先週のオトトイ(2022年9月26日)
OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。
ーすべての人々の背中を押すピースフル・ソング (西田)
ー極上美にハンド・ブレンダーを次々と突っ込んで、ちょ、なにすんの、と思わせるかの、ウ山あまねのニュー・アルバムから (高田)
ーHei Tanaka、セカンド・アルバムよりリード・ナンバー、PVも最高! (高木)
その他追加曲は、in the blue shirt, quoree “Cast Off (quoree remix)”、DE DE MOUSE, WaMi “Daylight & Night”、紅茶フーフー “秋のドレス”、xiexie “sea bird”、Kazufumi Kodama & Undefined “New Culture Days”、DEATHRO “MORE THAN HIGHER”。
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
真空ジェシカには、今年M-1優勝してほしい。
先週は、TBSラジオのポッドキャスト番組「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」のイベント「真空ジェシカのお茶の間ーちゃん」を配信で。「お笑いコンビ、真空ジェシカがお茶の間に愛されるため」という大義名分を掲げながらも、イベントは徹頭徹尾、内輪ノリの盛り合わせ。コアファンであればあるほど大歓喜の内容に、初回から全ての回を聞いている僕は本当に幸せでした。内輪ノリってその輪の中に入ってしまえば楽しいんですよね。「真空ジェシカがお茶の間に愛されるため」には、この内輪の楽しさを共有できる人を増やしていくことだと思いました。まーごめ。(西田)
才能と諦念
colormalにインタヴューしました。思い返せば、よく知らずに評判だけをみかけて『merkmal』のCDを通販で買い、その良さにびっくりして。Zher the Zooではじめてライブを見て、さらに驚かされて。それからcolormalはずっと聴いて・観ていますが、今回、話をきいて改めて腑に落ちたことがたくさんありました。ぜひご覧ください。この原稿をまとめているときたまたま笹川真生のライヴがあり、1曲目の “ためらいあいいたい” の第一声で、インタヴュー中の “優しい幽霊” の歌詞についてのくだりが頭をよぎりました。「見えている風景が違う」ことを痛感させられる瞬間。ジャンルや対象は違えど、フェーズは違えど、それを自分自身で明示的に認識するか、それを他人にむけて表明するか、その有無や大小はあれど、この諦念めいた感覚に身に覚えがある人は実はたくさんいると思います。言ってみれば自分もそうだし。胸がキュッとするよね。でも、私はイエナガさんはそちら側の人だと思っています。お世辞じゃなくて、ほんとうに。(高田)
映画館で初オール
23時から翌朝6時すぎまで、ほぼぶっ通しで映画を観るというオールナイト上映に行きました。今回のラインナップは、岩井俊二監督の作品『スワロウテイル』(1996) 、『PiCNiC』(1996)、『Love Letter』(1995)の3本。どれも自分が生まれる前にできた映画なので、カメラワークとか質感とか、映像の全てが新鮮で。約7時間、飽きずにずっと楽しかったです。どれも良かったですが、1本目の『スワロウテイル』は、特に観てもらいたいですね。お金に困っていた中国系移民たちが大金を手にしたことでより不幸へと少しずつ近づいていくというストーリーなので、ハッピーな作品ではないのですが…。でもいちばん心にずっしり響く、素晴らしいお話でした。上映中は思ったよりキツくなかったけど、帰りの電車はさすがにとっっっても眠かったです... Zzz (梶野)
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから