テーマは「銀河系80S」!! アニメ、音楽、デザイン、ファッション、すべてを横断するトリリオンスターライツの謎に迫る!!
銀河系80sをテーマに、アニメ、音楽、デザイン、ファッション、すべてのジャンルを横断するプロジェクト、トリリオン・スターライツ。そのスタートは、フィギュア・メーカー「ファット・カンパニー」が2014年に発表した新アクション・フィギュア・フォーマット「パルフォム」のコンセプト・モデルとして、星乃希が描かれたことによる。キャラクター・ヴォイスを声優の荒川美穂が務め、80'sマナーに則った音源もリリースするなど、音楽面にも積極的にアプローチ。2015年9月には、妹として誕生した星乃零(キャラクター・ヴォイスは黒宮れい)の楽曲も収録されたアナログ・レコードを発売。本特集では、アナログのリリースを記念し、荒川美穂とプロデューサーであるファット・カンパニーの大谷康仁を迎え、インタヴューを行い、本プロジェクトの内実に迫った。また、フレネシが星乃希の楽曲を歌ったOTOTOY限定パッケージも配信スタート。ここでしか手に入らない音源をぜひGETしてほしい!!
◎アナログ盤『COSMIC STARLIGHTS』は全国のタワーレコードにて販売中!!
トリリオンスターライツ / COSMIC STARLIGHTS(アナログ特典音源)
【Track List】
1. Shuwa-Shuwa lazy days
2. 時空のバグにて
3. ひとさし指のワイパー
4. 宙のレヴァリエ
5. 振り向いて★フォ−チュナ
6. 特典ラジオ
【ダウンロード方法】
アナログ盤『コズミックスターライツ』内に同封されているパスコードを、TOPページ右上にある「パスコード、おとぷりの入力」をクリックの上、枠の中に入力し「パスコードを送信」を押してください。『COSMIC STARLIGHTS』の音源をダウンロードいただけます(※アナログをご購入いただいた方の特典音源となります)。
フレネシがトリリオンスターライツを歌ったOTOTOY限定ver.を独占配信!!
フレネシ / トリリオンスターライツ(配信限定フレネシ ver.)
【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV / AAC
【配信価格】
単曲 200円(税込) / まとめ購入 600円(税込)
【Track List】
1.ひとさし指のワイパー
2.時空のバグにて
3.Shuwa-Shuwa Lazy days
INTERVIEW : 荒川美穂、大谷康仁
「トリリオンスターライツ」というプロジェクトをご存知だろうか。銀河系80sをテーマにしたプロジェクトで、メイン・キャラクターの星乃希はアニメ「輪るピングドラム」や「ユリ熊嵐」という独特な世界観で話題となった2作品でヒロイン役を務めた荒川美穂が声優を担当。そんな星乃希が歌った音楽CDやレコードの発売をはじめ、DOMMUNE代表の宇川直宏やフレネシをはじめとした数々のクリエイターとのコラボレーション、さらにアパレル、書籍、グッズに至るまで、さまざまな展開がなされている。最近では「ミスiD2015」の黒宮れいが声優を務める新キャラクター、星乃零も登場。参加メンバーの名前だけをみても、なにやらすごいことになっているが、そもそもこのプロジェクトはどのようにはじまり、いったいどこに向かっているのか。首謀者であるフィギュア・メーカー、ファット・カンパニーの大谷康仁と、彼自身が魅了されて声をかけたという荒川に、プロジェクトの全貌を訊いた。
インタヴュー & 文 : 前田将博
80年代はジャンルを超える魔法の言葉
ーートリリオンスターライツというプロジェクトは、もともとどういうきっかけで、はじまったものなんでしょう。
大谷康仁(以下、大谷) : もともと私はフィギュアのメーカーの人間で、本来メーカーは超合金! みたいな看板となるシリーズを持っているんですけど、うち(ファット・カンパニー)にはそれがなくて、新しく立ち上げたのが「パルフォム」というアクション・フィギュアのシリーズだったんです。そのPRキャラクターがトリリオンスターライツの星乃希だったんですけど… ややこしいですよね(笑)?
荒川美穂(以下、荒川) : 「パルフォム」っていうシリーズのフィギュアを作るにあたって、そのイメージ・キャラクターとして誕生したのが星乃希ということですよね。
ーー最初は、どんなイメージがあったんですか?
大谷 : ずっとメーカー主導でゼロからコンテンツをつくることに憧れがあって、アパレル業界や音楽業界など、他業種コラボの実現をめざそうとはじめました。世間的には、いわゆる《アキバ系》とカテゴライズされる会社で、とくにフィギュアという嗜好品はカテゴリの中でもうしろゆびさされやすい状況がある気がしていたので、ファッションやアートの力を借りて、好きなものを誰からも文句いわれない状況を作りたいと思ったんです。人によっては1番余計なお世話とか、混ぜるな危険といわれているポイントですね(笑)。そこで、ファッション、アート業界の人たちが偏見、アレルギーを超えてコラボしてくれるテーマはなにかと考えた時に、80年代というキーワードが浮かんだんです。みなさん80年代には素敵な思い出があるみたいで、いいように脳内で変換してくれるんですよね。80年代をテーマにしたお仕事しませんか? と誘うとそれぞれがオートマティックに好きな80年代をおもいうかべてくれる。これまでたくさんの難しいコラボが実現している背景には、そんな事情がある気がしています。80年代はジャンルを超える魔法の言葉なんですよね。
ーー大谷さんは、リアルタイムで80年代を通過しているわけではないんですよね。
大谷 : 1歳~10歳の時期ですね。リアルタイムの記憶は90年代です。当時の人はその呼び方を嫌がってましたけど、〈裏原宿〉っていう宗教みたいな文化がありまして(笑)、それにどっぷりでした。界隈のカリスマが紹介する音楽や服がなんでも流行する現象があったんですよ。もう、この人がレコメンドしてたら盲目的に買っちゃうっていう時期があって(笑)。しばらくしてその反動でしょうか、自分で好きなものを自分で探したいという気持ちが強くなったんですけど、そんなときにDJ spin badの80sをテーマにしたミックステープに出会ったんです。当時レコード屋とかでも二束三文で投げ売りされちゃってる曲が、めちゃくちゃかっこ良くミックスされていて。80年代って絶対にリバイバルしないって言われていたんですけど、その意外性も大きく作用したのと、当時誰も注目していなかったので、自分で見つけた感があったんです。問題は、80s好きの気持ちを表明しにくいんですよね。服装とか奇抜で派手すぎて(笑)。好きなんだけど、着れないみたいな。その捌け口を表現の場に求めはじめて。トリリオンスターライツの活動がまさにそれなんです。
ちょっと古いんだけど味があっていいなと思うような魅力のある時代
ーー実際にプロジェクトが動き出したのは、いつ頃なんですか?
大谷 : 2012年の夏ころです。
ーー星乃希の声は、なぜ荒川さんにお願いしようと思ったんですか。
大谷 : 企画当初に、僕が1番熱中していたアニメが「輪るピングドラム」だったんです(笑)。単純に荒川さんのファンだっていうのもあるし、キャラクターがARBみたいな昔のバンドのカヴァーをしていたというのもあって。
荒川 : 「輪るピングドラム」は私のデビュー作なんですけど、エンディングでARBさんの曲をカヴァーして歌っていたんです。アニメ自体は現代のお話なんですけど、ロックな楽曲を女の子のキャラクターが歌うという異質なものを組み合わせた面白い試みでした。
ーーでは、大谷さんのなかでは最初から荒川さんのイメージがあった。
大谷 : はい。いま思うと、まったくなにもきまっていないゼロの状態で、荒川さん含む事務所さんがよくOKしてくれたなと。
ーー荒川さんは、話をもらったときどんな印象でした?
荒川 : 正直なところ、最初にお話を伺ったときはあまりピンとこなかったです。アニメで演じたキャラクターをフィギュアにしていただくことはあったので、いつもと順番が逆だなって。80年代っていうコンセプトに関しては、私も生まれて間もないので記憶はないんですけど、親の世代は80年代を生きているので、なんとなく身近に感じる年代ではあって。デザインとかをみても、ちょっと古いんだけど味があっていいなと思うような、魅力のある時代だと捉えています。
ーー希ちゃんに声を吹き込むのに、大谷さんから注文はありましたか?
荒川 : … ありましたっけ?
大谷 : たぶん、ないです(笑)。
荒川 : そうなんですよ(笑)。結構お任せしていただいたので、あまりディレクションされていないような気がします。
大谷 : 逆にもらっていますね。設定をくださいって(笑)。
ーーなるほど(笑)。じゃあ本当にゼロの状態から作っていった感じなんですね。
荒川 : 最初に絵があって、活発そうだなっていう印象を受けました。当時、元気なキャラクターを演じる機会が多くはなかったんです。希ちゃんは等身大で、お友だちが多くて活発で、憎めない感じのキャラクターだと私は思っていて自然体で楽しみながら演じさせていただいていますね。しかも自由にいろんなコラボレーションをしたり、普段できないことができるっていうのが、トリリオンの魅力だと思います。
ーー荒川さんにもらった設定というのは、どういう部分なんですか?
荒川 : ピザ屋さんでアルバイトをしているっていう設定がもともとあったんですけど、私は犬を飼っているっていう部分を作ったんですよね。犬を散歩していたらかわいいなと思って。
大谷 : コラボレーターに設定をひとつもらうっていうのもテーマにしているんですよ。
荒川 : 銀河なので犬がいるかはわからないですけどね。最初はM2っていうマネージャーとのやりとりくらいしか想像できなかったんですけど、いまは妹の(星乃)零ちゃんも出てきたりして、少しずつ世界が広がっています。
ーーコンセプトが最初にあって、コラボレーションしていくなかでみんなでストーリーを作っていく感じなんですね。
大谷 : 特に~80年代のアニメや特撮って、玩具メーカー主導のアニメ・特撮番組制作コンテンツが多くないですか? 村上克司さんがキーワードになるとおもいますが、僕のなかではストーリーの前にデザインが存在するってことは、それほど違和感をかんじてなくて、むしろ当時のスタイルを踏襲しているつもりです(笑)。
いろんなご縁がつながっていくのがおもしろいし、うれしいですね
ーー確かに、昔のアニメってグッズありきなものも多い気がしますね。
大谷 : 本編アニメが商品を売るための30分のコマーシャルだと表現されてましたよね。
ーー80年代というワードがあると仕事を受けてくれやすいという話がありましたが、アパレルやミュージシャンなど本当にさまざまなジャンルの方とコラボしていますよね。
大谷 : テーマに共感してくれて、絶対にできないと思っていた人もコラボしてくれたり。例えばサインをデザインしてくれたDOMMUNEの宇川直宏さんとか。アート寄りのプロジェクトになりつつあると感じていますね。
ーー宇川さんも、大谷さんがもともと興味があって声をかけた。
大谷 : 学生時代からファンです。で宇川さんが著名人の偽サインを描き下ろした『2NECROMANCYS』のトークイベントに参加したら80年代アイドルは自分でサインを考えるんじゃなくて、外部デザイナーさんにサインのデザインを考えてもらっていたみたいな話があって、これはお願いするしか無いと思いまして、駄目もとでお願いしました。
ーーほかに印象的なコラボはありますか?
大谷: 最近だと元プラスチックスの中西俊夫さんですね! 伝説のアーティストじゃないですか。松崎順一さんを介して1点ものラジカセを製作していただきました。ラジカセとして機能しなくなったジャンク品をアートにして頂くお取り組みです。話が決まるちょっと前に、中西さんの自伝読んでた所だったからまさか自分の人生とつながるとは思いませんでした。
荒川 : さらに希ちゃんのイラストを、ピングドラムのときにキャラクター・デザインをされていた西位輝実さんに描いていただいたんですけど、そのときに何年かぶりにお会いして。そうやっていろんなご縁がつながっていくのがおもしろいし、うれしいですね。
大谷 : ギャラリーイベントの時か、荒川さんに相談したときに、西位さんにお願いできたらいいねって話していて。それでDMを送ったんですよ。
荒川 : ツイッターですね(笑)。すごい行動力ですよ。
大谷 : 荒川さんであれば二つ返事でやらせてくださいって言っていただいて。それから現在まで本当に世話になりっぱなしです。
ーーこれだけ多くの人とコラボしていると、普通のアニメ作品とは違う広がり方をしそうですよね。
荒川 : いろんな入り口があるから、多方面の方に知っていただけているとは感じますね。フレネシさんとコラボしたバッグやグッズも、普段から私が身につけているので、「どこで売っているんですか?」って訊かれることもありますし。ほかのアニメで私のことを認識していただいて、そこから希ちゃんを知ってくださる方もいるし、ファッションが詳しい人たちはデザイナーさんから入る人もいらっしゃいますし。それがトリリオンならではなのかなと。逆に、お客さまからも、こういうものとコラボしてほしいとか、こういうことをやったらおもしろいんじゃないかって言っていただければ、大谷さんが取り入れてくれるかもしれませんね。
大谷 : 動きますね。ファンの方からのアドバイスをそのままやったことがあります(笑)。
荒川 : あとはプロジェクトをもっと、ぱっと見でわかる感じでホームページに載せられたらいいですよね。知らないところで、いろんなことが起きていたりしているので、私も把握したいです(笑)。
大谷 : こういう感じで、荒川さんにいろいろアドバイスをもらっているんですよ(笑)。
ーー荒川さんも完全にディレクターのひとりになっていますね(笑)。
荒川 : いえいえ、とんでもない(笑)!
大谷 : 僕は完全にブレーンだと思っています(笑)。
どの時代よりも80年代が1番未来に近い時代だと思っています
ーー音楽についてもお訊きしたいんですけど、希ちゃんは工藤静香さんの「MUGO・ん・・・色っぽい」をカヴァーしていますよね。
荒川 : これも80年代なので、当時のことはもちろん分からないのですが、このくらいの時期に流行っている曲ってテレビとかで繰り返し流れるので知っているじゃないですか。そういう歌を歌えるのは、なかなかないことなのでうれしかったですね。あと、私は中山美穂さんの影響もあって、名前が美穂なんですよ。そういう意味でも、80年代のアイドルさんに憧れがあったりしますね。
ーーオリジナル曲にも、80年代テイストを取り入れている印象があります。
大谷 : 80年代テイストは常に意識していますね。音楽も,デザインも90年代、00年代、どの時代よりも80年代が1番未来に近い時代だと思っています。
ーー最初のレコーディングは、どのように進んでいきましたか?
荒川 : 自由に歌ってくださいっていう感じに近かったですよね。歌も、トリリオンがはじまった頃に録ったので。なので、キャラクターとしてというより歌の指導みたいな感じでしたね。
大谷 : ただ、ヴォーカルにエフェクトをかけていますからね。
ーーそういう意味では、ちょっとボーカロイドっぽい印象も受けました。
大谷 : エフェクトかけたヴァージョンでリリースしたら、ファンからエフェクトをかけない方もくれって言われて、いきなりやってしまった(汗)と思いました(笑)。そりゃ、荒川さんの生の声が聴きたいよなって。のちに、カセット・テープが発売されているんですけど、その当たりテープにエフェクトがかかっていないヴァージョンを収録しています。
荒川 : 銀河系に10本しかない(笑)。
ーーかなり入手困難ですね(笑)。
大谷 : 当たった人しか聴けないっていう(笑)。いま全部で数百本出しているんですけど、そのなかの10本が当たりなんです。荒川さんの直筆サイン入り。
荒川 : そういうのもおもしろいですよね(笑)。クジみたいな感覚で。
ーー今回は、レコードも発売したんですよね。
荒川 : 今回は1枚目のCDとは違う感じで、いろんな曲を歌わせていただきました。こういうのも、おもしろいですよね。楽曲のジャンルが限定されることなく歌えるというのも希ちゃんの強みだと思うので、変化も楽しんでもらえたらなと思いますね。そういう意味でも、私としては曲を聴いて知ってもらうのもうれしいですね。
ーー普通のアニソンとも、ちょっと違う雰囲気の曲が多いですもんね。
荒川 : 演歌とかメタルみたいな曲とか、キャラクター・ソングにも色々あっておもしろいんですけど、トリリオンの曲はまたちょっと違う気がしますね。銀河系が舞台なので、歌詞もまたほかと違うと思うし。そういう世界観も含めて聴いていただければ、なにか引っかかりがあるのかなと思います。
時代性をテーマになにかを成功させてみたい
ーートリリオンは、今後どのように展開していくのでしょうか。
大谷 : 実は、西位輝実さんに希ちゃんの新しい衣装を描いてもらってます!
荒川 : えー!! それはうれしいですね!
大谷 : CDになるかアナログになるかは未定ですけど、そのジャケットのデザインなども進めているところです。最近は特典でグリーンハウスさんのシールをおまけにさせてもらっていますが、つぎは印刷方法も当時の技法を再現できたらと思います。シルク印刷高いらしく今から覚悟してます。
ーー新しい衣装ということは、物語としても新展開がある。
大谷 : いまはバイトしている姿っていう設定なので、次はちゃんとステージでアイドル衣装を着ている希ちゃんの姿をご覧いただけると思います。
荒川 : いまは、プロ・デビューしたくてアルバイトしている段階ですからね。
ーー最終的に、トリリオンはどこを目指しているのでしょうか。
荒川 : やっぱりアニメになってほしいですね。私自身、動く希ちゃんが観たいですし、いろんな人に知ってもらって販売用のフィギュアを出したいです。フィギュアの出来がすごくいいんですよ。なので私自身もほしいですし、みなさんにもほしいと思ってもらえるような魅力的なキャラクターになってほしいので、がんばります。
大谷 : 全部言われちゃいましたね(笑)。フィギュア化とアニメ化は大きな目標です。
荒川 : せっかくこんなに素敵なデザインがあって、歌も出させていただいているので、アニメ・ファンの方にももっと知ってもらいたいですからね。
大谷: あと幻の黄金時代という80年代を総括した本に、時代と寝ることは表現者としてあってはならないという言葉があって、そういうタブーがあるならなおさら時代性をテーマになにかを成功させてみたいという気持ちがつよくなりました。
ーーフィギュアを一般発売するのは、かなりハードルが高いことなんですか?
大谷 : 可動フィギュアは1万個売れるレベルの人気をめざしています。もう見本のフィギュアは完成していて量産にむけて準備万端なんですが、いろんな活動を経て認知度を高めたいと! 奮闘中です(笑)。
荒川 : 希ちゃんと一緒ですね(笑)。(※ピザ屋でバイトしてCDを自費出版するという設定)
ーー1万というと、すごい数ですよね。
大谷 : 大人気アニメ・レベルでないとなかなか成立しない数ですね。
荒川 : ほかのフィギュアって、なんらかの原作ありきじゃないですか。もともと人気があったり、ゲームのキャラクターだったりするから、それだけほしい人がいる前提で作る。そういう意味だと、希ちゃんはまだ知ってくれている人がそんなにいないので、先に作るわけにいかないんですよね。だから、やっぱりアニメなのかなって。
ーーそういうことなんですね。フィギュア・メーカーの方が作っているのに、フィギュア化が目標というのは少し不思議な感じがしました。
大谷 : 服作ったり、音楽やったり回り道をしていると言われますけどね(笑)。そのお金をフィギュア開発費に使えばいいじゃんて言われたりもするんですけど、きちんとした人気に支えらえて世に出したいと思います。
荒川 : ちゃんとキャラクターを愛してほしいってことですよね。
嬉しいお知らせ
トリリオンスターライツオンラインショップ イメージキャラクターの【ピザラーチェ】がガレージキットになって立体化!
受注期間 : 2015年11月1日~15日
発送期間 : 2015年11月16日から随時発送
さざなみ屋
RECOMMEND
銀河系80sをテーマにした、音楽、アパレル、デザイン、ジャンルを縦横無尽に横断するオリジナル・プロジェクト。フィギュアメーカー「ファット・カンパニー」が2014年に発表した新アクション・フィギュア・フォーマット「パルフォム」のコンセプト・モデルとして立体デビューを飾ったトリリオンスターライツの1stアルバム。
Youtube・ニコニコ動画などを中心に話題を呼んでいる新鋭マルチ・アーティスト“ボンジュール鈴木"! ピアノを軸としたエレクトロ、ヒップホップなど多彩な音楽が融合されたメロディーに、独特のウィスパーボイスを載せて紡がれる楽曲の数々。「ユリ熊嵐」とボンジュール鈴木の互いが持つ独特な世界観が見事に融合し、謎が謎を呼ぶストーリーの開幕にふさわしい印象的なナンバー!
岸田教団&THE明星ロケッツ / GATE〜それは暁のように〜(24bit/96kHz)
TVアニメ「GATE(ゲート)自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 オープニングテーマ。「GATE〜それは暁のように〜」はゲートのむこう側に出現した異世界と自衛隊との交流を描いたアニメの世界観にマッチした楽曲となっている。
PROFILE
トリリオンスターライツ
銀河系80sをテーマにした、音楽、アパレル、デザイン、ジャンルを縦横無尽に横断するオリジナル・プロジェクト。フィギュアメーカー「ファット・カンパニー」が2014年に発表した新アクション・フィギュア・フォーマット【パルフォム】のコンセプト・モデルとして立体デビューを飾り2012年7月29日お披露目。世界に一体しか存在しないフィギュアを人々へ届けるため、様々な分野での活動を続けている。