ふたりはスティーリー・ダンに似てるかも──【対談】FRONTIER BACKYARD × 西寺郷太(NONA REEVES)
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FRONTIER BACKYARDがふたり体制となって2枚目となるアルバム『Fantastic every single day』をリリース!! 今作でも前作からの流れを踏襲したファンクでかつポップ、そしてアッパーな楽曲が並んだ強力作。しかも今作ではゲスト・ヴォーカルとして西寺郷太(NONA REEVES)とおかもとえみ(フレンズ)といったゲストも加わり、さらに音楽的自由度が拡がった1枚に仕上がっております。OTOTOYでは今作の1週間先行配信に加え、歌詞とライナーノーツが記載されたPDFが付属するとともに、ゲスト・ヴォーカルとして参加している西寺郷太(NONA REEVES)との対談を掲載。古くから親交のある2組のトークの行方は一体!?
FBY、新体制2枚目ととなるアルバム! OTOTOYではブックレット付属です!
INTERVIEW : FBY × 西寺郷太
FRONTIER BACKYARDの音楽が前作『THE GARDEN』から変わりつつある気がした。TGMXと福田"TDC"忠章のファンク色が、より大衆に届くようなポップに彩られているように感じられたのだ。“ディープなのにポップ”それが今のフロンティアである。そのポップさは今作『Fantastic every single day』でさらに加速。しかし、面白いのはTGMXと福田は「ウケなくても良いから、やりたいようにやろうと思った」と語っている。好きなように作ったら、より間口の広い作品に仕上がった…それって一番素敵なことじゃないか。今回はふたりと親交があり、「SO FAIR」でゲスト・ヴォーカルを務めたNONA REEVESの西寺郷太を迎えて、今のフロンティアについて、ノーナとの共通点について探った。
インタヴュー&文 : 真貝聡
写真 : 大橋祐希
郷太が持っているポップさとファンクネスを投入してもらいたかった
──フロンティア(バックヤード)が去年『THE GARDEN』をリリースした時に(西寺)郷太さんがコメントを寄せていて。なんでも20年来の関係らしいですね。
西寺 : 99年くらいから仲良くさせてもらってますね。その時はフロンティアじゃなかったと思うんですけど。
TGMX : まだスキャフル(キング)の時代だったね。
西寺 : そうでしたよね。僕らと(原田)郁子ちゃんがON AIR EAST(現在のTSUTAYA O-EAST)でイベントをやっているのを田上(TGMX)さんが観に来てくれたり、気がついたら交流があって。作品でご一緒したのは2001年の『I LOVE YOUR SOUL』でスキャフルのホーン隊だった3人に来てもらって、田上さんもいらしてましたよね。そう考えたら、レコーディングでご一緒したのは今回で2度目。あとはドーパン(DOPING PANDA)がデビューするタイミングで呼ばれて、なんとなくの英語でラップしたら、それがそのまま採用されてたりとか。
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TGMX : 「遊びに来て」って言ったら本当に来てくれて。「これ歌ってもらえないかな?」「良いですよー!」みたいな感じだったよね。
西寺 : そうそう(笑)。(福田"TDC")忠章さんとちゃんと一緒にやったのは、これが初めてじゃないですかね? 対バンとかそういうのはあったと思うんですけど。
福田"TDC"忠章(以下、福田) : そうだよね。
──どうして郷太さんにオファーをされたんですか。
TGMX : 現在の編成から音楽性がファンクに特化するようになってて、今まではやったことがなかったフィーチャリング・ヴォーカルをやりたいと思ったんです。今こそNONA REEVESのサウンドと、郷太が持っているポップさとファンクネスを投入してもらいたいな、と。だから今回、男性ヴォーカルを郷太にお願いしたいというのは、早い段階で決まったんですよ。さっきも言ったように付き合いが長くて、多方面でずっと活躍しているし、年齢的にもキャリア的にも近いので、もうこの人しかいないなって。
──ご一緒されていかがでしたか。
TGMX : 相変わらず楽しい人ではありますよ、ヒューマン・パワーが。
福田 : とにかく話が上手くて、ついつい聞き入っちゃうんですよ(笑)。
TGMX : それってすごく大事な要素で。人を惹きつける何かがあるってことだから。歌声は年を取るたびに表現力が増してるし、何よりもヴォーカルとしては好きな声なのでお願いして良かったです。作業自体はすぐに終わったんですけど…。
西寺 : 喋りが、前後の喋りが(笑)。
TGMX : そうそう(笑)。デモの段階で色々とやりとりさせてもらえたので、作業はすっと終わったけど……お話が面白くて。あと先日、W杯があったじゃないですか、僕はそのことをすっかり忘れてたんですけど…。
西寺 : レコーディングが日本戦の真裏だったので「あれ!? 田上さんクラブ・チームを作るくらいサッカー好きなはずなのに…」と思って。「ちょっと時間を早めにズラしてもらえませんか」って。
TGMX : 郷太に言われるまで全然意識してなかったもんね。
西寺 : プロとしてどうかなと思ったんですけど、田上さんに「あのぉ…サッカーの試合があるって知ってます?」と(笑)。個人的にチリとかエジプトの試合も含めてずっと観てたので、日本の試合も観たいなと思って。
──あははは。率直にフロンティアとノーナの共通点ってなんでしょう。
西寺 : フロンティアとノーナって似てるんですよね。例えば前にフロンティアでギターをやっていたKENZIくんも、ウチのギターの奥田(健介)も1つ歳下同士。田上くんと忠章くん、俺と小松が同期という設定もそうだし。友達だからという理由でドラムを選んでいるわけじゃなくて、ヴォーカルがリズムを好きな人間なので「こいつしかいない」という気持ちで一緒にバンドやっている。その向き合い方も一緒だと思うんです。あとは忠章くんも小松もストイックなので、ノリでやっている感じじゃない。ものすごく向上心があるんですよね。小松は未だに1日に何時間もドラムの練習をして、先生に教わってたりする。忠章くんも天才と言われつつ、影ではアスリート的に鍛え続けている姿勢もすごく似てるなと思って。
他人が入り込めないふたりだけの空気が音楽にも現れてる
──フロンティアからオファーが来た時、どう思いましたか?
西寺 : 今回はシンガーとして呼ばれたことがすごく嬉しくて。プロデューサーだったり、作詞だったり、作曲だったり、コーラスだけ自分がしてメインをアイドルが歌うケースも割とあるんですね。そっちはすごく頭を使う作業なんです。だけど、田上さんや小西(康陽)さんとか先輩が歌手として僕を使ってくれるのは気持ちが楽というか。昔、ビートたけしさんが雑誌のインタヴューで「監督として呼ばれたら全部意見を言うけど、俳優として呼ばれたらノープランで現場へ行って、監督に言われた通りにする」と言ってたんですよ。「自分が『ん?』と思っても監督に従うのが俳優。個人の意見をバンバン言ってくるような人は自分が監督の時に次から呼ばない」と言ってて、その考えを僕はすごい好きなんです。小西さんの時もそうですけど、今回も言われた通りにやろうと思った。そういう気持ちにさせてくれる人から声をかけてもらえるのは、歌手としてすごく贅沢なことなので感謝してますね。
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──前作『THE GARDEN』の時は「好きなことを気にせずにやったら、濃度の濃い作品になった」と話してましたけど、今回はどうでしょう。
TGMX : もっとそうなっちゃいましたね。これを聴いてお客さんがダメだと感じても気にしないっていうか……どんな音楽が受け入れらるか、みたいな話をしなくなった。もうね、やりたいことしかやってないです。ここまで好き勝手やったら、むしろ「ウケないでしょ?」みたいな感じです。ウケたくないわけじゃないんですけど、自分たち中心に音楽をやりたくて。聴きやすいものとか、分かりやすいものは考えなかったですね。やりたいことしかやってないし、やりたい人としかやってない。「どうして?」と聞かれれば「だって、やりたいんだもん」しかないですね。
西寺 : 前回のアルバムは、スキャフルのやっていたスカコアが好きな人からすれば「変わっちゃったな…」という感じだったんですか? 結構『THE GARDEN』はみんな褒めてた印象ですけど。
TGMX : 確かにミュージシャンで褒めてくれる人は多かった。そこが救いだったけど、お客さんはわからない。ギターが抜けた瞬間に「3ピース・バンドからひとり抜けちゃったら終わりでしょ」という人もいてすごいショックだったけど、それとバンドを辞めることは別だなと思ってて。ウケなくてもやりたいからやってる感じ。
西寺 : 僕、フロンティアは元々好きだったんだけど、前作からさらに好きになりましたよ。今回なんてめちゃくちゃポップだと思うし「ウケなくてもやりたい」と言いましたけど全然マイナーじゃなくて、むしろ世界的に見たらすごく正しい路線に行ってると思う。ロック・バンドというかファンキーなものっていうのはシンセが使われていて、だけど生バンドと合体しているのはかなり主流だと思うんですよね。「狭いところでも好きな人がいればいい」と田上さんは言ってたけど、そういうアルバムじゃないと思います。純粋に幅広く愛されるすごい作品だなって。
福田 : 前作を出した時に何人かに言われたのが「結構、振り切ったね」って。そういう意識は特になかったんですけど、自分たちとして好きな要素を強めに出しただけだったので意外な反応でしたね。
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西寺 : あの…今回ご一緒させていただいて、フロンティアとスティーリー・ダンは似てると思ったんですよ。10年か15年くらい前にスティーリー・ダンの特典映像を観たんですけど、ふたりがタクシーか何かに座ってて間に女の子を乗せて喋るだけのどうでも良い内容なんですけど、面白くて。ドナルド(・フェイゲン)とウォルター(・ベッカー)って音楽仲間でもあるけど、古くからの友人でもあるんですよ。フロンティアも他人が入り込めないふたりだけの空気があって。そのバイブスが音楽にも現れてると思ったんですよね。
TGMX : 高校時代から聴いてきた音楽体験は一緒だし、あの時に何が流行っていたとかも共有できるからね。それは後から埋められない部分かもしれない。たまに思うんだけど、忠章くんと一緒なら別にバンドじゃなくても良いんだよね。俺らはそんな変わった関係かもしれない。違う仕事もできそうな気がするふたり(笑)。
西寺 : アハハハハ、素敵ですね。
──ノーナはどんな距離感でメンバーを見てますか。
西寺 : ウチも仲いいですね。
TGMX : 3人とも仲いいよね(笑)。外から見ててもすごく伝わるもん。
西寺 : だけど僕の話にふたりが疲れてる時はありますよ。マイケルやプリンスの話なんて同じエピソード10回くらいしてるんで。
TGMX : いやいや、10回じゃ済まないでしょ!
西寺 : 例えば新しく誰かが会話に入ってきたりすると、もう一度話したくなるじゃないですか(笑)。そういう感じで僕のマイケルの話とか、プリンスの話はあいつらからすれば、何度も聞きすぎて本当にどうでもいい“無の時間”で。でも他の人は初見でめちゃくちゃ楽しんでくれるから、言いたくなるんです(笑)。そういうところはありますね。とはいえ、学校の友達を未だにキープしてるのはこの3人だけ。僕らも特殊な関係性ですね。
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TGMX : 20年以上、一緒にいるわけだからね。
西寺 : 出会ってから27年くらいになりますかね。それこそ奥田は、僕と小松とKIRINJIの千ヶ崎が組んでいたスライ&ザ・ファミリー・ストーンのコピー・バンドに興味引かれて、サークルに入部してきたんで。
フロンティアは本当の意味でミクスチャー・バンド
──2組も知り合って19年経ってますけど、お互いのバンドに対して変化は感じますか。
TGMX : この間も新代田FEVERで対バン(『FRONTIER BACKYARD & NONA REEVES presents リズムネイション』)したけど、全然変わらないよね。3人とも似てる印象があるなぁ。やっぱノーナだけのノリを感じる。
西寺 : 10数年前に田上さんがウチへ遊びに来たことがあって。その時に僕がソロ用の曲を作ってたんですよ。そしたら田上さんが「良いじゃん!」と褒めてくれて。それが「X Day」という曲だった。そこからふたりでプリンスの話をして盛り上がったんですよね。あの頃を思い出すと、スキャフルから3人体制になった時点でファンキーにはなっていたんだけど、さらにその要素が増してきてる。そう思ったら最初にやっていた音楽から、どんどん自分のやりたい音楽に近づいて行ってる気がしますね。90年代末から2000年代のビッグ・ウェーブを僕はそれほど体験してないですけど、スキャフルはそんな流れの中で本当にたくさんの人に聴かれて、フォロワーもたくさんいて。それを中学・高校時代にカバーをしてた連中が徐々に出てきた。僕からすればそこまで変化は感じないですけど「随分ファンキーになったな」と思う人もいるのかなって。
TGMX : そう考えると俺らは大分変わったかも。パンクだと思われている可能性もあるし、いろんな解釈をされている感じはあるね。郷太が言ってくれたように、段々やりたいことに近づいてる気はしてる。
西寺 : ジャンルは分からないですけど、本来のミクスチャーってそういうことの気がしてる。フロンティアは本当の意味でミクスチャー・バンドだと思います。3人からふたりになって、田上さんと忠章さんにしか出せない化学反応が起こって『THE GARDEN』ができた。今回は僕、おかもとえみ(フレンズ)ちゃんが加わったことで違う面白みが出てる。しかも、ちょっとレトロというかラグタイム的な曲も入っていたり、僕はポール・マッカートニーが好きなんですけど、『Fantastic every single day』はビートルズでいうティン・パン・アレイ的な曲も入ってるのが良いなぁと思いましたね。
──今後、郷太さんと一緒に「SO FAIR」を披露する予定はあるんですか。
TGMX : 今、オファーをさせてもらってる段階ですね。やっぱね、面白いんですよ。ステージ上で絡んでいてもずっと面白い(笑)。郷太は人を楽しませる力があるんですね。それがヴォーカリストとして非常に羨ましく思ってます。
西寺 : いやいや、自分こそでしょ! よく言うよ(笑)。
TGMX : 「面白いでっせー!」みたいな感じじゃなくて、自然とフワ〜とステージに現れて楽しませるんですよ。
西寺 : 嬉しいか分からないですけど…アジア人を見たことがないような人が、遠くからフロンティアとノーナのライヴを観たら「あ、同じ人だ!」って思う気がする。
一同 : (笑)。
西寺 : 「あいつ見たことあるぞ!」って(笑)。ステージングの雰囲気とか、ちょっと笑かせたりとか、大枠で見たら似てると思う。僕ね、落語をたまに観せてもらうことがあるんですけど、(立川)志の輔さんが座布団に座った瞬間にすごく楽な気持ちになるんですよ。逆に新人の人が出てくると、どっかで自分も緊張してるんですよね、「面白くなかったらどうしよう」みたいな。逆に名人だったら「ここから15分間、安心して委ねられるおっさんが来た」と思えるんです。この間の新代田FEVERでやったライヴもそんな感じがしたんですよ。やっぱり田上さんがステージに現れた時点で、こっちは何にも考えなくても良いや、という安心感がある。
TGMX : 例えが上手いんだよなぁ〜お話が上手い(笑)!
──僕は10代の頃から2組のライヴを観つづけてますけど、なんかここ数年でフロンティアもノーナも勝手に親近感を持つようになって。まるで「自分の先輩がステージに立ってる!」みたいな気持ちで観れるようになったんですよね。
西寺 : TEAM NACS、シティボーイズ、SMAPもそうだと思うんですけど、擬似友達になるというか。「こういう人と友達だったら楽しいだろうな」っていう人間に人は集まってくる気がして。それはたったひとりじゃなくてふたりでも3人でも「俺がこのチームのひとりだったら良かったな」っていうノリがあるじゃないですか。『水曜どうでしょう』みたいな。それはフロンティアにもあると思うし、ノーナにももちろんあると思うし。そうなってきたのはいいことだと思いますね。
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──フロンティアのライヴに行くと、歌ってる最中にお客さんが田上さんにビールを差し出してる場面をよく観ますね。
TGMX : そうですね(笑)。お供えみたくなってて「酒を飲ませておけば、あの親父は機嫌良くなるぞ」みたいな。
──そのお客さんとの距離感が微笑ましいですよ。昔はそんなことなかったよな、と思って。
TGMX : 年をとって人を許せるようになったんじゃないですかね。昔だったら怒ってましたよ。そうそうお客さんに腹が立たなくなりましたけど、昔はよくイラついてたので。
西寺 : ダイヴをする人とか?
TGMX : ステージであばれて楽器を壊す人もいたし。
西寺 : え、乱入してきて?
TGMX : そう、ステージ上に登って踊ったりして。
西寺 : え、(山口)隆弘(FBYのレーベル・スタッフ)がお客さんを降ろしたりしないの?
山口 : そういう意味でいうと、僕もスキャフルのライヴでステージに上がって踊ってるひとりだったんですよ。それが今やレーベルで一緒にやらせて頂いてますからね。
TGMX : 「もう、お前はセーフにするよ」って言いました。
西寺 : アハハハ! めちゃくちゃオモロい関係性ですやん(笑)。
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LIVE SCHEDULE
FRONTIER BACKYARD
“Fantastic every single day” release tour
2018年11月9日(金)@東京 TSUTAYA O-WEST
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
料金 : ¥3,800(+1D)
2018年11月16日(金)@大阪 Shangri-la
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
料金 : ¥3,800(+1D)
2018年11月17日(土)@名古屋 RAD HALL
時間 : OPEN 18:00 / START 18:30
料金 : ¥3,800(+1D)
NONA REEVES
小松シゲル BIRTHDAY TOUR 2018
2018年10月18日(木)@心斎橋Music Club JANUS
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
料金 : ¥5,500(+1D)
2018年10月19日(金)@名古屋 ell.FITS ALL
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
料金 : ¥5,500(+1D)
2018年10月25日(木)@代官山UNIT
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00
料金 : ¥5,500(+1D)
FRONTIER BACKYARDの過去作はこちら
西寺郷太ソロ、NONA REEVESの過去作はこちら
PROFILE
FRONTIER BACKYARD
TGMX (Vo)、TDC(Dr)の2人がSCAFULL KING休止中に2004年より組んだバンド。サポートメンバーを含めた編成でのライブをおこなっており、2016年からは7人編成で活動をスタート。2004年に1stアルバム「FRONTIER BACKYARD」発売以降、6枚のオリジナルアルバムをリリース。FUJI ROCK FESTIVAL、RUSH BALL、ROCK IN JAPAN、COUNTDOWN JAPAN、RISING SUN ROCK FESTIVAL、KESEN ROCK FESTIVAL、WALK INN FES!、Baycamp、AIR JAMなど多数の大型フェスにも出演。2014年には、CDデビュー10周年を記念したベストアルバム「BEST SELECTIONS」とリミックスアルバム「gladness」をリリース。2015年には 10周年の軌跡と新木場スタジオコーストで行われた周年ライブを 収めたDVD「surroundings」をリリースしている。7人編成の新体制となってからは、タワーレコード限定ミニアルバム「FUN BOY'S YELL」、昨年待望のフルアルバム「THE GARDEN」をリリースし、16箇所の全国ツアーを行った。そして、一年という短いスパンでの「Fantastic every single day」を発売し、東名阪のレコ発ツアーを開催する。
【アルバム特設サイト】
https://fby-7th.tumblr.com/
【Official HP】
http://www.frontierbackyard.com/
【Twitter】
https://twitter.com/fbyofficial
西寺郷太(NONA REEVES)
1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド『NONA REEVES』のシンガーであり、多くの楽曲で作詞・作曲も担当している。音楽プロデューサー、作詞・作曲家としては少年隊やSMAP、V6、KAT-TUN、岡村靖幸、中島美嘉などの多くの作品に携わる。また、ソロ・アーティスト、堂島孝平・藤井隆とのユニット「Smalll Boys」としても並行して活動。そして、日本屈指の音楽研究家としても知られ、特にマイケル・ジャクソンをはじめとする80年代の洋楽に詳しく、これまでに数多くのライナーノーツを手がけ、近年では80年代音楽の伝承者として執筆した書籍の数々がベストセラーに。代表作に小説「噂のメロディー・メイカー」(扶桑社)、「プリンス論」(新潮新書)など。テレビ・ラジオ出演、雑誌の連載などでも精力的に活動し、現在インターネット番組「ぷらすと×Paravi」にレギュラー出演中。
【NONA REEVES Official HP】
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【Twitter】
https://twitter.com/gota_nonareeves