ライター、斎井直史によるヒップホップ連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉。前回から4ヶ月ぶりとなる今回は、古くから交流のあるラップ・グループ、CBSのインタヴューをお届けします。過去にも彼らが在籍するクルー〈Pistachio Studio〉特集を行いま…
ライター、斎井直史による連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉。前回のMOROHA初の武道館に寄せたアフロとの往復書簡から7ヶ月ぶり、第36回となる今回は、公開を間近に控えたマーベル最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の予告編とそこで起用され…
ライター、斎井直史による連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉。今年2022年2月11日開催されたMOROHA初の武道館での単独公演を観た斎井。彼とMOROHAの付き合いは遡ること約10年前。このOTOTOYとMOROHAによるイベント〈40分〉を共に企画…
小細工の無いリリック。常に挑む側のスタンス。明日を捨てたようなシャウト。10年以上、マイクだけを握り不器用なまでにブチかまそうとするKMCは、明らかに過小評価されたMCのひとりです。イベントで他のラッパー達と並ぶと、そのライヴは余計に際立ちます。無名のころ…
孤立した時間が増えた今年。家から出れなくてもネットを使えばなんでもできるのだろうが、実際の自分は代わり映えが無いまま…。そんな静かな無力感に気付かせるラップ・デュオを見つけてインタヴューを申し込みました。その2人の名はOGGYWEST。地道にEP、LPのリ…
YouTubeは変わりました。かつては音楽ファンからすればオンデマンド型のMTVのようだった存在も、いまやなんでもありの場。有名人がYouTubeをはじめるようになったのもちろんのこと、無名の発信者による充実したコンテンツも日々現れ続け、いまではなにを検索…
Moment Joon『Passport & Garcon』──昨年の『Immigration EP』や“令和フリースタイル”などで鋭いメッセージを投げかけるMoment Joonは、ナイーブで繊細な性格が裏にあってこそなのだと感じさせる今作。これは間違い…
2020年、ギャル文化の再評価の波がキています。しかしコギャル、マンバギャルといった90年代のリバイバルではなく、個性的なファッション・センスと物怖じしないマインドを持つ女性が、“ギャル”として注目を集めているのではないでしょうか。思うにマイノリティが声を…
個人的に「何々はヒップ・ホップ」とか「ヒップ・ホップとは何々」というエゴの力技みたいな表現に時々イラっとする事もあり、自分は言わないよう気をつけている。それでも今回のインタビュー中、思わず「それはヒップ・ホップですね!」と何度言ってしまったことやら。しかも…
松戸や柏といったいわゆる東葛エリアや北千住の個性的でドープなラッパーが所属するレーベル〈VLUTENT RECORDS〉。その首領であるラッパー、VOLOJZAが今夏リリースしたソロ・アルバム『In Between』は彼の軽快なフローと見え隠れする余裕のあ…
フロリダ出身で現在はLAを拠点に活動するシンガー・ソングライターのデヴィン・モリソン。これまでの活動としては様々なR&Bアーティストとのコラボや、日本在住時に実現したKOJOEら日本のラップシーンとのコラボ等をしてきた彼が今年4月に自身初のソロアルバム『B…
全く異なるバックグラウンドを持つAmiide(アミイデ)、 Jyodan(ジョーダン)、A.G.O(アゴー)の3人による、東京・LAを拠点に活動する国際派ヒップホップクルー、CIRRRCLE。新曲リリースプロジェクト「Happy Wednesdays」の最…