
空気公団と、放送作家であり、ミュージシャンとしても活動する倉本美津留。この2組が新たな音楽ユニット"くうきにみつる"を結成した。
「なぜこの2組が?」その疑問は少し置いておいて、まずはこの2組が惹かれあい、音楽ユニットを結成した喜びを分かち合いたい。なのでOTOTOYでは今回、アルバムから2曲、フル視聴を行います! フル視聴曲は、倉本が作詞作曲したM2「いっぱい」と、空気公団の山崎ゆかりが作詞作曲したM4「ほんとうの街につもる」をお届け。アルバムでも倉本と山崎が、半々で作詞作曲を担当しています。
さらにはCDより2週間早く、配信をスタート! サウンド・プロダクツにはキセルの辻村豪文、GREAT3の白根賢一、山口ともを迎え完成したファースト・ミニ・アルバム「いろはにほへと」。ぜひいちはやく、あなたの手元に置いてもらいたい。
「いっぱい」と「ほんとうの街につもる」をフル視聴にてお届け!(〜12/10まで)
iPhone、iPod touchなどに対応のOTOTOYアプリでも同時に全曲フル視聴を実施中!! OTOTOYアプリについてはこちらをご覧ください。
2週間先行配信もスタート!
くうきにみつる(空気公団×倉本美津留) / はにほへといろは
【Track List】
1. 6(詞・曲 / 倉本美津留)
2. いっぱい(詞・曲 / 倉本美津留)
3. ニジゴシ(詞 / 倉本美津留 曲 / 山崎ゆかり)
4. ほんとうの街につもる(詞・曲 / 山崎ゆかり)
5. はんぷく(詞 / 山崎ゆかり 曲 / 倉本美津留)
6. とても不思議なおじいさん(詞・曲 / 山崎ゆかり)
7. 返事(詞 / やなせたかし 曲 / 倉本美津留)
【配信価格】
WAV、mp3 ともに 単曲 200円 / まとめ購入 1,400円
アルバム発売に合わせ、毎週木曜日に【くうきにみつる・ラジオ】を配信中。倉本美津留と空気公団の山崎ゆかりのトークを織り交ぜて、楽曲の一部を試聴することもできます。
>>https://soundcloud.com/kukikodan/
※全曲のご視聴(Short ver.)は購入ページにてお聴きいただけます。
INTERVIEW : くうきにみつる

空気公団と倉本美津留によるユニット「くうきにみつる」。かたや、他に類を見ないくらい美しい日本語のうたを奏でるグループ。かたや、ダウンタウンの番組などを手がける放送作家で、脚本家・演出家としての顔も持つミュージシャン。一見すると、混じり合いそうにない2組が出会い、ユニットを組んだようにみえる。だけど、話を訊いていくうちに、実は2者が描いているものは近いんだなあ、と素直に感じることとなった。ぼくが思うに、それは、空気をとおして伝わってくる、心をふるわせるような音の連なりだ。空気が波のように跳ね出し、ふんわりとした色をつけてくれる。染まり方は違えど、どちらも聴き手の空気をくすぐってくれるものである。それぞれ持っている色は違うけれど、それが混ざって新しい色になった。そんな彼らの初めての音源集『はにほへといろは』。インタヴューとともに、その音楽を楽しんでいただけたら幸いだ。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
私たちだけが味わっているんじゃなくて、多くの人に食べてもらいたいって
――正直、まったく想像しないコラボレーションだったんですけど、くうきにみつるというプロジェクトはどのようにはじまったんでしょう。
戸川由幸(以下、戸川) : 2007年に出した『空気公団作品集』のリリース・タイミングで、昔からファンだった倉本さんにコメントを頂けないかと思ってお願いしたんです。そしたら気に入ってくださって。そこから付き合いが始まり、倉本さんから一緒に音楽をやろうって言っていただいて。
倉本美津留(以下、倉本) : 急に「コメントを書いてくれ」って届いた音源があって、それがすごくよかったので、コメントを書きますよってことだったんですけど、「実は僕も音楽やっているから、よかったら聴いてください」みたいな感じで僕のCDもつけて返したんですよ。彼らの曲を聴いたときに「ええなぁ」って、ほんま純粋に思って。一緒にやれたらいいなと割と早い段階で思ったんですよね。だけどなかなかタイミングが合わずに、ここにきてやっとスタートできたって感じです。
――そこから、本格的に活動が始まったきっかけは、どういうものだったんでしょう。
山崎ゆかり(以下、山崎) : きっかけというよりも、2012年にセッションして作った「いっぱい」の味が忘れられなかったっていう感じだと思います。私たちだけが味わっているんじゃなくて、多くの人に食べてもらいたいって、ずっと思っていました。
倉本 : うん。それは思っていた。
――じゃあ、お互い相性のよさを感じていて、それが始まっていった感じなんですね。
倉本 : 「せっかくいいものができたから披露したいね」って話になって、それなら1曲じゃなく、もっと作ろうよって。

――「いっぱい」を核に、もっと膨らませていこうと。
倉本 : そうそう。「いっぱい」が1個じゃなくて、いっぱいあったらええんちゃう? みたいな感じになった(笑)。そこから、「じゃあ、やってみるか」っていうことになって。本当にちゃんと混ざりたいなって思ったんですよ。そのために、どうするかって相談して。「詞や曲から混ざろうよ」とか「歌うパートも混ざろうよ」とか、いい感じに混ざり合うということを目指しながら進んできました。
――作品紹介文に「双方の伝えたい共通点は見えない部分にあった」って書いていらっしゃるんですけど、これは割と初期段階からあったものなんですか。
山崎 : 薄々感じていたことが、「6」という曲を聴いたことで、ちょっとずつ見えてきた感じですね。双方が目指すというか、みんなが思っていることが、ちょっとずつ固まってきたんです。「くうきにみつるって?」「はにほへといろはって?」っていうのが、だんだんふくよかになってきました。
――「6」は、どのようにして完成した曲なんですか。
倉本 : 曲を増やそうってことは言っていたんですけど、僕は僕で倉本美津留単体のアルバムのことやライヴのことも考えていて、コンスタントに曲を作っていたんです。そんななか、つるっとできちゃった曲で。数日後にリハがあったんで、休憩時間に「ちょっと聴いてくれへん?」って歌ってみたら、くうきにみつるのための曲だってことに、その瞬間になったんですよ。ゆかりちゃんがメインで歌うこともその瞬間に決まって。
――それほどピタリときたんですね。
倉本 : 音楽って基本的に目に見えないもので、音楽から空気みたいなものを出して紡いでいる感じがしていて。それは空気公団もそうなんですよ。見えないことに対してすごく挑戦しているなって思っていた。僕自身は、そのことをそんなに意識せずにこの曲を作ったんですけど、もともと空気公団がやろうとしていたことに近いってことがそのときわかったんです。不思議な瞬間でした。すぐにこの曲やろうってなって。
――これは倉本さん自身が、日常的にご自身の中で感じていることが反映されているということですか。
倉本 : そうですね。「6」の詞には、世界的な宇宙物理学者の先生の言葉が入ってるんです。「耳は10オクターブ聞けるけど、目は1オクターブしか見えない」って。わかりやすいなぁ、まさにそうやなぁと思って。すごく腑に落ちたから、メロディにその言葉をのせたんです。
あぁ、やっぱり彼らと出合えてよかったって思ったんです
――いまって情報量が多いというか、YouTubeで動画つきで流すっていうことが主流だったりするじゃないですか。そんななか、空気公団って純粋に音で勝負しているバンドだと思っていて。どうして、時代とか情報とかに左右されずに、その姿勢が保てるんでしょうか。
みんな : どうしてだろう。
戸川 : 意図的ではないよね。
山崎 : 自分たちが空気公団です、っていうことに妙に変な違和感を感じるんです。「ありがとー」って気持ちもあるけれど、私たちじゃない空気公団っていう感じが常にしている。主役がどこか違うところにあって、それを説明するために私たちがいるというか、補足するためにいるという感じでいるからでしょうか。
――本質的な楽曲というか、メロディみたいなものがあって、それを空気公団の3人が補うという感じですか。
戸川 : 歌詞に出てくる「僕」っていう存在と、それと演奏している僕らの姿は全然関係ないんじゃないかってことは、結成当初からずっと思っていますね。ライヴはいまは普通にやるんですけど、音楽から感じ取ることを伝えたいのであって、俺のベースプレイを聴いてくれっていうバンドではないんです。
山崎 : それは、みんなそうかもしれないね。
――それを聞くと、空気公団と倉本さんが一緒にやることはかなりおもしろいですよね。
戸川 : でも、倉本さんの歌詞からも、そういう要素はすごく感じますよ。「いっぱい」の歌詞を聴いていると涙が出てくるんですよ。よく聴きこんでもらえばわかると思うんですけど、こんなことをやり残しているから、まだ明日も生きていたいって想いとか、そういう世界は山崎と似通っているところがあるんじゃないかなかと。

倉本 : 空気公団のライヴに行くと、ステージのセンターには誰もいないんですよ。それってすごいなと思って。こんなシンプルなことってあんねんなって、見に行ってすごく思ったんです。ボーカルって普通みんな真ん中で歌うのに、端っこで歌ってるからね。
――(笑)。
倉本 : 「ここに何があんねん? あ、空気があんねや。ここに音楽があんねや」って。あぁ、やっぱり彼らと出合えてよかったって思ったんです、そのとき。だから、今度、僕がくうきにみつるでライヴをするときはどうなるのかなって。僕は、真ん中にしかいなかった人間ですよ、常に。まあ、ひとりで端っこいたらめっちゃオモロいけど。
一同 : (笑)。
倉本 : そんな空気公団から一緒に音楽やりましょうって言ってもらえた僕も誇らしいと思えた。だれでも一緒にやろうって感じの人たちじゃないと思うし。
――倉本さんはメッセージをとにかく伝えたいって形で音楽をしてらっしゃると思うんですけど、伝えたい中心にあるものは何でしょう?
倉本 : おもしろいことはいろんなところにあるのに、みんな同じ方向を向いているのがもったいないなって。聴いている人が何かに気づく瞬間を作りたいなと思ったりして、やってきてるんですよね。世の中、おもしろいものがもっと増えたらええなって。人の数分、オリジナリティのある変わったものが生み出されていったら、この世はもっとおもしろくなるはず。空気公団を見ていたらオリジナリティ満載だから、そうそう、そういうことや! って思う。だから感覚的にはもともと近くって、共通言語が意外とあったんだと思うんです。
――出てくるものが違うだけで、それぞれやっていた部分で同じ土俵に立っていたということですね。
倉本 : 説明なしでこんなに伝わるんだという感じですよ。すごいなって。相性がいいのか、彼らの能力がめちゃくちゃ高いのかわからないけど。
――なぐり合ったり、泣きあったりした感じとはまったく違いますもんね。
倉本 : 違うね。そんなことしなくても、伝わる。全然違う2組なんですけど。僕の生活ってめちゃめちゃなんですけど、彼らは僕に足りないことを教えてくれてる感じがします。一緒にやれて、僕も成長できたかな。これからの倉本美津留はだいぶおもしろいと思いますよ(笑)。
倉本さんの曲とか歌って、太陽みたいに色々な物事を照らし出すんですよね
――本作では倉本さんの作った曲と山崎さんの作った曲は半分ずつくらいの割合になってますね。
倉本 : 最初に半々にしたいねって話したんですよ。そこだけ決めたら、あとは細かいことを確認していかなくても自然とこういうかたちになったんですね。僕のメロディでどうしても歌詞が作れないものは、なんとかして! ってパスしたりして。
――ガチガチにこうやろうというわけじゃなく?
倉本 : そのときそのときで、決める人が決めてるって感じでしたよ。それに対してはほとんど反対も出ないし、素直にやろうってことが正しいっていう気がしたんで。
――そういうやり方って、倉本さんが普段お仕事されているのとはまったく違いますよね。
倉本 : そうですね。普段の放送作家という仕事ではあまりしてこなかったやり方です。新しいスタイルをすこしは習得できたかな。こういうことも貴重やね。
――逆に、空気公団のみなさんが倉本さんとやるなかで刺激を受けたりとか勉強になった部分はどういう部分だったと思いますか。
窪田渡(以下、窪田) : アプローチが違っても、言いたいこと、表現したいことに共通している部分があるとか、どこに向かって作っていくのかってところが刺激になりました。倉本さんの曲とか歌って、太陽みたいに色々な物事を照らし出すんですよね。力強くて、明るくて、命の根源に繋がるようなところがある。倉本さんの作品のそういう部分を感じながら演奏しているっていうのは、すごく刺激的でしたし、おもしろい体験でした。

山崎 : 私は、たとえば「いっぱい」の〈やり残していることがあるんだ〉っていうふうに言いきれてるっていうのが、倉本さんという感じがします。私の場合はこういうふうには言わない。だけど、このグループだったら言えるんだっていうことで、アイテムが増えた感じがします。〈やり残していることが自分にあったんだ〉っていうふうに私は書く。
――一緒にやることでそういう表現がなんかも広がっていったわけですね。
戸川 : その言葉、歌ったもんね。
山崎 : うん。増えた! と思った。
倉本 : なるほど。いや、いま感動した。
――戸川さんはどうですか。
戸川 : 音楽的な部分で言うと、山崎が作る曲を僕らは演奏する体になっていて。倉本さんの作った曲や、別の人が作った曲をやる経験っていうは本当に少ないんですけど、そこまでの違和感は全然なくて、すっとできたんですね。なんですけど、2人のフィールドがあって、自分らも演奏する側として、できるフィールドが増えた感じがあって、いろんなことが実験できましたね。ちょっとシンセベースと生ベースを足してみたりだとか、普段空気公団でやらないようなことをも全然躊躇なくできましたし。ものすごく遊べたなという感じはありますね。
実験性と普遍性のあるものを生みだせたんだと思うんですよね
――みなさんそれぞれ普段できない部分というか、持っている部分じゃないところまで、表現の手が伸びたという感じですね。
戸川 : それは刺激になりましたね。
山崎 : くうきにみつるだからね。単体じゃないので。単体だったら良くも悪くも、自分の端っこが見えるけど、そこが混ざり合ったわけだから、より自由に遊べるようになったし、すごく遠い人じゃないので似たような形でより遊べました。

倉本 : 「試さないでどうすんねん」みたいなところもあったよね。新しいもの生むために集まっているんだから、それせぇへんかったら、なんのために集まってんねんって。だから、僕も自由にやれたし、おもしろいって言ってもらうのが嬉しいから、もっと思いつきたいなってなった。実験と普遍を同時に起こすっていうのが理想的だなと思っていて、ものを作るときは、必ずそのことを思いながら作ってるんですけど、今回はそれにすごく近いものが生まれたんじゃないかな。だから、たくさんの人に聴いてほしい。僕たちが実験したところに隙間がいっぱいあるから、そこに聴く人が感情を補完して、勝手にイメージを膨らませてもらえたら理想です。
――おもしろいですね。実験と普遍が同時に存在するって言うのはかなり難しいことだと思いますが。
倉本 : それがやりたくてやっているんですよ、実はね。ずっと残っていくものって、そういうものだと思うんです。僕はそれを意識的にやろうやろうとしてきた。空気公団は無意識にやってきたんですよね、たぶん。それが混ざって、実験と普遍を同時に起こせたんじゃないかなと思います。全然違うタイプの人間が集まるのが1番いいと思うので。ビートルズだって、全然違うタイプのやつらが、でも目指すところは一緒でガチャーンってやったから、実験性と普遍性のあるものを生みだせたんだと思うんですよね。それに近いものを感じてます。すごく大事なことができたと思うんです。
――お話を聞くまでは不思議なことだらけだったんですけど、今日のその間のお話をきけてうれしいなって。ちなみに本作のなかで「返事」だけ、作詞がやなせたかしさんっていうのはどうしてですか。
山崎 : ある日突然やなせさんの話になったんですよ。打ち合わせのタイミングで。別にお互いやなせさんのことをどう思っているかは知らず、そこでリンクして。
倉本 : 半々にしようって言いながら、もうひとつ違う要素が入ってるのもいいねって。
――やなせさんの歌詞もぴったりはまるような形だったんですか?
山崎 : やなせさんの歌詞に、倉本さんが曲を書いて、聞かせてもらって。その上でキャッチボールをして。それが自然になってきて、この言葉じゃないと、このメロディじゃないと、このアレンジじゃないとって、本当に自然になりました。
――おもしろいこととか自分の道をしっかりやっている人が集まったうえで、実験をしつつ、そこに普遍なものが生まれていったって感じという言い方が、1番合っているんですかね。
――くうきにみつる、今回限りのユニットってわけではなく継続していってほしいです。
山崎 : 倉本さんの気持ちももちろんあると思いますけど、流れていてほしいと思います。新しい音楽がどんどん流れていってほしいと思うし。だから、あったらいいよねって思います。
倉本 : 僕も、あったらいいって思っています。ありたいなと思ってます。たぶん、まだまだ「こんなんあんねや」っていうのがあるはずだからね。それがすごく楽しみです。
空気公団の過去作はこちら
LIVE INFORMATION
くうきにみつる(空気公団×倉本美津留)
「はにほへといろは」発売記念LIVE
【出演】
空気公団
くうきにみつる+辻村豪文(キセル) / Guitar、白根賢一(GREAT3) / Drums
【会場】
すみだトリフォニーホール 小ホール
(http://www.triphony.com/hallguide/hall_s.php)
【公演日】
2014年2月11日(火・祝)
・昼の部 開場 12:00 / 開演 13:00
・夜の部 開場 16:30 / 開演 17:30
※完全入れ替え制 / 全席自由
【料金】
前売 : 4,500円(整理番号発行) / 当日 : 5,000円
【前売りチケット発売日】
・はる会員先行予約 : 11/17(日)~11/20(水) http://www.kukikodan.com/contact/
・一般発売 12/7(土) 10:00~
チケットのお取り扱いは、空気公団の公式サイトからとなります。
Info : http://www.kukikodan.com/
PROFILE
空気公団
1997年結成。現在は山崎、戸川、窪田の3人で活動中。ささやかな日常語、アレンジを細やかにおりこんだ演奏、それらを重ねあわせた音源製作を中心に据えながらも、映像を大胆に取り入れたライヴや、様々な芸術家とのコラボレーションを軸にした展覧会等、枠にとらわれないアート志向の活動を独自の方法論で続けている。
倉本美津留
1959年広島生まれ。放送作家。
「ダウンタウンDX」、Eテレのこども番組「シャキーン!」、ひかりTV「初音ミクのミクミクメイクミク!」などを手がける。これまでの仕事に「ダウンタウンのごっつええ感じ」「M-1グランプリ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世記」他。「一人ごっつ」では大仏として声の出演も。 脚本協力で携わった松本人志監督の最新映画「R100」が公開中。近著にことば絵本「明日のカルタ」(日本図書センター)、「ビートル頭」(主婦の友社)がある。また、「美津留」の名前でミュージシャンとしても活動。自ら作詞、作曲、歌、ギターを担当。YOUや峯田和伸(銀杏BOYZ)とのコラボレーションなども行っている。