DPGなりの「スーパーロボット大戦」?ーー青森のごった煮フェス「夏の魔物」と連動した雑食エンターテイメント・シングルを配信
青森のロック・フェス「夏の魔物」の主催者・成田大致により結成されたエンターテイメント・グループ、DPG(DRAMATIC PERFECT GROUP)が、「スーパーロボット大戦」をモチーフにしたニュー・シングルをリリース。音楽、ゲーム、漫画など、サブカル文化をむさぼり食ってきた成田だからこそできる、ロックからアニソン、アイドル楽曲、ファンコットまで好きなものだけを詰め込んだ情報過多な楽曲となっている。あまりに濃い味付けのため、今回はDPG作品の制作陣である3人、高野政所、スミス、只野菜摘に集まっていただき、成田大致不在のなか取材を行なった。プロたちの手によって練り込まれた情報に溢れた楽曲をインタヴューとともにお楽しみいただきたい。
これぞ、好きなものだけが詰め込まれた情報過多ミュージック
DPG VS ブラックDPG / スーパーエンタメ大戦 夏の魔物エンタメユニット
【配信形態】
mp3 / wav 単曲 250円 / まとめ 700円
【TRACK LIST】
1. キカイノココロ
2. ダダダダダン
3. キカイノココロ (FUNKOT魔改造 BY JET BARON)
夏の魔物を前に大規模イヴェントが開催決定!!
夏の魔物presents 『DPG 3』
2014年6月25日(水)@新宿フェイス
時間 : 開場 18時 / 開演 19時
出演 : 撃鉄 / BELLRING少女ハート / Ladybeard /
ムーの太陽(ザ・グレート・サスケ+バラモン兄弟) /
DPG VS ブラックDPG
チケット :
★各12席限定 本隊VIP席、ブラックDPG VIP席 13,000円
ミート&グリート~秘密のパーティ招待状~
(後日行われるシークレットパーティ、チェキ付無料参加券、各軍限定Tシャツ付)
★24席限定 写真席 6,000円
★オールスタンディング 3,000円
DPG製作陣座談会 : 高野政所 × スミス × 只野菜摘
それにしても情報過多なグループだ。アーティスト写真を観ただけでも、どこかで観たことのあるキャラクターの格好をしたメンバーが何人もいるし、本作のアーティスト名が「DPG VS ブラックDPG」と対決形式になっているし、ちょこちょことDPGを追いかけている身としても、もはやなにがどうなっているのかわからない。楽曲とともにバンドのストーリーが求められる時代ではあるが、その物語が楽曲と肩を並べるくらい強烈なバンドは、DPGを除いていないんじゃないだろうか。
本作のテーマは、「スーパーロボット大戦」だという。マジンガーZやガンダムなど、ロボットたちが競演するゲーム作品をモチーフにしているわけだが、今回はそのキャラクターではなく、作品の製作陣3名に集まってもらい座談会を行なった。そのメンバーとは、前作から楽曲制作として参加しているインドネシアの音楽・ファンコットの第一人者、ティッケー親方こと高野政所。氣志團、フジファブリック、マキシマム ザホルモンなどのMVを手がける映像作家、スミス。そして、ももいろクローバーZやプリキュア楽曲の作詞でおなじみの作詞家只野菜摘。なぜ、ここまでの個性的クリエイターがDPGのまわりに集まるのか。そして、彼らはDPGのことをどう考えているのか。成田不在のなか、じっくり話を伺った。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : 有田昌弘
ロック終わりだな、音楽の終わりがきたのかもって
ーー前作から高野さんが参加したこともあって、DPGの楽曲にはファンコットの色が強くなってますよね。
高野政所(以下、高野) : 成田(大致)くんがhy4_4yhのライヴを観て衝撃をうけて、「俺らもファンコットやりたいです」ってことで始まったんですよ。特に深い理由とかがあるわけじゃないし、ファンコットの背景とかどうでもよくて、 あのサウンドが刺激的だから取り入れたいって、それだけだと思うんですよね。
スミス : もともと僕が観に行けって言ったんですよ。「夏の魔物」に出した方がいいから、hy4_4yhのライヴを観に行けって言って。そしたら、観に行ったあとすぐに「次のシングル(2ndシングル『恋シチャイナRPG』)はカンフーとファンコットだ」って言い出して、ずいぶん気に入ったんだなって。
ーースミスさんはDPGのMV制作で関わっているわけですけど、映像もパンチがありますよね。
スミス : それぞれのメンバーにすごく実力があるわけじゃないんですよ。ただ、かなりパンチが効いたおかしな格好をしていて、それを束で見ていると飽きないから、短く変なものを並べて映像としては成立させてるんです。
高野 : 少年誌みたいですよね。ジャンプとかコロコロコミックの感じをそのままやってるっていうか。音もそうなんですけど、小学生の発想なんですよね。
ーー成田くんって、周りからの意見が賛否両論はっきり分かれる人ですけど、僕はすごく好きで。っていうのも、こんなバカなこと普通しないじゃないですか(笑)。
スミス : 本当にロックな生き方ですよね。金を無駄に使ってるじゃないですか。この無駄遣い感は半端ないですよね。
高野 : 衝撃ですよね。
ーーそれを僕はすごい評価していて、莫大な赤字が出た年があって悩んでいたのに、次の年「夏の魔物」を普通に開催してて。そんな常識知らずなところに、音楽の部分でもまだ聴き手がついてこれない感じもまだあるのかなって思うんですけど、作っている側としてはどうですか?
スミス : たぶん、ヒップホップのサンプリング的なノリなんですけど、取ってくるところが子どもっぽいというか、しょうもない。やっちゃいけない組み合わせというか。SILLYTHINGのとき(>>対談 : 成田大致 × オッキー長谷川 VS 大谷ノブ彦)と同じようなことをやってますよね。アニメとロックを組み合わせるみたいな。僕はそれで、ロック終わりだな、音楽の終わりがきたのかもって感じたんですけど、ひょっとしたら始まりなのかもしれない。まだわからないですよね。
ーーこれだけいろんなキャラクターがいて、それぞれの役割とかを考えると、只野さんも、歌詞にまとめていくのは相当大変だと思いますけど。
只野菜摘(以下、只野) : 男女の歌い分けは最初から決まっているので、そこにメンバーのイメージを散りばめていきます。あと、前回までは女子のキーに合わせてる感じだったから、今回は男子に合わせてみたらって話はしました。DPGの楽曲って、お客さんが盛り上がって「楽しかった」って言ってもらうための装置なんですよね。芝居があって、プロレスがあって、それからライヴでお客さんに高まってもらう作戦なんですよ。最後に刺激物を投下して、まとめるっていう(笑)。ただ、レコーディングに関しては本当に予算がないみたい。歌を録ってるの、私ですから。
ーーえっ、只野さんが録ってるんですか?!
只野 : 作詞家が歌を録ってるって、ありえないですよ(笑)。しかも神奈川の山の方に2日間、通って。ケータリングとかも当然ないから、私がカレーを作るっていう。前回はスタジオもとれなくて、でんぱ組.incさんの事務所のプリプロブースを借りてました。
ーーまかないまで作っていたんですか(笑)。そんなにコツコツ作ってるんですね。
只野 : レコーディングに関しては特に。新鮮でおもしろいですけど(笑)。
成田くんが人間的な魅力があるわけじゃないのに、みんなついついやっちゃう
ーーあとおもしろいのは、楽曲のみじゃなく、ライヴだったり映像だったりと複合的に観ることでDPGの輪郭が見えてくるというか。
スミス : 曲と歌だけの方がいいんじゃないかって思いますけどね。変な映像とか見せるから、なんかよくわかんないってなってる気がする。
高野 : 情報過多なんじゃないですか。それを受けきれるやつが付いてきているというか、めちゃくちゃ熱心なファンの人たちがいるんですよ。たぶん、中毒性があるんじゃないんですか。情報ジャンキーですよね、DPGが好きな人って。
ーー成田くん自身、昔からサブカル誌とかを大量に読んできた人だから、情報量がかなり多いんですよね。
高野 : 成田さん自身が情報ジャンキーですよね。そのインプットしたものを一気に外に出そうとしてるから、この感じになってるんじゃないかなと。
スミス : 普通は影響受けたものを隠すんですけど、こんなにあからさまに出す人もいないよね。それをやっていいのか悪いのかはわからないし、バカバカしくて誰もやらないんだけど、僕たちもそれを観て、おもしろがってやってるところもありますよね。
高野 : それこそ、只野さんがカレーを作っちゃうっていうのは、ちょっとした親心がでてるってことですもんね。
スミス : 成田くんが人間的な魅力があるわけじゃないのに、みんなついついやっちゃう。
只野 : 謎のポンコツ感ですよね。
高野 : 支えてやんないとって感じがするんですよね。
只野 : 成田くんって礼儀正しいんですよ。きっちり挨拶しますし、私が説教しても素直で、決してクサったりしない。
ーー結局のところ、成田くんが中心にいて、実力のある大人たちが協力して増幅しているわけですよね。なんでこんなのが実現するのかなって。
スミス : 他の人がどういうつもりでやってるのかなっていうのが不思議ですよね。
高野 : 初期衝動だけですよね、全部。それがたまたまお金の力と周囲の力で突き進んでるからおもしろい。これどうなるんだろうって気持ちにはなりますよね。
ーーちなみに、みなさんのDPGとの距離感はどういう感じなんですか。
スミス : 只野さんがいちばんあたたかく見てて、僕はおもしろがってるだけですね。ストレス発散というか、どうなるのかなって。みんな一生懸命だからおもしろいし、成れの果てが見たいですよね。
高野 : どうなるのか、本当に気になるんですよね。やってることはエクストリームだと思うんですよね、本当に。
スミス : 曲とか歌詞は本当によくて。これで曲がダサいと映像は作りづらいなって思うんですよ。
高野 : このよさって伝わる人と伝わらない人と確実にいると思うんですよね。好き嫌いが結構はっきりするんじゃないかな。
只野 : 多くの人に知れ渡りたいって気持ちがあるから、マニアックに終わらないように作ってるなとは思います。そこを手伝いたいですね。
高野 : その価値観を好きな人が協力してると思うので、このヤバい感じを伝えるために、自分も手を貸してみたいっていうのがあります。
この1年で、成長が見えるようになったんじゃないかな
ーー特に今回は、各人が「スーパーロボット」になりきっていない状態で闘い出していて、そのなかで生まれるごった煮感があるというか。
只野 : 青春群像感っていうか、だだ漏れてくるつぶやきとか、そういうのもファンの方たちは好きなのかな。
高野 : うちの周りにいるファンの方はそうですよ。全部チェックして、流れを知った上で楽しんでますよね。それが歌詞にも反映されてますよね。今回の歌詞が本当にそういう感じで、結構ガツンときたんですよ。
只野 : 本人たちが詞に共感することで、起爆するエネルギーになればいいなと思って。
スミス : そう考えると、アイドルも一緒ですよね。歌もパフォーマンスも自分たちで全部できるわけじゃないけど、周りの人たちがうまくまとめていくことでよくなっていく。僕がMVを撮っている氣志團は、パフォーマンスもできて発想力がある綾小路 翔という人間が中心にいて、周りを引っ張って作り上げているんですよね。だから、最初はDPGでも中心になる人を見つけなちゃいけないと思ってたんですよね。でも、いまの話を聞くとそうじゃなくて、みんなで切磋琢磨して、育って行く様子を見つつ、それ自体がエンターテインメントになってるのかなって。
ーー決して成田くんが目立ちたがっているって感じではないですもんね。
只野 : どっちかと言うと、自分は出たくないってムードですよね。自分の好きなものが周りにあって、それが自分を興奮させてくれたら幸せっていうか。
スミス : 家のなかから出てない感じです。
高野 : そうそう、部屋を拡大してるってことなんですよね。どんどん好きなものを集めて置いていく感じというか。
只野 : それが音楽だったりプロレスだったりしたのが、今は人間が対象になってる。
スミス : 別のインタビュー(TRASH-UP!!Vol.16参照)でも言ったんですけど、好きなものだけ集めて、気に入らないものをぽいってするんじゃないかっていう心配があって。
只野 : 成田くん本人は、この1年で、これ以上人が減って欲しくないって想いには辿り着いてるみたいですね。
ーー成田くんが、友達たちと普通に接して、ケンカして、っていうのに憧れがあるのかなっていう感じもしますけど。
高野 : そこで〈仲良しごっこはもうやめだ〉っていう歌詞がすごくぐっと来ますよね(笑)。
ーーそれで自信がついてきたというのもあるし、もっと知ってほしいという気持ちもあるし、メジャーでもやりたがってますもんね。
スミス : 普通のレコード会社から出せるんですかね? いろんなものをサンプリングしているから、特にヴィジュアル優先のものは特にお金がかかりますよね。
只野 : やりたいことができなくなると、本人もまた「うーん…」ってなっちゃうと思うし。
スミス : だから、僕はインディーをオススメしてるんですけどね。やりたいことがやれなくなっちゃう気がしていて。
ーー本当に行く末が気になりますよね。ちゃんとついてきているお客さんたちもいるわけですし。
高野 : ファンの人の熱心さってすごいですよね。あれが本当に単純に拡大していけば、成田さんの理想とする世界が出来上がっていくのかなと。
只野 : 武道館とかでやりたいんだったら、本当に権利関係が問題になってきますよね。
高野 : 僕はずっとアンダーグラウンドでやっていて、ブートを作り始めて17年なんです。だから、気持ちは一緒なんですね。そういう大人な事情を考えないでやってるのは楽しいですけど、実際そうなったときに問題になってくるんだろうなっていう。でも、そこまで大きくなったときのこと考えさせてくれるのが素敵なだと思うんですよ。だから、DPGがやっていることって謎の可能性だと思うんですよ。
スミス : パロディに関して、日本が寛容になればいけると思うんですよね。他の国だったら大丈夫なこともあると思うんですよ。ただ、いままでの経験だと、パロディとパクリを同じにされちゃうんで。大人たちが全く関係ないところで観て、これはガンダムに見えるか見えないか? 見える! ダメって言われちゃったら、僕らは何にもできなくて、レコード会社としては出せないってことになっちゃうんですよね。それを覆すにはインディーズか自力で頑張って、すげーおもしろいことをやり続けていれば、嫌でも人がついてくるじゃないですか。
高野 : DPGって、間違いなく最前線ですよね。そういうヤバい表現のなかで、一番規模が大きくて最先端なんですよ。いろんな好きなもの集めてミックスして出す表現は好きなので、突き抜けてほしい気持ちはありますよね。
ーーそれで満足するんじゃなくて、彼らだったら、オーヴァーグラウンドに食い込んでくれるような期待もあると。
スミス : その志もあるし、閉じてないから。ただ違法性に気づいてないだけで。
一同 : (笑)。
只野 : 怒られないとわかんないから、怒られたらいいんですよね、一回。
高野 : いつ怒られるんだろうな(笑)。
スミス : ただ、しょうもない規制が多いんですよね。あれが写ったら場所が特定されるからダメだとか。これ、本当にダメなのかな? っていうようなことが多くて。わざわざこんなヴィデオみて文句言う人いるのかなって。
ーーどこへ行っても、成田くんの純真無垢なバカさを貫いてほしいですよね。ちなみにMVはどんな感じになりますか?
スミス : ブラックDPGのMVには蝶野さんが出ます。ほんと豪華なんですよ。ただ、DPGはグリーンバックばっかり撮ってたので、出来上がりがよくわかんなかったんですけど。巨大ロボモノをやるっていうの自体に無理がある。
高野 : やっぱり、僕らは一緒になって遊ばせてもらってる感じはありますよね。只野さんは、そこにちょっと親心が入って、このままじゃだめだよって気持ちがあるんだと思いますけど。
只野 : 男は男としての人生があるじゃないですか。それは彼だけじゃなくて、みんなもそうですけど、それぞれがやりたいことをやっていけたらいいなと思ってます。もし有名になりたいんだったら、なるためのことをしなければならないし、そのなかに大人事情があるんだったら、それと明るく向き合って、新しいスーパーロボットを生み出してでも続けていってほしいです。
>>DPG、ファンコットを注入した2ndシングルの特集はこちら!!
>>DPGインタビュー 第1ラウンド「DPG童貞こじらせ対談」はこちら!!
>>DPGインタビュー 第2ラウンド「DPG女子会」はこちら!!
>>DPGインタビュー 第3ラウンド「DPGの核心」はこちら!!
夏の魔物が今年も開催決定!!
AOMORI ROCK FESTIVAL '14~夏の魔物~
2014年7月21日(月・祝日)@青森県東津軽郡 平内町夜越山スキー場
時間 : 開始、開場時間調整中
料金 : 先行早割 1人券 6,600円、4人券 25,000円
出演者 : BRAHMAN / でんぱ組.inc / the telephones / THA BLUE HERB / 神聖かまってちゃん / 水木一郎 / 蝶野正洋 / 大槻ケンヂ&NARASAKI / 人間椅子 / KING BROTHERS / THE NEATBEATS / 曽我部恵一 / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 後藤まりこ / 大森靖子 / 田我流feat.stillichimiya / サイプレス上野 / HINTO / Wienners / アルカラ / アップアップガールズ(仮) / バンドじゃないもん! / LinQ / Negicco / Especia / lyrical school / BELLRING少女ハート / hy4_4yh / 寺嶋由芙 / ULTRA-PRISM / DJダイノジ / 吉田豪×杉作J太郎 / 掟ポルシェ / ベッド・イン / 久保ミツロウ×能町みね子 / うしじまいい肉 / 岸田メル / KAMINOGE ROCK FESTIVAL(マッスル坂井、井上崇宏) / MC.アントーニオ本多 / DDTプロレスリング / DPG VS ブラックDPG / 藤岡弘 / ドレスコーズ / 髭(HiGE) / 妄想キャリブレーショ /葛西純 / 沼澤邪鬼 / 劇場版テレクラキャノンボール2013爆音上映会(R-18)カンパニー松尾and more...
これまでのDPG配信作一覧
高野政所a.k.a. DJ JET BARONを迎えファンコットを取り入れた2ndシングル
DPG / 恋シチャイナRPG
【配信形態】
mp3 / wav 単曲 200円 / まとめ 600円
【TRACK LIST】
1. 恋シチャイナRPG
2. バンキュッボン
3. 恋シチャイナRPG(FUNKOTER’S EDIT)
DPGセカンド・シングルはティッケー親方こと高野政所によるカンフーmeets FUNKOTナンバー。ブラックDPGデビュー曲は「涼宮ハルヒ」シリーズの楽曲を手がける田代智一による作曲。作詞はももいろクローバーZや「プリキュア」シリーズでおなじみの只野菜摘。
>>ダイノジ大谷ノブ彦による熱いレビューはこちら
まったく掴めない!? 1stシングルをハイレゾ配信中
DPG / 夏の魔物エンタメユニット『DPG』登場!!!
【配信形態】
mp3 / wav 単曲 200円 / まとめ 600円
【TRACK LIST】
1. リングの魔物 (作詞 : 只野菜摘 作曲 : 玉屋2060%(Wienners) Gt : ROLLY)
2. サマーロマンサー (作詞 : 藤林聖子 作曲 : 成田大致、鈴木秋則(ex.センチメンタルバス))
3. キュンキュンボンブ (作詞 : 只野菜摘 作曲 : 庄司愛)
PROFILE
DPG
DPG(Dramatic Perfect Group)は青森で2006年から開催されるロック・フェス「夏の魔物」の主催者である成田大致により結成されたエンターテイメント・グループ。
その活動は、ジャンルを超えて集結したメンバーの個性を余すところなく活かし、リングでのプロレス、アイドルとのライヴ、ネットでの映像作品発表など多種多様である。
結成当初はゲリラ的な活動を展開し、アイドル・グループ「BiS」との乱闘に端を発する抗争からのリーダー同士によるDDTプロレスリング両国国技館大会での決着戦や、ゴールデンボンバー歌広場淳氏への襲撃と対決、ビッグダディとの共闘など、そのスキャンダラスな活動はスポーツ誌や各種メディアにも幾度となく取り上げられ、「夏の魔物」と連動し多くの話題を振り蒔いた。
それ以降はメンバー内で内部抗争が勃発、主にアイドル志望のメンバーが離脱・合流しヒール・ユニット「ブラックDPG」を結成。歌って踊る純粋なアイドル・グループとして活動する一方で、DPG本隊とは敵対関係となり今なお抗争中。「DPG VS ブラックDPG」として、ライヴでは両ユニットの対決も描かれる。
DPGおよびブラックDPGがライブで披露する楽曲の製作陣は、ももいろクローバーZやプリキュア楽曲でおなじみの作詞家・只野菜摘がほぼ全ての歌詞を手掛け、デビュー曲「リングの魔物」のゲスト・ギターにROLLY、作曲にはでんぱ組.inc代表曲「でんぱれーどJAPAN」「でんでんぱっしょん」の作曲者である玉屋2060%(Wienners)が参加。2ndシングルではDPG「恋シチャイナRPG」を日本のFUNKOTシーンを代表するDJである高野政所がアレンジを務め、BDPG「バンキュッボン」は涼宮ハルヒ・シリーズ等数々の名曲を手掛ける田代智一が作曲した。
6月に発売された3rdシングルではDPGの作曲をチームしゃちほこの数々の名曲を手掛ける若手天才作編曲家・浅野尚志氏、ブラックDPGの作曲をULTRA-PRISMのアニキこと小池雅也氏が担当。ジャケットは数々のスーパーロボット大戦シリーズのオリジナル・キャラ・デザイナーとして有名な河野さち子氏、人気イラストレーターの岸田メル氏が書き下ろした。
1stおよび3rdのミュージック・ビデオは氣志團、フジファブリック、マキシマム ザ ホルモン、斉藤和義、サザンオールスターズ、ザ・クロマニヨンズなどのPVを手がけた日本を代表する映像作家スミス監督を起用。その突飛なPVは海外でも話題となり異例の13万回再生を突破したが、謎の力により突然削除されてしまうという事件も起こった。
DPGの結成から現在に至るまでの全ての出来事は、夏の魔物HPからYouTube「夏の魔物ちゃんねる」で次々と公開され、世間に話題を投げ掛け続けている。