2024/02/26 18:00

先週のオトトイ(2024年02月26日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ーバンド史上、最初で最後のミニアルバムから一曲 (藤田)

ー“高円寺のマックデマルコ” ことSTAP Sigh Boysが放つ、グルーヴィーなファンク・チューン (西田)

ー7 × ZOT on the WAVEのリミックスはクイーン2人が参加 (草鹿)

ーオルタナさとJ-POPさのバランスがとても好き。上手いよなあ (高田)

その他の収録曲は、窓辺リカ “Ordinary days SNAFU”High Sunn “remove b4 it's too late”Shigge Chriskris “YOU (feat. Chriskris)”Mac DeMarco “僕は一寸”plums “生活”FUJI “bad eyes”和田彩花 “plastics girl”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

大収穫
昨日は渋谷Spotify O-EASTで開催された草野華余子さんの生誕的なイベント「草野華余子presents 産地直送プレミアム~人生四十周年大収穫祭~」へ。こちらは、草野華余子と親交のあるアーティストが総出演というプレミアムなライヴでした。出演されたアキストゼネコもARCANA PROJECTもuijinも岸田教団&THE明星ロケッツも鈴木このみさんもヒグチアイさんも最高。でもなにより、華余子さんのライブが本当にカッコよかったっす。
 僕は年明けから、草野華余子さんとアーティストさんとの対談シリーズ連載をやっていたのですが、対談相手は僕がこれまでこの仕事で関わってきた人ばかりでした。朝ドラの最終週とか、ブラックジャックの最終回「人生という名のSL」とか、これまでのボスが大集合してきたラスボス戦前、みたいな感覚を味わう、なんとも不思議な経験でした。記事もなかなか個性が出てておもしろいと思います!よろしくお願いします!(西田)

「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」をIMAXでみた
IMAX上映終了ぎりぎりに駆け込みで。過去にも何度か観たことありますが、こんなに良いライヴだったっけ? こんなに良い映像作品だったっけ?? という改めての印象です。映像のクオリティが素晴らしい。レストアと銘打っていますが、状態の悪いフイルムを修正したものではなくオリジナル・ネガを発掘したとのこと。音が素晴らしい。こちらもオリジナルのマルチ (3324?) を発掘してIMAXの空間音響用に再ミックスしたらしいです。楽器ごとの分離が良く、映像においてそれぞれ「立って」いる演者が、音においてもそれぞれの存在感を放っています。そもそもライヴが抜群に良い。どうやったらあのようなステージ構成・演出に辿り着くのでしょう。偉大だ。バンドが観客と向き合っているのがとても良いです。その上で映像作品として、映像そのものがバンドと向き合っていて、かつ、観客と向き合うバンドを収めている、それが両立しています。魔法じゃん。もういちど観ようかな。IMAX上映は終わってしまったのか。「スタンディング上映」というのもあるんですね。多少映像音声を犠牲にしてもいいからZeppでオールスタンディングでやってもいいんじゃないか、とか。3月から〈109シネマズプレミアム新宿〉で上映するそうなのでこの機会に (初めて) 行ってみるか。(高田)

五苓散パワー
寒暖差やら低気圧やらでやられっぱなしの先週。低気圧があると頭にくるタイプで、雨が降る前日は特に頭痛がひどい (なんで前日?)。つまり先週はほとんど何もできなかったわけだが、這いつくばりながらも予定をこなせたのは、親から勧めてもらった漢方・五苓散のおかげ。かれこれ2年くらいお世話になっているが、頭痛に効く上、不思議と身体は軽くなるので個人的に効果抜群の代物。西洋医学に頼りきりでうんざりしている人にもおすすめです。(草鹿)

ホラー強化週間
なんとなく思い立ってAmazon primeで映画『来る』と『カラー・アウト・オブ・スペース』を視聴したり、友人たちとリアル脱出ゲーム〈かくれ鬼の家からの脱出〉に参加した先週。意図せず “ホラー強化週間” になりました。『来る』は友人から「良い意味で怖くない」「終盤が熱い」という話をきいていたのですが、その通りの内容でした。前半はなかなかじっとりとした怖さがあるのですが、後半はとにかく派手で過剰で・・・思わず爆笑してしまいます。怪異そのものだけでなく、人間がもつ恐ろしさや気持ち悪さもたっぷり表現されていて、ちゃんと嫌な気持ちになれました。『カラー・アウト・オブ・スペース』は最近クトゥルフ神話やコズミック・ホラーに再熱しており、そういう系統の映画を探していて出会った一作。人類の知識では到底解明も抵抗もできない超常現象が全てを破壊していく様に、しっかりSAN値が削られました。そして〈かくれ鬼の家からの脱出〉、こちらなんと30分以内に脱出成功することができました! 嬉しい! 想像していたよりめちゃくちゃ怖くて私は何もできず、ずっと笑っていました (怖いと笑えてくるタイプ)。勇気ある友人諸君、ありがとう! やはり恐怖は画面越しに摂取する方が良さそうです。(藤田)

「とりあえず」の一員に
偏食が目立つようになってきたので、苦手な飲食物を減らしたいと昨年から意気込んでいます。直近のいちばん喜ばしい克服は、ようやく瓶ビールを人とシェアできるようになったことです。20代後半でようやく。ビールが焼き鳥と合うって本当だったんだわ。「とりあえず生の人」の一員になれたと思うと、恥ずかしながら本当に嬉しいです。メーカーによって飲める飲めないはまだあるのでまだまだこれからですが、ひとまず。ひとまずは。今年の忘年会とかでクラフトビールの違いを楽しめるようになってるといいな〜。(梶野)

先週の特集記事

その歌声には、人生が滲み出ている──草野華余子「産地直送」特別対談〜鈴木このみ編〜

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.261 長ければ長いほどいいですからね

走るMORIMORI──〈アーカイ奉行〉第31巻

音でもあり、言葉でもある歌詞を分析するツール──書評 : 木石岳 著『歌詞のサウンドテクスチャ― うたをめぐる音声詞学論考』

Jams Collection、日本武道館への挑戦!

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