2024/04/18 12:00

伝説的なライヴから早4ヶ月──憂鬱も衝動も皮肉も全部持ったまま、bokula.はメジャーへ

bokula.

「メジャー・デビューします」。それはあまりにも突然の発表だった。──2023年12月4日、渋谷 CLUB QUATTRO。この日bokula.のライヴをはじめて観た私は、はじまった瞬間からフロアの熱狂に圧倒されていた。会場にいた全員が腕を精一杯に腕を伸ばし、拳を握り、bokula.のパフォーマンスに全力で答えていた。会場に収まりきらないようなあの熱気をいまも覚えている。もっと観たい、もっと観たい! そんな高揚感が瞬間瞬間で重なっていくのをヒリヒリと感じていたライヴ終盤、えい(Gt./Vo.)はリスナーへの想いを伝えたあと不意にメジャー・デビューを発表したのだった。──あの印象的な発表から約4ヶ月が経ち、bokula.はついにメジャー・ファースト・EP『涙 滲むのは心の本音です.』をリリースした。(梶野)

bokula.、メジャー・ファーストEPリリース!


配信リンク:https://TF.lnk.to/bokula_Namida

特設サイト:https://bokulaofficial-namida.com/

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INTERVIEW:bokula.

bokula. - 2023.12.4「Phantom youth TOUR」at 渋谷CLUB QUATTRO ダイジェスト
bokula. - 2023.12.4「Phantom youth TOUR」at 渋谷CLUB QUATTRO ダイジェスト

2023年12月4日に渋谷 CLUB QUATTROで行ったワンマンライヴで、TOY'S FACTORYからメジャー・デビューすることを発表し、その直後に日付が変わったタイミングでメジャーからの1曲目となる"最愛のゆくえ."を配信リリースしたbokula.。2019年に広島で結成、以降、地元を拠点にしたままブレイクへの最短距離を駆け上がってきた(楽曲の再生回数やツアーの動員や各地フェスでの注目度の上昇などがそれを示している)このバンドは、「最愛のゆくえ.」など5曲(CDは6曲)を収録したメジャーからのファーストE.P.『涙 滲むのは心の本音です.』を、4月17日にリリースする。以下、その作品のことをとっかかりに、このバンドの核の部分について迫れるだけ迫ろうと試みたインタヴューです。

取材・文:兵庫慎司
写真:つぼいひろこ

恋愛の曲が全然書けなくなっちゃった

──このEPに入れた6曲は、どのように選曲したのか、教えていただけますか。

えい(Gt./Vo.):テーマがぼんやりとあって。青さと甘酸っぱさみたいな感覚、言葉にするとそんな感じで。甘酸っぱさと言っても、ちょっとダークな部分とかも含めつつ。要は、恋愛をテーマに、みたいな感じで考えていて、そのテーマに添った楽曲を揃えました。

bokula. - 涙ばっかのヒロインさん -【Official MusicVideo】
bokula. - 涙ばっかのヒロインさん -【Official MusicVideo】

──全部新しく書いた曲ですか?

えい:いや、4曲目の"いつ失ってもいいように."はけっこう前からありました。

──だからなんですね。4曲目が、3年前のファースト・ミニ・アルバム『いつ失ってもいいように.』と同じタイトルなのは。当時のタイトルは使ったのに曲自体を入れなかったのは──。

えい:いや、その時にこの曲はもうあったけど、このタイトルではなかったんです。でも、この言葉が今回のEPのテーマに合ってるなと思ったので……この曲は、前に作ってほっといたんですけど、もう1回ひっぱり出して、"いつ失ってもいいように."というタイトルにして、今回形にしたというか。で、2曲目の"怪火"は、つい最近、5分で書いたみたいな曲で。

──"怪火"は曲調も歌詞もこれまでのbokula.にはなかった、新しい感じですよね。

えい:友達のバンドが広島にツアーに来たんで、僕とドラムのしゅんすけで、観に行ったんですよ。で、せっかく来てくれたからメシ行こうって、居酒屋に行ったんですけど、店に行く途中でスタッフから電話があって、「こういうタイアップの話があるから、明後日までに曲を書いてくんない?」って言われて。

──急ですねえ。

えい:「嘘やろ?」と思ったけど、とりあえず「わかりました」って言って、そのままメシに行ったんですよ。そしたらその居酒屋、ずっと(マキシマム ザ)ホルモンが流れてる店で。それを聴きながらけっこう飲んで、「酔ったなあ」って家に帰ったら、3時ぐらいだったんですけど。「そういえば曲書かにゃいけん」って、ベロベロのままワーッて書いたら、5分ぐらいでできて。歌詞を見たらわかると思うけど、これ、酔ってる状態なんですね。

──ホルモンがずっと流れていたという話で、歌詞の乗せ方は、確かにホルモンっぽいと思ったんですけど。

えい:それもありつつなんですけど、普通「中華¥夢中」って、歌詞に「¥」を入れないですよね。だからほんと酔って頭フワフワしてて、たぶん「中華」のあとに「¥」が浮かんだから、そのまま書いてるんですよ。自分じゃない誰かが書いたような曲で。さっき言ったテーマのEPのなかでは、イレギュラーな曲ではあります。

えい(Gt./Vo.)

──メンバーは「どうしたの?」ってなりませんでした?

ふじいしゅんすけ(Dr.):めちゃめちゃなりました。ライヴのあとに飲みに行った、その次の日が、うちのベース(さとぴー)の引っ越しの日だったんですよ。それを手伝ってる最中に、この曲が送られてきて。「なにこれ? あいつヤバいの送ってきたで」って、一緒に聴いて。本人が歌ってると思わなくて、「この歌、誰だろう?」と。

えい:(笑)。飲んでるから声変わってたんか。

さとぴー(Ba.):完全に別人やったもんな。

えい:だってしゅんすけ、3時間前まで一緒にいたからね。

ふじい:そうよ。で、歌詞もなに言っとるかわからんかったんですけど、楽曲的には、いいねえ! と思って。

──あと、歌詞のなかに、EPのタイトルになっている「涙滲むのは心の本音です」という言葉が出てくる、3曲目の"不完ロマンス"は──。

えい:これはいつもどおりのbokula.を自分らしく書いた、っていう感じです。最近、僕、こういう恋愛の曲が全然書けなくなっちゃったんですけど。悪口とかばっかり思い浮かぶようになっちゃって、皮肉とかも込めるようになって。これを書いたのは「最愛のゆくえ.」と同じ頃で、そのくらいまでは恋愛の曲、書けてたんですけど。

bokula. - 不完ロマンス -【Official MusicVideo】
bokula. - 不完ロマンス -【Official MusicVideo】

bokula. - 最愛のゆくえ. -【Official MusicVideo】
bokula. - 最愛のゆくえ. -【Official MusicVideo】

別れが来ることしか考えてない

──"不完ロマンス"も"最愛のゆくえ."も、ストレートというか、正直というか、身もフタもないというか──。

えい:そうですね。それはずっと意識している部分ではあるんですけど。自分を取り繕わない書き方をする、というか。

──それから、今作の「いつ失ってもいいように.」や、前のアルバム『FUSION』(2023)に入っていた"ルーツ&ワープ"って、bokula.にとって重要な曲なんじゃないか、と思ったんですが。

えい:はい、はい……"ルーツ&ワープ"は、そうですね、いいとこっすね。

──あの曲、最後が「さよならだけが僕らの全てだ」で、終わるじゃないですか。

えい:はい、そうですね。

──「いつ失ってもいいように.」も、失うことが前提になっている曲で。さよならする、失う、終わる、手放す、というような無常観が根本にあって、それをラヴソングというフィルターを通して出しているような。

えい:うん、そうですね。恋とか愛とかのわかりやすい言葉よりも、もっとその前の段階の、そういうニュアンスの曲になっているかもしれないですね。

──重たいですよね、だから。

えい:ああ、重たいかもしれないですね。

ふじい:僕はすごい楽観的で、付き合ってる時に「別れることなんかない」みたいに思うタイプなんですけど。えいはどちらかと言うと、終わりを考えちゃうタイプな気がしますね。

えい:うん。別れが来ることしか考えてない。

ふじい:全然わかんない。俺、結婚すると思ってますもん。

ふじいしゅんすけ(Dr.)

──いまの日本の離婚率、35%なんですけど。

ふじい:(笑)。でも僕は、まったく……どの人と付き合っても「絶対結婚するわ」って思うんですけど。でもえいは、別れとか終わりとかを考える、っていうのは、すごくわかります。

えい:うん。だからだと思うんですけど……ありきたりな言葉だったり、チープな言葉は使わないようにしよう、とは思って書いてますね。むしろそういう言葉の方が、受け入れられている時代だと思うんですけど……。

──そうかもしれませんね。白か黒か、イエスかノーかわかりやすく断言しなきゃいけない、その間のものは叩かれる、というような。

えい:ですよね。でもそこで、わかりやすい「好き」だとか「愛してる」じゃない言い方で、伝える方法を考える、というか。なんというか、硬めな言葉を使って書いてますね。

──そういう重たい感覚が根深くあるのは、なんなんでしょうね。

えい:そもそも得意ではない、というのはあると思います。人といるのが苦手、ひとりが好きっていう。言ったら、ふたりでいる時の自分の気持ちは、わからないに近いので。だから、もっとストレートなラヴソングを書く人たちの気持ちも、わからないに近い…………だから……うーん……。

かじ(Gt.):(笑)。

小学生の頃からずっと、既存の曲に対して違和感を持っていた

──じゃあ質問を変えます。最初は、どんな音楽をやりたくて集まったんですか?

えい:そこなんですよ。ほんとに、いまだにわかってないというか……いや、最近ちょっとわかってきたんだった。ずっとあるのは、ジャンルに囚われないようにはしてる、というか。こういう曲もあるけどこういう曲もある、みたいな、武器をたくさん持っているバンドになりたかった、というのはあります。このEPもそうですし、振れ幅はいつも意識しながら曲を書いてますね。でも「ずっと恋の歌を歌っていくんだ」とか、そういうのはなかったです。

──メンバーを集める時って、ジャンルとか書いたりするじゃないですか。

えい:ああ。(メンバーに)どうなんでしょうね?

さとぴー:曲がかっこよかったからです。僕は曲を聴かせてもらって、入ったんですけど。

さとぴー(Ba.)

かじ:僕も一緒ですね。ジャンルがどうとか、「こういうバンドをやりたい」っていうよりは、シンプルに、出会った時にもうやっていた曲を、自分は好きで。それで誘われて、一緒にやりたいなと思って。

──じゃあほんとに曲ありきなんですね。

えい:高校生の頃に、地元のイベントで、そのイベントに出たらオムニバス音源を作れる、っていうのがあったんですよ。それで曲を作って、その頃のバンドで録ったんです。その曲("愛してやまない一緒を.")は、いまもbokula.でもやってるんですけど。

──曲を書くようになったのは、その時?

えい:もっと前です。中3の時だと思います。

ふじい:めずらしいと思うよ? 「あんなふうになりたい」とか、「有名になりたい」とか、そういうのが少なかったんじゃない?

えい:うーん……わからん。

さとぴー:曲を作りたいからはじまったってことでしょ、だって。

えい:ああ、それはそう。あの、ちっちゃい頃から音楽すごく好きで。J-POPとか、いろんなのを聴いてたんですけど、昔から「ここのフレーズ、絶対こうした方がいいのにな」とか、「ここの歌詞、自分だったらこうするのにな」とか思ってて。小学生の頃からずっと、既存の曲に対して違和感を持っていて、中学生の頃にギターを持ちはじめて自分が満足できる曲を作ろう、っていうのが最初です。もちろん憧れたバンドとかはいますけど、入りとしては「ああいうふうになりたい」じゃなくて、「自分ならこうする」からで……悪い言い方をすると、上から目線ではじまったというか。

──当時の、大ヒットしているさまざまなJ-POPに対して?

えい:そうそう(笑)。

かじ:すげえ小学生。

えい:そう考えると、当時からひねくれてたんだなって思います。

かじ(Gt.)

──あと、もうさんざん質問されていると思うけど、bokula.に付いている「.」(ピリオド)なんですが──。

えい:ああ、訊かれると思ったあ……。

──曲のタイトルも、「.」が付いている曲と付いていない曲がある。今作も2曲に付いていて、4曲には付いていない。これはなに?

えい:ほんと感覚です。ほんとに感覚だけなんですけど、でもたぶん、「.」が付いているのは、自分にとってなにか関係ある曲なんだろうな、というのは、なんとなく思ってます。付いてないのは関係ない曲、というわけではないんですけど…………(インタヴュアーをじっと見る)。

──黙って見つめられても(笑)。じゃあ、そもそもバンド名に「.」(ピリオド)を付けた時は?

えい:それは、もともとは漢字の「僕」に……えーと……。

ふじい:平仮名で「ら」。

えい:え、嘘?

さとぴー:そうよ。で、「僕ら。」だったんが、カタカナになったんよ。

えい:あ、そうか、「ボクラ。」になったんだ。それではじめたんですけど、当時のサポートのドラムの人に「なんかかわいいよね」って言われて。「じゃあ変えよう」ってアルファベットにして、単純に「。」が「.」になっただけです。

──バンド名に関してはその説明でいいけど、曲名には付いたり付かなかったりするのを見ると、そこに並々ならぬこだわりが──。

えい:そうですよねえ、ほんとに。僕も困ってるんですけどね。でもほんと、ニュアンスに近いです。その曲名を見た時に「.」があるのとないのでは……最後にもう1個なにかあったらバランスがいいのにな、みたいなふうに思って。

かじ:ああ、確かに。

──あ、字面の問題?

えい:僕、デザインを仕事にしたいと思ってたので。だからバランスを見ちゃうんですよね。バンドのクリエイティヴも、自分で作ったりしてます。

ふじい:メジャー・デビューを発表したワンマンの時も……お客さんのために、ライヴが終わったらその日のセトリを貼る、っていうことを、やってるんですけど。そのセトリのデザインも、全然OK出んかったもんね。「そのレイアウト、違う」とか、こだわりが強いんで。僕は絵とかまったく描けないんで、そこはうらやましいと思いますけど。たとえばイベントなんかの時に、でっかいキャンバスみたいなのがあって、「bokula.でサインを描いてください」って言われた時に、えいはほんとにちょうどいい位置に書くんですよ。「これは俺には無理や」と。

えい:なんか、よけいなことを気にしちゃうんですよね。たとえば、道を歩いてて、右肩が電柱にぶつかったとするじゃないですか。そうすると、左肩がぶつかってないのが気になるんです。たまにいますよね、そういう人?

──いますね、はい。

えい:右手が水で濡れたから左手も濡らす、みたいな。ああいうの、なんて言うんですかね?

──なんて言うかは知らないですけど、間違いなく、ちゃんと病名が付くやつですね。

えい:(笑)。ああー。

──でもそういうのを全部治して、「bokula.」を「bokula」にしても平気です、ってなった時は、曲が書けなくなる時かもしれないですね。

えい:ああ。だから、そういう感覚がすごく大事というか、気になってしかたないから、そういうのをめちゃくちゃ言っちゃうんですよね。メンバーにも、スタッフにも。それで、いろんな人を困らせることが、よくあります(笑)。

編集:梶野有希

bokula.、メジャー・ファーストEPリリース!


配信リンク:https://TF.lnk.to/bokula_Namida

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※締切:2024年5月8日(水)23時59分まで

ライヴ情報

bokula. 『涙 滲むのは心の本音です.』 Release Tour〈僕らで時代を作ります。ワンマンツアー 〜”じゃけぇ”ってすぐ言う編〜〉

5月31日(金)
愛知・名古屋CLUB QUATTRO
開場 18:00 / 開演 19:00

6月5日(水)
大阪・梅田CLUB QUATTRO
開場 18:00 / 開演 19:00

6月9日(日)
広島CLUB QUATTRO
開場 16:00 / 開演 17:00

6月19日(水)
東京・恵比寿LIQUIDROOM
開場 18:00 / 開演 19:00

料金:4,000円 (D代別)
チケット申し込み:https://eplus.jp/bokula/

bokula.の他作品はこちら

PROFILE:bokula.

広島出身の4 人組ロックバンド、bokula.。メンバーはえい(Gt./Vo.)、かじ(Gt.)、さとぴー(Ba.)、ふじいしゅんすけ(Dr.) 。2019年にえいを中心にバンドを結成。2022年5月リリースのセカンド・ミニ・アルバム『生活に、寄り添い.』収録の「バイマイフレンド」が中高生を中心に話題を呼び、サブスクでの総再生回数は850万回を突破。2023年12月に配信シングル「最愛のゆくえ.」でTOY' S FACTORY よりメジャー・デビュー。2024年4月にメジャー初EP『涙 滲むのは心の本音です.』をリリース。

■公式HP:https://bokula.jp/
■公式X:https://twitter.com/bokula_bandmate

この記事の編集者
梶野 有希

1998年生まれ。誕生日は徳川家康と一緒です。カルチャーメディア『DIGLE MAGAZINE』でライター・編集を担当し、2021年1月よりOTOTOYに入社しました。インディーからメジャーまで邦ロックばかり聴いています。

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フル・アルバムに映された、ニュートラルな阿部真央──「らしさ」を飛び越えた表現を語る

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ステージ上にはギターとマイク、iPhoneのみ──幽体コミュニケーションズの丹念な音設計に迫る

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“最恐“難易度の曲を収録した問題作、完成──だいじろー(JYOCHO)が語る、細かな音作りへのこだわり

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YAYYAYワールドをさらに広げていく──フリーダムな制作スタイルから生まれる世界観

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いい曲を作ることがいいライヴへ繋がる──神はサイコロを振らないがパフォーマンスへかける想い

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大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

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「この10年間でいま、いちばん音楽を楽しめている」──『モンスト』コラボレーションを経て実感したKANA-BOONの変化

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ともに変化を遂げるKeishi Tanaka × 松村拓 対談──ふたりが考えるソロ活動とは?

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TWEEDEES『World Record』を2名の評者が徹底レビュー!──メッセージ性や音質の違いに迫る

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TWEEDEES『World Record』総力特集!4年ぶりの新作の魅力をたっぷりとお届け!

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世の中を静観し、様々な“世界”を旅したTWEEDEESが新作でみせたい夢

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ライブ配信アプリ「17LIVE」でのユニークな音楽活動とは?MASUNARIのいまに迫る

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東京初期衝動のしーなちゃんが語る、初の“ビッグ・シングル”と好きなものへの向き合い方

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シューゲイザーの入口を作るべき──ハイブリッドなバンドを目指すクレナズムが紡ぐ多彩な新作

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一生を終えたあと、貴方のなかに残る音──死生観と向き合いながら、前進したmollyの現在地

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社会人になるタイミングで結成!多様な音楽を取り込む気鋭のバンド、Seukolって何者?

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SPiCYSOLのいまのベスト盤ともいえる新作──四季の巡りと時代の遷移を湘南サウンドへ

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直江晋太郎(Mercy Woodpecker)× シロナカムラ(ユレニワ)対談──新たな出会いへの期待を胸に挑む〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉

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ドレスコーズからすべての“頭の悪い”若者のために、愛を込めて──新作『戀愛大全』

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四方颯人 × 岩渕想太 対談──MASH A&R presents〈Treasure Tour〉で提示する現代のバンド像とは?

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”声優”ではなく、山村響という“人”が届ける音──メイン・ディッシュだらけの新作になった理由

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ロックの矛先はパラダイスではない──踊ってばかりの国の日常と精神性を映した新作EP

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どこでも踊ろう!──the telephonesを全員で見つめ、生まれた“極踊”な新作

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メロコア・シーンの希望、IF──期待の新バンドはなにを思い、なぜ動き出したのか

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谷口貴洋が考える、綺麗なだけではない美しさ──人間らしさを実直に描いた6年ぶりのアルバム

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変化しながらも、大切なものはなくさない──GLIM SPANKYの美学と挑戦を反映したアルバム

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インスト・ロック・バンド、johannが歩んだ15年間。そして新たに見つけた映像×音楽の可能性とは?

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バンド解散を乗り越え、ひとりで音楽と向き合うということ──歌心を愛おしむ、岩崎優也の初作

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これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP

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さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

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tacicaのサウンドメイクと歌詞世界を最速で探る──〈『singularity』先行試聴会〉イベント・レポート

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音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

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もう『正気じゃいられない』! ── マハラージャンの様々な視点と発想が活きた、正直な新作

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経験と個性を活かす奇才ポップ集団、YAYYAY──セカンド・アルバムに向けて動き出した一歩

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優河 × 谷口雄(魔法バンド)× 笹倉慎介 ──バンド・サウンドでの表現と追加公演への展望を語らう

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ネクライトーキーが再び彩る石風呂楽曲──個々の成長が紡ぐ、愛あるセルフ・カヴァー集『MEMORIES2』

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2022年3月〜5月)

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松本素生(GOING UNDER GROUND) × 半田修土(灰色ロジック) ── なぜ対バンすることになったのか。夢の共演へかける想い

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UlulUのファーストアルバム、ついに完成──ふたりの評者がそれぞれの視点で徹底レビュー

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KAGEROとILYOSSを手がける、白水悠────対照的なふたつのバンドの軌跡と可能性を語る

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これまでのイメージに囚われないで──“THEティバ”というなにかを目指す、ふたりの一歩

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SPiCYSOLが自由であり続けるために──2作品に込めたナチュラルな言葉とフリーな精神

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Emeraldの10年間を体現した初ワンマン〈TEN〉ライヴレポート

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歪でヘンテコな感性だって美しい──猫田ねたこがソロ活動を通してみつけた強さ

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視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

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詩に多種多様なキャラクターを宿して──“まなざし”を意識した、Predawnの新作

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SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

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デビュー25周年を迎えた岡本真夜──ベールに包まれたアーティスト像と人間性を探る

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「これがあるじゃん」の先は、それぞれで考えましょう──折坂悠太がたどり着いた『心理』

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前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

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自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

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ただ、承認されて自立していたい──励ましもせず、突き放しもしないステレオガールのアティテュード

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イズミカワソラ×ニラジ・カジャンチ ── 新作『Continue』の意外な制作過程を語る

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出発点である自分と向き合うきっかけに──ミクロを意識したJYOCHOの新作

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1万通りの1対1を大切にするpolly──つぶれかけていたロマンを再構築した新作

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理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

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これも、あれも、全部YAJICO GIRL──新作EPから聞こえる数々の好奇心

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2021年10月〜12月)

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バンドサウンドの必然性を深く問う新作──étéが鳴らす、流行へのカウンター

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原動力は「なにかを壊したい」という気持ち── 光と影が交差する、イズミカワソラの歩み

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PEOPLE 1 『PEOPLE』クロスレビュー  ── 集団として闘い、大衆を救う決意

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余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

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The fin. 『Outer Ego』クロスレビュー  ── 主観と客観を行き来する、普遍的なポップ・ミュージック

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“あなた”がいるからこそ綴られた、足立佳奈の言葉

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初ミニ・アルバムのテーマは“脱出ゲーム”!? ── ポップで攻撃的な5人組、あるくとーーふの全貌

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ポップなPARIS on the City!が、泥臭いロック・サウンドに振り切るまでの歩み

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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BALLOND'ORの止まらぬ鼓動! ── 国内外から注目を集めるサウンドの生まれ方

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キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

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京都から現れた、あえて言おう“すごいバンド“! WANG GUNG BAND!!!

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谷口貴洋はどのように育ったのか?ー自由で冷静な人間性の生まれ方

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ネクストモードなEmeraldが伝える制作の秘訣──10年間で培ったバンドサウンドの楽しみ方

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日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

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謎多きアーティスト・マハラージャン──2つの新作から浮かび上がる人物像とは?

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Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

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自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

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[インタヴュー] bokula.

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