【Drop’s連続企画】春の風が穏やかになびく新作『trumpet』をリリース──メンバー全員インタヴュー

今年結成10周年を迎えながらも、さらなる進化を遂げつつあるDrop's。昨年12月に石川ミナ子(Dr)加入後の新体制として初のミニ・アルバム『organ』をリリースした彼女たちから、早くも新作『trumpet』が届いた。OTOTOYでは、3月29日(金)の新作リリースを記念して、計3回の連続企画でピックアップ。第3回の今回は、メンバー全員へのインタヴューを掲載します。メンバーの個性をじっくりと掘り下げてきた前2回のインタヴューですが、今回はたっぷりと『trumpet』の魅力に迫る内容となっております。新たなスタートを切るこの時期にぴったりな今作を聴きながらお楽しみください。
春がテーマの新作リリース
Drop's/毎日がラブソングDrop's/毎日がラブソング
INTERVIEW : Drop's
前作『organ』からわずか3か月という短いスパンで発表されるミニ・アルバム『trumpet』は、再び多保孝一と共作した「毎日がラブソング」からはじまる。大胆にホーン・セクションを取り入れた同曲は、タメの効いたリズムでしっかりと地に足をつけて歌われる、躍動感あふれる1曲だ。続く「空はニューデイズ」のジャングル・ビートも、「ムーン・ライト」のシャッフルも、どの曲も表情を変えながら、イキイキと聴く者の心に迫ってくる。このアルバムを繰り返し聴くごとに思う。いま、Drop'sはバンドとして絶好調に違いない。3週連続企画の最後は、新生Drop'sの誕生記念日となる4月1日にワンマン・ライヴを控えるメンバー4人全員に話を訊いた。春の訪れとともに新たなスタートを切るのにふさわしい、希望に満ちた力強い作品『trumpet』を聴きながら読んでもらえたら幸いだ。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 作永裕範
現代的だけどルーツ・ミュージックの要素が濃いものを
──『trumpet』のリリース資料に書いてある中野さんの結成10周年についてのメッセージで、「今まで見てくれていたあなたも、まだ出会っていないあなたも、巻き込んでいけたらいいな」とありますが、1曲目の「毎日がラブソング」から、まさにまわりを巻き込んで盛り上がって行く感じのアルバムですね。
小田満美子(Ba / 以下、小田) : レコーディングは「毎日がラブソング」から始まったんですけど、すごく強い曲なので、それに負けないように、もっと明るく突き抜けた広がりのあるアルバムにしたいなと思っていました。
石川ミナ子(Dr / 以下、石川) : 今回、結構昔からある曲も入っているんですよ。「SWEET JOURNEY BLUES」なんかは、4年ぐらい前から原型がある曲で。
小田 : やり慣れた曲たちも、レコーディングをしてさらに広がりのある曲たちになったなと思います。

──「毎日がラブソング」は今作のために書き下ろした新曲なんですよね。
小田 : そうです。この曲は、多保孝一さんと一緒に作りました。前回の「Cinderella」に続く第2弾として。
──作曲は中野さんと多保さんの共作になっていますね。
中野ミホ(Vo.Gt / 以下、中野) : 「Cinderella」の次はどんな曲にしようかという話しをしていて。たとえば、アラバマ・シェイクスみたいな、現代的でカッコイイんだけど、ルーツ・ミュージックの要素が濃いものをやりたいなと思っていたんです。コード進行は多保さんが持って来てくださって、メロディは一緒に作って、歌詞は私が書いたものを多保さんが推敲して、という感じ作っていきました。
──今回、特にアレンジにブラック・ミュージックの要素を強く感じさせるんですけど、「毎日がラブソング」を軸にして、昔作った曲も含めてご自分たちのルーツが素直に出ている曲を意識的に集めたんですか。
石川 : いや、春というテーマもあったので、明るい曲を選んだという感じです。あんまりルーツっぽい曲を選んだということではないですね。ただ、全体的に自分たちの曲はルーツを意識しているところはあるので、その中で「毎日がラブソング」のソウルっぽい感じとリンクしているような曲が自然と揃ったような気がします。
──「毎日がラブソング」にはホーンが入っているのも新鮮ですけど、『trumpet』というタイトルとの関係は?
中野 : 『organ』を作っていてまだ今作の構想が見えていないときに、「次は『trumpet』にしよう」と決めていて。そのとき、すでに「毎日がラブソング」はあったんですけど、具体的にホーンを入れる話とかはしていなかったんです。でも「アルバム・タイトルは『trumpet』なので」ということで、ちゃんとホーンを入れる運びになって(笑)。結果的にホーンを入れることができたことはすごくうれしいです。
多保さんと一緒にやったからこそ実現できた
──では、改めて順番に曲について詳しく聞かせてください。「毎日がラブソング」はソウル、ゴスペルチックな曲ですけど、途中の〈変わりゆく交差点 / あちこちから集まってひとつになる風は〉という部分は、いまはラップを入れたりするバンドもいたりするんじゃないかと思うんですよ。でもやっぱりこうやって歌い上げているからカッコイイんですけど。そこにバンドの色があるし中野さんのヴォーカリストとしてのこだわりがあるんじゃないかなと。
中野 : ここの部分は、いままでにないアプローチというか、音数がすごく詰まっていて、自分的には歌うのがすごくむずかしかった箇所ではあります。ヒップホップとはちょっと違うニュアンスですけど、リズムが結構細かくて、そこは新しい部分だと思いますね。
──Drop'sはこれまで、ホーンが入ったりしそうなところで、あえて入れずに4人でそれを表現するというところにこだわりを持っていたと思います。今回ホーンを入れたのはかなりチャレンジだったのではないですか。
荒谷朋美(Gt以下・荒谷) : そうですね。ホーンが入って、この曲がすごく春らしくなったし、力強さもあるので、ホーンを入れたことは正解だったと思ってます。
小田 : ホーンに関しては、主に多保さんのアイディアですね。
中野 : スタジオで、ホーンのレコーディングにも立ち会わせてもらったんですけど、はじめて見たのですごくテンションが上がっちゃって(笑)。やっぱり、生の楽器の良さを感じました。
小田 : サックスと、トランペットと、トロンボーンが入っているんですけど、打ち込みじゃなくて、生楽器というのはすごくいいなって思いました。
中野 : 以前は、キーボードがいたこともあって、ホーンの感じもキーボードの要素で表現していたんですけど、今回は多保さんと一緒にやったからこそ実現できたというのもありますね。

──ホーン以外で、新たな試みはありましたか?
石川 : ドラムは、レコーディングでは1曲を通して叩いているんですけど、ノリがよい部分をサンプリングしてひとつのフレーズをループさせているんです。昔のレコードの音を現代の人がサンプリングして曲を作ったりするじゃないですか? その感じを出したくて、今回そういう録り方をしているんです。リズムはずっとループしていて、歌がどんどんノッていくという流れを聴いてもらいたいです。
小田 : ベースもドラムと一緒にループで作っているんですけど、サンプリングするっていう手法は新しい挑戦でした。曲としては、ソウルフルな感じなんですけど、アプローチとしてはわりとヒップホップ系のやり方をしていて。ミックスも重低音を中心にしています。
──「空はニューデイズ」は“これぞロック・バンドの2曲目”という感じですよね。
一同 : あはははは(笑)。
荒谷 : たしかに、2曲目という位置がすごくわかりやすい曲ですね(笑)。
石川 : ライヴでも、だいたいそこらへんでやってます。
──セカンドラインのリズムで、ドラム、ベースが前に出てくる演奏ですね。
小田 : まさにそのリズムがやりたくてできた曲です。曲自体は結構前からあるんですけど、個人的には、レコーディングするにあたってサビとかハープが出てくる展開の部分も、直前にアレンジを変えて、さらによくなったと思っています。YouTubeに上がっているスタジオ・ライヴと聴き比べると、違いがわかっておもしろいと思います。
中野 : この曲は、最初はまったく違うリズムで作っていて、それとは別にこのリズムをやりたいという話が出て、じゃあこの曲に合わせてこのアレンジでやってみよう、ということになったんです。
石川 : 曲作りの段階で、最初の「ダン、ダン、ダン、ダンダンッ」っていう感じからどうしても曲が展開できなくて。サビのリズムにたどり着くまですごく時間がかかりました。
小田 : うん、たしかにそれはあったね。
石川 : とにかく元気なものをやりたいんだけど、最初にリズムだけだと異様に古臭くなってしまうし、抑揚もつかないということで苦心しました。でも、自然とサビのストレートなビートになるところに辿り着けたことが、うれしかったですね。多くのバンドがやっているスタンダードなリズムなんですけど、自分たちなりのアプローチができた気がするので、すごく好きな曲です。ドラムもレコーディングに向けて見直してさらに良くなったと思うし、レコーディングのおかげで進化した曲です。

──ギタリストとしても、ルーツ・ロックが好きならこういうリズムで弾くのは必ず通る道ですよね。
荒谷 : そうですね。みーちゃん(石川)も言ったように、みんながやっているリズムなので、そのままやったら古臭くなるというか。「どうやったら新しく聴こえるんだろう?」って、メインになっているAメロの繰り返しのリフにたどり着くまでに結構時間がかかりました。たぶん、私のフレーズが出てくるまで時間がかかったので、そこでめっちゃ待たせた気がします(笑)。私もレコーディングのときにサビの感じをちょっと抜く感じに変えてみたりして、より軽快さが出せたんじゃないかなって思います。
王道の8ビートでやりたかった
──「ムーン・ライト」はシャッフルのシンプルなリズムを繰り返す演奏とムーディーな雰囲気のメロディがいいですね。
石川 : これも、シャッフルをやりたくて作った曲でもありますね。ゆっくりなシャッフルでムーディーな曲をやるという。
中野 : 私は夜のビルを見るのが好きなんですけど、春とかの暖かい季節だと、永遠に夜の散歩をできちゃう気がして(笑)。本当に帰りたくない気持ちになることがあるんです。そういう、ひとりの贅沢な時間を歌った曲です。
──いろいろな展開がある曲もおもしろいと思うんですけど、こういう曲を延々と演奏するのってプレイヤーとしては気持ち良いんじゃないですか。
小田 : 演奏していて気持ちは良いんですけど、バランスを取るのがむずかしいというか。それがハマったときが、すごくグルーヴが出て気持ち良いと思うんです。後ろめなノリなんですけど、後ろすぎずに転がりを意識するような感じです。たぶん、みーちゃんが入ってから、よりそういうところを意識できるようになったと思うんですよ。レコーディングのときも、みーちゃんに「いまの、どうだった?」とか聴いてみて、「もうちょっとこうした方がいい」とかやりとりしながらやっている感じです。
荒谷 : この曲は、ずっと同じフレーズをループさせていて、聴きなれた頃にノッていける感じだと思うんです。同じことを繰り返す良さっていうのは、そういうところもあるのかなって。ギターのメインになるミュートしたフレーズを落ち着かせるのに自分の中で時間はかかったんですけど、サビでミュートをせずに開けている感じが「ムーン・ライト」という曲のイメージにマッチしたんじゃないかなって思ってます。

──「RAINY DAY」は今作でいちばん速いテンポの曲ですね。これは昔からあった曲なんですか。
中野 : 上京する前に作ったので、2年半くらい前にできた曲です。東京に出るって決めたときの歌で、前向きな意味ですけど「もうどうにでもなれ」っていうか(笑)。本当にこのままじゃヤバいと思って、とにかくやるしかない、東京に行くしか道はないという気持ちで走りだそうとしている歌ですね。
──そういう気持ちが、疾走感のある曲につながった?
中野 : そうですね。スタジオに入ってひとりでギターを弾いて「ジャカジャーン!」って鳴らしたところからはじまったと思います。
荒谷 : 持ってきたデモの段階で、テンポ感もこれくらいで、王道の8ビートでやりたいというのはあったと思います。
小田 : そんなにアレンジを変えてないような気がします。中野が弾き語りの状態で持ってきて、全員でバッと合わせたのが、最初からこういう感じだったので。
石川 : こういう8ビートを叩いているバンドって、もはやあんまりいないような気がして。
荒谷 : そうか(笑)?
石川 : いや、8ビートをやっているバンドもいるとは思うけど、チルな感じが多いじゃないですか? この曲は、流行っているわけではない王道なものをシンプルにやるというのは、大事なことだなって改めて思った曲で。伝えたいことがあってできた曲だから、思いが詰まっている分、歌を活かすために本当にシンプルに余計なことはしないというアレンジです。
“はじまりの一日”にできたらいいなと思っています
──次の曲が「SWEET JOURNEY BLUES」。ときどき、こういうブリティッシュ・ハードロック的なテイストが出てきますよね。
小田 : これは、いちばん古い曲ですね。はじめてやったのが、前任ドラマーの(奥山)レイカの最後のライヴ(2017年1月)のときなんですけど、曲としてはさらに前からあって、ずっと温め過ぎたくらい温めていた曲で(笑)。やっと世に出せた感じです。
──どうしてそこまで温めていたんですか(笑)。
小田 : みんな好きな曲で、ライヴでもやってきたんですけど、「まだ、出すのはいまじゃない」という、「ためてためて」という感じだったんです。
──これの曲は「旅」という意味では、前作収録の「冬のごほうび〜恋もごほうび」のアンサーソングなのかなと。
荒谷 : ああ〜なるほど(笑)。
小田 : いや、もっと前からあるので(笑)。でもおもしろい見方ですね。
──深読みしすぎました(笑)。改めて音源化するにあたってどんなことを考えましたか。
中野 : これも、札幌を出る前に書いた曲で。そのときの冬の地元のリアルな空気をギュッと詰め込んだ気がしていて。最初のアルペジオから、自分の中では札幌の風景が思い浮かんできて、札幌にいた自分の最後の手紙みたいな気持ちで書いた曲です。別れとかは悲しいんですけど、ずっとこれからも進んでいくし続いていくという…… そういう心境を景色で書けたんじゃないかなって思ってます。なので、いま世の中に出したとしても、そのときの気持ちを思い出しつつ、またここからもはじまっていくな、という気持ちにはなります。

──春をテーマにした曲を集めた、ということですけど、出会いと別れの季節ということで選んだ曲ですか。
中野 : ストーブっていう言葉が出てくるので冬っぽいんですけど(笑)。はじまりという意味では、そういうイメージに繋がっていると思います。
──ライヴ音源が2曲入っていますね。これはどんな基準で選曲したのでしょうか。
小田 : 過去に音源化している曲で、なおかつこの4人になってから聴かせたい2曲を入れました。
中野 : 旧譜ですけどライヴでもやり続けている曲で。ミナ子さんが加入してから、ライヴで気持ちの良い2曲なので、ライヴにも来てほしいなと思います。
──4月1日(月)新宿レッドクロスにて新生Drop's誕生記念日ワンマン・ライヴ〈APRIL FIRST CLUB'19〉が行われます。それぞれライヴに向けて意気込みを聞かせてください。
石川 : 新宿レッドクロスは、私が加入してはじめてライヴをやったライヴハウスなので、お店の人にも見てほしいという思いも強いんです。対バン・ライヴじゃなくて、ワンマンでどれだけのライヴをできるのか、成長の具合を見て欲しいです。お客さんに対しては、毎年この日で同じ場所で定期的なお祭り的な気持ちを持って遊びに来てもらいたいですね。
荒谷 : 毎年変わっていく自分たちと、レッドクロスという空間で、アットホームな感じの自由で楽しいイベントになればいいなって思っています。
小田 : 〈APRIL FIRST CLUB'19〉という名前がついてからはまだ2回目なんですけど、恒例化していきたいので、お客さんに「今年もこの季節がきたな」って思ってもらえたらいいなと思います。
中野 : 4月1日って、普通に働いている人、学校に行っている人も、シャキッとするというか、気持ちが新しくなる区切りのタイミングだと思うんです。この日にDrop'sを観にきて「よし、がんばるぞ!」って思ってもらえるようなライヴにしたいです。こちらも気持ちを新たにできる日だと思いますし、そういう“はじまりの一日”にできたらいいなと思っています。
編集 : 鈴木雄希、松崎陸
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過去の特集ページ
・透き通った冬の空気になじむ、泥臭く力強いロックンロール──新生Drop'sの幕開けを飾る『organ』が完成
https://ototoy.jp/feature/2018122101
LIVE SCHEDULE
Drop’s ツーマン自主企画
Drop’s 10th Anniversary「Sweet & Muddycheeks」(Ms.April)
2019年4月7日(日)@大阪 2nd LINE
時間 : OPEN 17:30 / START 18:00
出演 : Drop’s / w.o.d.
2019年4月12日(金)@札幌 mole
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
出演 : Drop’s / DOUBLE SIZE BEDROOM
中野ミホ 弾き語り自主企画
中野ミホの「うたかたイン・ザ・ムード」vol.2
2019年5月12日(日)@新宿レッドクロス
出演 : 中野ミホの / and more……
その他ライヴ
ARABAKI ROCK FEST.19
2019年4月27日(土)@みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく
NAGANO CLUB JUNK BOX 20th Anniversary〈COUNTER ROCK!!!!!〉
2019年5月3日(金・祝)@長野CLUB JUNK BOX
時間 : OPEN 17:30 / START 18:00
出演 : Drop's / The Birthday
NIIGATA RAINBOW ROCK 2019
2019年5月4日(土)@新潟市内11会場
※詳細は後日発表
SHINJUKU LOFT KABUKI-CHO 20TH ANNIVERSARY『ええじゃないか歌舞伎町』
2019年8月1日(木)@新宿LOFT
時間 : OPEN 18:00 / START 18:30
出演 : Drop's / noodles / BimBamBoom / THE STEPHANIES
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://drops-official.com/schedule
PROFILE
Drop's

2009年北海道・札幌にて同じ高校の軽音楽部で出会った中野・荒谷・小田らによりDrop’sを結成。
Vo.中野ミホの圧倒的ヴォーカルを基軸にしたブルージーなサウンドが醸す強烈なインパクトと時代に決して媚びない独特な存在感は結成当時より話題に。
2013年メジャー・デビュー。デビュー以来4枚のフル・アルバムと2枚のミニ・アルバムなどをリリース。直木賞作家の小池真理子の半自叙伝的文学作品としても高い評価を得た映画『無伴奏』や性暴力について描かれた問題作、映画『月光』などで主題歌として起用される他、最近ではJR東日本「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび」といったCMでも中野ミホ(Vo.)が歌起用されるなど、これまでのライヴ・バンドとしての活動に留まらずアーティストとしての幅を広げていく。
2017年、活動拠点を地元・札幌から東京に移すと同時に新ドラマー石川ミナ子が新たに合流。新生Drop’sとして活動がはじまる。2018年12月、新生Drop’sとしては初めてとなる約2年半ぶりのスタジオレコーディング・ミニ・アルバム『organ』が完成。Drop’sあこがれの作曲家・多保孝一氏と中野ミホの初共作となったリード曲「Cinderella」ではこれまであまり見られなかったダンサブルなリズムや印象的なリフを取り入れバンドは新たなステージへ。
2019年3月にはミニ・アルバム『organ』とは姉妹作品となるミニ・アルバム『trumpet』のリリースも発表! バンド結成10周年となる2019年、進化を遂げたDrop’sサウンドはもう鳴り止まない!
【公式HP】
http://drops-official.com
【公式ツイッター】
https://twitter.com/Drops_official