音楽とタバコしかない男が作る極上のJ-POPとは?ーーよしむらひらく、その半生に迫るロング・インタヴュー
東京在住のシンガー・ソングライター、よしむらひらく。一発で耳を引きつけるキャッチーな楽曲と色気のある歌声は、老若男女問わず多くの人たちを魅了するほど素晴らしい。バンド編成、弾き語り、ユニット等さまざまな形態でライヴ活動を行い、自主レーベル“スタジオローサ”も主宰、ザ・なつやすみバンド、吉田ヨウヘイgroupらの自主制作盤リリースに携わってきたよしむらは、現在仕事を辞め、音楽1本での生活にシフト。このたびOTOTOYは、よしむらひらくの自宅スタジオにて取材を敢行。その場で急遽レコーディングしてもらった2曲の音源を無料配信し、畠山健嗣とのコラボ・アルバム、2016年6月に開催されたイベント〈奇跡と退屈〉のために書き下ろされた未発表音源など一気に配信スタートする。よしむらひらくという人物に迫るロング・インタヴューとともに大特集を行った。
活動10年にしてリリースするファースト・フル・アルバムを配信スタート
よしむらひらく / 67年のラブソング
1. 67年のラブソング
2. 再会
3. perfect day(for L.)
4. 魔法をかけてくれ
5. hanano
6. トーチソング
7. heart
8. himajin
9. 井の頭(Album ver.)
10. 灰色の街を眺む
11. atashiblue
12. untitlled(sayonara)
【配信形態 / 価格】
WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 200円(税込) / アルバム 2,200円(税込)
よしむらひらく+畠山健嗣の初音源を独占ハイレゾ配信
よしむらひらく+畠山健嗣 / Healthy,we don't die
1. 夜中のワンツー
2. your lion
3. 単三電池
4. impulse
5. owari
【配信形態 / 価格】
WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 162円(税込) / アルバム 648円(税込)
よしむらひらく with 東京幽谷混声合唱団の初作品を独占ハイレゾ配信
よしむらひらく with 東京幽谷混声合唱団 / Chacky
【配信形態 / 価格】
WAV / ALAC / FLAC / AAC : 162円(税込)
2016年6月のイベント「奇跡と退屈」において円城塔の小説「バナナ剥きには最適の日々」を元に制作、演奏された楽曲。よしむらひらく自身が立ち上げた東京幽谷混声合唱団とのコラボ作品。
ITNTERVIEW : よしむらひらく
よしむらひらくは天性の才能を持った人だ。それは彼の音楽を聴けばわかる。奇を衒うわけでなくストレートに胸を打つ楽曲とその歌声。空気を震わすその音の振動だけでリスナーは彼の歌声に酔いしれる。彼は歌を歌うべくして歌手になる人間なのだ。あと彼に必要なのは、どれだけ多くの人に彼の音楽を届けられるかだけだ。このインタヴューまでたどり着いてくれたあなたに伝えたい。取材前に急遽レコーディングされた下記の音源をダウンロードして聴いてみてほしい。楽曲を説明するのに多くの言葉を必要としない、本当に素晴らしい音楽はこのページにあふれている。そうした音源に触れながら、よしむらひらくという人物についてのインタヴューを読み進めていただけたら幸いだ。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
>>>取材前に撮り下ろした楽曲をフリー・ダウンロード<<<
一生懸命音楽をやっていたというよりは、他のことを何もやらなかった
ーーよしむらさんって、今おいくつでしたっけ?
よしむらひらく(以下、よしむら) : 今年、29歳です。
ーーいろいろ取材してきたなかで、30歳前後って音楽を続けるかどうかの境目の年齢だなと僕は感じているんですけど、今日はよしむらさんの音楽人生を遡っていきたいと思います。いつごろ音楽を作り始めたのかから聞いてもいいですか。
よしむら : 曲を作り始めたのは高校生の頃ですね。たまたま軽音部に見学に行ったときに、先輩のバンドが目の前でエレキ・ギターやドラムで演奏しているのを観て衝撃を受けたんです。素直にかっこいいなと思って軽音部に入りました。
ーーそこから人前で演奏するようになったのはいつ頃のことですか?
よしむら : 高3になったときにNOISE McCARTNEY RECORDSやレコード会社にデモ・テープを送ったんですけど、思っていたよりも反応があって。周りのみんなが受験にシフトしていく時期だったのと、俺は勉強についていけなくなっていてどうしようと思っていた時期だったので、「俺は音楽でやっていくんだ」ってなっちゃって。そこからですね、誤ちの始まりは(笑)。
ーーあはははは。1番最初に作った曲って何か覚えてます?
よしむら : 聴いてみます? 笑えすぎて逆に泣けるぐらいなんですけど…。
(2人で試聴する)
レーベル スタジオローサ 発売日 2006/03/30
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
レーベル スタジオローサ 発売日 2006/09/30
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14. 15.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
ーーかっこいいじゃないですか!! この音源はアルバムに収録されているんですか?
よしむら : 先々月くらいに再販していた『高校宅録生活総まとめ』の中に入っています。これは高校を卒業したくらいに録った曲なんですけど、マイナーコードで作っていて、イエモンの影響を受けた感じというか。
ーーたしかにそう言われるとイエモンのDNAを感じますね。
よしむら : 当時音楽はメジャーなものを中心に聴いていて、その中でもイエモンがすごく好きだったんです。高2、3くらいの頃に先輩からくるりを教えてもらって、そこからわりといろんな音楽を聴いていった感じがします。ちょうどくるりとしてはストレートなロック・アルバム『アンテナ』が出たくらいで、10代の俺にぐっときたんですよね。
ーー高校卒業してからは音楽1本で活動を続けていったんですか。
よしむら : うーん、一生懸命音楽をやっていたというよりは、他のことを何もやらなかったって感じですね。一応大学は行ったんですけど、ほとんど単位を取らずに3年で辞めてしまって。
ーーそのかわりいろんなレーベルから声がかかって、音源リリースをしたり、音楽の世界に飛び込んだわけですよね。
よしむら : いろんなレーベルの方と話をしてきたんですけど、全部ぽしゃってしまって…。2011年にロフトから1stを出すまで、なかなか上手くいかなくて。俺がわがまますぎたんだと思うんですけど…。
ーー僕はサンレインレコードの通販でよしむらさんのCD-Rを買ってからのファンなんですけど、こんなにいい曲を書いていて、才能のある人が世の中にどかんと出てこないことがずっともどかしかったんですよ。
よしむら : 身内の(畠山)健嗣とかには「今からはもう無理でしょ」とかって冗談めかして言われるくらい俺の音楽はインディっぽくないっていうか。音楽性としてはポップスに寄っている感じもあって。いろんな人から「なんでこんなところでライヴやってるの?」って好意的に言ってもらうってことも多いんですけど、売れなかったですね…。それは俺自身の問題でもあり、何かのタイミングが合わなかったこともあってのことではあるんですけど。
仕事をしたくないっていう気持ちが原動力になっている
ーーいまは完全に音楽1本で生計を立てているわけですよね。
よしむら : 本当に苦しいですけど、そうですね。6月で仕事を辞めたんです。
ーー音楽1本にしようと思ったきっかけとかあるんですか?
よしむら : まじで仕事が嫌すぎて(笑)。
ーーあはははは。
よしむら : だから単純に人間として大きく欠けてるんだと思うんですよ。「音楽1本でやっていこう!!」っていう前向きな気持ちより、仕事をしたくないっていう気持ちが原動力になっている。それは昔から一貫していて、高校卒業のときは受験はしたくない、社会人になったら働きたくないっていう気持ちが強かった。だからといって、その分音楽を頑張るわけでもなくダラダラしてきた。最近仕事を辞めて、本当にきちんと音楽でやっていこうと思うようになって、そのためにはどうしたらいいかってことを初めて真剣に考えているんですよね。
ーー俺には音楽しかないんだ!! っていう感じでもなかったんですね。
よしむら : うーん、「俺には音楽しかないんだ」って目を輝かせて言うというよりは、俺には音楽以外何もないというか、本当に何もできないっていう感じでネガティヴなものはずっと抱えていますけどね。振り返ってみると10年辞めてないものって、音楽とタバコだけなんですよね。
ーーお酒は飲まないんですか?
よしむら : 弱いからほぼ飲まないんですよね。タバコを吸いすぎて肺に2、3回穴が開いていて肺気胸っていうのをやっているんですけど、最近は肺炎なんじゃないかって説があって。でも病院も行きたくない(笑)。どこにも行きたくないんです(笑)。やりたくないことによって俺の人生が決まっている感じですね。
ーーすごい行動原理ですね(笑)。いま、よしむらさんの部屋で取材させてもらっているわけですけど、本棚には大江健三郎さんの本が多いですね。
よしむら : 1番好きですね。20歳過ぎてからは大江健三郎しか読んでないくらい。
ーーどこがそんなに好きなんですか?
よしむら : (大江さんの)本心はどうあれ、文章の書き方が謙虚というか、自分を曲げるわけでもなく、でも自分は情けないと思いながら生きているというか。大江さんはノーベル賞をもらっているし結果を出してるから素晴らしいんですけど、俺はなにもないから、せめてその分売れないとって思うこともあって。
ーー音楽が認められたい気持ちはあるんですね。
よしむら : それはものすごくありますよ。自分は音楽を作って歌うだけで、評価云々に関しては他人に委ねられるべきって信じて疑わない部分があって。自分からプロモーションを頑張るとか、人脈作りに励むとか、そういうこと自体苦手っていうこともあるし、主義としてそれをあまり良しとしていない。
ーー作品づくりに集中することがよしむらさんの本懐だと。
よしむら : 音を出すところまでが仕事だと思っているし、それが理想だとは思っています。
音楽とタバコを奪われてしまったとき自分には何が残っていたんだろう
ーー「働きたくない」とか「受験したくない」みたいな気持ちは、楽曲を制作する上でプラスに働いていると感じますか?
よしむら : どうなんですかね… そういうものも全部ひっくるめて結果的にひねり出された曲だから、「俺は働きたくないからこういう音楽なんだ」っていうことには直接結びついてるかどうか自分では判断できないですね。
ーー曲を書く時のアイデアはどこから出てくるんですか。
よしむら : あー、どうなんだろう… そういうことも最近あんまり考えなくなったかな。東日本大震災が起こる前までは圧倒的にラヴ・ソングしかなかったんです。たぶん、出発点はさみしいっていう感情とかだったんでしょうね。
ーーそれが震災を境に変わっていった?
よしむら : 変わったというか同じようには作れなくなったっていうことですよね。結果的に出てくるものが同じだったとしてもプロセスが違う自覚があって。震災後の2012年にリリースした『67年のラブソング』の67年っていうのは、すごく簡単に言うと2012年が戦後67年で、結局、それだけ時間が経った年に俺が歌っているのはラヴソングですよって意味を込めたんです。そういう断りを入れないと、ただのラヴ・ソングは歌えなくなってしまった感覚がある。
ーー震災のとき、ミュージシャンは自分の音楽に対するスタンスを考えざるを得ない状況になりましたよね。「音楽は人の腹を膨らませられないから無力だ」っていう意見もあれば、「だからこそやるべきだ」っていう意見もありました。よしむらさんはどういうことを考えましたか。
よしむら : どっちかっていうと、俺は音楽には何もできないってことを食らいましたね。募金しようにも自分の生活が成り立っていないし、音楽以外何もできないような人間だったから、そういう意味での悩みは相当ありました。『67年のラブソング』のタイトル曲の歌い出しが〈遂にタバコを買う金もなくなった〉っていうんですけど、音楽とタバコを奪われてしまったとき自分には何が残っていたんだろうと思うとおもしろいですね。
ーー結局音楽がなくなったら、収入もなくなりタバコも買えなくなり、アイデンティティがなくなってしまうかもしれない。
よしむら : 一緒に何もなくなっちゃう。
ーー音楽は無力かもしれないという気持ちになったけど、こうやって音楽を続けているわけですよね。
よしむら : 逆に覚悟が固まったんでしょうね。「お前どうすんの? やんの?」ってことを初めて突きつけられて、結果的に今やっているわけだから。あそこで辞めなかったっていうのはそういうことなのかなって。
ラヴソングが特別な位置を占めている感じはあります
ーーよしむらさんが曲作りにおいて重要視していることってどんなことですか?
よしむら : 俺の曲ってコード進行が大体一緒なんですよ。ギターの手癖で、あとは歌詞をどうのせるかが大きい。コード進行が同じでも、言葉が違うと全然違うメロディになったりテンションが違ってきたりするんですよ。言葉が自然に誘導してくれるっていう部分があるんですよね。
ーーコード進行が変わらなくても言葉とメロディがその曲を導いてくれると。
よしむら : そうですね。極論を言えば、同じ曲でもいいと思ってるところがあって。歌詞が違うと勝手にメロディも変わってくるしリズムも変わってくる。コード進行はほんとにびっくりするくらい一緒で、3パターンくらいしかない(笑)。
ーー歌い方は最初から今の歌い方なんですか?
よしむら : そうですね。そこには斉藤和義さんの影響がすごくあるんだろうなと思っていて。自分で聴いてもわかるくらいしゃくる感じとか斎藤さんの影響を受けていると思います。
ーー歌い方の部分で大きく影響を受けている?
よしむら : それもあるけど、アティチュードというか姿勢の部分のほうが大きいかも。語弊を恐れずに言うと、自分の思ってることが全部伝わらなくてもいいと思っているのかなって感じていて、俺はそこにシンパシーを感じている。一見すごくわかりやすい言葉だけを使っていて、誰にでもわかるような読み方もできるんですけど、本当に言おうとしてることはなんだろうなって考えた時に、斉藤和義を好きな人のほとんどには伝わってないんだろうなと思うことが多くて。だからこそ余計、それが伝わった時の喜びが大きいんですよね。
ーーよしむらさんの作る歌詞に関してもそういう部分もあったりするんですか?
よしむら : あまり自分のことを客観的に見られないんですけど、そういう部分もあるのかもしれないです。1人の人間が考えていることを、どんなに言葉を尽くしても伝えることってできないと思うんですよ。全員他人だから。そういう意味で、ある程度多くの人たちと接点を持てるようなポイントをこっちで準備することが仕事だし、その上で本当に伝わる人がいればいいなって想いちゃんと込めておくというか。自然とそうなってるような気がしますね。
ーーラヴソングが多いのはなんでだと思いますか?
よしむら : なんでなんだろう。色恋沙汰以外のものは歌にならないって思っていたのかなあ。少なくとも自分はあまり歌にできないと思っていたんですよね。その辺の縛りというか視野はだいぶ広がってきたように思いますけど、やっぱりラヴソングが特別な位置を占めている感じはありますね。
ーーよしむらさんって、すぐ恋愛しちゃうタイプですか?
よしむら : 昔はそうでしたね(笑)。大人になってくるとそんなこと言ってもられなくなってくるんですけど。おれの好きなあるシンガー・ソングライターの人が「結婚して子どもができたから仕事を辞めて音楽を頑張る」って名言を残したらしくて、それを聞いた時はただ面白い話だなと思ったんですけど、今となっては理想だなと思って。俺もそう言いたいなって。
このまま音源を残さないまま死ぬんじゃないかって
ーーよしむらさんは名義を変えて、いくつかのプロジェクトを行なっていますよね。どういうふうに自分の中で判別されているんでしょう。
よしむら : どうやっても動かない軸としてよしむらひらくのソロがあって、遊びの延長として健嗣とのユニットがあるんですよね。メッセージとか抜きで音楽は遊びであるべきって思いもあって、それを全力でやれる場所というか。10年経って初めて音源を作ったんですけど、録音に関しても本当にゆるくてスタジオで録っただけなんです。逆に最近準備している別のバンドなんかはすごくみんなで会議をしていて、やれる限り打ち合わせを入念にしている。合唱団に関してもまた違って、もともとリスナーの人たちだったり合唱をやりたい人も多いので、どういうふうに彼らのよさを出していくかをみんなで考えているから、あまり自分だけの音楽って感じはしないですね。やっていること、それぞれが全く別の意味で成り立っている。
ーー話の中にちょくちょく出てくる畠山さんとは付き合いが長いんですか?
よしむら : 共通の友だちをきっかけに高校の頃に知り合って同じ大学に入ったんですよ。もともと歩いていけるくらいの距離に住んでいたこともあって、よく遊びに行っていたんですけど、あいつはめちゃくちゃ音楽オタクだから、ドイツ・ビール飲み比べみたいな大学の課題を2人でやりながら、変なテーマの音楽を聴かされたりしていました。健嗣に関しては友だちの延長って感じはありますね。
ーーそうした付き合いのなかで今回初めて録音物を作ったんですね。
よしむら : といってもライヴはちょこちょこやってたんですけどね。毎回練習なしでライヴ会場に行って健嗣の知らない曲をぶっつけでやるって感じで。お客さんを楽しませるとか一切考えないで、どうやったら俺らが笑えるかっていうことだけをやり続けてきた。音源を作る労力もなかったんですけど、このまま音源を残さないまま死ぬんじゃないかって話して、やろうってことになって作りました(笑)。
ーー(笑)。よしむらさんソロ名義での次回作を製作中とのことですけど、どんな作品になりそうですか?
よしむら : これまで弾き語りとか音数の少ないものは公式盤にはあまり入れてこなかったんですけど、次は今まで通りのバンド・サウンドもありつつ、そこにシンセやいろんな音色を入れたりもしていて。あとは弾き語りに近いアコギがメインの曲を何曲か作っていたりもします。久しぶりに宅録っぽさもありつつって感じですね。バンドの曲は今までよりバンドっぽいっていうか。わりと振れ幅は広がってる気がしますね。
ーー最初の話に戻りますけど、30歳が音楽を続けるかどうかのひとつの線引きになると思うんですよね。個人的な願望としては、よしむらさんには音楽を続けていってほしいし、どこでヒットするかってきっかけもあると思うんです。最近、ピコ太郎って流行ってるじゃないですか?
よしむら : あー、ペンパイナッポーアップルペン。
ーー謎のシンガー・ソングライターってことになってますけど、底ぬけAIR-LINEだった古坂大魔王さんのプロジェクトじゃないですか。僕、中学のときにボキャブラ天国が好きで、そこからちょこちょこラジオとか聴いてたんですけど、まさかのここでの大ブレイクっていうのに驚いて。
よしむら : ね。ジャスティン・ビーバーが日本の芸人にはまってるんだって。
ーーどこでブレイク・ポイントがあるかわからないなと思ったし、続けてきたからこそこうなったのかなと思って。
よしむら : そうですね。いつピック・アップされてもいいように、いいものをやり続けるってことしかないですよね。
よしむらひらくの音源アーカイブはこちら
LIVE INFORMATION
“Hütte-ヒュッテ”
2016年11月5日(土)@群馬・高崎SLOW TIME cafe
時間 : 開場 17:00 / 開演 18:00
料金 : 前売 2,500円 / 当日 2,800円(+D)
出演 : タカハシヒョウリ / よしむらひらく&西田修大 / 宮本英一
*ワークショップ(オリジナルグッズ作り) moca hanco
東京のミュージック
2016年11月7日(月)@池袋鈴ん小屋
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:00
料金 : 前売 2,300円 / 当日 2,800円(共にD代別)
出演 : 死んじゃうじゃんか / よしむらひらく(弾き語り) / NOisガール
DJ imazekiNG(KAMINARI WORKS)
ticket&info : 池袋 鈴ん小屋
佐々木健太郎presents “コジコジ文化祭vol.2”
2016年11月13日(日)@経堂cozi cozi house
時間 : 開場 12:30 / 開演 13:00
料金 : 前売 3,000円(+1,000円 2Dピロシキ付) 当日 3,500円(+1,000円 2Dピロシキ付)
ゲスト : よしむらひらく
予約 : bokutsunma@outlook.jp
TOKYO SWING
2016年11月20日(日)@新宿Motion
時間 : 開場 18:00 / 開演 18:30
料金 : 前売 2,000円 / 当日 2,300円
出演 : よしむらひらく(バンド編成) / ゆうらん船 / yoji&his ghost band / まん腹 and more…
よしむらひらくpresents「djan-keng」
2016年12月22日(木)@下北沢lete
時間 : 開場 19:00 / 開演 20:00
料金 : 3,000円(+1 order)
出演 : 大野悠紀 / よしむらひらく + 1 act
ご予約は公演一ヶ月前頃から、leteHPより受付
PROFILE
よしむらひらく
シンガー・ソングライター。1987年石川県金沢市生まれ、12歳から東京在住。よしむらひらく+畠山健嗣・minamitetsuメンバー、スタジオローサ主催。
2005年、高校生のときに作ったデモテープがくるり・佐藤社長の耳に止まりBounce.com内ノイズマッカートニーレコード連載にて紹介される。2006年、大学入学と同時にサポート・バンド編成でライヴ活動を開始。以降バンド編成、弾き語り、ユニット等さまざまな形態でライヴ活動を行う。また自主レーベル“スタジオローサ”を主宰、ザ・なつやすみバンド、吉田ヨウヘイgroup らの自主制作盤リリースに携わる。2011年、メレンゲ、フジファブリックなどを輩出したレーベル“SONG CRUX”よりファースト・ミニ・アルバム『はじめなかおわり』をリリース後、2012年、2013年に同レーベルからリリースした2枚のEPがSPITZ草野マサムネ、GOING UNDER GROUND松本素生、MUSICA鹿野淳、音楽と人金光裕史らより絶賛を受ける。2014年、自身が主宰のレーベル“スタジオローサ”よりフル・アルバム『67 年のラブソング』をリリース。自身の活動の傍ら映像作品等への音楽提供も行う。