ハコイリ♡ムスメ、会場限定シングル4作品を一挙配信スタート!! これまでの活動を振り返るインタヴュー
80〜90年代のアイドルの名曲をカバーし、見る人に癒しとトキメキを与え「女の子本来の可愛らしさ」を表現することをテーマとした11歳〜17歳の女優志望の女の子9人組、ハコイリ♡ムスメ。本業の「女優」を生かした「劇団ハコムス」という芝居と音楽の融合にも挑戦している彼女たちが、2016年11月に南波一海が主宰するレーベルPENGUIN DISCより初の全国流通音源をリリースする。まさに世の中に広く羽ばたく直前の彼女たちに、これまでの歩みを伺うとともに、会場限定で発売されていた4作のシングルをOTOTOY独占で配信スタート。この機会にハコイリ♡ムスメに触れてみてはいかがだろう。
会場限定の4作品をOTOTOY独占ハイレゾ配信スタート!!
ハコイリ♡ムスメ / 微笑みと春のワンピース
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC : 単曲 251円 まとめ購入 500円
【Track List】
1. 微笑みと春のワンピース
2. なかよし
ハコイリ♡ムスメ / 夏に急かされて
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC : 単曲 251円 まとめ購入 500円
【Track List】
1. 夏に急かされて
2. 海へ行こう~LOVE BEACH LOVE~
ハコイリ♡ムスメ / レモネード・キッス
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC : 単曲 251円 まとめ購入 500円
【Track List】
1. レモネード・キッス
2. 避暑地の森の天使たち
ハコイリ♡ムスメ / さよならのプリエール
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC : 単曲 251円 まとめ購入 500円
【Track List】
1. さよならのプリエール
2. BE MY DIAMOND!
INTERVIEW : 鉄戸美桜、神岡実希、吉田万葉(ハコイリ♡ムスメ)
2014年6月、デビューを目指す新人5組が平日昼間に競い合うイベント〈デビュー直前アイドル5組新人公演〜真夏のシンデレラたち〜〉がAKIBAカルチャーズ劇場で夏休み期間中に開催。そのなかの1組として結成されたのがハコイリ♡ムスメである。「女優志望の女の子が『アイドルグループとしてデビューをすること』という課題に挑戦する」というコンセプトの元結成されたハコイリ♡ムスメは、80〜90年代のアイドルの名曲をカバーするスタイルで2位を獲得し活動を存続することになった。そこから約2年3ヶ月。メンバーの加入やオリジナル楽曲の制作時期によって活動を第一章から三章まで区切って活動している彼女たちは、2016年11月には南波一海が主宰するレーベルPENGUIN DISCより初の全国流通音源のリリースも決定、一気に加速していきそうな予感に満ちている。そんなハコイリ♡ムスメから、統括リーダーの鉄戸美桜、神岡実希、第三章から加入した12歳の吉田万葉の3人に話を訊いた。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
もっと続けたいなという気持ちがだんだん大きくなっていった
ーーまずは、自己紹介からお願いします。
鉄戸美桜(以下、鉄戸) : 常にお腹が空いています! 大好物はかまぼこです。高校2年生16歳のてっちゃんこと鉄戸美桜です。よろしくお願いします。
神岡実希(以下、神岡) : チャーム・ポイントはタレ目! 高校1年生16歳のみっきーこと神岡実希です。よろしくお願いします。
吉田万葉(以下、吉田) : 好きな色はグリーンとオレンジ! 森から生まれた葉っぱの妖精! 中学1年生12歳のわらびーこと吉田万葉です。よろしくお願いします。
ーー元気がいいですね(笑)。ハコイリ♡ムスメはどういうグループなんでしょう。
鉄戸 : おニャンコクラブやCoCoさん、チェキッ娘さんといった80年代から90年代の先輩アイドルさんの曲をカヴァーさせていただきつつ、ちょっぴり懐かしいテイストのオリジナル曲をパフォーマンスして、皆さまに癒しと安らぎときめきをお届けしています! 女優志望アイドルとも呼ばれていて、舞台や映画の女優としてお芝居のお仕事もしているメンバーが集まっています。
ーーそもそも最初は期間限定の夏だけのグループだったんですよね。
鉄戸 : 現在ホームとして活動しているAKIBAカルチャーズ劇場で、動員数やポイントが多いグループが劇場での定期公演を勝ち取れるというバトルに、いろんな新人アイドルさんと曜日別で交代で出演していたんです。最終的に私たちは2位だったので定期公演を続けていくことができないと思ったんですけど、もっと続けたいなという気持ちがだんだん大きくなっていっていて、そのあともグループが存続することが決まったときは嬉しかったです。
ーー2位という結果は悔しかった?
鉄戸 : めっちゃ悔しかったです!!
ーーとはいえ、1位のアイドルネッサンスさんとは僅差だったんですよね?
神岡 : 僅差だったけど、動員数ではアイドルネッサンスさんの方が全然上で。パフォーマンスも何倍もすごかったよね。アイドルネッサンスさんは歌えてダンスも揃っていてすごくきれいだけど、ハコムスはそんなことなくて。
鉄戸 : 技術量が全然違ったし、それは公演を見せてもらった時に圧倒されたよね。ただ、私たちも一生懸命夏休み頑張ってきたつもりだったので、めちゃくちゃ悔しかったです。
ーー先ほどおっしゃったように、80~90年代の先輩アイドル・グループの楽曲を歌うのがコンセプトですけど、最初、それらの曲を聴いた時はどう思いましたか?
鉄戸 : 私はおニャン子クラブさんしか名前を聞いたことがなくて、ribbonさんとかCoCoさんの曲を知らなかったんですけど、聴いてみたらかわいらしくて、女の子らしい可愛らしい曲が多いなっと思って好きになりました。
神岡 : 私は元から音楽を聴く習慣があまりなくて、現代の曲をあまり知らないところから始まったんですけど、曲を聴いたらすごく可愛らしいし、歌詞も恋する女の子の気持ちとかがいっぱい書いてあって、こんな素敵な曲を私が歌えるのかなと思ったんですけど、嬉しかったです。
こんなに可愛い曲をいただけるんだと思ったら涙が止まらなかった
ーーハコイリ♡ムスメは活動時期を第1章、2章、3章と呼んでいますが、第2章が2015年4月19日に新メンバー・阿部かれんさんの加入とともにはじまり、グループ初のオリジナル曲「微笑みと春のワンピース」を歌うことになりました。初めて自分たちの曲ができたって時はどういう気持ちだったんでしょう。
鉄戸&神岡 : めっちゃ嬉しかったです!
鉄戸 : 初めてのオリジナル曲は、その時期に始まったヴォイトレで何も言われず課題曲みたいな感じで渡されて。歌詞の中に〈ずっと閉まってた箱の中〉っていう言葉があって、「これ、ひょっとしたらオリジナル曲なんじゃないか?」って途中で気づいて、そこからはもう嬉しくて。こんなに可愛い曲をいただけるんだと思ったら、涙が止まらなかったです。
ーーオリジナル曲であることはメンバーには内緒だったんですね。オリジナル曲ということで、気持ちの入り方も違ったんじゃないですか。
鉄戸 : 気合いの入れようが全然違いました。もちろん、それまでカヴァーしていた曲も大切に歌おうって気持ちはあったんですけど、私たちだけの曲がなかったので、振り入れのレッスンも何回もプロデューサーさんも一緒に考えて変えたり、何回も推敲を重ねてっていう感じでやりました。PVもすごく凝って作ったんです。
ーー初めてお客さんの前で披露した時はまた違う緊張があったんじゃないですか。
鉄戸 : 初めてのハコムスのオリジナル曲ということで、期待してくださって来てくださった方も多かったと思うので、喜んでもらえるかなって心配な気持ちもあったんですけど、踊ってる時にファンのみなさんの笑顔が見えてすごく嬉しかったです。
ーーそこからどういう活動をしていったのでしょう。
鉄戸 : 対バンライヴに出させていただくことが増えたり、4月から夏にかけてライヴが多くなっていきました。昨年の夏もめちゃくちゃ忙しくて、本当にたくさんいろんなライヴに出させてもらったりとかしましたね。
神岡 : 〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉(以下、TIF)にも出演させていただいたり。
鉄戸 : そう! お祭りだし、こっちもテンションが上がるんですけど、ファンのみなさんもすごく盛り上がっていたり、〈TIF〉を機に普段のライヴに来てくださるようになったファンの方もいらっしゃるし、本当に楽しかったです。
ーー2015年11月29日にはCDを手売りで4枚リリースされました。その4枚を今回OTOTOYでも配信させていただくんですけど、特に思い入れのある曲を上げていただけますか?
鉄戸 : オリジナル曲だと、私と実希がメインで歌わせてもらっている「レモネード・キッス」で、カヴァー曲だと「なかよし」です。これは野外ライヴとか大事なライヴの時に歌わせてもらっている曲で、お客さんにもすごい気に入ってもらえてる曲なんです。みんなで大縄跳びをしたり、肩を組んだり…。
神岡 : 本当になかよしになろうよって曲なんだよね。
鉄戸 : そう。ライヴの時もみんなが一体になれる大事な曲なので、それをレコーディングさせてもらって音源化できたことがすごい嬉しかったです。
神岡 : 私は「微笑みと春のワンピース」と「レモネード・キッス」がとても思い入れがあります。カップリングだと「海へ行こう~Love Beach Love~」と「避暑地の森の天使たち」がメインで歌わせていただいてる曲なので思い入れがあります。みなさんに届けるのは不安だったんですけど、喜んでくれてよかったです。
ーーちなみにレコーディングする時にカヴァーの元曲を聴きますか?
鉄戸 : 聴きますね。やっぱり従来のファンの方がいらっしゃるので、歌い方とか参考にしたいなと思っているんです。メイン・ヴォーカルの方が可愛い声だったりしたら可愛らしい声で近づけようとか、自分たちのよさも出しつつ、カヴァー曲のいいところも出していければいいなと思っているので、歌い方とかを気にして何回も聴いて歌うようにしていますね。
新メンバーなんで、ちゃんとちゃぴちゃぴした感じを…
ーーそして3人の新メンバーを迎え、第3章が2016年4月からスタートしました。お待たせしました、吉田さんの登場です(笑)。吉田さんは女優をやろうと思って事務所に入ったんですか? それともアイドルをやりたかった?
吉田 : 実は他のアイドルさんのオーディションに1回落ちてしまったことがあって、その後事務所で女優になりたいと思って頑張っていたんですけど、ハコイリ♡ムスメさんの話をいただいて、すぐにやりたい!! と思ってお話をして入りました。
ーー先輩は優しかったですか?
吉田 : 最初はみんな同じ顔に見えて(笑)。
神岡 : ひどーーーい(笑)!!
吉田 : マネージャーさんからグループのプロフィールをいただいて「すぐ覚えてください」って言われたんですけど、顔がみんな同じに見えて全然覚えられなくて(笑)。でもみんな個性溢れてて気軽に話しかけてくれたので、すごく優しいなって思いました。
ーーあはははは。最初は、何から一緒に始めていったんですか?
吉田 : まず新メンバーだけで練習していたんですけど、急にオーラのある先輩たちとやるって決まったので、最初はすごく怖くて。まだ発声方法とかもわからなくて、隣で一緒にやるんだと思うと怖かったです。
神岡 : うちらも怖かったよね。どんな人が入ってくるんだろうって(笑)。
鉄戸 : 最初、「新メンバーが入ってきます」って言われて、おーってなったんですけど、写真を見せられて小学6年生11歳の子がいるっていうのを知って。みんなちっちゃくて、どうするってなって(笑)。まだ小6だったよね。
吉田 : うん。
神岡 : 小学生って未知じゃないですか? 話が合うのかなって(笑)。実際会ってみたら可愛いって思いましたね、普通に。
鉄戸 : まだみんなその時は素直で(笑)。だんだんタメ口になってきて、いまはすっかり仲良くなりました。
ーー新メンバーが入ってグループの雰囲気とか変わりました?
神岡 : 変わりました! 入ってきた子たちが若いから、フレッシュさが増しましたね。
鉄戸 : これまでやってきた楽曲も秋冬とかは静かな失恋した女の子の曲とかが多かったんですけど、第3章からは元気で明るい曲が増えたし、オリジナル曲も明るいというか、今までとは違う曲になっていきましたね。
ーー吉田さんは先輩の顔をちゃんと覚えましたか(笑)?
吉田 : みんなの顔は覚えました! ふふふ。でも、最初はちっちゃいからっていうふうに見られてたんですけど、ちゃぴちゃぴしてるみてるみたいな。
ーーちゃぴちゃぴ?
神岡 : きゃぴきゃぴじゃないの(笑)?
吉田 : 新メンバーなんで、ちゃんとちゃぴちゃぴした感じを…。
鉄戸 : きゃぴきゃぴじゃないのかい(笑)!
吉田 : 出していけるようにいろいろ頑張りました(笑)。
曲によって変わっていく表情も一番見ていただきたいな
ーー(笑)。雰囲気が変わりフレッシュさが出たなかで、南波一海さんのレーベル「PENGUIN DISC」からリリースをすることが決まりました。それを聞いた時はどう思いましたか?
鉄戸 : そもそもレーベルがどういうものなのかわからなかったんですけど、いつもお世話になっている南波さんにまたお世話になるんだなって思って、やっぱり南波さんだな!! って思いました(笑)。
神岡 : レーベルからCDを出すことが初めてなんだよね。
鉄戸 : そう。11月22日にレーベルから初めて音源を出させてもらうんですけど、まだレコーディングもしていないし発売もしていないのにネット予約みたいなのが始まってることにびっくりして。新鮮で嬉しいです。
ーー本当に1から学んでくことが多いんですね。その音源には、秋冬の曲が収録されるんですか?
鉄戸 : 3タイプあって、秋冬曲と今年の春の曲とカップリングがそれぞれ収録される予定です。いまはダンス、振り入れをしたり、ヴォイトレも始まったので、本格的にリリース・イベントとかに向けて、期待とわくわく感がすごくありますね。
ーーハコイリ♡ムスメとしての目標は決めていますか?
神岡 : これまでライヴをさせていただいてきたカルチャーズ劇場を満員にして、平日定期公演も満員にして、たくさんの方に観ていただきたいねってことは話しているよね。
鉄戸 : 私たちは大きい会場でワンマン・ライヴをしたことがないので、そういうことも経験してみたいんですけど、まずはカルチャーズの定期公演に来てくださるお客さん、ハコムスのファンの方をもっと増やして、そこからいろんな大きいところでワンマン・ライヴとかをしていければいいなっていうのが、今の目標です。
ーーそういえば吉田さんは、事前にノートにしゃべりたいことを書いてきてくれたんですよね。なにか言い残したことがないように、聞いておきましょうか(笑)。
鉄戸 : (鉄戸がノートを覗き込んで)ちゃぴちゃぴはさっき言ったから…。 「CDを出すことについて万葉はどう思ってますか?」
吉田 : はい! 私にとっては初めてのCDなので、ちょっと緊張するけど頑張ります!
鉄戸 : これ書かなくても言えるよね(笑)。
吉田 : でも忘れちゃうんです。あと、観に来てくれた人の心の中に入り込めるようになりたいです。
ーーこれで言い残したことはなさそうですね(笑)。最後に2人も自分の目標を教えてください。
神岡 : レーベルに参加させていただいたので、ハコイリ♡ムスメを本当にたくさんの方に知っていただきたいし、楽曲もいろんな人に聴いていただきたい、リリース・イベントもたくさんの方に来ていただきたいので、1つ1つ頑張りたいと思います。
鉄戸 : オリジナル曲も、今は8曲(新曲含め)になってオリジナル曲だけの公演ができるくらいになったので、もっともっと歌っていけたらなと思います。まだ歌だったりダンスだったり、スキルは全然足りないんですけど、そういうところもアップして、みなさんに成長を見届けていただけるように成長していくように頑張りたいなって思っています。
ーー最後にハコイリ♡ムスメのここを1番見てほしいってポイントを教えてください。
神岡 : 表情じゃない?
鉄戸 : そうだね。あんまり激しく踊ったり歌ったりするグループじゃないんですけど、癒やしとやすらぎときめきをお届けできるよう活動しているので、みなさんに落ち着いて見ていただけることがハコムスのポイントだと思います。それによって曲によって変わっていく表情も一番見ていただきたいなと思います。
ーー吉田さんも言い残したことはないですか?
吉田 : はい!
一同 : (笑)。
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LIVE INFORMATION
@JAM×ナタリー EXPO 2016
2016年9月24日(土)@幕張メッセ 国際展示場9~11ホール
時間 : OPEN 9:00 / START 10:00(予定)
ハコイリ♡ムスメ出演
【LIVE】10:15〜10:30(グレープステージ)
【特典会】13:00〜14:00
PROFILE
ハコイリ♡ムスメ
11歳〜17歳の女優志望の女の子9人組。80〜90年代のアイドルの名曲をカバーし、見る人に癒しとトキメキを与え、「女の子本来の可愛らしさ」を表現している。また、本業の「女優」を生かした「劇団ハコムス」という芝居と音楽の融合にも挑戦。4月より3人の新メンバーを迎え、よりフレッシュに元気な姿で活動中。2016年11月にはPENGUIN DISCよりリリースも決定!