【短期連載】1万人へ。FUNKIST稲佐山ワンマンへの挑戦 Vol.2──対バンツアー東京公演、“音楽の力”で一体に

25周年・野音ワンマンという大きな節目を越え、それでもなお次の挑戦へと踏み出したFUNKIST。前回のインタビューで語られた、バンド史上最大規模となる長崎・稲佐山野外ステージでの無料ワンマン開催への覚悟は、現在開催中の全国ツアー〈LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉のなかで、確かに形になりはじめている。
2026年3月22日、八王子 Match Voxで開催された東京公演。この日はユタ州、アンダーグラフという盟友を迎え、ツアー3本目にしてすでにフロアは濃密な熱量に包まれていた。音楽の力で人と人とが結びつく。その原点とも言える瞬間が幾度となく立ち上がり、会場はひとつの塊となって揺れていく。
この夜に生まれた熱と確信は、5月31日、長崎・稲佐山野外ステージでのワンマンへと続いていく。
バンド史上最大規模に挑戦、長崎・稲佐山野外ステージで無料ワンマン開催!

FUNKISTが、2026年5月31日(日)に長崎・稲佐山野外ステージで野外ワンマンライブを開催する。キャパシティは約1万人。バンド史上最大規模となる挑戦だ。代表曲「V-ROAD」ゆかりの地でもある長崎でのワンマンは、彼らにとってまさに原点回帰とも言える特別なステージ。夢を描き、仲間と歩んできた物語の続きが、この場所で鳴り響く。さらに3月13日(金)からは、全国ツアー〈LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉もスタート。
これまでの歩みも、これからの未来も全部抱えて挑む大舞台。
その瞬間を、ぜひ一緒に目撃してほしい。
〈V-ROAD PARADE at稲佐山 -挑戦こそ、聖地で。無料で。-〉
【日程】
2026年5月31日(日)
【会場】
長崎市稲佐山公演野外ステージ
〒850-0066 長崎県長崎市大浜町1331
【開催時間】
開場 11:00 / 開演 13:00 / 終演 15:30
【入場料】
無料
⇨ 入場応募フォーム
特設サイト
https://funkist.info/vroad-parade_2026/
クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/920494/view
FUNKISTの最新シングル。フロアを一瞬でひとつにする、真骨頂のライブ・アンセム
LIVE REPORT :
〈FUNKIST LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉@八王子 Match Vox

取材・文 : 岡本貴之
撮影 : 藤田裕司
FUNKISTが、〈FUNKIST LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉の東京公演を2026年3月22日(日)八王子 Match Voxにて開催。集まった観客たちと共に熱いライブでひとつとなり、南アフリカ・ツアー、稲佐山ライブへ向けて勢いをつけた。
このツアーは2026年5月31日(日)長崎県・稲佐山野外ステージで開催する無料の野外ワンマン・ライブ〈VROAD PARADE at稲佐山 -挑戦こそ、聖地で。無料で。-〉に先駆けて行う全国ツアー。各地で盟友バンドを迎えて行われるもので、3月13日(金)上越アースを皮切りにスタートし、この日がツアー3本目。対バンはユタ州、アンダーグラフの2組だ。
ユタ州はターキーのぶと(Vo) 犬(Ba)ビートたけ(Dr)の3人にサポート・ギタリストのタカヒロを加えての4人でステージへ。初っ端から直球勝負のパンク・ロックでライブをスタートさせて、早くもフロア中から拳が上がる。“今日から俺は”では〈俺は俺を諦めない〉〈君は君を諦めるな〉と熱いメッセージがまっすぐ胸に刺さり、揺るぎなくタイトな楽器陣の演奏が、のぶとの歌声をさら前に前にと押し出していく。「FUNKISTがツアーに呼んでくれました。やさしい! 与えてもらってばかりです。一番後輩だけど、一番はしゃいでます!」と嬉しそうなのぶと。観客が一斉に掌を広げて歌った“凡人の唄”、観客と共に「Oi! Oi!」と腕を突き上げた “虎と太陽”など全力疾走のライブを見せて、稲佐山のライブについて「あんなところでFUNKISTの音楽を聴きながら踊れたら最高だなと思って。応援しています!」とエールを送った。
続いてアンダーグラフのライブへ。真戸原直人(Vo.Gt)、中原一真(Ba)、谷口奈穂子(Dr)、アオキサトシ(サポートGt)の4人は、FUNKISTに合わせたという柄シャツ姿でステージに上がり、サウンド・チェックの流れからそのままライブをスタート。曲は、このツアーのタイトルにかけての選曲だろうか、“ビューティフルニッポン”。ゆったりと、しかし力強い歌と演奏で一気に引き付けた。曲が終わるとすかさずギターがイントロを刻み、“ツバサ”へ。大ヒット曲にして代表曲の1つだ。サビで真戸原が両手で「どうぞ!」と促すと、キャッチーでこみ上げるメロディの合唱となった。「FUNKISTは、メッセージを持った歌を自身を持って歌っていいんだって思わせてくれる。次の曲は、FUNKISTとの対バンではきっと届くと思います」(真戸原)とのMCから、「ライセンス」を披露。シリアスなサウンドの中にポジティブなメッセージが込められていた。「西郷君の中から出てくる喜びや悲しみのようなものをすごく尊敬しています。僕が歌う書くテーマとすごく近い曲があったので」と、珠玉のバラード「君が君らしくいられるように」を歌い、感動の余韻を残してFUNKISTへとバトンを渡した。

ユタ州、アンダーグラフ共にFUNKISTと共通する人間愛に溢れる音楽の力で会場を熱くさせて、いよいよFUNKISTのライブへ。ジャングルの森を思わせる賑やかなSEと共に染谷西郷(Vo./Gt.)、宮田泰治(Gt.)、ヨシロウ(Gt.)、サポートのヨーラ(Ba.)、●●(Dr)がステージに上がり全員のハーモニーが多重的に広いサウンドスケープを描くと、「八王子やろうぜ!」と染谷が叫んで、“MAMA AFRICA”の躍動するリズムでライブがスタートした。ステージ前でアクションしながら歌う染谷と共に、宮田、ヨシロウも体を揺らして観客たちを扇動する。曲中、染谷は今月末から南アフリカ・ツアーに旅立つことを告げると、「国が違ったら言語も違う、肌も違う、文化も違う。でもそんな大したことねえ。どこの国に行ったって悲しいときは涙が流れるし、楽しいときは笑うんだよ。そして音楽がそこにはある。音楽で今日みたいな夜を作ってくるよ、南アフリカで。始めようぜ八王子!」と叫んだ。“どんな場所でも音楽で1つになる”ことを標榜するFUNKISTらしいメッセージだ。その言葉に、観客もコーラスしながら右腕を振って応える。染谷がギターを持ち“Snow fairy”へ。ところどころでキメを連発するバンド・アンサンブルで乗せながら、全員でコーラスして会場を1つにするところは、ライブ・バンドならではのステージングの巧みさを感じさせた。間奏ではヨシロウが幻想的な音像でソロで酔わせた。


再びハンド・マイクを持って歌われたのは、ツアー・タイトルでもある“LIVE IS BEAUTIFUL”だ。フロアにマイクを向け「Oh,Oh,Oh,Oh」とコール&レスポンスして、まくし立てるように歌う染谷。その歌声は圧倒的で鬼気迫るものがある。強烈なビートに乗って、「もっと聴かせてよ!たとえどんな世界でも歌おうぜ!」とコーラスを求めると、終盤で転調してさらに熱量がアップ。ピースサインを天高く掲げる光景が会場中に広がった。


MCではユタ州、アンダーグラフそれぞれに感謝と称賛を贈ると、FUNKISTにとって初めての野外フェス出演となった、過去に稲佐山で開催された〈Sky Jamboree〉についてエピソードを振り返った。「今日の夜もそうだけど、永遠に続けばいいと思う夜を重ねながら、26年歩いてきました。忘れたくないあの夏の日、稲佐山にみんなで立ったあの日のことを思い出して」との導入から、ニュー・シングルから “夏の影”が披露された。ノスタルジーにとどまらず、力強く今回の稲佐山ライブへと、過去と未来を繋げる時間を超えた1曲に、誰もがじっと静かに聴き入っていた。染谷がギターを鳴らしながら、即興でユタ州、アンダーグラフへのメッセージを曲中に織り込みながら、しばしその内に秘めた思いを赤裸々に歌うと、“愛のうた”へ。宮田のギターがロングトーンで壮大にドラマティックな曲を演出する。終盤、両手を大きく広げる染谷、演奏に没頭するメンバーたちに、〈Lalalalala〉と観客の大きな声のコーラスが包み込んだ。
宮田がギターを持ち替えて、染谷が「八王子!全員跳べ!」と煽って、“V-ROAD”に突入した。〈手を伸ばして 手を伸ばして〉と歌うサビを大合唱して、クラップで会場が一体となる。染谷が「最高だ!」と叫んで、八王子 Match Voxは巨大なスタジアムと化した。これから続く全国ツアー、そして5月31日の稲佐山に「来てくれますか!?」と呼び掛ける染谷が、さらに「今月末、ケープタウンに来てくれますか!?」呼び掛けると「Yeah~!」と応える観客たち。「嘘つき~!」と返す染谷に場内爆笑となったが、「いいじゃん、そういう嘘いっぱいついて行こうぜ! 綺麗ごととか夢見ごととか言われるんだけど、いつか本当になるように、みんなで叫び続けようよ! なんか届く気がするんだよ」と、熱いメッセージから再び歌い出すと、この日一番の歌声が会場中に溢れかえった。


アンコールでは、前日に甲子園で開催された選抜高校野球大会の山梨学院対長崎日大で、両校共に“V-ROAD”を応援に使ったことから「ややこしい」とネット・ニュースになっていたことを紹介し、笑いを誘う。ただ、それだけ全国で“V-ROAD”が広まっているという事実は、稲佐山ライブの成功へ向けての追い風にもなるのではないだろうか。その稲佐山ライブは無料開催を目指しているため、クラウドファンディングを実施している。そのリターンの話から、染谷が宮谷に俳句をリクエストする無茶ぶり。宮田が五七五で一句読み上げた瞬間、ドラムが「1,2,3,4!」とカウントして曲が始まるという、シュールな新手法による演出でエンディングへ。なごやかに突入した“GLORY DAYS”はタオルがグルグル回されて、フロアはあっという間に熱狂の渦に。明るく賑やかに、大盛り上がりのツアー3日目は終演となった。
〈FUNKIST LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉は今後、南アフリカ・ツアーを挟み5月16日(土)岡山 MO:GLAまで続き、5月31日(日)〈VROAD PARADE at稲佐山 -挑戦こそ、聖地で。無料で。-〉へと向かって行く。

セットリスト
〈FUNKIST LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉 2026年3月22日(日)八王子 Match Vox
1. MAMA AFRICA 2. Snow fairy 3. LIVE IS BEAUTIFUL 4. 夏の影 5. 愛のうた 6. V-ROAD 7. SUNRISE EN1. GLORY DAYS
フォト・ギャラリー
撮影 : 藤田裕司
編集 : 石川幸穂
FUNKISTの最新シングル。フロアを一瞬でひとつにする、真骨頂のライブ・アンセム
バンド史上最大規模に挑戦、長崎・稲佐山野外ステージで無料ワンマン開催!

FUNKISTが、2026年5月31日(日)に長崎・稲佐山野外ステージで野外ワンマンライブを開催する。キャパシティは約1万人。バンド史上最大規模となる挑戦だ。代表曲「V-ROAD」ゆかりの地でもある長崎でのワンマンは、彼らにとってまさに原点回帰とも言える特別なステージ。若き日に夢を描き、仲間と歩んできた物語の続きが、この場所で鳴り響く。さらに3月13日(金)からは、全国ツアー〈LIVE IS BEAUTIFUL tour 2026 Road to 稲佐山〉もスタート。
これまでの歩みも、これからの未来も全部抱えて挑む一夜。
その瞬間を、ぜひ一緒に目撃してほしい。
〈V-ROAD PARADE at稲佐山 -挑戦こそ、聖地で。無料で。-〉
【日程】
2026年5月31日(日)
【会場】
長崎市稲佐山公演野外ステージ
〒850-0066 長崎県長崎市大浜町1331
【開催時間】
開場 11:00 / 開演 13:00 / 終演 15:30
【入場料】
無料
⇨ 入場応募フォーム
特設サイト
https://funkist.info/vroad-parade_2026/
クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/920494/view
FUNKIST 特集記事
FUNKIST ディスコグラフィー
PROFILE : FUNKIST
ボーカル染谷西郷、ギター宮田泰治、ギターヨシロウにより、バンドの原型が 2000年に結成。2001年から本格的な活動を開始。 47全都道府県でのライヴを達成し、日本国内はもちろん、南アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外も含む 年間100本 を超えるライブで、世界所狭しと駆け回る生粋のライブバンド。 『俺たちが鳴らせば世界が踊る』を合言葉にジャンルレスな音楽で世界全てを抱きしめる。
アニメ「FAIRY TAIL」主題歌やゲーム「テイルズシリーズ」のテーマ曲など多くのタイアップを手がけ、現在は「V-ROAD」がJリーグV・ファーレン長崎や甲子園高校野球の応援チャントとして使用され全国的な広がりを見せている。
■Official HP : https://funkist.info/
■X : @FUNKISTNEWS
■YouTube : @FUNKIST


































































































































































































































![高野寛ライヴ音源DSD独占配信&インタビュ—『Live at VACANT [ONE, TWO, THREE]』](https://imgs.ototoy.jp/feature/image.php/20121009/6.jpg?width=72)

















































































