TVアニメ『ユリ熊嵐』OPテーマがハイレゾ配信開始! そしてスペシャル企画スタート!!『気になるあの娘、ボンジュール鈴木とLINEしてみた』
「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」の幾原邦彦による新作アニメ『ユリ熊嵐』。幾原監督が描く"究極の百合アニメ"に注目が集まるなか、主題歌に抜擢された無名の新人アーティストがいました。その名も"ボンジュール鈴木"…。ね、もう気にならざるを得ないでしょう!?
その正体は下記レビューまで引っ張りまして、そんな話題の主題歌「あの森で待ってる」を収録したシングルがこの度ハイレゾで登場!! その甘い声で紡ぐラップに、ストリングスの美しい耽美なサウンド。カップリングには「森のくまさん」の英語ヴァージョンを百合城銀子、百合ヶ咲るる、椿輝紅羽がの3キャラクターが歌うキャラクター・ソングを収録。
さて、この曲がイチオシなことはもちろんですが、私たちはどうしてもベールに包まれた"ボンジュール鈴木"の存在に興味が湧いて仕方がないのです…。ということで、こんな企画を始めます。「気になるあの娘。ボンジュール鈴木とLINEしてみた」! 詳細はページ下部にて。彼女、想像以上の魅力を秘めてます!!
TVアニメ『ユリ熊嵐』のOPテーマ&キャラソンがハイレゾで登場!!
ボンジュール鈴木 / あの森で待ってる
【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(24bit/48kHz)
【配信価格】(各税込)
単曲 300円 / アルバム 1200円
【Track List】
01. あの森で待ってる / 02. I MET A BEAR / 03. あの森で待ってる(instrumental) / 04. I MET A BEAR(instrumental)
※アルバムまとめ購入で歌詞ブックレットが付属します。
ボンジュール鈴木の1stEPもハイレゾ配信開始!!
ボンジュール鈴木 / 私こぶたちっく
【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(24bit/48kHz)
【配信価格】(各税込)
単曲 324円 / アルバム 1620円
【Track List】
01. 私こぶたちっく / 02. 5番目のPoupee "コレット / 03. allo allo / 04. 木曜日、移動遊園地 / 05. 振りいでたるスズムシは / 06. Je ne sais pas pourquoi
あと少し勇気を出して、彼女が待つ「あの森」へと足を踏み入れてみてほしい
その声にはじめて触れたとき、ドキッとした。賛美歌のように神秘的なオープニングに続いて聴こえてきたのは、囁くような吐息混じりの甘い声で繊細に紡がれるラップのような歌。全編にわたり散りばめられた透きとおるようなコーラス。なんだこの中毒性は…!
今期放送のアニメのなかでも、ひと際話題となっているTVアニメ「ユリ熊嵐」のオープニング・テーマである「あの森で待ってる」。この曲を歌っているのは、ボンジュール鈴木というアーティストだ。今年1月に1st EP『私こぶたちっく』でデビューしたばかりのボンジュール鈴木は、作詞・作曲だけでなくアレンジや打ち込み、ミックス、マスタリング、プロデュースまでこなすなど、新人離れしたマルチな才能を発揮。本作が、ミステリアスな世界観を持つ「ユリ熊嵐」のイメージにぴったりなこともあり、アニメ放映開始時から「ボンジュール鈴木ってなにものなんだ!?」とSNSを中心に話題となっていた。
そもそも、その名前からしてインパクト大。ボンジュール鈴木は、南フランスのカトリックの大学に留学していた経歴を持っている。その在学中に触れたヨーロッパのエレクトロニカ / ヒップホップ・シーンに、彼女のサウンド・ワークは多大な影響を受けていることから、そこで出会った音楽へのリスペクト的な意味合いがあるのかもしれない。本作をはじめ、彼女の曲にはフランス語もたびたび登場する。
「あの森で待ってる」は、彼女の魅力的なウィスパー・ヴォイスでつむがれる歌詞にも注目したい。〈甘い淡いハチミツでもっとベトベトにしたら お願い いいこになるから 私を承認して〉である。SNS文化の浸透により、ここ数年は「承認欲求」という言葉をよく耳にするようになったように思う。「いいね」や「お気に入り」の数で承認欲求を満たそうとする人たち。その心の声を代弁するかのように、妖艶に囁かれる〈私を承認して〉。この部分、正直言ってモザイクをかけたいくらいに卑猥だ。このパートはせっかくなので、ぜひハイレゾ音質にてヘッドフォン着用で聴いてほしい。そのまま無限ループに突入してしまう恐れもあるので、細心の注意が必要だが。
このアニメのテーマのひとつである「百合」(女性同士の恋愛)も影響しているのであろう。2番に入ってからも、〈迷い込んでしまった出口のない迷路〉〈絡めあった 恍惚な時が〉〈不条理な傷だって 舐めてあげるから〉など、そのテーマを連想する言葉が並ぶ。聴いていると、見てはいけない世界を覗いてしまったような背徳感すら感じてくる。「あの森」とは、そんな世界の象徴的な場所なのではないだろうか。
「ユリ熊嵐」を観て、この文章を読んで、ボンジュール鈴木のことが気になってしまった方は、もう後戻りはできない。あと少し勇気を出して、彼女が待つ「あの森」へと足を踏み入れてみてほしい。きっと、これまで触れたことのない魅惑的な世界がそこには広がっているはずだ。(text by 前田将博)
気になるあの娘。ボンジュール鈴木とLINEしてみた
名前だけで気になるあの娘、ボンジュール鈴木。1st EPリリース、そして『ユリ熊嵐』放送開始から「ボンジュール鈴木ってだれ?!」と、その名を呟く人は後を絶たない。関係者によると、名前にひけをとらず不思議な人物らしい…。ど〜〜〜しても気になったOTOTOYはボンジュール鈴木とLINEできないかを交渉し、なんと! 承諾をもらった! 期間は発売日の2月25日からタワーレコード渋谷店でインストアライヴがある3月6日まで。さあ、私たちはどこまで彼女のことがわかるのだろうか? それとも謎は深まるばかりなのか…?
ボンジュール鈴木
JAZZシンガーであった母のもと、幼少期から様々な音楽に触れ、自然と触れるようになったピアノを軸に作曲活動をスタート。今では自身でヴォーカル / ラップ / ポエトリー、打ち込み、ミックス、マスタリングまでを行う。
南フランスのカトリックの大学に留学中触れた、ヨーロッパのエレクトロニカ / ヒップホップ・シーンからの影響が色濃く出たサウンドには、北欧エレクトロニカ勢と共鳴する「透明感」と、トリップ・ホップの流れを汲んだ「深遠な響き」が見事なまでに共存。そこに「日本語」「フランス語」「英語」を織り交ぜ、特徴的なウィスパー・ヴォイスが絡み合うサウンドは現在の音楽シーンの中でも一際異彩を放っている。
『私こぶたちっく』アルバム発売記念インストアライヴ
日時 : 2015年3月6日(金) 20:00開始
場所 : タワーレコード 渋谷店3Fイベント・スペース(入場無料)
>>ボンジュール鈴木 Official HP
気になるLINEの模様はこちら!!!