自然発生の儀式
勢いそのまま石川県小松へ、やってきたのはishinokoというフェス。音楽だけでなく、フードやコミュニティ創生にも注力したDIY型のものである。とにかくフードが充実しており、各地から集まった凄腕が小腹を常に満たしてくれた。カレー、ピロシキ、ラーメン、タコス、コーヒーどれももれなく最高だった。3日開催の中日に行ったのだが、夕方ごろからポツポツと降り始め、30分も経たないうちに豪雨に。出店のテントに水が溜まってしまって壊れそうになる緊急事態にも、スタッフ、客問わず皆で協力して解決していく様子はDIYフェスならではのグッドな光景だった。そして記録的豪雨の中、遅れてスタートしたのは食品まつりaka foodman。屋根があるステージに客も集結し、アーティストを囲みながら30分強の彼のライヴを堪能した。周囲を雨によって遮断された舞台で、高速異形リズムにオーディエンスも踊り狂う。偶然が作用したあまりにも奇跡的な光景で、踊りながら「これは伝説のセットだな」と圧倒されてしまった。今は風邪引かないかだけが心配。(草鹿)

最高コラボ企画!
ポケモンと初音ミクのコラボプロジェクト〈ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs〉が始動してはや1ヶ月。公式Xでは18種類のタイプごとの “ポケモントレーナーの初音ミク＆相棒ポケモン” が毎日公開されており、お絵描き欲が刺激されます。また、9/27からは待望の “ボカロPコラボのオリジナル楽曲” も解禁に。記念すべき1曲目となるでんきタイプの楽曲はDECO*27による “ボルテッカー”。ポケモン好きにはたまらないあんなBGMやこんな効果音がふんだんに使われていて、めちゃくちゃテンション上がりました。来週は私の推しPである稲葉曇が担当するそうなので、今から楽しみです。(藤田)

インターンの初日
今日から1ヶ月半くらいOTOTOYでお世話になります。インターン生の鈴村です。趣味はゲームと旅行で、特にお気に入りのゲームは名作「クロノトリガー」です。なんといっても曲が大好きで「風の情景」「時の回廊」はお勧めです。ここで初日の感想を改めて記述すると、インターン生としてOTOTOYに来て初日、コラムなどを読み込んだだけで音楽というものの奥深さ、そして広さを知り、読み込んでいく中で私は好きな楽曲が一つ増えました。「Moonlight, Sunlight」というExWHYZのmahoさんの作詞曲です。すごくエモくて心に残りました。初日だけでも自分の世界が広がった気がするのでこれからのインターン生活が楽しみです。(鈴村)

まちにまった、うんどうかい
先週は、保育園の運動会でした。朝から準備体操の間も、かなり緊張していた様子の我が子。かけっこでは、先生に補助してもらいながらも、最後はなんとか自分の足で歩いて私の胸のなかにダイブしてゴールしました。ちなみに、我が子がちゃんと二足歩行し始めたのは9月から。運動会の練習が始まった当初は、スタートの笛にびっくりして泣いていたり、始まってもハイハイすらすることなく、ただただぽかーんとしていたとのこと。我が子の急成長に、あとから映像を見返して、よく頑張ったねえと大号泣しました。出番が終わってからは、ひと安心したのか超ご機嫌で爆笑を繰り返していた姿も見られました。他の子どもたちもみんなかわいくて、本当に最高のイベントでした。(西田)

〈tacia『YUGE』ハイレゾ先行試聴会〉を開催します！
昨日解禁となりましたが、tacicaのニュー・アルバム『YUGE』のリリースを記念して、オトトイで先行試聴会を開催することになりました！10月24日（火）19:30〜、場所はオトトイのイベントルーム（渋谷）で。当日は一足早く、さらに高音質でアルバムの全収録曲が試聴できるほか、tacicaのおふたりとインタビュアーの3名による公開インタビューも実施します。リリース前にアルバムへの理解を深めることができる、とてもいい機会になっていると思います！　チケットは10月10日（木）19時〜販売開始なので、まだお申し込みいただけない状態ですが、いい企画になるよう準備など頑張りますのでぜひお申し込みください〜！(梶野)

tacica、ニュー・アルバムのティザー解禁&先行試聴会開催決定

鼎談
岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」に掲載されている「【鼎談】新全集が示す関孝和像　上野健爾／佐藤賢一／橋本麻里｜『関孝和全集』刊行記念」(前編|後編) が無茶苦茶おもしろいです。この鼎談を読むのには数学や和算の知識は必要ありません。お話として普通に読めます。関孝和の自筆の書がひとつも(!)残っていない話、(それそのもの価値とはまた別の要因として) 弟子の有無が後世に残るか否かを左右する話、一般論と個別論に対する日本人の得手不得手、身分制度という大枠に属さない「数学を楽しむ空間」の話等々。ぜんぶが面白いし、現在にも他の領域にも通じる話ばかりです。全集そのものは私は読んでも理解できないものなので、鼎談でも触れられている一般向けの書籍を心待ちにしたいと思います。(高田)

四十九日
この週末は夏に祖母が亡くなり、四十九日のため実家に帰省。夏に帰ったタイミングは酷暑も酷暑。家族葬で家で葬儀をあげたのだが、実家には祖父が寝る寝室にしか冷房がないので、家族葬とはいえ狭い寝室にお坊さん含めて10人以上がパンパンになり、結果どこにいても暑くて辛い葬儀になったのは多分一生忘れない気がしている。今回帰ったらリビングに立派なエアコンが付いていたが、すっかり秋めいていてその力を試すことは出来ず。本来は母親の十七回忌も被っていたのだが、お坊さんいわく、四十九日と十七回忌では着る袈裟が違うらしく、母親の十七回忌は来年の祖母の一周忌に回ることになった。本来は祖母や祖父が先に入る予定で立てた墓に、母親が先に入ることになってしまい随分時間が経ったが、ようやく祖母がそこに入り少し安心した次第。ひとり残され、昔の自分にとって恐怖の象徴でしかなかった祖父はすっかり小さくなり、だいぶ衰えは見えてはいるが、もうしばらくは元気でいてくれたらいいなと思っている。(高木)

先週のオトトイ(2023年10月2日)

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編集後記

先週の特集記事

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