2020/09/07 20:00

先週のオトトイ(2020年9月7日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週金曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲はこちら。

KREVAとVaVaが加わり、更に加速度を増した tofubeats “RUN REMIX (feat. KREVA & VaVa)”
彼らのルーツをのぞかせる、パッション溢れる新曲 TENDOUJI “YEAH-SONG”
ユーモア溢れる歌詞に情景が浮かぶ、極上のポップ・チューン 婦人倶楽部 ”そいえば台湾”
プロデューサー・Chocoholic、自身の新作は自らの心情の向き合ったエモーショナル・ナンバー Chocoholic “Falling Into History”
軽やかなヴォーカル。思わず身体が動いてしまう幸福なリズム。来たるミニアルバムからのリードトラック DENIMS “I'm”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

僕たちの嘘と真実
週末観た欅坂46のドキュメンタリーがすごい映画だった。欅坂46のデヴューから先日の改名発表の配信ライヴまでの5年間を追った内容。あらゆるアイドルのファンを阿鼻叫喚させた「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」を撮った高橋栄樹監督ということで、期待と予想と不安はあったのだけど、情報の密度を綺麗に処理したお話運びの丁寧さと、見応えのあるライヴシーンの連続で上映時間の2時間はあっという間に過ぎた。とにかく壮絶な舞台裏や、こんなこまで見せるのかというシーンに驚きと感動と自問自答が混ざり合い、心を何度も鷲掴みにされる。それでも、上映終了後、彼女たちを応援したいと思えたのは、しっかり前を向いて頑張っている姿が印象的だったからだと思う。大ファンでもなくても、ちょっと興味があればぜひ見て欲しい。(西田)

『JUST ANOTHER』
先週の後記を書いたあと、なにか書き忘れているのに思い出せないままずっといたんですが、思い出しました。名古屋、そして日本を代表するパンク・バンド、the原爆オナニーズを描いたドキュメンタリー映画『JUST ANOTHER』の試写に行ったことを…!! 監督である大石規湖さんとは個人的に親交もあり、前作『MOTHER FUCKER』では撮影している現場の8割以上に同席していたりしていたのもあって、なかなかフラットに見れなかったんですが、今作は純粋に楽しめました(笑)。原爆オナニーズがすごいバンドだなんて今更言及するまでもないのですが、"バンド"が好きな人はやっぱり見てほしいですね。映画は10月24日(土)新宿K's cinemaから、予告編も公開されてますのでぜひチェックを〜!!。(高木)

  

「untie」
日曜日にsora tob sakanaのラスト・ワンマン・ライヴ「unite」を配信でみました。現地会場のあり方も、配信もライヴ・ヴューイングもクラウド・ファンディングも、今の制約下において出来得るかぎり良いことを追求する姿勢にあふれたライヴでした。4時間50曲におよぶステージの最後の曲、“unite”を歌い終えた3人の笑顔、互いに交わし合う視線、寺口さんの口元に見える「ありがとう」。神﨑さんのクシャッとした笑顔、スモーク、落ちる照明、そのタイミングの完璧さ。カメラワークと奏でられるギターの音も含めたその配信映像には、この上ない美しさがありました。素晴らしいステージを、そしてこれまでの活動、ありがとうございました。(高田)

風景
さて、毎回このコーナーに出ている写真。ほとんどの人が気にしていないと思いますが実は毎週撮り下ろしです。なので、すこーしづつ、いろいろなモノが変わっているんです。おそらくですがあと数週間でガラッと変わるのでマニアックすぎるOTOTOYファンは注目しておくといいかもしれません……が、しても特に良いことはありません、たぶん。そういえば先週末9月5日で39歳になりました。いろいろとハードな感じになっていきそうな雰囲気ですががんばります。(河)

先週の特集記事

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

新たなヒップホップの集合地を目指して──新サービス〈PRKS9〉とは?

令和の楽曲派アイドル、963──2ndアルバム『tick tock』

アイドルぽくなくても、飾らない自分たちで挑む──かみやどのファースト・アルバム『HRGN』

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.80 夏の終わりのギター・アンビエント

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