
独自のサイケデリックなサウンドからブチ上げロックまで、変幻自在アイドル・ユニット、BELLRING少女ハートが、待望の1stアルバムを1ヶ月先行で高音質配信!! これまでにリリースされた4作のEPに収録された楽曲から、新たに書きおろされた楽曲、ライヴで定番の楽曲まで、出し惜しみなく詰め込まれた全15曲を収録。アイドル楽曲とは思えない、サイケデリックで摩訶不思議なメロディとサウンドを、成長過程の5人の可憐で危ういメンバーたちが歌った奇跡のバランス感に満ちた大傑作です。この作品が世界に衝撃を与えるのは夢物語ではない。もう一度だけ、もう一度だけ言わせてください。乗るしかない、このビッグ・ウェーヴに!!
BELLRING少女ハート、待望の1stアルバムが完成
BELLRING少女ハート / BedHead
【配信形態】
HQD(24bit/48kHzのwav)ver. 単曲 150円 / まとめ 2,000円
【Track List】
1. World World World / 2. the Edge of Goodbye / 3. D.S.P ~だいすぴッ~ / 4. ボクらのWednesday / 5. Shout!!! / 6. ライスとチューニング / 7. 夏のアッチェレランド / 8. Pleasure ~秘密の言葉~ / 9. サーカス&恋愛相談 / 10. yOUらり / 11. BedHead / 12. ダーリン / 13. アイスクリーム / 14. Teck Teck Walk / 15. WIDE MIND
BELLRING少女ハートのライヴを知らないなんて人生の半分損してるぜ
BELLRING少女ハート / LIVE at お腹が痛い! vol.4
【配信形態】
DSD 5.6MHz+mp3 ver. まとめ購入のみ 1,200円
HQD(24bit/48kHzのwav) ver. 単曲 150円 / まとめ 800円
【Track List】
1. yOUらり / 2. World World World / 3. アイスクリーム / 4. ライスとチューニング / 5. ボクらのWednesday / 6. the Edge of Goodbye
※ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。
※DSD 5.6MHz+mp3 ver.には、楽曲のDSFファイルとDPPファイル、全曲のmp3トラックが同梱されております。
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※5.6MHz DSDの音源は、ご使用の再生環境によっては再生できない可能性もありますので、ご購入の前にご確認ください。
※DSD DISCでお聴きになる場合は、DSD(2.8MHz)にダウン・コンバートしてご使用ください。
INTERVIEW : 田中紘治(BELLRING少女ハート ディレクター)
アイドル戦国時代? いまさらそんなことを言っている人は戦で命を落としていることでしょう。ご愁傷さま。そんなことはどうでもいいから、このアイドル・グループを聴いてください。そしたら、アイドルとは? なんて考えてないで、目の前で起こっていることを全力で追いかける気になることでしょう。お願いなので、「ロックとはなにか?」みたいなことをアイドルにおいても語りだして、つまらない流れを作らないであげてください。つまらない大人のみなさん。
前置きが長くなりました。やりたい放題に制作した楽曲を女の子に歌わせたい大人たち、アイドルになるためにより大きな舞台を目指す女の子たち、つねに新しく刺激のあるパフォーマンスを求めるお客さんたち。この3者が絶妙なバランスでもたれかかりあい、奇跡的に人を狂わせるようなグルーブを生み出しているアイドル・グループ、BELLRING少女ハート。すべてがかみ合っていないように見えて、奇妙なバランス感覚で人を惑わせる。これをサイケデリックと呼ぶのでしょうか? 掴めそうで掴めないこのグルーヴに迫るため、ディレクター田中紘治に話を訊きました。インタヴュー開始1時間、自分のセックスの話しかしなかった男を中心にはじまったこのストーリー。あなたも、このアイドル・グループに“BET”してみませんか?
取材 & 文 : 西澤裕郎

よく深刻な性病にならなかったなって
ーー田中さんは、中学生のころにマンガで賞をとって、担当編集者がつくくらい実力を買われていたんですよね。小さいころから読書の虫だったり、妄想少年だったんじゃないですか。
田中紘治(以下、田中) : 両方ですよね。小学校のときは江戸川乱歩とかの小説をたくさん読んでいたんですよ。田んぼとか森とか、周辺の環境が田舎だったので、よくカエルとかヘビを殺して、あぶって食べたりしていて。そういう食虫日記みたいなものをマンガにしたりしてました。
ーー妄想だけでなく行動的な少年でもあったわけですね(笑)。それだけ想像力があって、いま話していても論理的なのに、Fランクの高校に行ったというのが不思議で仕方なくて。
田中 : ものすごく飽きっぽいんですよ。やれって言われたら全部ダメで。父親が部屋にがらっと入ってきたとき、マンガを描いてるとよく殴られてたんです。ダメっていわれると抑えられなくて。ただ、マンガで2回目に大きな賞をとったときに、親が「わかった、応援するよ」ってなって急に醒めてしまいました。やれっていわれるとダメなんですよ。勉強も鼻血をふくまで殴られてもしなかったんで。

ーー頑固というか、好きなものに集中するタイプなんですね。高校卒業後には映像の専門学校に進まれたそうですが、そこで映像を選んだのはなぜなんでしょう。
田中 : 何度マンガを送っても担当編集さんにボツにされてしまうので、書き方を工夫しているなかで、映画のストーリーを頭のなかで思い描いてみるようになったんです。そしたらコマ割りもスクリーン的になってきて。実際に人に動いてほしい、カメラも動いてほしい、みたいな願望が出てきたんです。
ーーちなみに、高校生のときはエルビス・プレスリーがかなり好きだったそうですね。アルバイトをしながら、全部買いあさっていたそうで。
田中 : いわゆるタフネスなミュージシャンってあまり惹かれないんですよ。プレスリーとかジミヘンみたいに、ものすごいシャイな人がロックンロールで狂っていく感じに共感しちゃうんですよね。女の子とまともに話せなかったような人が、ある日ヒーローになって、だんだん女をとっかえひっかえしていくようになっていく、そういうのが好きでしたね。
ーーちなみに田中さんは女の子とはどうだったんですか。
田中 : 基本的には女の子が苦手なんですけど、高校を卒業したときに一気にタガが外れて、20代はものすごく遊んでいましたね。
ーーなんで、そこでタガが外れたんですか?
田中 : そのころ、小学校の初恋とか以来に、好きな子ができたんですよ。その子との関係を壊したくなくて、その子に対してできないことを全部よそでやっているみたいな。
ーーえっ。嫌われたくないから、汚い部分は他の部分で解消するってことですか。
田中 : そうそう。その子にさえ嫌われなければ、よそで誰に嫌われてもOKになっちゃって。もうとにかく出会い系からクラブから仕事先から見つけてはお願いしまくって。よく深刻な性病にならなかったなってくらい。

ーーすごいタガの外れ方ですね(苦笑)。でも、その子にバレたら嫌われるじゃないですか。
田中 : たぶんどっかで遠回しに、積極的な自分もアピールしたかったのかもしれないです(笑)。
ーーで、その子とはうまくいったんですか?
田中 : いかないですよ(笑)。
ーーあははははは。
田中 : その子もけっこう軽かったもんで、彼氏ができたり変な噂を聞くたびに落ち込んでは他の女の子を呼び出してって感じでした。その子が結婚したころ、ようやく僕も落ち着いてきた感じですね。
フリをかえるだけじゃ越えられないマンネリがあった
ーー20代で映像の仕事をするようになってからは、どういう音楽を聴いていたんですか。
田中 : ドラムンベースとかハウスとか、ダンス・ミュージックが増えましたね。ハウスは、どちらかというとガラージよりのが好きで、ジョー・クラウゼルとか、ちょっとジャジーな要素も入っているケビン・ヨストとかが好きで聴いていました。ハード・ハウスは触りだけ聴いている感じ。あと、プログレッシブ・ハウスになってくると、ディープ・ディッシュとかが好きで、聴きあさっていましたね。
ーーかなり音楽を掘って聴いていたようですが、仕事で番組制作をすることになった、ももいろクローバーのライヴに衝撃を受けて、アイドルに興味を持つようになったそうですね。
田中 : すごくおもしろかったのが、「行くぜっ! 怪盗少女」の2番にいくとき、お客さんから「2番」って叫び声がどーってきて。その瞬間、ライヴがおもしろくなっちゃって。お客さんがライヴをおもしろくしようってのを感じたんです。ステージとフロアがツリーみたいに盛り上がっていく感じがすごくおもしろかったんです。
ーーそこからはじまり、田中さんは他のアイドル現場にも足を運ぶようになりますが、他にインパクトを受けたアイドルはいましたか。
田中 : ももクロのあとに2ndインパクトみたいなものがあったとしたらBiSかな。(BiSマネージャーの)渡辺(淳之介)さんと話をして「パプリカ」のPVをとったりするようになって。でも関係者になったらダメなんですよ。普通にお金を払って行っても後ろめたさがあるし、前にいきたい気持ちもあるし…。
ーーだったら自分でアイドル・グループ作っちゃおうと。
田中 : そうですね。あとは、自分でアイドルを作ったら、たくさんPVも作れるなと思って。ただ、PV以外のことがいそがしくて1作しか作れてないんですけど(笑)。
ーーそして実際にオーディションを開始して、初期メンバーが決まるわけですが、ベルハーのメンバーを選ぶ上で、なにを一番重視したんでしょう。
田中 : あまり言うことを聞いてくれなさそうな子ですね(笑)。もともとマンガを描いてたからか、とにかく支配的な性格なんです。一言一句、僕の言うとおりにさせたいところがあって。それだと予想外な部分を楽しめないと思って、僕の思ったとおりにいかない部分を持っていそうな子を選びました。
ーー実際、田中さんの言うことは聞かなかったんですか。
田中 : そうですね。おべっかを使って「この曲いいですね~」とか言わないし、「なにがいいのかわかんない」って言うし、与えられた曲がイヤで泣く子もいるし、おもしろかったです。
ーー田中さんが子ども時代、イヤなことはやらなかったり、マンガの担当編集さんからおべっかを使われたりしたことが影響しているのかもしれないですね。
田中 : 編集の方がすごく絶賛してくれたんですけど、「盛り上げてくれようと一生懸命だなー」とか、すごく醒めた態度でみていて。いまは、彼女たちを奮い立たせるために一生懸命いっていることに対して疑われる立場になって(笑)。「こういうところがすごくよかったよ」って伝えても、「それは嘘だと思う」「この前と言っていることが違う」って親戚の子みたいな距離感で言われたり(笑)。

ーーでも、仕方ないですよ(笑)。初ライヴで、前日に色染めしたパーカーを着せたり、直前に振り付けがかわったり、無茶させすぎなんですから。
田中 : 本人たちにとっては最悪な船出だったんですが、最初に心が折れなきゃダメだと思っていて。
ーーそれはなぜですか。
田中 : 練習通りじゃない、失敗もおもしろい。そういうアイドルにしたかった。練習したことが披露できましたってライヴにはしたくなくて、無茶をさせましたね。
ーーそれが積み重なり、いまではステージ上でそれぞれが自由に予想できない動きをするようになりましたね。
田中 : でも、本人たちはもっと完璧にこなしたいはずなんですよ。練習して、完璧なライヴをしたいと思っているはずなんですけどね。
ーーでも、田中さんがそれを望んでいない。
田中 : 自分たちでも予想のできないなにかがあるからおもしろいのであって、練習したものをそのまま披露できるようにはなってほしくなかったんです。
ーーただ、それは矛盾する要素を持ってますよね。数をこなせばこなすほど、こなれていってしまう。
田中 : そういうジレンマは何回もあるんですよね。最初はよちよち踊っているのがおもしろかったんだけど、無難にこなせるようになってきたら、とにかくパフォーマンスを激しくするって切り替えて。それが最初はメンバーのストレスだったし、意味がわかんないって言っていて。練習でちゃんとやれって言うのに、ライヴでは壊せって言われるから。

ーーでも、そうしないとパフォーマンスもどこかに落ち着いてしまうと。
田中 : お客さんが盛り上がってほしいってところは一致しているから、みんながんばれているんだと思います。ただ、振りをかえるだけじゃ越えられないマンネリがあって。答えははっきりしていたんですよ。曲が増えればいい。そこだけが課題だったんです。
再来年のコーチェラに出たいですね
ーー楽曲のことについて訊いていきたいんですけど、田中さんはどうやって曲作りをスタートさせるんですか。
田中 : 鼻歌でメロディを決めるとこから。ベルハーが初めての曲作りだったので、最初は歌として成立しているのかわからなくて、(アレンジャーの)宇田隆志さんにメロを渡すまではドキドキしてたんです。最初の打ち合わせで宇田さんが「ここがAメロってことね、ここで転調してるな。こんなコードを入れたらどうなるかな…。あ、これいい曲になるよ!」って言ってくれて。それが「ダーリン」です。
ーー「ダーリン」は鼻歌からできたんですか?
田中 : 全部、鼻歌からです。「ダーリン」「ボクらのWednesday」「yOUらり」は次男が赤ん坊だったころ、寝かしつけるときに歌っていた曲で、これはいいフレーズだなと思ったらiPhoneでrecしていました。そのときによく寝た曲がその3曲なんです。

ーー楽曲完成にあたって、宇田さんの功績ってすごく大きいですよね。サイケデリックだけど、とてもキャッチー。
田中 : 宇田さんに一番感謝しているのは、普通の編曲家さんだったら、「これはメロとしてキツいからこうしようよ」とか言っていたと思うんですよ。「コード進行の都合上、こうしたほうが気持ちいいからメロもこうしていい?」とか。それを一切しなかったんで。1曲たりともメロをズラしていないんです。
ーーメロディは完全に田中さんが作ったものなんですね。そのあとの作業はどう進んでいくんですか。
田中 : 宇田さんにメロを渡して、仮アレンジがきて、なんとなく詞の世界観を考えてレコーディングして、ミックスの織川さんが曲をエラいことにしちゃう。だから、僕がディレクションしている楽曲は、3人で作っていると思っています。
ーーベルハーの楽曲に関して特徴的なのは、田中さんディレクションだけでなく、寺田正孝さんディレクションの楽曲もあって、2つの奔流が走っていることですよね。寺田さんの楽曲制作はどのように行われるんですか。
田中 : まずは僕の意見をヒアリングしてくれて、どんな曲にしよっかって話から始まります。ミューズとかヴァーヴとかシガー・ロスとか、その辺をカヴァーしようくらいのノリで盛り上がって。例えば、今回はこういうふうに作りたいんだって寺田さんの構想があって始まったのは「Shout!!!」「D.S.P~だいすピッ~」とか。逆に僕のほうから「ひたすら歩くイメージでストリングスの曲が必要だから、こういうのできます?」と提案するときもあるし。最初の段階で骨格をある程度決めて、あとはお任せですね。きちんとクオリティで返してくれる方なので。
ーー寺田さんのサウンドは、ブリブリしたベース音などの現代的なサウンド・アプローチと、ドラマチックで耽美的なメロディ展開で、田中さんの楽曲とは違う強度を持っていますよね。「the Edge of Goodbye」や「アイスクリーム」も寺田さんディレクションなんですよね。
田中 : そうですね。寺田さんの曲で最初に作ったのが「the Edge of Goodbye」なんですけど、最初はあのリフがちょっとしか入ってなくて。もっと普通のアイドル・ロックっぽい感じで。なんかよさそうな感じなんですけど、もっと壊してくれって何度もやりとりして。寺田さん曰く、編曲のタニヤマさんがノイローゼ寸前になりながら「アイドル曲なのに、ここまでさらけ出していいのね」って、思い切ったバージョンに仕上げてくれました。

ーーいまではベルハーのライヴでモッシュが起こる、爆発力を備えた柱の曲になっていますよね。
田中 : もともと僕が60年代70年代の曲をやるってことで立ち上げたんですけど、ガチでその年代の音を作れるのって、宇田さんだけだったんですよ。他の方々は趣旨に賛同しつつも、やっぱりそうではない。それに対して、最初はめちゃめちゃ腹立てていたんですよ。やれるって言ってたじゃねえかよって。でも「エッジ」が仕上がったときに、西と東にわかれた感じで開き直れました。せっかくベルリンっていっているんだから、資本主義と社会主義みたいな対比になっておもしろいなって(笑)。はじける曲は徹底してはじけてもらおうってなりました。
ーーそのバランス感がとてもいいんだと思います。それにしても、今回アルバム収録用にできた新曲がすごいですね。とくに最後の楽曲、なんですかこれ(笑)。
田中 : (笑)。ビートルズって1個の曲のなかで、いくつかのテイクを切り貼りしましたみたいなぶつ切り感があったりするじゃないですか。最初はそういう展開をわざと狙ってみようと思って。ビートルズっぽいメロと、マザーグースのような童謡的なところを切り貼りしたようなのを送ったんですよ。「きれいな展開じゃなくていいから、切り替わるような曲作ってください」って。そしたら宇田さんも遊んで世界観を作ってくれて、西部劇っぽくなったり。
ーー時代劇っぽさもありますよね。
田中 : 聴いたときにまっさきに連想したのが、セックス・ピストルズの映画「グレート・ロックンロール・スウィンドル」のエンディングで船が沈んでいくときにかかる曲と、映画のなかで流れる「誰がバンビを殺したか」のパンク感だったんですよ。偶然なんだけど曲のなかで「イエローサブマリン」を意識しているところがあって、そしたら船が沈むが繋がると思って、「エンディング曲だー」って。
ーーそして「bedhead」はベルハー楽曲としては尺が短くて、80'sのグラスゴーのメロウな印象を受けました。
田中 : アルバム曲をある程度並べてみたときに「濃いーな」「疲れるな」と思って(笑)。昔のアルバムにはよく短いワン・コーラスのインターバルな曲が入っていてるじゃないですか。そういう曲にしたかったんです。メロも不完全な状態で宇田さんに聴かせたら、AメロとBメロが全然つながっていないのに、これいけるよってそのままアレンジがはじまって(笑)。
ーー宇田さんは、どんな球でも打ち返してくれますね(笑)。
田中 : 最初はすごく気軽に考えていて、宇田さんがアコースティック・ギターをじゃかじゃか弾いて、女の子たちがユニゾンで歌うような形を思ってたんですけど、けっこう作り込まれていきました。TIRAが台湾に帰国する直前に(※編集部注 : TIRAは母国の台湾に一時帰国中)、なんとなく予感があって、まだオケのない状態でBメロだけ彼女のパートとして録っておいたんですよ。儚い感じで、すごく気に入ってるメロです。「ここに"bedhead"という単語がくるように、英語で作詞してみて」って言ったら、あんな感じで書いてくれました。で、帰国後は日本に入国できないまま活動一時休止中という。

ーー本当に全曲聴きどころがありすぎる作品だと思いました。この作品群とライヴをもって、ベルハーはコーチェラ・フェスティバルを目標にしているわけですね。
田中 : コーチェラのラインナップが好きなんですよ。すごくインディペンデントな作りをしているんだけど、同時にお客さんを驚かせてやろうってエンターテイメントな面もあって。売れている人をどーんと持ってくるだけじゃなく、「こんなの持ってきたけど?」っていう遊び心でやっているフェスなので、もしかしたら刺さるかもしれないぞって。
ーー目標は3年後ですよね。
田中 : ええ。再来年のコーチェラに出たいですね。コーチェラに出て、みんながおもしろがってくれるようなユニットにしたいですよね。ベルハーならわかるって思ってほしいし、アイドルとしていきたいですね。そういう匂いがなんとなくするんですよね。
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PROFILE
BELLRING少女ハート
通称“ベルハー”。
サイケデリックからブチ上げロックまで、変幻自在アイドル・ユニット! 2012年4月にライヴ・デビュー。現在のメンバーはTIRA、仲野珠梨、朝倉みずほ、美月友華、宇佐美萌の5人組。当初は学芸会以下と称されたゆるいパフォーマンス、足並みの揃わない個性的なメンバー、ひときわクオリティの高い楽曲など、アイドル・ファンはもとより業界関係者からも注目を集める。