ベッドルーム発“うちゅうぽっぷ”行きーーtuba...disk第1弾アーティスト、RYO MARUOKAが描くとびっきりのポップ・ミュージック

“うちゅうぽっぷ”をコンセプトに、打ち込みとピアノと歌による良質なポップ・ソングを産み出す、山形県出身、東京在住のシンガー・ソングライター / サウンド・クリエイター、RYO MARUOKA。2013年、それまでプロダクト・デザイナーとして務めていた会社を辞め、本格的にミュージシャンとしての活動を開始するやいなや、西荻窪の新進気鋭のレーベル、tuba...disk主宰者・中島伸一の目に止まり、アルバム制作を開始、遂に1stアルバムが完成した。近年の東京シティ・ポップの匂いを感じながらも、中学から行なっている打ち込みによるサウンド・スケープと、世界を旅しているかのような情景を思い起こさせるグッド・メロディが心地いい作品となっている。本作品を配信するとともに、RYO MARUOKAにインタヴューを行なった。本人書き下ろしの漫画も特典でつくので、ぜひその世界観に浸ってみてほしい。
期間限定収録曲フル試聴!!
M5「cube」、M6「電光石火」、M8「9」、M9「街」のフル試聴を、2015年9月29日(水)17:00から実施!!
(その他は45秒の試聴になります)
※お手持ちのスマートフォンにOTOTOYアプリをダウンロードすると、ストリーミング再生で簡単に試聴可能!!
※フル試聴期間 : 2015年9月29日(火)17:00〜
【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC / mp3
※ファイル形式について
【価格】
単曲 250円(税込) / アルバム 2,000円(税込)
>>ご購入はこちらから
ご購入いただくと、特典としてRYO MARUOKAの漫画(pdf)が付属します
INTERVIEW : RYO MARUOKA
15年ほど前くらいを思い起こしてみれば、現在のようにスマートフォンで情報を取得するような生活は、それこそドラえもんの世界くらいの未来の話だった。特に田舎に暮らしているものにとって、小さなコミニティから大きな世界に繋がるには、それなりのアクションが必要だった。そんな時代に、中学生ながらに山形の田舎で、Macintoshを使って曲を作り、広い世界へ発信しようとしていたのが、本特集の主人公・RYO MARUOKAである。両親の聴いていたディスコ・ミュージックとJ-POPを好みながら、自分にしか作れない創造物を作っていたMARUOKA少年。小さな世界から飛び出し、単身イギリスに渡り大学でデザインを学び、日本でプロダクト・デザインの職を手にする。しかし、その職を捨て、ミュージシャンとして生きていくことを選ぶ。小さな世界から大きな世界へ。その過程を通しながら産まれたポップ・ミュージック。RYO MARUOKAによる“うちゅうぽっぷ”、その誕生に迫った。
インタヴュー & 文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希
校歌をバラードにアレンジしていました(笑)
ーーRYOさんは、これまで務めていたデザインの会社を辞めてから本格的に音楽活動を始めたそうですが、どういうきっかけがあって音楽一本でやっていくことを決意されたんでしょう。
RYO MARUOKA(以下、RYO) : もともと学生のころに勉強していた分野が活かせるデザインの会社に入ったんですけど、会社の意図があると好き勝手できないじゃないですか? 仕事をやりつつ時間がない時や疲れている時に、やりたい音楽をずっと1人で作っていたので、これをライフ・スタイルの真ん中に持ってきたいなと思ったんです。
ーーもともと自分で一から作りあげていくことが性に合っているんですね。
RYO : そうですね。組織も嫌いだし。会社も社長も嫌いだし(笑)。
ーーあはははは。小さいころからそんな感じだったんですか?
RYO : 2歳から水泳をやっていたんですけど、自分にとって体力がつくとか、泳ぐことが気持ちいいとか、水の中の楽しさみたいなものを感じるのは好きだったんですけど、グループで練習をしたり、筋トレをしたりするのに何の意味があるんだろうと思っていて。人に教わるのは嫌いでしたね。

ーーそこに疑問を持つ同級生はなかなかいないと思うんですけど、学校では孤高の存在みたいな感じだったんじゃないですか?
RYO : どうなんですかね。学習障害みたいに思われてたと思います。授業中にすごくうるさくしたり、手が出たりすることもあったので。いまはだいぶ落ち着いているんですけど、ちょっと頭のおかしい人と思われてたかもしれないですね。たぶん、他人と一緒っていうのがずっと嫌だったんですよ。自分1人で何かをしたり、作ったり、違くに行きたかった。
ーー当時、1人ではいるときは、どういうことをしていたんですか。
RYO : 中学の時はパソコンが好きで、ホームページを作ったり、海外の人とペンパルっていうEメールのやりとりをしたりしていました。
ーー国も違ったり、年齢も違うような人と繋がれるWebほうが現実よりも合っていたのかもしれないですね。
RYO : そうですね。田舎だったのもあって、こじんまりとした狭い世界からどんどん出て行きたい、他と繋がりたい気持ちがあったんだと思います。
ーーそのころからMacで打ち込みもはじめていたそうですね。
RYO : あとはNINTENDO64のソフトとかでも音を作っていました。あのころは自分で耳コピをしたMIDIを配布されていた時代で、パソコンでこういうのが作れるんだってことが分かって、自分でもそういうMIDIを作ることから始めていったんです。
ーー音楽を聴くこと自体は好きだったんですか?
RYO : 聴くことは好きだったんですけど、全然詳しくなくて。ほとんど親の影響でダンス・ミュージックだったり、アース・ウィンド&ファイアーとか「愛のコリーダ」とかを聴いていました。母親がディスコ世代で、学生の時に東京に住んでいて結構行ってたらしいんですよ。それで僕もブラック・ミュージックみたいなノリが好きで、ソウルとかスティーヴィー・ワンダーとかもよく聴いていて、中学生、高校生が興味を持つようなパンクとかメタルとか全く興味がなかったんです。もっとメロディアスなコード展開があって、リズムがちゃんとしている音楽が好きでした。
ーーちなみにRYOさん自体は、どういう楽曲をMIDIで作っていたんですか?
RYO : 校歌をバラードにアレンジしていました(笑)。もし校歌にストリングスが入ったら? ドラムが入ったら? とかずっと考えて作っていて。大学に入ってからはGarageBandで作曲を始めて、そこらへんから本格的なソフトを使うようになっていきましたね。
これから好きなことを始められるぞって希望があることが嬉しくて
ーー大学はイギリスの美大に行かれたそうですが、それまで夢観ていた広い世界における生活はいかがでしたか。
RYO : 総じて楽しかったです。それまでの生活って、自分を知っている人間によって自分という人間が確立されてきていたと思うんですよ。イギリスでは、その繋がりが一切なくなって、0から自分をアピールしたり作っていかなきゃいけない場所だったので、18年間の生活と性格もまったく変わっていきました。それによって自分を見つめることができたというか。
ーーその時期、音楽制作もされていたんでしょうか。
RYO : GarageBandで打ち込みをやってましたね。その時は、8bitの音で曲を作るのが好きで、ゲーム音楽っぽいピコピコ音だったり四つ打ちを作ってました。小田和正さんの「Yes-No」のイントロがすごく好きだったので、それをサンプリングしてずっとループさせてラップを入れたりもしていました(笑)。
ーーRYOさん自体も歌を入れてたりしたんですか?
RYO : あー、してましたね。ピアノと歌のバラードみたいなのを作ってましたね。
ーー聴く曲もバラードが好きなんですか?
RYO : ソウルのアルバムに1曲くらい入っているアフター・ダンスみたいな緩めの曲がすごく好きで、落ち着くんです。平井堅さんとかも好きですね。
ーー遊び尽くした後のチルアウト的な楽曲がお好きなんですね。4年間イギリスでデザインの勉強をされ、それを活かす職業についたのに、よく仕事をやめて音楽に踏み切れましたね。
RYO : 辞めるうえでの悩みとかは全然なくて。自分が嫌だと思っていた環境から出て、これから好きなことを始められるぞって希望があることが嬉しくて。あと、辞めたあとすぐに音楽制作を始めたわけではないんですよ。自分の中で一旦落ち着いて、いろんなものを見てみようって気持ちになれたんで、1ヶ月くらい1人旅して、ヨーロッパとニューヨークとか行ったりしていました。
ーー海外に行かれることでRYOさんが得るものは大きいんですね。
RYO : 社会人を経験してから海外を見たら、留学の時に感じられなかったことがすごくあって。アルバムに収録されている「ACROSS」っていう曲は、旅行の自分のログみたいな感じで、その時に感じたことを素直に音として作れたと思っています。普段は考えすぎて作っちゃうんですけど、この曲は旅中にだいたい完成していたというか。パソコンも何もなかったんですけど、こういうふうにしたいっていうのはずっと頭にあって、帰ってからすぐできましたね。
ーーGarageBandにしてもLogicにしてもわりと波形だったり、目で見て作る部分も多かったりするので、「ACROSS」がそうじゃない状態で産まれてきてたっていうのは面白いですよね。
RYO : イントロの感じとサビのメロディーとか、こういう感じの音を重ねたいって構想があって、それを帰ってから作ったんですね。パソコンを持って移動していたりすると、すぐやろうと思えばできちゃうんで。頭の中にどんどん溜めてくっていうよりは、どんどん形に起こしてくっていう作業が普段は多いので、たしかにこれは違いますね。
全部の曲にテーマがあって、1曲1曲の感情が被らないようにしようって
ーー今作は、たくさんあるストックの中から9曲を選ばれていますが、どういう基準で選ばれたんでしょう?
RYO : 全部の曲にテーマがあって、1曲1曲の感情が被らないようにしようっていうのがありました。懐かしさだったり、狂気だったり、恐怖だったり、そういう感情が被らないようにしたんですね。
ーーつまり、このアルバムには9個の感情があるということ?
RYO : あー、そうですね。その時感じた気持ちみたいなものを、曲を通して完成させた感じですね。

ーー例えば、怒りの感情もこのアルバムの中の曲にあるんですか?
RYO : 「lalala」は怒りというか呆れにも近いんですけど、誰かのことを思ったというか、周りに対して怒りとかむかついてる気持ちが入ってますね。皮肉がすごく好きで、曲調で明るいじゃん!! って思わせるところも意図的にあって。よくよく聴いたら歌詞は明るくない(笑)。そうやって2、3回聴いて発見してもらえたら最高です。内容がよくよく聴いたらゲスいことだなってこともあるし。
ーーそういう皮肉みたいなところは、イギリスっぽいところもあるのかもですね。
RYO : ブラックな感じですよね(笑)。
ーー自らの心境を綴ったという「心のノート」も綴っていたそうですけど、これは日記とは違うんですか?
RYO : 違います。中学生の時に書きはじめたんですけど、ギターで作った曲から、友達が彼女と別れたっていう話から生まれた詩だったり、恥ずかしい内容だったり、その時々の考えてることが書いてあります。
ーー「ノートのエンド」という曲は、こころのノートの最後のページに書かれた歌詩に曲を付けたものだそうですが、もう「心のノート」は書き終わっちゃったんですか?
RYO : 1冊目は終わりましたね。「心のノート」がどういう定義だったかは自分でも分かってないんですけど(笑)、自分が抱いてる感情とかをいい感じにアウト・プットしたいと思っていて、それが書けているうちはいい楽曲ができると思ってたんですよ。それが、会社に入ってから書けなくなってしまったんじゃないかという恐怖があって、その上で書いてみようと思ったのが「ノートのエンド」だったんです。それが書けたことで、まだ大丈夫じゃんって自分で思えたので、「心のノート」はとりあえず完結して、自然に音楽でやっていけるなって感じでやっています。
ーー音楽に限らず、周りのことに敏感でいたいなと思ってても、いつの間にかずれちゃうんじゃないかって心配はありますよね。今の話もそうですけど、仕事がメインになっちゃったら感性が鈍っちゃうんじゃないかみたいに思ったと。
RYO : そうですね。それが怖くて。「Higher」は感じたことを直接的に書かないことでファンタジックな内容にして、自分を楽しくさせるみたいなことを狙って書いていたりします。
ーーそういう意味で、シンパシーを感じたりリファレンスにするようなアーティストはいますか?
RYO : キリンジは歌詞の部分ですごいいいなと思うことが多いです。特徴だったり微妙なニュアンスで描いていて、直に伝わらないというか。それを表している表現の仕方がすごい好きで。好きとかを好きって書きたくない感覚っていうのかな。サウンド面ではHARCOさんをよく聴いていました。
ファスト・フードの良さもあるというか。人工的なよさも絶対にある
ーー今回の楽曲制作におけるピアノの音やホーンの音も、すべてソフト内の音を使ってるんですか?
RYO : 声以外は打ち込みです。
ーー生楽器、生音を入れないこだわりみたいなのがあるんですか?
RYO : 生音を入れることで深みを出せるのはわかってるし、そのほうが評価されるっていうのは分かるんですけど、それってオーガニックの野菜がいいに決まってるっていうのと同じだと思うんですよ。無農薬で味も美味しくてっていうのは絶対いいけど、ファスト・フードの良さもあるというか。人工的なよさも絶対にあるっていうのも、やっていきたいんですよね。
ーー唯一ソフト以外の音でいうと、ヴォーカルの音で、多重録音されたりしています。声に関しては、どういうような考えで使われているんでしょう。
RYO : 自分の歌が上手くないのは分かっているので、声というよりはパッドの音みたいな感じの役割になればと思って作っています。コーラスを入れる時にリバーヴがかかった感じにしていて、はっきりしたいわけではないんです。

ーー今ってシティ・ポップと括られがちなアーティストが多いんですけど、そういうアーティストの曲とはまた違うんだぜって意識もありますか。
RYO : そうですね。好きなんですけど、リファレンスが分かっちゃうと、二番煎じに聴こえちゃうんで。音はいいけど、その人たちのオリジナリティを観たいなって思っちゃう。
ーー最近オリンピックのロゴ問題あったじゃないですか。例えば、音楽でも特定の楽曲を参照した曲ってたくさんあると思うんですね。そこで、パクリと言われるかどうかの境界線って、実はすごく紙一重だとも思うんですよ。
RYO : そこは、そのアーティストを尊敬してるかどうかなのかなと思います。山下達郎が好きで、そういう風になってしまいがちなんだったら、それはそれでいいのかなと思いますけど、その曲が流行ってるからっていうだけで、知りもしない時代の曲のコード進行だったり楽器を取り入れたっていうのは敬意がないなって。
ーーそういう意味じゃ、小学校の時とかに聴かれてたソウルっぽいものだったりとかっていうのも、リスペクトを込めて本作には入っている部分なのかもしれませんね。
RYO : たぶん入ってるんじゃないかと思いますね。
ーータイトルの『サイクル』にはどういう意図が込められているんでしょう。
RYO : tuba...diskの中島さんと話し合ったんですけど、難しいタイトルとか考えつかなくて、最初に出てたのが『サイクル』だったんです。後付けみたいな意味合いも半分くらいはあるのかもしれないしれないけど、自分がやろうと思っていた音楽や今回のアルバムに1番しっくり来る単語で。日常のサイクルが循環していくっていうのと、街をサイクルすることでの旅とか色々な景色が見えるっていう2つの意味が込められています。
自分が信じれるものを作れる環境にしていきたい
ーーそういえば、RYOさんは漫画も書かれてるじゃないですか? いつぐらいから書かれてるんですか?
RYO : 漫画は、小学校くらいから描いてて、当時は残酷なグロいやつを描いていたので、親も心配だったんじゃないかなと思います。アンパンマンが殺しあうみたいなパロディーを描いていて(笑)。中学の時も、友達を登場させたりして恋愛をさせたり、よく分からないレズの話とかを描いてたり(笑)。本気で完成させたってわけじゃないんですけど、ちょろちょろと描いてました。
ーー今作で、楽曲に漫画を組み合わせるのはどういう効果があるんでしょう?
RYO : 「Higher」と「ノートのエンド」は、漫画ありきで聴いて欲しいなっていう想いがあって。曲は曲で完成してるんですけど、それと同じコンセプトのストーリーを別で漫画で描いているので、ダブルで感情が深まればいいかなと考えています。音楽は音楽自体で完結するとは思ってはいるんですけど、映像があることで、よりよくなるっていうのはずっと思っていて。「ACROSS」のPVを作った時もそうで、音とヴィジュアルが一緒に欲しいなと思って作ったんです。
ーー映像だけでなく、漫画を視覚的なものとして組み合わせるのがおもしろいですね。表現意欲というか、そういう欲求は留まらないですか。
RYO : 僕はインプットをあんまりしなくて。そんなに本を読むわけでも、音楽もそんなに聴かないんですけど、とりあえず出したいって気持ちが強くて。全然周りについていけなくて、音楽やってる人のバンドとかわからないっていうのが結構あるんですけど、そこは尽きないですね。
ーーこれから活動していくにあたり、RYOさんの理想的な活動の方法を教えていただけますか。
RYO : じっくりと、自分が信じれるものを作れる環境にしていきたいですね。今の生活リズムとかがすごく好きなんです。ほとんどの人が週5、6で働いていて、縛られていると思うんですけど、ああいうのは自分にはできないなと会社に勤めて思ってしまって。単純に言ったら楽しい生活にしていきたいです。もちろん、バイトをやったり、いろいろやってるんですけど、いものを作ってそれがいいって言われたら嬉しいし、休みたいと思ったら休めばいいし、っていうのを普通にできるような環境を目指してやっていきたいです。
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PROFILE
RYO MARUOKA

山形県出身、東京在住のシンガー・ソングライター / サウンド・クリエイター。幼少期からピアノをはじめ、中学時代からは作曲とPC(Macintosh)での打ち込みをはじめる。並行して、自らの心境を綴った「心のノート」の製作を開始。本作に収録されている「ノートのエンド」は、「心のノート」の最後のページに書かれた歌詩に曲を付けたものである。2013年、それまでプロダクトデザイナーとして務めていた会社を辞め、本格的にミュージシャンとしての活動を開始。2014年、“うちゅうぽっぷ”をコンセプトとした自主制作。CD-R『Higher』、『ノートのエンド』を製作。そのCD-Rがtuba...disk運営者の手に渡り、本作の製作に繋がる。現在、4人編成でのバンド活動を行いながら、楽曲製作を続ける日々。
tuba...disk
