さぁ、魅惑のショーがはじまるぞ!! ──H ZETT M、3作目となるピアノ・ソロ・アルバムをリリース
テレビCMや、リオデジャネイロ・オリンピック閉会式にて楽曲が使われ、お茶の間にもその音楽が浸透してきたH ZETTRIO。そのバンドマスター、H ZETT Mが4年ぶりとなるピアノ・ソロ・アルバム『共鳴する音楽』をリリース。OTOTOYでは今作を1週間先行で配信を開始! 誰しも耳にしたであろう「あしたのワルツ」のソロ・バージョンのほか、名曲揃いの26曲を収録。今回のインタヴューでは、新アルバム『共鳴する音楽』の制作に関する話のほか、彼のインスピレーションの源についても語ってくれた。ぜひ新作『共鳴する音楽』と共にお楽しみください。
4年ぶりとなるソロ・アルバムがリリース
H ZETT M / 共鳴する音楽
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 3,240円(税込)
【収録曲】
disk1
1. ショーがはじまる
2. 極秘現代
3. 踏み出すニュー
4. すました日常
5. 水の流れ
6. 高貴な連帯
7. 果てしないカーブ
8. 争う不可思議
9. クジラが泳ぐ
10. 雫の模様
11. 地平線
12. 確かな日々
13. 新しいチカラ (2017 ver.)
disk2
1. 未完成ワールド
2. 忘却の彼方
3. ランドスケープ
4. 永遠は見つからない
5. DO浮遊サマータイム
6. ほろ酔いバランス
7. 嬉しさを抱きしめて
8. ネクタイしめて
9. あしたのワルツ
10. 反骨のマーチ
11. 宙に消えた
12. Wonderful Flight
13. 喜びのテーマ
INTERVIEW : H ZETT M
じつに4年ぶりのリリースとなるソロ・アルバム『共鳴する音楽』を完成させたH ZETT M。各地でソールドアウトとなっているH ZETTRIOの全国ツアー、さらには毎年恒例となった毎月連続の配信リリースでの新曲発表と、精力的な活動を続ける中で26曲もの大作をいったいいつの間に生み出していたのか!? その創作の源を探るべく、今回は「H ZETT Mとピアノ」、そして今作のタイトルとなっている「共鳴」さらに「共有」をテーマに話を訊いてみた。ストイックかつナチュラルにピアノの楽しさを追求するミュージシャンH ZETT Mの境地をきっと興味深く読んでもらえるはずだ。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
「こんな曲をホールでやったら気持ち良いかな」とか考えながら作った
──H ZETTRIOのツアーと並行して6ヶ月連続で新曲を配信リリース中という、かなりタイトなスケジュールの中でのリリースとなりますが、このタイミングでソロを出すことになった理由をおしえてもらえますか。
H ZETT M(以下M) : 色々活動している中で最近は主にH ZETTRIOの活動をしているんですけど、H ZETT Mのソロ・アルバムを出してくれという声もあったのと、昨年末から独演会をやっているんですけど、各地からそのオファーが増えてきたということもあって。曲は日々、常々作っていようとは思っているんですけど、そういったものをひっくるめまして、レコーディングすることになりました。独演会はピアノ1人でやっているんですけど、「こんな曲をホールでやったら気持ち良いかな」とか考えながら作った感じです。
──曲はバンドの曲、ソロの曲分け隔てなく常に作っている感じで?
M : うまいこと思いついたらスケッチするみたいな感覚と言いますか、そこにはジャンルとか関係ない感じです。「これはトリオの曲だ」と思って書くこともありますけど。
──道端でもパッと思いついたらスマホのレコーダーに口で録音しておく、というアーティストの方もよくいらっしゃいますがH ZETT Mさんはどうですか?
M : そういうことをしたこともあるんですけど、後で聴いてみるとわけがわからなくて。「タッタラテッテレ~」みたいに言っているんですけど、そのときに考えてたことが全然思い出せないのであんまりやらないです(笑)。
──なるほど(笑)。今作は『未来の音楽』(2012年)『魔法使いの音楽』(2013年)に続くピアノ1台で挑戦してきたシリーズ第3作目、これまでと同じく26曲2枚組というボリュームですが、『共鳴する音楽』というタイトルは最初にテーマとしてあったんですか。
H ZETT M ピアノ・アルバム・シリーズ
M : アルバムのタイトルは、曲が揃いつつある段階で付けました。曲自体のタイトルもまだ決まってないくらいの段階で。
──制作過程でつけられたタイトルなんですね。ということは、制作当初はどんな1枚にしようと考えて曲作りを始めたんでしょうか。
M : ピアノの良い響きを大事にしたいなというのがまず第一にあって。ピアノを弾いていて楽しいと思う曲を詰め込みたいなと思っていました。
──これまでもピアノの楽しさ、演奏の楽しさを伝える作品を発表してきたと思うのですが、ご自分の中ではこれまでと違うものがあったんですか。
M : 色々経験してきて、瞬発力が上がってきていると思っているので、今の自分でピアノに向かったという感じです。ライヴ会場の景色ですとか、世の中のニュースとかTwitterの発言とか全部含めて入っている感じですね。
──あとはサッカーも?
M : サッカーもですね(笑)。サッカーは色々学ぶことが多いです。サッカーはすごく上手い人がいっぱいいるので、超絶技巧を見て驚いています。そういう“「すごい!」からの爽快感”もピアノの演奏に何パーセントか入ってるかもしれませんね。
街で人とぶつかりそうになって、危ない! みたいなことも曲に入ってます
──日常生活の中で色んなものからインスピレーションを受けている感じですか?
M : そうですね、例えば街で人とぶつかりそうになって「危ないな!」とか、そういうのも曲に入ってますね、何%かは。「なんで周りを見ていないんだろうこの人は?」っていう。そのイライラする感じというか「どうすればこの人と分かり合えるんだろう?」っていうのは0.8%くらい入っているかもしれないです(笑)。
──結構入ってますね(笑)。曲のタイトルを見ながら聴かせてもらったんですけど、例えば「水の流れ」はまさに水の流れがそのまま映像として目に浮かんでくるような、耳で聴くバーチャルリアリティみたいな感じも受けました。そういう映像や場面展開、ストーリー性みたいなものは念頭にありましたか。
M : 曲のタイトルを全部後につけたんですけど、音の流れを意識したというか。「水の流れ」はデモの仮タイトルでもこういう感じだったんですけど、本当に音の流れを追求していくと水っぽいなという感じがあって。そういうのを大切にしているのはありますね。
──曲ごとに作り方や完成する時間もまったく違いましたか。
M : スタジオで即興で作ったものもあったんですけど、作り込んで2、3日ああだこうだ書いた曲もありますし。もう何十年前からの曲を引っ張り出して作ったものもありました。DISC1の1曲目「ショーがはじまる / Showtime starts」の8小節くらいの短いフレーズは、10年前くらいにあったものなんですけど、それを2017年の自分で8小節をここまで引き延ばしたんです。このアルバムに入れる曲を探していたときに、昔に書いたものでもいま聴くと「おっ!」っと思うものがありまして。その「おっ!」っと思うものを常に探している感じですね。
──今回収録した曲で言うと、その「おっ!」っと思うポイントはどこにあったんでしょうか?
M : 広がる感じがするというか、ゆくゆくはオーケストラで編曲してもいけるんじゃないかとか、その先が見えるような感覚を持ったフレーズ、メロディ。そういうのを探して作って行った感じです。
──それは文字通りピアノと他の楽器が“共鳴”するイメージもあったということなんですかね。
M : 他の楽器がいるということは全然イメージしてなかったですけど、色んな楽器とやっても成立するような音楽をやりたいというのは基本的にありますね。
──バンドってそれぞれの楽器が共鳴することで成り立っているものだと思いますが、H ZETT Mさんの中ではバンドとソロの1番大きな違いってどんなところなんですか。
M : 1人でやった方がパーソナル感がより強調されるような気がしますね。ベースとドラムがいるとピアノは2人に投げかけるようなところがありますけど、ピアノ1人だとピアノを弾いてピアノに投げかけるというか、「孤独感」と言いますか(笑)。それが強調されるのがバンドとの違いですかね。
──ピアノに向き合う、というのは自らそうしようとしてそうするのか、それとも弾いているうちに没頭してそうなることが多いのでしょうか。
M : やっぱり、ピアノを前にして座ると没頭していってしまうものだと思いますね。ピアノの前が心地良いというか、“ピアノの中に入っていく”ような感じですね。
──ピアノと一体化するような感覚もあるんですか。
M : そうですね、はい。
──そういう感覚を持ち出したのってピアノを弾きだしてどれくらい経った頃なんでしょうか?
M : どれくらいですかね… やっぱり集中して練習するとそういう感覚になると思うので、わりと習い出した初期の頃から没頭していた気がしますね。
──お家にオルガンがあったことがピアノを始めたキッカケだということですけど、誰かアーティストの方を見て憧れて、ということではなかったんですか? 例えばロック・バンドのギターの人だったら誰々をテレビで見て憧れてギターを始めた、とかあるじゃないですか?
M : そういうのはなかったですね。自分はオルガンが家にあったので遊びで弾いていて、ピアノ教室に行き出して、教則本とかを何冊か練習してました。ただ心から「この曲が弾きたい」と思った曲があったかというと、そうではなかった気がします。あくまで練習として弾いていたというか、「目の前にあるものをクリアしていく」という感じでしたね。教則本に書いてあるものが弾けて嬉しいという。その中で、小中学校になるにつれて教則本だけじゃない、モーツァルトやバッハとかいう作曲家の曲を弾きつつ「ああ、この人はこういう感じなんだな」っていう好みが出てきた感じです。
──その頃のピアノを弾いたときの響きから受ける感覚というのが変わらずに今作までに至っている感じなんですか。
M : どちらかというと「弾いて音が出た、楽しい」というインパクトがまだ今も持続しているという感じですかね。音の響きという意味で言うと割と最近というか、クラシックでも洒落た和音を使う人とか、ジャズとかそういう方面になってきますね。習い出した頃は音の響きというものは全然わからずに弾いていたので。ピアノを弾くことで何かしらの刺激を感じていたんだと思います。
自分に鞭を打つという感じでもっと向上して行きたい
──「共鳴」という言葉についてお伺いしたいんですが、ここ数年、H ZETTRIOで毎月連続配信をしているのを見ると、H ZETT Mさんは音楽に対して共有財産っていう意識があるのかなって思ったんですよ。作ったらすぐにみんなのものになるというか。「共鳴」というより「共有」ということなんですが。
M : ああ〜なるほど。共有ですか…。僕としては、みんなで“ワーッ”みたいな感覚っていうのはあんまりなくてですね、みんながどう思うかというのは特に考えないようにしてるというところもあって。結構、「他人の気持ちは分かりたくても難しい」と思うんですよね。しかしながら、何かしらどこかに、表面的ではない奥深いところに何かしらのものがあるよねっていう(笑)。
──何かしらがある(笑)。曲を世の中に出したときに、それに対しての共鳴する何かを期待しているのか、それとも共有したいという思いがあるのかなって。
M : 僕の意図するところとしましては、「意識と無意識の間」というか、「接続と切断の間」と言いますか。そういう、“どっちでもない”感じというか、そこで共鳴しているのではないかと。「未来と過去に鳴っている音楽」という感じもあったり。
──タイトルをつけるときにも未来と過去とか、そういうことは意識していたんですか?
M : ピアノを鳴らしていると、そういう感覚になってくるんですよね。「ピアノってなんだろう?」「音楽ってなんだろう?」「音ってなんだろう?」って考えてくると、段々「自分ってなんだろう?」みたいな境地になってくるんです。まあピアノを弾くことに限らず、料理するにしてもサッカーをするにしても、「私は何をしているんだろう?」っていうところに行かないと、それをやっている意味がないのかなっていう気もしますので。「私はいったい何をやっているんだろう?」っていうことですかね(笑)。
──ははははは。そうすると、これだけの曲数(26曲)になるわけですね。
M : これだけの曲数になってしまいましたね。これはまあ、1枚目からの流れでもあるんですけど。26曲のうちには、何十年前からっていうフレーズもあるので、「今までから、現在(いま)まで」という感じです。
──現在ということでいうと、今回「あしたのワルツ / Tomorrow’s Waltz」のソロ・バージョンが初収録されていますが、この曲は誰もが「あっ! 聴いたことある」ってなると思いますし、きっとこの曲でH ZETTRIOやH ZETT Mさんを知った人も多いですよね。
M : そうですね、H ZETTRIOのライヴのときに「えっ!? なんでこの曲やってんの!?」っていう反応の人が結構いましたから(笑)。
──カヴァーだと思われたんですか(笑)。
M : カヴァーしてると思われてるらしいです。この曲はオリジナルなので。どこかのライヴハウスに方にも「あの曲はオリジナルですって言った方が絶対いいよ!」って言われました。
──では今回の記事で改めて、「あしたのワルツ / Tomorrow’s Waltz」はH ZETT Mさん作曲のオリジナル曲ということをみなさん覚えておいて頂けたらと(笑)。昨年はオリンピックの閉会式で曲が使われたり、色んなトピックもあって知名度も上がっていると思いますが、新しい曲を作って行く上で煮詰まったりすることはないですか。
M : う~ん、自分の瞬発力をもっと上げたいなということは思いますね。『共鳴する音楽』のスタジオの中で、その場で書いてレコーディングしちゃった曲もあるんですけど、その場でやっちゃうときの完成度を上げるのは、今まで培ってきた瞬発力だと思うので。「そこはもっとできるでしょ」っていう部分は、自分に鞭を打つという感じでもっと向上して行きたいですね。
──リリース後はソロ・ライヴもあるんですよね。
M : 詳細は、6月20日に発表されますが、秋に大きなところで独演会をやります。
──H ZETTRIOではショルキーを持って煽ったりとライヴ・アクションも激しいですが、ソロとしてのライヴはどんなものになりますか。
M : このまえやった独演会でもショルキーを持って前に出ちゃいました(笑)。またやるかはわからないですけど。今回の独演会は練習して一生懸命弾きたいと思っております。練習しないと弾けないと思うので、とにかく練習したいです。今までの練習 × ライヴでの瞬発力だと思っているので。
──ライヴには小さいお子さんも観に来たりしていると思いますが、そういう子どもたちがピアノを弾くきっかけになっているかもしれないですね。
M : ピアノ、弾いたら良いと思いますけどね。結構集中するとおもしろいですから。「1つに集中するっていうことは良いですよ」って思います。そこからピアノのおもしろさが広がっていくと思うので。ライヴでもそのおもしろさが届けられたらと思いますし、『共鳴する音楽』は一生懸命作りましたので、ライヴを観に来てもらえたらうれしいですね。
H ZETT M 過去作をチェック!
H ZETT M / 魔法使いのおんがく
変幻自在のピアノマジシャンH ZETT Mのピアノ・アルバム2作目。自身の十八番である遊び心が満載の、童話のような、絵本のような、そんな雰囲気が至るところに散りばめられたアルバム。
H ZETT M / 未来の音楽
グランドピアノ1台と彼の体だけでレコーディングに挑戦した、H ZETT Mの本質が浮かび上がるピアノ・オンリーのアルバム1作目。
H ZETT M / PIANOHEAD
彼の真の音楽家としての部分がいよいよ表面化サービス精神満載のまさにごった煮フルコースでお届け。
H ZETT M / 5+2=11
謎のピアノ絶叫マシーンH ZETT Mの、衝撃のソロ・デビュー・アルバム。ピアノロックンロールな作品を提示した作品。
H ZETTRIO 過去作もチェック!
〈H ZETTRIOとは……〉
H ZETTRIOは、「大人も子どもも“笑って踊れる”」をテーマに掲げるピアノトリオ・バンド。2014年、スイスで開催されている世界3大ジャズ・フェスティバル〈モントルー・ジャズ・フェスティバル〉への出演をキッカケに、国内外の大型フェスに多数出演。ピアニストのH ZETT M(pf / 青鼻)は、2015年に解散した“PE’Z”のヒイズミマサユ機、またもや椎名林檎が率いた“東京事変”第一期の鍵盤だった「H是都M」なのではないかという憶測が飛び交うも、本人はぼんやりと否定。ユニーク且つ“無重力奏法”と形容されるテクニカルなピアノと、H ZETT NIRE(bass / 赤鼻)、H ZETT KOU(dr / 銀鼻)が支えるキレのあるリズムセクションを武器に、独自のアンサンブルを響かせる。この3人以外には作り出せない音楽とグルーヴを追求し続けている。
LIVE SCHEDULE
H ZETT M ライヴ
〈ピアノ独演会2017 「夏の大三角の陣」〉
2017年7月7日(金)@兵庫 神戸新聞松方ホール(※SOLD OUT)
H ZETTRIO ライヴ
〈PIANO CRAZE CRAZY TOUR〉
2017年6月16日(金)@静岡 浜松窓枠
2017年月17日(土)@山梨 甲府桜座(※SOLD OUT)
2017年6月18日(日)@長野 松本Sound Hall a.C
2017年6月23日(金)@兵庫 神戸CHICKEN GEORGE
2017年6月24日(土)@京都 KYOTO MUSE(※SOLD OUT)
2017年6月29日(木)@神奈川 川崎CLUB CITTA’
2017年7月16日(日), 7月17日(月)@大阪 THE LIVE HOUSE soma(※7/16公演SOLD OUT)
PROFILE
H ZETT M
ピアニスト / エンターテイナー / 音楽家。“PE’Z”のヒイズミマサユ機、またもや椎名林檎が率いた”東京事変”第一期の鍵盤だった「H是都M」なのではないかという憶測が飛び交うも、本人はぼんやりと否定。
その超絶技巧に加え、“無重力奏法”と形容される超人的パフォーマンスは実験音楽と高度な芸術性が融合している。2007年、1stアルバム『5+2=11』(ゴッタニ)を携えデビュー。2010年に突如行った台湾でのゲリラ・ストリートライヴでは2000人以上の観客が集まり、台湾で青鼻ブームを巻き起こす。2011年、初となる台湾ホール・ワンマン・ライヴを成功させ更に話題となる。2012年・2013年、この時代だからこそ生身の人間の可能性を追求し、ただひたすらに音楽を奏でるというテーマのもと、グランドピアノ1台と彼の体だけでの全26曲レコーディングを収録した『未来の音楽』を発表、続いて新たな可能性への一歩となった『魔法使いのおんがく』を発表。
これらの作品を機に始まったピアノ1台だけでの“独演会スタイルライヴ”は全編2時間以上ながらもユーモアセンスのある基本的な性格も表れ、音楽とともに彼の一挙手一投足にまで満員の観客を釘付けにすることからも各方面から好評を得ている。 新たな活動としてクラウドファンディングを活用した子ども番組の立ち上げなど、幅広い世代に愛され続けられている。