとですね。(高木)

楽しみでしかたない
Googleのフォト・アプリの機能に「思い出」というのがあって過去の写真が表示されるのですが、ながめていたら3年前も4年前も「今週」、For Tracy Hydeのライヴを観ていたようです。これどっちもO-nestだな。ああライヴ観たい…… フォトハイといえば2月にでるアルバムが楽しみでしかたないです。出るたびにこちらの期待のはるか上をいくFor Tracy Hydeのアルバム。待ち遠しい。楽しみでしかたないといえば、1月はArlo ParksとNOT WONKのアルバム。NOT WONKの前作は私の2019年の真ん中にどっかりと座るような作品のひとつでした。さて今作は…… 2月でもうひとつ待ち遠しいのはTHEティバの2連続EPリリース第二弾。12月に出た第一弾EPは豊かなサウンドの裏にあるフォーキーなしっとりさ加減が抜群でした。第二弾はゴリゴリだそうです。そんなTHEティバのインタヴュー記事が先ほど出ました! 約1年前からずっとやりたいと思い描いていてようやく実現した、THEティバ、初のロングインタヴュー。ぜひ読んでいただければ。さて今年はなにを思い描き、来年どんなかたちになるんだろう。楽しみでしかたない。(高田)

アシッドハウスでおでんを煮込む
先週末の3連休、都合10日夜から昼にかけて延々とアシッド・ハウスばかり聴きながらおでんをにこみ、本を読んでいました。全然意味がわかりませんがそれなりに充実した休日だったんではないかと思いますがどうでしょうか。おでんって他の煮込み料理と違って、具そのものにわりと味が付いているので結構味付け難しいですよね。出汁そのものに味をつけすぎると具から出てきた塩味とまじって味が濃くなりすぎたり、だからといって薄くてもやっぱりねという塩梅を探し続ける、そんな日でした。と、そんなことをやりながらアメリカの件の映像を見つつ、ぼうっと陰謀論のたちの悪さと民主主義に関して考えてみたり。特にうまい落ちはありません。(河村)

先週の特集記事

パピプペポは難しいは、決して型にはめられない──ミニ・アルバム『もしも君がいない世界に生まれてたら』

芯の通った軽やかなインディ・ロックで世界に飛び出す──THEティバ、2nd EP『The Planet Tiva Part.1』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.98 引き篭もるとき、元気の出るヒップホップ

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