自らの未熟さと向き合いながら──mekakushe、天国をコンセプトにしたミニ・アルバム『heavenly』

以前はヒロネちゃん名義で活動していたシンガー・ソングライター、mekakushe。改名後は川本真琴とのツーマン・ライヴやクラウドファンディングで〈音楽×映像〉プロジェクトを立ち上げ、100人以上の賛同者から160万円の支援金を集めるなど精力的な活動を続けている彼女。5月には〈コドモメンタルINC.〉所属を発表し、この度改名後初のミニ・アルバム『heavenly』をリリース。様々な変化を経た彼女は今何を考えながら音楽と向き合っているのか、その思いに迫るべくインタヴューを試みた。
〈コドモメンタルINC.〉所属後初となる全国盤
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INTERVIEW : mekakushe

mekakusheによる新作『heavenly』が完成した。「ヒロネちゃん」として4年間活動してきた彼女にとって、今作はmekakushe名義で初、そして前作『ゆめのゆめ』より約2年ぶりの全国流通盤となる。この2年間、彼女には大きな変化と紆余曲折があった。
大学で音楽を学んでいた彼女は2018年3月の卒業とともに社会人となる予定だったが、大学院への進学を決意。その直前の2月に改名を発表した。改名後も通販やライブ会場で精力的に音源を発表し、クラウドファンディングで念願だった「mekakushe's movie」を制作するなど、順調に活動しているように見えた。しかしその裏では苦悩を抱え、一時は音楽を辞めることを考えるまでに追い詰められていたという。いったい彼女になにが起こっていたのか。この2年間を振り返りながら、mekakusheにしか表現し得ない美しきアート作品とでも言うべき『heavenly』完成に至るまでの軌跡を、本人に語ってもらった。
インタヴュー&文 : 前田将博
編集 : 高木理太
写真 : 野中うみ
もっとアーティスティックなアプローチをしてもよかった
──2年前にインタヴューさせていただいた少し後、2018年2月に改名を発表しました。
いずれ絶対に変えようと思っていたんですよ。50歳とかになってもヒロネちゃんっていう名前で歌ってる姿がまったく想像できなくて、自分のアーティスト像を考える上でも、改名は必須だなって。
──3枚のアルバムを全国流通で出して、ヒロネちゃんという名前が世に浸透してきたタイミングだったと思うんですよ。
そうなんですかね? 『ゆめのゆめ』を出したものの、あまり届いた気がしなかったんです。
──改名時には「この先、いろいろなことに縛りなく取り組んでゆけるよう、そんな思いから名義変更をしました」「本名で活動すると、どうしてもわたしにしかならない気がして」とコメントしていましたよね。
ヒロネちゃんは“カロリーメイト”からはじまって、女の子がひとりでかわいい曲を歌っているみたいなイメージがあったと思うんですよ。それが『きみの死因になりたいな』と『目隠し 照れ隠し』を出して、『ゆめのゆめ』を作ったときに、私は音楽家だよなって思える作品ができたと思ったんです。アレンジとかもふくめて、曲がすごく変わってきたタイミングでもあった。
──『ゆめのゆめ』をリリースするちょっと前に“カロリーメイト”のライヴ演奏を封印しましたけど、これもそういった流れのひとつだったんですかね。
そうかも。リリースの3カ月前とかですかね。

──ヒロネちゃんのパブリック・イメージと自身の表現がどんどん離れていったと。
正直に言うと『ゆめのゆめ』に収録されている曲の中で、ヒロネちゃんっていう名前で出したくないなって思う曲もあったんです。“思い出せない夢みたいに”なんかはMVもかわいくて気に入ってるんですけど、もっとアーティスティックなアプローチをしてもよかったかなって思ったんです。あと“渦”って曲も、実はすごく気持ち悪いことをしていた。
──気持ち悪いことというと?
今回の『heavenly』もそうなんですけど、違和感みたいな音がたくさん入っているんです。そういう音楽的な気持ち悪さをすごく求めてる。それは所謂シンガー・ソングライターだったらやらないことだよなって思ったときに、ヒロネちゃんはこれで卒業だなって思いました。
──mekakusheという名前には、どんな思いが込められているんですか?
「目隠し」って言葉が大好きなんですよ。私にはこの言葉がピンクに見えて、すごくかわいいって思うんです。言葉の響きも好きだし、ひらがなで書くと優しく見える。それで書いた「目隠し」って曲がファンと自分の関係性を歌ったすごく大事な曲になった。だから、改名するときは「目隠し」を使いたいって思ってたんですよ。
──mekakushiではなくmekakusheにしたのは?
女だから「she」にしました。女であるせいで、これまで嫌な思いもいっぱいしたんですよ。気持ち悪いやっかいな人に話しかけられたり。でもだからこそ、女として戦おうみたいな気持ちもあったから。
──改名して変化を感じますか?
すごくクリーンな気持ちになりました。mekakusheになってはじめて出した音源のレコ発を新宿Motionでやったときに、はじめて女の子のお客さんが半分を超えたんですよ。たまたまなのかもしれないけど、うれしかったですね。

前向きになれなくて、普通に生きている人がうらやましくなった
──前回のインタヴューでは大学卒業後、社会人になるとおっしゃっていましたが、大学院に進学したんですよね。
まだ音楽一本でやっていけるかわからなかったし、勉強した方が自分の作品をもっとよくできる気がしたんです。基礎的な部分や理論とかって今じゃないと勉強できないし、卒業しちゃったら手癖というか、それまで培ったものでしかできないから。人生長いし、あと2年勉強させてもらってから本腰を入れて音楽活動しても遅くないと思ったんですよね。それで、自分の好きなフランス音楽を研究することにしました。
──具体的には、どんな研究をしたんですか?
私が特に対象にしているのはモーリス・ラヴェルとフランシス・プーランクなんですけど、主にこの2人の和声感を研究しています。フランス音楽って雰囲気が似てるんですよね。特に近代曲の印象派寄りの作曲家って。あと懐かしい響きがするとか。研究すると、例えば坂本龍一さんや松任谷由実さんとか、特にピアノで作曲している人はフランス音楽の影響を受けてることがすごくわかったんですよ。こういう人たちってフランス音楽に限らず、やっぱりちゃんと勉強しているんだろうなって気づきました。
──今年に入ってからは、ライヴ活動を一時休止してましたよね。学業が忙しいとのことでしたが。
実は、その時期にリクルート・スーツを着て就活してたんですよ(苦笑)。半年くらい。そのタイミングで、はじめて音楽を辞めようって思ったんです。そのくらい気持ちが落ちていた。
──なぜそこまで追い詰められていたのでしょうか。
曲を作って出して宣伝してっていうのを繰り返してきたけど、広がりも感じなくて、つらくなっちゃったんです。前向きになれなくて、普通に生きている人がうらやましくなった。
──いつ頃から就活してたんですか?
去年の10月くらいからですね。
──クラウドファンディングで作ったDVD『mekakushe's movie』をリリースした頃ですよね。
そのときにお金のことでちょっと揉めごとがあったんですよ。ひとりでやってるからだと思うんですけど、舐められてると思う瞬間もあって。それが悔しかったし、全部自分に返ってくるから、すごく病んじゃった。

──就活はいかがでしたか?
実は内定ももらってたんですよ。でも、ダメでしたね。せっかくこんなに時間を割いて会社に入ってもすぐ辞めちゃうと思ったし、まわりにも音楽の方がいいよってめっちゃ言われて。
──改めて音楽をやろうと思えた。
でも就活をやって良かったですね。自分はまじで音楽しかでできないんだなって気づけたし。その前は、自分が何者でもないって気持ちになっちゃってやばかったんです。就職していいところに住んで、どこの社員みたいな肩書のようなものにすごい憧れてて。本質じゃないところに目が行っちゃって、馬鹿だったなって思います。
──〈コドモメンタルINC.〉所属は、その後に決まったんですか?
ずっとやってきた音楽がなくなったら空っぽだなっていう恐怖と、でも安定した普通の生活がしたいっていういろんな思いの中で、折り合いがついたのが事務所に入って安定した気持ちで活動するという選択でした。それでいろいろ調べて、〈コドモメンタルINC.〉に出会って私の就活は終わりました(笑)。
──〈コドモメンタルINC.〉に決めた理由を教えてください。
ナタリーに載ってた社長の今村(伸秀)さんとぜんぶ君のせいだ。の如月愛海さんの対談記事を読んで、超感動しちゃったんですよ。この事務所はまじで熱い、パワーがすごいなって。1番惹かれたのは、まわりと比べないってことです。私、人と比べてばかりいて落ち込んでいたので。あと曲をたくさん書いているので、リリースのペースが早いのも安心感がありました。だから記事を読んで、すぐメールを送ったんですよ。そしたら深夜なのにすぐ返信がきて。
──その後、実際に会って話したわけですよね。
しゃべれないから、紙に話すことを書いて持っていきました(笑)。今村さん、ヒロネちゃんのことを知っててくださってて。〈術ノ穴〉を抜けてから3年間、後悔じゃないですけど、呪縛のように、ずっと所属していたらどうなっていたんだろうって想像した夜もあったんです。それでも、なんとか前に進まないとと思ってやってきたけど、全然うまくいかなかった。その話をしたら、今村さんはすごいと思うよって言ってくださって。川本真琴さんと2マンをやったり、クラウドファンディングをやったり、相手の首を縦に振らせることは誰にでもできることじゃないし行動力があるって。そのときは心が死んでたから、話しているときに大号泣しちゃいました。はじめて人に認められたと思って。

──ではすぐに決まったんですね。
はい。一緒にやってみようかって言ってくれて。それが5月21日ですね。
──所属を発表したのが5月23日だから、本当に直前ですよね。以前、所属していた〈術ノ穴〉は結果的に4カ月で離れてしまいましたが、いまでも当時を思い起こすことがあったんですね。
思い出って美化されるじゃないですか。昔のメールとかを読み返すと、まじで辞めてよかったって心から思うんですけど、自分が不調のときは考えちゃうんです。
──今回は、当時の反省を踏まえた上で事務所と良い関係が築けると思ったと。
私自身、未熟だった部分もたくさんあったと思うんです。業界のことを何も知らなかったし、わがままだった。だから〈コドモメンタルINC.〉には、できることとできないことを全部聞いたんです。
──今はどんな役割を求めていますか?
私はシンプルにいい曲を書くことが仕事です。それをどう売るかの部分を事務所が考えてくれる。あとそれ以外にたくさん、ライブを組んだりとかもしてきたけど、曲作りがおろそかになるほど忙しくなってしまうこともあった。それも任せられるから、安心して曲作りができる。だから今、めっちゃやばいです。6月には14曲も書いちゃったし、影響が顕著に現れはじめていますね。あとフリーでやってるのと、心の安定感が違うんです。だから一番いい選択ができたと思いますね。

自分の内向的な部分に向かっていきたい
──そして今回、mekakushe名義で初の全国流通となる音源『heavenly』がリリースされます。音源の制作自体は、事務所に入る前から進んでいたんですよね。
これを作っていた頃は、音楽人生を終わりにしようと思っていました(苦笑)。実は年末にアルバムを出そうと思っているんですけど、それで最後にしようって。その前に1枚、挟んでおこうと思って作ったのが『heavenly』なんです。
──発売発表時のコメントで「プレリュード(前奏曲)」と表現していたのは、そのためなんですね。もちろんこの名義で初の音源という意味もあると思いますが。
そうなんです。
──どういう構想があったのでしょうか。
mekakusheになって最初に出した『真冬の熱帯夜』から、ずっと芸術をやっているつもりなんです。シンガーソングライターとはかけ離れた自分のやりたいアート寄りのものを作ろうと意識していて。その芸術ってなんだろうって考えたときに、天国だって思ったんですよ。それで天国をコンセプトに作ってみようかなと思って、書いた曲が「heavenly」でした。
──ピアノの弾き語りを基調とした、これまでの流れを汲んだ曲ですよね。
天国ってなんだろうと思ったときに、悲しみのない世界だと思ったんですよね。それは自分の反対側だと思って、「悲しみのない世界は 地球の反対側」って歌詞からはじまるんです。そういうマイナスな気持ちで書き出しているんですけど、最後は前向きな感じにしたいと思って「変わらないまま また会えたら」って歌詞にしました。悲しいだけじゃなくて、天国には美しいものも混在しているって部分を表現できたのではないかと思いますね。
──たしかに一見、悲しく思えるのに、寄り添うような歌詞になっていますよね。特に「触れないけれど とても背負えないけど 分かったふりをして生きてたいの」というフレーズに優しさみたいなものを感じました。
そこ、めっちゃいいですよね! 「分かったふりをして抱きしめるの」と悩んだんですよ。でも、天国だからと思って「生きていたいの」にしました。基本的に、過激な言葉とかが好きじゃないんです。そこはヒロネちゃんの頃から一貫していて、優しい言葉を使いたいなって。めっちゃひらがなが多いと思うんですけど、優しいからなんです。「優しい」よりも「やさしい」って書いた方が、ほわっとするじゃないですか。
──「しあわせごっこ」なんかも、まさにひらがなですもんね。こちらはギターポップのようなアレンジで、少し驚きました。
これまでの世界観とは違いますよね。でもあれ、3年前くらいに作った曲なんですよ。アレンジもそのときに野澤さんが考えたもので。

──歌詞で描かれている関係性も少し複雑というか。
タイトルは変わってないんですけど、歌詞はレコーディング前に書き直しました。残っているのは「世界が終わっても悲しむ権利はない」ってところくらいですね。
──今回のEPは1枚を通して、歌詞にもすごくストーリー性を感じたんですよね。“サイダー”や“しあわせごっこ”くらいまではまだ相手と一緒にいるんですけど、“I&you”からはもう相手との距離が離れてしまっている気がして。
そうなんですよ! よく気づいてくださいました。“I&you”から気持ち的に切り替わってるんですよね。
──“オフライン”に至っては完全にひとりの世界で、それこそ曲の主人公が天国に行ってしまっているかのような。
そこは意識しましたね。人生がオフラインになるというか。今回、曲を書き下ろしたのは“heavenly”とこの曲だけなんです。この2曲でサンドイッチするような気持ちで、他の曲の歌詞を書き直しました。
──なぜこういう構成にしようと思ったんでしょう。
自分の内向的な部分に向かっていきたいなと思って。でも悲しすぎるのも違うし、救いがあった方がいいなと思って、“オフライン”の最後はアコースティックギターでだんだん盛り上がっていって、きゅって消えちゃうアレンジになっているんです。それで希望みたいなものを表現したつもりですね。いままでのアルバムは弾き語りで暗く終わっているものが多かったんですけど、今回は弾き語りじゃない曲で終わることで、ちょっと救いというか、前向きな部分を出せたのかなって。
──ネガティブなままで終わらないようにと。
そうですね。ポップスをやりたかったのもあるし、聴きやすい方がいいじゃないですか。原曲は弾き語りでやると成立しないような、すごく平坦な曲なんですよ。メロディの飛躍もないし、サビもBメロもない構成だし。だからメロディだけ生きてればコードも全部好きに変えていいですって、野澤さんにはじめて全部アレンジを任せたんです。そしたら後半はすごくポップになった。今までは暗いまま終わってた方がよかったと思うんですけど、私自身、その先に希望みたいなものが見えてきたのかもしれないですね。これをOKできたってことは。

──とはいえ歌詞は終わることに救いを求めているというか、かなり内に向かっていますよね。もしかしてこの曲は、音楽を辞めようと思っていた時期に書いたものなのでしょうか。
“オフライン”はその半年間で作った唯一の曲なんです。その時の気持ちのままの曲ですね。本当に生きているだけで涙が出てくる状態だった。
──「終わりにしたい」と繰り返したあと、最後に「終わりしにたい」と歌っているじゃないですか。これを聴いたときに、7月にヒロネちゃんがツイッターで「しにたいとか言っちゃだめだと思ってたけど、ほかに適切な言葉がみつからない」って話していたことを思い出して。
「にしたい」のまま終わるか「しにたい」にするか悩んだんですよ。死にたいって書いたらまたメンヘラって思われるんじゃないかって。でも、これ以外に表現方法がなかったんですよ。「終わりにしたい」って何度も言って、でも最後だけ入れ替わっちゃう。結局その気持ちって、それしかないじゃないですか。「生きていたくない」っていうのとも違うんですよ。
──わかります。決して安易に使っているわけではなくて、ちゃんと必然性があるというか。
そうなんですよ。あまり言わない方がいい言葉だって自分でも思うけど、他に替えられないものだったらしょうがない。悲しいとか寂しいとかって気持ちを明るい音楽でかき消すのもいいけど、別に寂しいままでもいいと思うんです。そのままの気持ちに寄り添っていたい。そう気づかせられる音楽がしたいんです。
幸せかどうかを決めるのは自分自身
──mekakushe名義での最初の音源にふさわしい名作だなと、強く感じました。そういえば2014年2月のヒロネちゃんとしての初ライヴから、5年経ったんですよね。
mekakusheになってからすごく思うのは、ヒロネちゃんががんばってきた4年間はすごく価値のあるものだったんだなって。最近すごく社交的になって、いいミュージシャンの人とかがいたらDMとかで「今度お茶しませんか」って送ったりしてるんですけど(笑)。そのときに「ヒロネちゃん聴いてました」みたいに言われたりするんですよ。これまでやってきたことって、ちゃんと残ってるんだなって。5年目にしてそこに気づけたのは、すごく良かったです。だからこそヒロネちゃんを越さないといけないと思うし。

──来年の3月には大学院を卒業しますよね。
音楽関係の仕事だけで食べていけるといいなって考えていますね。しばらくはたぶんピアノとかを教えたりしながら、音楽活動をすると思います。
──mekakusheとしての目標みたいなものはありますか?
先のことまではそこまで考えられないし、大きい夢みたいなものもないんです。これからもきっと幸せになることはないし、音楽をやっている限り満たされることはないと思うんですけど、だからこそ、そんな自分にしか書けないような曲をたくさん作っているので。これからも誰かに寄り添える音楽をたくさん作って、うまく売り出してもらって、いまの1000倍くらい売れればいいなって思っていますね(笑)。
──なぜ幸せになることはないと思うんですかね?
幸せかどうかを決めるのは自分自身じゃないですか。紅白に出られるくらい売れたら幸せなのかというと、そうとも限らないし、そもそもそこまでいける人は一握りだし。あと幸せって慣れてしまうじゃないですか。それで大切にできなかったり、手放されたり、手放しちゃったり。そんなのの繰り返しなんですよ。だから100%幸せになることはないと思う。
──でも、少しずつ自分が良いと思える方向には向かっているんですよね。
そもそも今の私は全然売れていないので。今村さんと話していて、売れることにちゃんと向き合う必要があるなって思ったし、それが少しでも理想につながるはずなので。だからまたがんばろうと思えたし、まずは精一杯やるしかないですよね。そしたらきっと、来年は今より幸せになっていると思いますね。

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PROFILE
mekakushe
3歳からクラシックピアノをはじめる。
2014年 高校三年生の冬、”ヒロネちゃん”名義で初めてのライブを無力無善寺で行う。
2015年、大森靖子の洗脳ツアーにてOAを務める。
同年7月、術ノ穴に所属。1stアルバム「きみの死因になりたいな」を発表。
2016年3月 術ノ穴を脱退し、自主レーベルmekakusirecordsを設立。
2ndアルバム「目隠し照れ隠し」、1st single「浴槽プランクトン」、3rdアルバム「ゆめのゆめ」を発表。
すさまじい制作ペースで、ヒロネちゃん名義で発表したCD/CD-Rは17枚に及んだ。
2018年2月、"mekakushe" に名義変更。
川本真琴×mekakusheツーマンライブ「秘め事、秘め音」を北参道ストロボカフェにて開催。
同年3月、クラウドファンディングで〈音楽×映像〉プロジェクトを立ち上げ、100人以上の賛同者から160万円の支援金を集めた。二宮ユーキ監督のスタジオライブ映像作品『mekakushe's movie2018』を発表。
2019年4月、藤代雄一朗監督作品『ボケとツッコミ』の劇伴音楽と主題歌を担当。
Twitter : https://twitter.com/_mekakusi
Official HP : https://mekakusirecords.wixsite.com