先週のオトトイ(2024年11月05日)
OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ー“歌が刺さる、響く” “言葉にど突かれる” (西田)
ー「遠慮の塊」をテーマにしたシングル第4弾 (草鹿)
ーKaoru InoueのEPより、ドラムの生音と脳内を旋回する上音の妙 (津田)
ーゆったりと音楽を聴く夜にぴったり。もうすっかり秋だなあ、という1曲。あっという間に年末なんだろうな…… (高田)
ーまぼろしで終わらせないと歌うサビの歌詞が沁みます (石川)
ーボーカロイドと、インド音階のソロと、バリバリのシンベと (菅家)
その他の追加曲は、 三四少女 “Stop!Drop!Roll!!”、 Pa Salieu “Dece (Heavy)”、 小瀬村晶 “Daylight”、 chef's “プルミエール”、 Gateballers “Universe”、 mouse on the keys “Fail Better”、 LCD Soundsystem “x-ray eyes”、 リュベンス “ほがらかな呪い”。
編集後記
BIG LOVE TOUR Vol.2 2024 -Voyager-
3日(日)はTHE SPELLBOUNDのツアー・ファイナル@六本木EXシアターへ。すさまじい爆音と高速の展開で、宇宙旅行へ行ったかのような高揚感で包まれたライヴでした。ビュンビュン景色がすぎていくのに受け取るイメージは不思議とあたたかく、それはツアー・タイトルの「BIG LOVE」に繋がるなと。どこに向けて投げかけているのかわからないようなライヴも往々にしてあるなか、THE SPELLBOUNDは行き先が明確で、この日は会場全体の一体感を大いに感じました。アンコールでやっていたUnderworldの「Cowgirl」のカヴァーもかっこよかった! (石川)
〈BiKN Shibuya 2024〉にいった
昨年行ってあまりのイベントとしての良さに深く深く感じ入り、その後、首謀者である藤澤さんのインタヴューをするに至った〈BiKN Shibuya〉。このインタヴューをやるときも即効性ではなく未来に読まれることを、次や次の次のBiKNのときに読まれて欲しいと思っていたのですが、まさか1年後にやるとは! 恐るべし。このインタヴューが年間チャート88位に入る末広がりの朝、会場に向かいました。今年は計38組が出演、うち海外・アジアのアーティストが20組です。
花墙 FancyWall (中国)、COMMON PEOPLE LIKE YOU (タイ)、ikkubaru (インドネシア)、動物園釘子戶 Zoo Gazer (中国)、Mei Semones (アメリカ)、甜約翰 Sweet John (台灣)、缺省 Default (中国)、I Mean Us (台灣)、…… どれもこれもそれぞれの良さがありました。
そんななかでのベスト3。🥉 Arches (香港)、嬉しい出会い。メランコリックさとべヴィーさとを円満に解決する様はインディーロックの鑑であるともいえる。大収穫。🥈 Sobs (シンガポール)、期待通り。とにかく曲が良い、頭一つ抜けて良いです。こういうライヴをシンガポール、シンガポール、インドネシア、日本の混成チームでさらっと (でもないか) やるのが凄い。ドラム・サポートは17歳とベルリンの壁、エイプリルブルーの宮澤さんでした、かっこよかったです。そしてこの日のマイ・ベスト、🥇 Yellow Fang (タイ)、ライヴがむちゃくちゃ良い。ライヴ始まりが女性3声のアカペラとか反則。4ピースで1人がパーカッション&コーラスという編成。ライヴ中にたびたび垣間見えるサイケデリックっぽさがすごく効いてました。文句なしで優勝。
それにしても、〈SYNCHRONICITY〉等々もそうですが、なぜ私はこのO-界隈でやるイベントでは常にO-nestへの階段に苦しめられることになるのだろうか。O-EASTにずっといるような趣向になりたいものです (嘘)。今回、階段が理由でO-Crestを外したのは内緒です。
会場で若干3名くらいに「今年も藤澤さんインタヴュー、待ってます」と言われましたが、どうしましょう…… (高田)
500回
先週といえば幡ヶ谷フォレストリミットで毎週開催の〈K/A/T/O MASSACRE〉が500回目を迎え、各地ローカルを巻き込んだお祭りが執り行われていました。札幌、オンライン、果てはロンドンと様々な場所で同時開催されていたマサカー、東京では24時間ぶっ続けパーティーが日夜盛り上がりを見せていました。何度か遊びに行って最後も見にいったのですが、10時間以上飲み続けている人たちが感極まりながら叫びまくってる様子が温かく、ここまでパーティーが流づいてきたのはなぜか?がその光景から伝わってきました。パーティーは人がつくる。マサカーおめでとう。(津田)
追いついた
最新巻を手に入れたことで、どうせならと家にあったHUNTER×HUNTERを引っ張り出してはじめから読み直した先週。案の定、面白すぎて手が止まらず、連休のほとんどの時間を使ってしまいました。キメラアント編は涙なしには読めませんね。ようやく最新まで追いつきましたが、リアルタイムで追っている人が今か今かと続きを待つ気持ちもすごくわかる。身体に気をつけて、ただただ完結してほしいと願うばかりです。(草鹿)
「先週行ったライヴ」
•〈鈴木このみ Birthday Live 2024 ~Reweave~〉 11月2日。歌がすごい、とかそういうレベルじゃなくて、なんかもう歌が生きているという感じがした。リゼロの曲もたくさん聴けてうれしかった。ASCAさんのハッピーバースデイのサプライズも、すごく良かった。
•〈ClariS AUTUMN TOUR 2024 ~Via Fortuna~〉カルッツかわさき公演 11月3日。このツアーを以て卒業するカレンさんの関東ラストライブ。どの曲も輝いていて、最後にふたりで抱き合う姿に涙が溢れた。あとSNSを見ていたら、前日鈴木このみさんのライヴに登場したASCAさんもこの公演を見にきていたらしく、「僕も一緒のスケジュールっす!」ってちょっと嬉しくなった。(西田)
「映画」
先週の日曜日、何カ月ぶりかに一日まるまる予定がない日がありました。せっかくだから家でゆっくりと過ごそうと思い、以前から気になっていた映画『名探偵ポアロ ベネチアの亡霊』を観ることにしました。普段、映画は吹き替え版で観るのですが、今回は日本語字幕しかなかったため、そのまま字幕で観ました。 正直、最初は映画を「流し見」のつもりで選びました。しかし、字幕で観始めたことで、目が画面から離せず、結果的に映画に入り込んでしまいました。そこで気づいたのは、俳優たちの生の声で観る映画の良さです。彼らが持つ独特の声色や感情のニュアンスが伝わってきて、吹き替えでは味わえない臨場感がありました。 私は、字幕だからこそ、細かい表情や声色を感じられて、俳優が表現する空気感そのままを楽しむことができたことに気づきました。日常の中でこんな小さな発見をすることで、何気ない一日が充実した時間に変わり、過ごせた気がしてます。(横林)
陶器市
週末は茨城県笠間で行われていた陶器市〈陶とくらし〉に行った。一口に陶器と言っても形は様々で、食器やアクセサリーから大きなオブジェが売っていたりもする。割れて以降臨時で使っていた食器を良い陶器に置き換えるべく、片道2時間強かけて会場へ。小旅行としてはちょうど良かったです。年に2回程度、都内の雑貨屋で買うよりも圧倒的に豊富な品揃えで安く手に入るので、ぜひ行ってみてください。(菅家)
先週の特集記事
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