先週のオトトイ(2021年12月20日)
OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。
ー妖艶な魅力を放つ、PORIN作詞の一曲 (西田)
ーBearwear待望の1stフルアルバムから、シンガポールのドリーム・ポップ・バンドSobsのCeline AutumnをゲストVo.に迎えた、美しく・暖かな日差しが目に浮かぶこの曲を。(高田)
ー2021年は大きく飛躍したSTUTS、tofubeatsを迎えた新曲 (高木)
その他追加曲は、Summer Eye “人生”、ハク。 “カランコエ”、グソクムズ “駆け出したら夢の中”、Garrett Nash “Stacy's Mom”、CHAI “ACTION (with ZAZEN BOYS)”、スカート “海岸線再訪”、PUNPEE “フレンヅ”。
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
庵野秀明展
国立新美術館でやっていた「庵野秀明展」に行ってきました。まず、最初に目に飛び込んでくるのは、庵野監督が影響を受けたゴジラやウルトラマン、仮面ライダーやガンダムをはじめとする、特撮やアニメ作品の大量の展示。それからは、エヴァンゲリオンをはじめとする彼の仕事の歴史が出てくるのですが、最後に出てくるのは彼が現在取り掛かっている最新作「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」の予告なのです。最初に夢見ていたものが、最新のものでは現実につながっているというストーリーにすごく感動しました。それは、Netflixでビートたけしの映画「浅草キッド」を作り上げた劇団ひとりの想いや、昨日M-1グランプリで優勝した錦鯉にも通ずることだなと思いました。いくつになっても、夢を追いかけ続けて、その実現に向かって動くということは本当に大事なんだなと思いました。あと、3回くらい行きたかった。もう終わってしまったけども。(西田)
乳化と界面
リュウジさんの「少ない茹で汁で煮詰める」というパスタ・レシピのおかげで、パスタを作るときに「たっぷりのお湯」を沸かす必要がなくなり、あきらかに数分の時短になりとてもよいです。水も塩もガスも時間も節約できて、かつ意図(行為と目的の関係)が明確なレシピ。素晴らしいですね。そして、試しにこれをパスタ以外の麺類でやってみると、どれも良くならないのが面白い。中華麺の “まぜそば” ですら合わない。そうした麺類(やパスタでもある種のソース)では、乳化を味わっているのではなく、麺と “ソース” (つゆ・たれ)との界面の明瞭さを楽しんでいるという理解が生まれました。興味深い。ちなみに個人的には、リュウジさんの「至高のペペロンチーノ」と鳥羽シェフの「無限パスタ・ゼロ」の悪魔合体手法を独自に確立していまして、これがマジで悪魔です。紹介はいずれまたネタがない週に。(高田)
インターン平石のカリフォルニア記
一時帰国の話
この冬、予定にはなかったのですが、諸事情があり急遽日本に一時帰国することになりました。このコラムを書いている2時間後には太平洋の上空を飛んでいることだと思います。クリスマスや年越しを控えるこの時期は、例年帰国ラッシュで空港の混雑が予想されますが、今年はオミクロン株の影響もあり大変な混乱が起きているようです。私はカリフォルニアからの入国なので、空港に到着後、翌日から3日間は手配されたホテルで完全隔離になります。その後11日間の自宅待機で、計14日間の隔離となる予定です。ところが、この最初のホテル隔離がなかなかの曲者で、成田空港着の入国者の場合、空港周辺のホテルの空室不足により、全国各地のホテルまで移送される事案が起きているようです。"隔離ガチャ"とも呼ばれているようですが、関東近郊の地域を含め、仙台、名古屋、大阪、福岡、果ては那覇まで飛ばされる人もいるらしいです。また、入国時の諸手続きにかなり時間がかかるようで、空港で6時間待機だったとういう話も耳にしました。待機時間、隔離時間含めて、これはかねてから待ち望んでいたジョジョの奇妙な冒険の一気見する良い機会だと思うので、新シーズンまでキャッチアップできるように気合を入れて臨みたいと思います。(平石)
先週のカヴァー・ソング
カヴァー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカヴァー・ソングのなかから、これは!という作品を紹介するコーナー、に横から編集部高田が口を出すコーナー。今回は銀杏BOYZの「MajiでKoiする5秒前」です。オリジナルは1997年リリースの広末涼子のデビュー・シングル。作詞・作曲・プロデュースは竹内まりやです。彼女の楽曲提供ワークの真骨頂ですね(竹内まりやによるセルフ・カヴァーはこちら)。銀杏BOYZのカヴァーは、昨年リリースのアルバムからシングル・カットされた「GOD SAVE THE わーるど」のカップリングになります。組み合わせが完璧! その「GOD SAVE THE わーるど」のMVに出演しているのは、のん、モトーラ世理奈、堀田真由、森川葵の4人。このMVと、広末涼子が出演するオリジナルの「MajiでKoiする5秒前」のMV。ここに、この日本の24年間が見えると思うのは穿ち過ぎでしょうか。では、また次回!
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから