2025/06/01 19:00

空想に潜ませた、ほんのちょっとの“本当”──motoki tanakaが高知で描く、ノスタルジックな景色とは

motoki tanaka

motoki tanakaを知っているだろうか。高知県を拠点に活動するミュージシャンだ。彼の名前で検索をかけると、海辺に突如現れる大男(?)──落書きがほどこされた謎めいたコラージュのアーティスト写真が目に飛び込んでくる。

2025年4月25日(水)にリリースされた『Catch Me If You Can』は彼にとって2枚目となるアルバムだが、音楽活動歴はすでに10年以上に及ぶという。さらに高知でギターショップ&カフェ〈slowhand mojo〉を営むほか、2021年までは〈鏡川フォークジャンボリー〉というイベントも10年間主催していた。正体はつかめないが、興味深い雰囲気を放っているのをひしひしと感じる。

これまでのこと、『Catch Me If You Can』のこと、そして6月6日(金)に八丁堀〈七針〉で行われるワンマン・ライヴについて、motoki tanakaに話を訊いた。

リリース記念 ワンマン・ライヴ
motoki tanaka〈Catch Me If You Can〉開催


日程:2025年6月6日(金)
出演:motoki tanaka(band set)
会場:八丁堀 七針
時間:開場 19:00 / 開演 19:30
料金:前売3,000円 / 当日 3,500円
チケット予約:七針 https://ftftftf.com/
主催:Lemon House Inc.

INTERVIEW : motoki tanaka


取材・文 : 石川幸穂
写真 : 福尾幸子

地元高知県で紡ぐ音楽と人との縁

──まずはmotokiさんのこれまでの活動について教えてください。音楽はどのような経緯で始めましたか?

motoki tanaka(以下、motoki):僕は高知県出身で、高校卒業してから20代半ばまで東京にいて、その後に高知に戻ってきたときに、地元の先輩から「バンドを辞めるから代わりにそのバンドでギターを弾かないか」と誘われたのをきっかけに、音楽を始めました。それと並行して友人たちとバンドも組んでいましたが、なかなかどれも長続きしなくて。最後のバンドは、気づいたら僕以外のメンバーが全員外国人という謎の状況でした(笑)。

そういう活動を2015年ごろまで続けていたらバンドに少し疲れてしまって。それからはひとりで、ギターをメインにいろんな楽器を使って多重録音でのライヴを始めました。5〜6年くらいやっていましたね。

──ひとりでライヴをしていた時期もあったんですね。

motoki:そうなんです。あと、高知に戻ってからは〈鏡川フォークジャンボリー〉というイベントを2012年から10年間主催していました。

──どんなイベントだっだんですか?

motoki:地元のミュージシャンと東京・関西圏のミュージシャンが交流できる場を作りたくて、ほぼひとりで時間をかけて作っていました。でも10年続けて、そろそろ自分のことをやりたいと思うようになったんです。もう一度バンドをやりたいと思ったんですけど、解散するのが面倒だなと思って(笑)。なのでサポート・メンバーに手伝ってもらいながら、バンド形式でライヴをするようになりました。それが2021年の年末か2022年のはじめくらいからですね。

motoki tanaka
2025年5月4日(日)〈高知市文化プラザかるぽーと〉にて

──あくまでも主軸はmotokiさんで、バンドの形式を保つためにサポートしてもらうと。再びバンドに立ち戻ったきっかけはありましたか?

motoki:メンバーとの予定を合わせる大変さはありますけど、やっぱりバンドがいちばん好きなんですよね。ひとりで多重録音でライヴしていたのも、本当はバンドをやりたかったからだと思います。

──特に影響を受けたバンドはいますか?

motoki:日本だとフィッシュマンズ、たま、ゆらゆら帝国ですね。

──サポートで参加されているメンバーの方々はどういった経緯で?

motoki:〈鏡川フォークジャンボリー〉が終わって落ち着いた頃、学生時代から知っている先輩の平野くん(平野ヒラリー智之)が東京でのツアー・バンドを辞めて暇そうにしていたので、誘ったら「いいよ」と言ってくれて。ドラムも地元の知り合いにお願いしました。

平野ヒラリー智之

──今回リリースされたセカンド・アルバム『Catch Me If You Can』では、senoo rickyさんとカワムラコウセイさんがドラムで参加されていますね。

motoki:rickyとは10年くらいの付き合いで、「バンドやるときは声かけてね」と言ってくれていたのを思い出して誘ったら、二つ返事で引き受けてくれました。今はメインで叩いてもらっています。

senoo ricky

──カワムラコウセイさんはどういう経緯で今作に?

motoki:今回のレコーディングは高知の〈CARAVAN SARY〉というライヴハウスを借りて行ったんですが、そのビルの1階にある楽器屋さんのドラム担当をしていたのがカワムラくんでした。暇そうにしていたので、「ちょっと上にあがってきませんか?」と声をかけたんです。

──現地で声をかけたんですね。フットワークが軽い。

motoki:そういう出会いが多いです。フルートで参加してくれた西峯さん(西峯あい)も、レコーディング・エンジニアの和田くん(ex.宇宙人)を通じてそのビルの2階に入っているクラシック系の楽器屋さんに行って紹介してもらいました。

──motokiさんは高知ではギターショップ&カフェ〈slowhand mojo〉も営まれているんですよね?

motoki:はい。もう15年目になります。今は夜だけ営業していて、昼は入り口を閉めて中で作業しています。店も音楽も、「頑張らない。無理しない。」という方針でやってます(笑)。

この記事の筆者
石川 幸穂

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