2023/09/19 17:30

先週のオトトイ(2023年9月19日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ードレスコーズの最新作『式日散花』が90年代の作品に影響を受けたことから実現した、志磨遼平 × 松田龍平 対談 もぜひ。(梶野)

ー約2年ぶりのミニ・アルバムから先行配信 (藤田)

ーたしかに月って本当に不思議。(石川)

ーI.W.S.Pの I は彼女たちの地元池袋の I (高田)

ー落し物シリーズ第3弾。自分も何個失くしたことか。(草鹿)

ーアイナ・ジ・エンドが歌う「キリエのうた」(西田)

その他の収録曲は、神はサイコロを振らない “Division”Sundayカミデ “そのまま僕らは旅に出る”Tomggg, ena mori, Water “いちごミルク - Water Remix”スカート “期待と予感”ポニーのヒサミツ “鬼を起こすな!”Guiba “らぶちぇん”浪漫革命 “ゆ”Becky G “QUERIDO ABUELO”aldo van eyck “BLS”Oyubi “i!i!bbbbBaadboi!i!”AFJB,MUD “Toxic (feat. MUD)”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

久しぶりの新宿Marble
金曜日、ものすっごく久しぶりに新宿Marbleへ。RiFOLiUMとNiiiyaはバンドセット、鶴田拓海(Mr.マングース)さんは弾き語りでの出演でした。Niiiyaはアー写のイメージから、パンキッシュな感じなのかな〜と勝手な想像をしてしまっていましたが、意外にも和やかでキャッチーな雰囲気のステージでした。初々しさがややありつつも、抜群の歌唱力でステージをまとめている感じがすごくよかったです。あとエレキギターを指で弾いているの、私には新鮮で面白かった! そして色々なアーティストさんに取材をさせてもらっていた学生時代に、お世話になった方と会場で再会し、「なんだかんだ続けられていますね」「お互い頑張っていきましょうね」とお話をしました。いいライヴを観て、数年ぶりに思い出の方と再会し、なんだかいい日でした。(梶野)

名作たる所以
先週末と今週末は、久しぶりに映画をたくさん観ました。先週は『ハリー・ポッターと賢者の石』と『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を。実は人生で一度もハリー・ポッターシリーズに触れてこなかったので(幼少期に小説版を一冊だけ読んで断念)、ずっと新鮮な気持ちで観ることができました。長年人気なだけあって、ちゃんと面白かったです。今週は金曜日に『レミーのおいしいレストラン』、土曜日に『リメンバー・ミー』、日曜日に『カーズ』と、未視聴だったピクサー作品をまとめて観ました。これまた名作揃いで、なんで今まで観てなかったんだと後悔。どれもすごく泣ける作品で、いまだに目が腫れ気味です。(藤田)

レモン味のクーリッシュ買った
先週のある日、数ヶ月ぶりに会った友人と楽しい夜を過ごした。閉店時間をむかえた居酒屋をあとにして、まだ帰りたくないねということでお供(私はアイス、友人は酒)を求めて近くのスーパーへ。レジでお会計をしていると、店内BGMでギル・スコット・ヘロンの “Lady Day And John Coltrane” が流れた。この曲が入っている『Peace Of A Man』は思い入れも強く大好きなアルバムで、たちまちテンションがワーッと急上昇したのだが、お酒も回っているし店員さんとお会計のやりとりしてる最中だし友人も横にいるしで意識がしっちゃかめっちゃかで、変に浮き足立った気持ちになった。不意打ちで好きな曲がかかると、自分でも「落ち着け」とつっこみを入れたくなるくらい変な高揚の仕方をしてしまうんだよなあ……。(石川)

思い出すのはそうマイアミ
深夜、急に映画が観たくなり、ケリー・ライカートの「リバー・オブ・グラス」を鑑賞した。この作品は何度も観ているのに一向に飽きない。ふとこの世界に浸りたいときが訪れるのだ。特に何か起こるわけではないけれど、ロードムービーほど長ったらしくないのがいいところ。90年代のアメリカ・マイアミが舞台であるが、マイアミの空はどこまでも青く、その青さと、完成したてのハイウェイの無機質な白色が鮮やかなコントラストをなしていて、お気に入りのシーンである。このコラムを書いていてふと気づいたのだが、自分は高速道路が好きなのかもしれない。以前にもサービスエリアのことや、高速道路がテーマの短編について書いていたなと。マイアミにはいつか行ってみたいものです。(草鹿)

「音楽情報処理」
勉強もしないとね、ということで「音楽情報処理」を買いました。紙の本。(情報)工学の本です。書籍の紹介ページから章立てを引用します。
 第1章 音楽情報処理の基礎
 第2章 自動作曲
 第3章 作曲支援・即興演奏支援
 第4章 楽器演奏支援
 第5章 自動採譜
 第6章 音楽鑑賞インタフェース
という構成。大雑把に言うと大部分が制作者・演奏者の支援で、最後の第6章がリスナーの支援です。この10数年リスナー・サイドに影響を及ぼした大きな変化は、音楽がデジタルデータとしても取り扱われ解析の対象となったこと、多人数が同じプラットフォームで音楽を聴くようになり “音楽の聴きかた” が同じく解析の対象となったこと、そしてそれらから得られる知見がリスナーにサービスとしてフィードバックされるようになったことでしょう。そうした変化はゴリゴリとリスナーの音楽の聴きかたを変えていきました (当然のようにそれは制作者や演奏者にも影響を及しました)。まだまだ変化は進行中ですが、そこだけを対象にした分厚い本が書かれる日もいずれくるでしょう。変化の一部に携われるように個人的にもがんばろっと。(高田)

映画『グランツーリスモ』
現在公開中の映画『グランツーリスモ』がとにかくおもしろかった。レーズゲーム「グランツーリスモ」をバリバリやりこんだ主人公が実際のコースでプロのレーサーになるという、実話ベースの作品。ストーリーも超わかりやすいし、超王道のエンタメムービーでした。カーレースにも詳しくないし、ゲームも全然やったことないんだけど、配信モノも含めて今年ベスト級かもしれない。正直ナメてたんだけど3回は泣いた。年取ったオーランド・ブルームも最高。マジでおすすめ。(西田)

先週の特集記事

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.238 2トーンの熱狂をスクリーン越しで

REVIEWS : 064 ロックetc. (2023年9月)──石川幸穂

志磨遼平 × 松田龍平 対談──僕らの青春を着色した、90年代のカルチャーを振り返る

ディス・イズ・カヴァー・ソング vol.2──FLOW『FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~』

【ExWHYZ】mayu「未知のことにマスターとチャレンジしていけるのが楽しみ」

四半世紀をアーティストとして過ごす、Sundayカミデ──「生きる」をテーマにしたシングルから哲学を探る

噂の女神、マライア──〈アーカイ奉行〉第22巻

OTOTOY NEW RECOMMENDから

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