2024/10/07 18:30

先週のオトトイ(2024年10月7日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー『Your Favorite Things』の新ver.から。ギターと歌声の浸透力! (石川)

ーabentisビートが最高です、BIG UP NAGOYA (草鹿)

ーColdplay10枚目のアルバムより、繋ぎが最高な2曲。(菅家)

ー山中さわおプロデュースのニュー・EPが配信開始! (藤田)

ーKaoru Inoueが屋久島で録った水の音をアルゼンチン出身プロデューサーのシディルムがリミックス!水のテクスチャーが気持ちいいVOODOOHOP系のエレクトロ (津田)

ー古いリズムボックスから小さく始まった宅録プロジェクト、アルバム『SANGO ALBUM』から (高田)

その他の追加曲は、 odol “伝えて!”Yoyou “hed phon summr”せだい “feel again”Kaede “いけない(市川空 Remix)”Sundae May Club “チャーミー”4s4ki, rinahamu “頑張り屋さんだから愛して”

編集後記

音、音、音
音楽と音の違いは連なって編集されているかどうか、というところだと思う。ただそこの境目が曖昧になるところがあって、野外できく環境音楽、ニューエイジ、ドローンがそれにあたるなと。鳥の声は音だけれど、音楽の上では音楽の一部に取り込まれていく。音の捉え方は状況によって変わるなということをよく感じた〈EACH STORY〉でした。寝転がって音に集中させる目的のサウンド・バスやフィールド・レコーディングをひたすら流すエリアがあったからかも。素晴らしかったけど、晴れの時しか行きたくない!一番聞いたの雨の音だった(笑)。(津田)

休日
先週の土曜日は、Eveさんが好きな人“いぶなー”さんと新宿で推し活をしてきました。10月4日に新曲「ティーンエイジブルー」もリリースされたので、街中でその曲を流している店の前を通りすがったとき、思わず「Eveさん!」と声をあげてしまいました。また来年の夏に行われる〈Eve Arena Tour 2025〉にも参戦するので楽しみです。(横林)

65歳のお誕生日
先週はEテレの「おかあさんといっしょ」 おたんじょうびウィークがすごかった。放送65年のアニバーサリーということで、平成時代に活躍した先代のおにいさん、おねえさんたちが登場。番組には過去の着ぐるみの映像も出てきて、胸が熱くなった。なかでもグッときたのは、今年6月に脊髄梗塞で下半身が麻痺したものの、その後大復活を果たしたひろみちお兄さんの姿。僕はひろみちお兄さんが現役のときの「あ・い・うー」を見て育った世代だったから、後輩たちと一緒に体操コーナーで元気な笑顔を見せる様子に涙が溢れそうだった。(西田)

石化病は怖い
夏に観られたらグッドだったんですが、最近劇場公開の『箱男』の監督・石井岳龍の95年作『水の中の8月』を今更ながら。設定はなんか地に足がついてない感じがしてあまりのれなかった(でも石化病は怖い! 水をたくさん飲まないと、と思った)けど、ニューエイジ感強めのサントラが素晴らしく、今日も聴きながら出社しました。Bandcamp にもあるので興味ある方は是非。メランコリックなニューエイジ・ジャーニー、これを聴くともう1回観たくなるほどのパワーありです。(草鹿)

MÅNGATA
先週はこれといったことはしなかった。生活リズムが乱れたせいで日曜日は体調がすぐれず、1バンドだけ見に下北沢の〈mona records〉へ行った。usurahiというバンドを見て、バーガーキングを買って帰路についた。サポートドラムのMareのアレンジが巧みで、ここ数回のライヴはどんどん音が太くなっており、ベストを更新し続けているように見える。他の出演者も気になっていたので勿体無い気もしたが、こういう日も悪くないなと思った。(菅家)

羊文学を東京ガーデンシアターでみた
羊文学TOUR 2024のファイナルは東京ガーデンシアター2デイズ (2日目は追加公演)。自分は4月の横アリ以来。横アリのときにも思ったのだが、おそらく羊文学は通常のロックバンドの「大きくなりかた」とは少し違うルートを選んで歩いているのだろう。なにがどうと言語化はできないが、曲、音作り、ステージング等々、少しずつ何かしらが奇妙だ (悪いという意味ではなく逆に新鮮で面白い)。レーベルの先輩となるSuchmosの知見が直接活かされているのか傍目からすぐには分からない。King Gnuが形式知に近いかたちの新しい教科書の一冊である可能性は高いだろう。種々様々な客層を掘り起こした結果の横アリやガーデンシアター2デイズなので、入退場するひとたちの景色は、それはそれは見ていて面白い。私自身は、塩塚モエカが「ここからこっちは知らない曲 (笑)“」と言って観客席の半分以上を指し示した “涙の行方” (インディーズ時代の2nd EPに収録) に涙したタイプですが、これからどうなっていくのかとても楽しみだし、今でもちゃんと大好きです。発表された今年のクリスマス・ライヴ〈まほうがつかえる〉の開催日が12月10日で少なからぬひとが嘆く「悲劇の日程被り」となり、予定は未定ですが、ぜひ次もまた。(高田)

先週の特集記事

先週のオトトイ(2024年09月30日)

【行かなきゃ ASP Episode31】ASP全員で作り上げた、いまの自分たちの集大成

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