2024/09/17 18:00

先週のオトトイ(2024年09月17日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー「余暇」と「よか(博多弁)」のWミーニング (西田)

ー“まかちく”、2枚めとなるオリジナル・アルバムが今週水曜日にリリース! こちらは表題曲の先行配信。好きです。 (高田)

ーlilbesh ramkoが待望の2nd アルバムをリリース! (藤田)

ー今年のラップスタアを優勝したKohjiyaと姫路のルーキーのタッグ (草鹿)

ー王舟、4年ぶりのアルバムより。2分前後の短い楽曲ながら、聴き応え十分のマジカル・ポップ・ミュージック。 (高木)

ートラックメイカーXamdのEPより、ポリリズムなIDMが脳に効く (津田)

ー来週リリースのEP『溢れ出す』の1曲目を飾る、“浪漫”チックなナンバー (石川)

その他の追加曲は、 GLIM SPANKY , 花譜 “ひみつを君に”秋山黄色 “Caffeine Remix”Helsinki Lambda Club “THE FAKE ESCAPE”田我流 “高気圧”フリージアン “海から”Deep Sea Diving Club “Shooting Star”MuchaMuchaM , Zee Avi “Oyasumi Nasayang”Sundae May Club “しとろんの週末”Nagakumo “スウィート・スペース”Omodaka “Mamurogawa Ondo”

編集後記

今週おもしろかったエンタメ
・高校生クイズ 2回戦
毎年やっている高校生クイズ。なかでも2回戦の「◯×2択クイズ」が見応えがありました。高校生が「◯」と「×」のパネルに向かって文字通り飛び込んでいって、正解ならマット、不正解なら泥んこというコーナー。次々と3回戦に他の高校が駒を進めていくなか、最後の1枠を争う6校が全組不正解。問題が尽きてしまい、最後はじゃんけんで決まりましたが、泥だらけになった高校生たちの姿に青春を感じました。

・アイナ・ジ・エンド日本武道館公演
まさに圧巻。個人的なハイライトは「LOVE SICK」。アイナさんの類稀なる歌声と踊り。それらが映像の演出と一体となっていて、「自分はとんでもないものを見ている」という気持ちになりました。それでいてその後はラフな感じで、寝っ転がるのもすごく良かったです。武道館でゴロゴロするの最高だろうな。(西田)

観に行きたい
オアシスねたを誰も拾っていなかったので久しぶりに〈OTOTOY EDITOR'S CHOICE〉を書きました。再結成が決まったバンド、再結成していたけどついに来年来日するバンド、解散してもおかしくないことがたくさんあったのにずっと活動を続けているバンド、そしてこれからも「再結成しないかなあ」「無理でしょ」と言われ続けるだろうバンドたちの曲を。兄弟・夫婦・同志 (?)、一度壊れてしまっても後に関係修復が可能なのは兄弟だった、というのは確かにそうかもしれない、などと書いていて思いました。
 ところで。イギリスでのオアシスのチケット販売はTicketmaster UKが担っていました。その受付画面のスクショを貼っているひとが (日本から買おうとしているひとも含めて) SNSに多数いましたが、そこには「YOU ARE NOW IN THE QUEUE 数字 PEOPLE AHEAD OF YOU」みたいな文字が。日本人でもどこかで見覚えがある画面…… そう、2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式チケット販売サイトでも使われていた「Queue-it」という順番待ちシステムです。当時は「ネットで行列かよ」と悪しざまに言うひとも散見されましたが、今回も、3万人以上が自分の前に並んでいても最終的には買える等、よく機能していたようです。日本公演もあるとかないとか噂が飛び交っていますが、もしあるとしたら日本ではどうやって売るんでしょうね。そういえば「ついに来日するバンド」などを観に行くべく来年のチケットを買おうとしたら、支払いがコンビニ限定だったのでタブを閉じてしまいました。ぜったい支払い期限忘れるんだよな。(高田)

「RRR」
U-NEXTで「RRR」を見た。知人に「ヤバい映画があるぞ」と予告動画を見せられて以来ずっと気になっていたのですが、どうしても映画を観ることに対して腰が重く、先週まで先延ばしにしていました。インド映画は尺が長くて、どうしても再生する前に怯んでしまいます。いざ観てみると演出もアツく、初めから終わりまでずっとクライマックスのような密度で観終わったあとはしばらく放心状態でした。インド映画は少し前に観た「きっと、うまくいく」がとても面白かったのですが、それに匹敵するくらい満足感がありました。その日の晩御飯はタンドリーチキンを作りました。(菅家)

Tzlami
金曜はフォレストで催されたAiwabeatz、玉野勇希(UNCIVILIZED GIRLS MEMORY, ZENOCIDE)によるパーティへ。ENDONのTaro Aiko、VOLOJZAやSQUASH SQUADのVito Foccacioなど、個人的に大興奮のラインナップで、ノイズ、ハードコア、トラップなどが飛び交うように幡ヶ谷の地下を轟音で揺らし続けた。その中でも主催2人の新ユニット・6LVCK H3RXNのライヴは特に感動。20分ほどしかなかったが、"Tzlami"のパフォーマンスは圧巻で、悲哀と怒りで満ちた「つらい」という言葉の咆哮、そして鳴りすぎてもはや静寂に聞こえてくるほどのノイズに包まれながら、その場にいる全員が何かから解放されたいかのように喚き叫ぶ瞬間は思わず泣きそうになった(やっぱりみんなつらいんだな……)。クラブで初めて味わった感情。まだまだクラブ面白いです。(草鹿)

積年の思い遂に
先週金曜日、BandCampを見たらついにダウンロード出来る音源のビットレート表記が記載されていた。いままではダウンロードするまでロスレスなのかハイレゾなのか全く分からなかったので、これはかなりありがたいアップデート。というかむしろこのビットレートを記載してほしいという声なんていままでいくらでもあったのになぜこのタイミングで…。というか別に告知もしてなさそうな…。とはいえ1ユーザーとしてはめちゃくちゃ嬉しい。(高木)

都会の民族芸能
【都会の民族芸能】というイベントを見に四谷に行った。このイベントはモンゴル音楽とメタルが好きな(たぶん)ボイストレーナー徳久ウィリアムさん主催で、何やら23回目らしかった。お手製のホームページから予約。このような方におすすめという欄には「多様な表現を求めている人」と書かれていて私だなと思いなんとなく向かった、よく、わからない、というのが結果的な印象。地下のこじんまりとしたスペースでカラオケのライトのもと自分自身に向かっていくようなパフォーマンスをするhonninmanはかなり見応えあったけれども。トム・ウェイツの声で三重唱を行う「トムウェイ氏」は「手紙」とか「コスモス」とかクラス合唱曲をしゃがれた声で歌うもので、よく、わからん、、一つのものに集中していく人たちのステージは大体よくわからないので大好きです。楽しかった。喫煙所でホーメイの練習をしたのが印象的。喉の弁を操ったり舌を動かしたりして、声帯にバグを生じさせるのがボイス・パフォーマンスとのことでした。家でちょっと練習してる。(津田)

やられた
数ヶ月前にビビッときて気になっていた京都の3ピース・バンド、pile of hex。東京でライヴすると知って幡ヶ谷forestlimitまで自転車を走らせた。そもそも期待値高めに楽しみにしてたけど、それを上回るバチバチのかっこよさ。音源ではVo. / Gt.のnagakoさんの歌声が割と前面にくる印象だったけど、生で観たらドラムのパワーがすごい。ギターの掛け合いもいちいち良い!暗くて尖ったオルタナ、そしてポスト・ロック!サッド・コアや後期FUGAZIあたりの気配もあり完全に好きなやつすぎる……。ちょっと良すぎて帰り道は余韻で気もそぞろに。CDも買えて大満足。次の東京は未定とのことだけどまた観たい。(石川)

先週の特集記事

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.290 Please, Please, Please

ドアをノックするのは俺だ──〈アーカイ奉行〉第39巻

あいみょん、AdoのALやLiSA、ceroのライヴ音源など注目の新譜を紹介【9月第2週】

一度葬り、新たに生まれ変わるフリージアン──覚悟と美学が込められたEP『歌葬』

NOT WONK加藤発案〈FAHDAY〉に寄せて──プレ・イベント〈FAH_ver.7〉レポート

OTOTOY NEW RECOMMENDから

TOP