2021/04/26 20:25

先週のオトトイ(2021年4月26日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー世界をPIGGS色に染め上げる、クールなニュー・シングル (西田)

ーゆるやかなリズムとメロディの中に少しの不安とその先の光明が垣間見える。アルバムが楽しみ! (高田)

ーまさにこれからの季節にぴったりな、安心の堀込印ポップス (高木)

その他追加曲は、A_o “BLUE SOULS”Awesome City Club “またたき”SPENSR “Virgin Hair feat. さとうもか”Looisbos “Call your name”(sic)boy “social phobia”ポール・マッカートニー “Pretty Boys (feat. Khruangbin)”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

阿部寛2021
4月から始まったドラマがとにかくおもしろい。役者、脚本、設定、音楽まで隙もないほど全てのパラメーターが振り切っている「大豆田とわ子と三人の元夫」。こころにガツンと来る「生きるとか死ぬとか父親とか」。テレ東だとその次の枠の「ソロ活女子のススメ」も良い。NHKの「きれいのくに」、「今ここにある危機とぼくの好感度について」も凄まじいクオリティだ。他にも粒揃いな4月クールなのだが、昨日放送されたTBSの令和版「ドラゴン桜」にド肝を抜かれた。15年振りの続編。勢いのある若い役者を揃えた布陣に、予告の時点で気合いが入っていたのだが実際始まったドラマ第1話がとにかくすごかった。まず、1話の時点では前作の青春ラブコメの要素をバッサリ排除し、日曜劇場得意の半沢直樹的カメラワークと演出でとにかく硬派な印象だ。しかし、硬派な部分を残しながら、後半では仮面ライダーばりのバイクアクションを見せていた。鉄パイプを地面にぶつけ、火花を散らしながらヤンキー生徒を追いかけ回す阿部寛。エンジンブンブンふかしながら校舎の中を原チャで走り回る阿部寛。ルックスが前作の時と全然変わってなくないか阿部寛。「いったい何を見せられているのだろう」という気持ちはあるのだが、とにかく興奮が収まらない。現代の入試に対する受験テクニックは今回も出てくるんだろうか。山ピーは?ガッキーは?。僕の中で期待が大きく膨らんでいる「ドラゴン桜」。皆さんもぜひ、みてください。(西田)

Secret Sky.
日本時間では日曜日の明け方からお昼まで開催されたPorter Robinson主催のバーチャル・オンライン・フェス、Secret Sky. 参加しましたか? すごかったですよ。Secret Sky.は昨年の5月に次いで二度目の開催。昨年は“線”だった参加者たちが、今年はアバターを得ました。草原を駆け抜ける爽快感。そこにある音楽。これが2020年と2021年、この1年間の意味なんだな、と思いました。参加者間でボイス・チャットもできたのですが、あとは自分の視界にいる、横にいる、ふと振り返ったら後ろにいる他の参加者たちのノリや気持ちが共有できれば、どんなに素晴らしかったろうと。それこそはこれからの課題なのでしょう。かつてのライヴやフェスを取り戻すことももちろん必要ですが、それを求めてばかりいることのやりきれなさの上に建てるべきものがSecret Sky.にありました。「どちらか」ではなく「どちらも」手に入れましょう。欲張り上等で。(高田)

ライヴの予定があるだけで
緊急事態宣言が発令され、多くのイベントがオンラインへの切り替えや中止を発表しているが、対象外の地域ではガイドラインに乗っ取った上でフェスやライヴを敢行するケースもあるようだ。そのおかげで、GWを含めた先々のライヴの予定がポツリポツリと出来始めていて、予定表を見ると心が踊るようになった。もちろん感染予防をした上でだけど、ライヴの予定があるだけで、こんなに日々の気持ちが違うのかと思う。映像美だったり多角的な角度で楽しめるなどオンラインライヴの良さもあるけれど、やっぱり生音に勝るものなし。どんな状況であってもライヴハウスに行きたいというのが本音である。ニュージーランドでは5万人規模の音楽フェスが開催されたというツイートがバズっていた。マスクをしないで楽しそうにしているお客さんの写真を見て、日本にも何の心配もなくライヴに行ける日が来ることを信じるほかないと思った。(梶野)

先週のカバー・ソング

カバー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカバー・ソングの中から、これは!という楽曲を紹介するコーナー。 今回はCrystal Kayのカバー・アルバム『I SING』を紹介。R&Bをベースにポップな楽曲を発信し続けてきた彼女ですが、今回は誰もが知るJ-POPをテーマにしたカバー・アルバムをリリース。持ち前の歌唱力を前面に打ち出した楽曲が揃っていますが、注目は、ポルノグラフィティの名曲“サウダージ”のカバー。カバー元のアーティストの楽曲“アゲハ蝶”のようなラテンアレンジの楽曲に生まれ変わった、なかなかの名カバーです。ぜひ、チェックを。では、また次回!

先週の特集記事

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結成2周年へ驀進中──新体制のmeme tokyo.が目指す景色とは

今週のFRIENDSHIP.(2021年4月21日)

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BRADIOがロング・インタヴューで語った『Joyful Style』に込めた想い

3つの視点のクロス・レヴューで迫る、BRADIOの魅力の正体

BRADIO年表──その歴史と軌跡をメンバーとともに振り返る

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