2023/05/29 19:15

先週のオトトイ(2023年5月29日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー新作EP『cathode』から、大切な誰かを想いたくなるこの曲を (高田)

ーReol、水曜日のカンパネラ・ケンモチヒデフミとタッグを組んだ新曲 (西田)

ー待ちに待った! JJJのサード・アルバムよりゲストにOMSB、トラックにSTUTSが参加した1曲 (高木)

ーピアノとヴォーカルが織りなすアンサンブルが美しい (梶野)

ー長瀬有花の6ヶ月連続デジタルリリース第5弾、作詞作曲はウ山あまねが担当! (藤田)

その他の収録曲は、リーガルリリー “ライナー”グソクムズ “ハルケシ”後藤まりこ “愛と獣”サリー久保田グループ, 井出ちよの “香港庭園 (feat. 井出ちよの)”cero “Tableaux タブローズ”Atomic Skipper “1998”マハラージャン “蝉ダンスフロア”オレンジスパイニクラブ “洒落”Chilli Beans. “you n me”早見沙織 “残滓”可ラッカ “おやすみ”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there
土曜日にさいたまスーパーアリーナで開催された「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」埼玉初日へ。2曲目 “グングニル” (!)のあと、藤くん(敬称)がアカペラで「イマという ほうき星 君と二人追いかけていた」って歌い出して、お客様さんが「Oh Yea Ah」のコール&レスポンス。そこから100万回聴いた「デレレレレー」ってイントロに入って “天体観測” がスタート。まだ3曲しかやっていないのにここでボロ泣き。中2の頃に毎日聴いてたアルバム「ユグドラシル」に収録されている “fire sign”、“スノースマイル” での大合唱にもグッときてしまって、ライヴ中5回は泣きました。本当に良いバンドだな、BUMP OF CHICKENって。(西田)

意地でも「サ活」とは言わない
先々週薬についての話を書いたのですが、その後またまた体調を崩し発熱するなどをしたので、これは身体の内からなんとかしないとなと思い、土曜日はサウナへ行きました。ちょっと足を伸ばして、訪れたのは〈スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯〉。広くて綺麗でとっても良いスパでした。施設内のレストランのご飯がちゃんと美味しいのも良かった。それにしても、サウナに行った日ってなんであんなによく眠れるんだろう…仕事帰りにサクッと寄れるところがあったらいいなあとずっと思っています。(藤田)

2日連続代官山UNiTへ
土曜日はクレナズム、日曜はYAJICO GIRLと好きなバンドが連続で代官山UNiTワンマンをやるということで、どちらも行ってきました。存在は知っていたけど、意外にも行ったことがない箱。まさか2日連続で訪れることになるとは。ステージが大きくて、音も良く、バーカンもオシャレという、素敵なライヴハウスでした。階段を降りていると途中のフロアにちょっとしたスペースがあって、そこで物販や展示ができるのもいいですね。クレナズムを観たのは、サーキットフェスのなかの短いステージだったので、今回はたっぷりと観れました。シューゲイザー特有の歪んだギターが会場いっぱいに響き、彼女たち特有の淡くて脆い雰囲気がビシビシ、ビリビリと伝わってきました。 昨年リリースした宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」のカバーもセットリストに入っていて、オリジナル以外も生で魅せれる表現力の高さはひとつの武器だなと思います。翌日のYAJICO GIRLも負けず劣らず、本当に最高のライブでした。何度も観ているYAJICOですが、とにかく本当に気持ちがいい。これにつきます。間髪入れずに続けて何曲も演奏してくれたのですが、その曲と曲の繋ぎ方がまたオシャレで。本当にかっこいいバンドだと思います。懐かしい曲もありつつ、ライヴで初めて聴く曲も入っているセトリでまたひとつ新鮮な気持ちで楽しませてもらいました。(梶野)

怪しげなチューン、求ム
自宅でディグに熱が入った先週。ダウンテンポを中心に探していると、xcorの『evolution』というドンピシャなアルバムを掘り当てた。呪術的で、儀式の中に迷い込んだような怪しいムードが全体を支配していて、もはや実在する儀式のフィールドレコーディングを聴いているとさえ思える。それでいて、踊れるトラックもあるのがまた素晴らしい。7番手 “translation” は、特に没入感があり最高。このアルバムをだしているカナダのレーベル、〈Sonic-Soul〉の諸作(といってもEnkidadaというアーティストの2作のみ)もムードが似ていて好みだった。トライバルの要素をもちつつ、ダビーで歪みのかかった怪しげなトラックを探している。情報お待ちしています。(草鹿)

本当に草
約2年前まで、弟と一緒に暮らしていた。弟は一緒に住んでいた家からほど近いところにある美容室が行きつけだった。自分は使っていなかったのだが、帰りに必ず通るお店だったのでお店のことはよく覚えている。弟との同居を解消し、お互い前の家からは遠いところに暮らし始めたが、弟は新規で髪を切ってもらう店を探すのが面倒だったらしく、引っ越し後もそこのお店で髪を切ってもらっていたらしい。そしてここ最近、弟が髪を切ってもらおうと予約の電話をしたのだがどうにも繋がらない。調べたところ髪を切ってくれていた店主とそこに出入りしていた2名が、営業中の店のなかで大麻の売買をしていたらしく、それでしょっぴかれてしまったらしい。ニュースにもなっていて、出入りしていた男が坊主頭なのになぜか営業中の美容室に入っていくだの、そもそも店主のカットが下手くそなどと書かれていて笑ってしまった。ちなみに弟いわく、安いので特段カットが下手というのは思わなかったが、なんともうさんくさい人ではあったんだよなぁとのこと。

上の話とは全然関係ないですが、ちまちまと続けております連載〈アーカイ奉行〉のステッカーが出来ました(嬉)。持ち歩くようにしますので、もしどこかで会った際には貰ってください。(高木)

〈New Buddy!〉にいった
〈THISTIME RECORDS〉の20周年記念イベント。土曜日の下北沢は〈下北線路祭〉もやっていて街中はすごい人の量。そんな人波をかいくぐりながら北口・南口を何度も往復。楽しかったです。初見のHwyl、なるほどこれはカッコいい。好きです。SACOYANSもNaNoMoRaLも間違いない良さ。そしてこの日の個人的No.1は、Wang Dang Doodle。まじ最高でした。名前をみかけたらぜひライヴみにいってみてください。強くおすすめします。良かったバンドに共通するのですが、周囲や先を見たときに “同じような” ひとがいないところを進んでいく勇気には尊敬しかないですし、こちらも奮い立たせられます。そんなアーティストにたくさん出会えた〈New Buddy!〉、よいサーキット・イベントでした。ありがとうございました! (高田)

先週の特集記事

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.222 2度美味しいリミックス

REVIEWS : 059 クラシック~現代音楽、そしてその周辺 (2023年5月)──八木皓平

独語で「鋭利な、尖った」──〈アーカイ奉行〉第14巻

OTOTOY NEW RECOMMENDから

e o

cero

¥ 2,970

TOP