【EMPiRE】Episode6 YUKA EMPiRE インタヴュー「“初々しい”という雰囲気を早く抜けたい」
BiS、BiSH、GANG PARADEを手がけるプロダクション・WACKによる、4組目のアイドル・グループ、EMPiRE!! エイベックス・エンタテインメント株式会社とタッグを組んだプロジェクト「Project aW」として生まれ、BiSHを手がけているチームが担当を行う。まだ数回しかライヴを行なっていないEMPiREだが、2018年4月11日に1stフル・アルバム『THE EMPiRE STRiKES START!!』のリリースが決定!! さらに、2018年5月1日(火)にはマイナビBLITZ赤坂にて初ワンマンの開催も発表された!! 前代未聞のスピード感で進んでいくEMPiRE、初となる個別インタヴューを5週に渡り掲載していく。最終回となる第5回は、YUKA EMPiREの声をお届けする。
2018年4月11日、1stフル・アルバムのリリースが決定!!
THE EMPiRE STRiKES START!!
発売日 : 2018年4月11日
[初回限定豪華盤]
カセット+DVD+写真集(50P)
価格 : 4,800円(税抜)
品番 : AVTD-93861/B
POS : 498806493861/2
[カセット]
・EMPiRE is COMiNG
・TOKYO MOONLiGHT
・アカルイミライ
など 全11曲予定
[DVD]
収録内容後日公開!!
※写真集,BOX仕様は初回限定のみ。
※スマプラミュージックにより音源/映像ともにお手持ちのデバイスにDL可能です。
[カセット盤]
¥1,500 (税抜)
品番 : AVTD-93862
POS : 498806493862/9
[カセット]
・EMPiRE is COMiNG
・TOKYO MOONLiGHT
・アカルイミライ
など 全11曲予定
※スマプラミュージックによりお手持ちのデバイスにDL可能です。
EMPiRE初音源収録のWACK & SCRAMBLESコンピレーションをハイレゾ配信
V.A. / WACK & SCRAMBLES WORKS
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC
【価格】
単曲 540円(税込) / まとめ 2,200円(税込)
【収録曲】
1. スパーク (beat mints boyz a.k.a. 松隈ケンタ×JxSxK)
2. オーケストラ (カミヤサキ, ゴ・ジーラ, ももらんど (BiS) & ヤママチ ミキ, ココ・パーティン・ココ, アヤ・エイトプリンス (GANG PARADE))
3. gives (アイナ・ジ・エンド, セントチヒロ・チッチ, リンリン (BiSH) & キャン・マイカ, ユイ・ガ・ドクソン, テラシマユウカ (GANG PARADE))
4. nerve (BiS, BiSH, GANG PARADE, EMPiRE)
5. Plastic 2 Mercy (キカ・フロント・フロンタール, パン・ルナリーフィ (BiS) & アイナ・ジ・エンド, ハシヤスメ・アツコ, アユニ・D (BiSH))
6. EMPiRE is COMiNG (EMPiRE)
7. WACK is FXXK (SAiNT SEX)
8. フライングヒューマノイド (プー・ルイ, ペリ・ウブ (BiS) & モモコグミカンパニー, リンリン (BiSH) & ユメノユア, ヤママチ ミキ (GANG PARADE))
9. ラバソー 〜lover soul〜 (セントチヒロ・チッチ (BiSH) & アヤ・エイトプリンス (GANG PARADE))
10. 屋上の空 (Buzz72+feat. アイナ・ジ・エンド (BiSH))
INTERVIEW : YUKA EMPiRE
2017年3月に行われた5泊6日のWACK合宿オーディションで合格した2名、合宿で脱落したものの追加オーディションに再び参加し合格を勝ち取った2人、合宿に参加してはいないもののアイドルになる夢を持ち続けていた1名。そんな5人により1つのグループとして誕生した、EMPiRE。
自分の性格をサバサバしているというYUKA EMPiREは、5泊6日のWACK合宿オーディションに参加し、WACKとavexの共同プロジェクト「Project aW」に選ばれたメンバーだ。放任主義の家庭で育ち、時には失敗しながら自分で物事の良し悪しを学んできたYUKA。そんな彼女の人生は、オーディションを通して大きく動き始めた。EMPiREではお父さん的立場ともメンバーに形容されるYUKAへの初インタヴューをお届けする。
取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 外林健太
大人には好かれないタイプだったんじゃないかなと思います
──YUKAさんは、どんな小学生時代を過ごしてきたんでしょう?
YUKA EMPiRE (以下、YUKA) : めっちゃ自由に過ごしていました。親が放任主義だったので「勉強しなさい」って言われたこともなかったし、人に迷惑をかけずに自分の人生は自分で決めなさい、っていう方針の家族だったので。
──ちっちゃい頃からずっとそうなんですか?
YUKA : そうですね。他の子はテストで100点を取ったら喜んで親に見せるんですけど、私は家のお便りボックスにぽんっと入れておくと、親が見て捨てるみたいな感じで(笑)。最初はさみしかったから「100点だったよ!」とか言っていたんですけど、それにも慣れてきて、「あ、見てくれたな」と思うようになりました(笑)。
──よく自主的に勉強できましたよね。逆にやらなくても怒られないわけですし。
YUKA : 小学校の時は勉強がすごく好きだったんですよ。50問テストでどうしても100点をとりたくて、問題集がボロボロになるぐらいやっていました(笑)。
──負けず嫌いな性格というか。
YUKA : なんだろう、完璧主義だったんですよね。
──他に頑張ったことはありますか?
YUKA : 習い事でピアノと水泳をやっていました。水泳はお兄ちゃんがやっていたので私も始めたんですけど、お兄ちゃんと私は真逆のタイプなんですよ。お兄ちゃんは勉強が大嫌いでゲームが大好きなんですけど、私はゲームに興味がなくてピアノが好きだし、勉強も楽しいと思っていました。
──学校生活はどうでしたか?
YUKA : 問題なく過ごしていました。お兄ちゃんがいるせいなのか、中学生の頃から男子が話していることの方がおもしろいと思っていて。女子の輪に入ってワイワイ話しながら、男子の話に聞き耳を立てて心の中で笑っていました(笑)。
──YUKAさんは、ちょっと大人びていたのかもしれないですね。
YUKA : 私、性格がサバサバしているんですよ。だから小学校の時、先生にもかわいくないと思われていたと感じていて(笑)。直接言われた訳ではないんですけど、大人には好かれないタイプだったんじゃないかなと思います。
中指を立てられました(笑)
──どんな音楽を好んで聴いていたんでしょう。
YUKA : いろんな曲が好きだったんですけど、中学校の時にももクロさんを好きになって。そこからアイドルに興味を持ち始めました。元々、アイドルがあんまり好きじゃなかったんですよ。ちっちゃい声で歌って身振り手振りするだけできゃーきゃー言われていると勝手なイメージで思っていて。でもももクロさんは、めっちゃ全力でかっこいいなと思って、そこからアイドルも聴くようになっていきました。
──自分でもステージに立ちたいと思ったのは、いつぐらいのことですか?
YUKA : アイドルを好きになってから、憧れはあったんです。自分もこんな人間になれたら素敵だろうなって。中学の部活の1個上の先輩にアイドルオタクの人がいて、BiSHさんを教えてもらって聴いたら、BiSHさんも全力系だしかっこいいなと思ったんです。同じ先輩からWACKオーディションのことも聞いて「やってみない?」って言われたのがきっかけで、オーディションにも応募してみようかなと思いました。
──こうやって話を聞いていると、YUKAさんは自分の考え方をしっかり持っていますよね。
YUKA : それは放任主義だったことが大きいと思います。親が全然干渉してこない分、周りの子と話が合わないこともあったんですけど、自分で傷つきながら学ぶことが多かった。他の子が「ママがダメって言うからやらない」って言っている中、私は「なんでもやってみなさい」って感じで過ごしてきたから、その中で、していいことと悪いこととかを区別できるようになったんじゃないかと思います。
──成長も早い分、周りと話も合わないことも多そうですね。
YUKA : 自由だなと思うこともたくさんあったんですけど、親が心配してくれる子たちのことをうらやましいと思うこともありました。
──高校はどんな道に進んだんでしょう。
YUKA : 英語が好きだったので、交換留学生とかグローバルな環境のある高校に行きました。高2の時、1ヶ月間くらいオーストラリアに短期留学に行ったんですけど、最初のホストファミリーのホストマザーと気が合わなくて(笑)。留学に行く前に、「不満とか要望があったら積極的に言いましょう」って言われていたので、思ったことすべて言ったら怒っちゃって。最終的に、この子は違うホストファミリーのところに行きましょうってなりました。別れ際のホストマザーが本当に怖くて。中指を立てられました(笑)。「fuck you」って言われたし。
──本場の「fuck you」を喰らったんですね(笑)。
YUKA : 散々でしたね(笑)。私、何をしているんだろうって。
──それはトラウマ級の出来事だと思うんですけど、海外に対する興味関心はなくならなかったんですね。
YUKA : その後のホストファミリーが、すごくいい人たちだったんです。前のホストファミリーの話とか、今までどういう生き方をしてきたのとかを話してって言われて。私のめちゃめちゃな英語でも聞き取ってくれるんですよ。それでいっぱい話したらホストマザーが泣いてくれて。つらかったよねって。誕生日もオーストラリアで迎えたんですけど、めっちゃ盛大にパーティーしてくれました。
初めて仲間と一緒に何かを達成できたと感じた瞬間でした
──そういう実践的な生活の中で、喜怒哀楽、人のやさしさとともに学んでいったわけですね。その後、WACK合宿オーディションに参加することになるというのは、人生不思議だなあと思います。
YUKA : そうですね。本当に受かるとは思っていなかったので記念受験みたいな気持ちで応募したんです。アイドルがちょっと好きだよっていう状態で集団面接に行ったら、本物のアイナ(・ジ・エンド)さんと(ハシヤスメ)アツコさんと渡辺(淳之介)さんが審査員としていて。応募者は、スタイルのいい子とか、かわいい子、歌の上手い子も多くて、あ、落ちたと思って帰りました(笑)。
──オーディションの手応えはなかったんですね。
YUKA : 私、歌唱審査で校歌を歌ったんですよ。他の子は「過去にアイドルを志していました」みたいな主張が強いんですけど、私には何もないなと思いながら「校歌を歌いまーす」って感じで。審査員の方の目にも留まらないだろうなって。
──その後、合格の電話がかかってきたわけですよね。
YUKA : 渡辺さんが3、4回電話をしてくださったんですけど、全部出られなくて。知らない人からの電話に出たくなかったんですよ。でも、もしかしてと思って出たら、「ずっと出ないからこれで最後にしようと思っていたんだよね、合宿来る?」って。
──そこで、合宿に行くかどうかは悩まなかった。
YUKA : 悩みました。そもそも落ちると思っていたので覚悟ができていなかったんですよ。あと大学入学が決まって東京へ引っ越す予定だったので、5泊6日もオーディションに行ったら親に迷惑かかるじゃないですか。それで1回考えますって言ったんですけど、親もやりたいようにやればって言ってくれて。それで、引っ越しの日程も全部ずらして「行きます」って連絡をしました。
──引っ越しの日程をズラしてまで行こうと思った決め手はなんだったんでしょうね。
YUKA : この機会を逃したら私は普通の人として生きるしかないぞと思ったんです。こんなこと人生で体験したことがなかったから、やるだけやろうって。
──前回のインタヴューで、元々ネガティヴだったって言っていましたけど、今の話だと、あまりそうは感じないですね。
YUKA : 合宿に行くと決めたんですけど、気持ちはポジティヴではなかったです。落ちるけど行くのかくらいの気持ち。目の前にあるチャンスを逃すのはもったいないという気持ちがあったから行くことにはして。だから不安はありました。
──5泊6日の合宿オーディション、今振り返ってみてどうでしたか?
YUKA : 脱落者システムが1番しんどかったです。最初はすごくネガティヴだったので、落ちるんだったら早く落ちたいと思っていたくらいで。つらすぎて初日に泣いたんですよ。ダンスのグループがBiSさんのところだったんですけど、深夜まで練習するのがこんなにつらいんだっていうのと、プー・ルイさんの話を聴いて泣いてしまって。その夜にYU-Kiが話を聞いてくれて、同じことを思っている人がいたんだと思って。最初はオーディション参加メンバーとも距離があるじゃないですか。知らない人だし、ライバルだし、YU-Kiは1番苦手な人だったんですよ。そしたらYU-Kiが意外と優しかったし、「落ちるときは落ちるし、受かるときは受かるし、1回きりしかないんだから、やれることやろう」って話してくれて。あ、そう考えればいいのかと思えるようになってから頑張ろうって思えたんです。
──YU-Kiのポジティヴな考え方が、YUKAの力になったんですね。
YUKA : YU-Kiがいなかったら私はリタイアしていたかもしれない。あの期間は嬉し泣きも悔し泣きもしたし、睡眠時間も少なかったし、メンタルがボロボロでしたね。
──合宿中はずっと緊張感があった?
YUKA : 最初の方は緊張していたんですけど、だんだん仲良くなってきて。だから、他の人が脱落していくのがつらかった。みんなに対する愛みたいなものも芽生えてきて。一緒に頑張ろうと思っていたので、最終日に脱落者なしだったことが本当に嬉しくて。初めて仲間と一緒に何かを達成できたと感じた瞬間でした。
──YUKAも最終日まで残って、やり切った感はあった?
YUKA : 最初は落ちたくない、怖いなって気持ちしかなかったんですけど、途中から、ある意味どうにでもなれと思い始めて楽しめるようになってきたんです。周りの人と仲良くなれたこともあるし、やりきったし、あっという間でした。
──極限の状態にさらされて、考え方も変わったんですね。
YUKA : 人って変われるんだなって思いました。
やれることはやっちゃおうと思うようになりました
──そして、横浜赤レンガ倉庫で行われた〈WACK EXiBiTHiON〉のステージ上で合格発表を聞いたわけですけど、最初、BiS、BiSH、GANG PARADEの合格者の中にYUKAの名前はありませんでした。
YUKA : でも、きっと何かあるだろうと思っていたんですよ。だから「新グループをやる」って言われたとき、BiSに合格したももらんどとパンちゃん以外全員が入ると思っていたんです。でもそうじゃなくて。逆に全員呼ばれなかったのがショックでした。「あとの4人は降りてください」って言われたじゃないですか。
──自分が受かったことへの喜びより、落ちた子がいることのショックのほうが大きかったんですね。
YUKA : 発表が終わった後、楽屋裏に戻ったら、落ちた4人が「おめでとう」って言ってくれて。MAYUが中心になって話してくれたんですけど、「うちらは落ちたけど、気まずい感じになりたくないし、ガミヤ(※YUKAの合宿時の名前)ならいけると思った。ガミヤはどう思っているかわからないけど、一緒に6日間過ごした仲間として大切に思っているから」って言ってくれて。恨まれてもないし、みんなも同じ気持ちだったのかなって嬉しかったし感極まりました。
──親に合格のことを話したとき、どんな反応だったんですか?
YUKA : 渡辺さんから連絡がくるからって言っても「了解」って感じの反応で、基本的にいつも通りでした。もしかしたらびっくりするのかなと思ったんですけど、逆にいつも通りの感じで安心しました(笑)。
──その後、追加メンバー募集でメンバーが決まって顔合わせしたときに、合宿オーデョションで不合格になったけど再び応募して合格を勝ち取ったMAYUとYUiNAに再会するわけですけど、その時はどういう雰囲気だったんでしょう?
YUKA : めっちゃ、びっくりしました。3人とも知らない顔が並ぶんだろうなという想定で部屋に入ったので。YU-Kiもすごく笑っていたし、みんなニヤニヤしていたんですよ(笑)。逆ドッキリみたいに、はめられた! と思って(笑)。
──あはははは。結果、5人中4人が合宿メンバーということになりましたからね。しかも、そこにMAYUがいるっていうのもエモーショナルですね。
YUKA : MAYUに会えた時、本当に嬉しかったです。
──こうしてEMPiREのメンバーが揃ったわけですけど、初ステージが、BiSHのZepp Tokyoのライヴ〈TOKYO BiSH SHiNE3〉(2017年8月23日)のオープニングで、いきなり2700人のお客さんの前に出ていきました。いきなり大勢の前に、しかも覆面で出ていってどんな気持ちでしたか?
YUKA : ワクワクしました。ついに始まるんだなって。
──ポジティヴな気持ちで臨めたんですね。合宿を通して自分で変わったと思う?
YUKA : つらいことがあったとしても、ものは考えようなのかなと思うようになりました。それまで、特に努力しないでも解決できる物事に関しては放っておけばいいと考えていたんです。合宿の最初の方は自分からアクションを起こすこともなくて、特に叩かれもしないし目立ちもしない。真ん中の方にまぎれていたんですけど、考え方が変わって、やれることはやっちゃおうと思うようになりました。
妹分で終わりたくないっていう気持ちもあります
──11月23日には六本木Morph-Tokyoでファンクラブ加入者の前で初ライヴを行いました。どんな気持ちでしたか。
YUKA : めちゃくちゃ緊張しました。あの日のお客さんは、3万円を払ってファンクラブに入ったEMPiRE COREの人だけだったじゃないですか? 正直、私たちも活動し始めで曲も出ていないなのに、なんで3万円も出して入ったのかなと思っていて。その日の特典会で話す機会があったり、ライヴの時に客席が見えたりしたんですけど、みんな保護者みたいというか、すごく優しい目線だったんですよ。緊張している私にとって、それがすごく嬉しかったし、不思議だなと思っていた気持ちが、感謝に変わっていったんです。この人たちに、EMPiRE COREに入ってよかったなと思ってほしいなと思う気持ちが強くなった。
──「偉そうなことは偉くなってから言いたい」ってMCで言っていましたよね。
YUKA : あれは裏を返すと「偉くなって偉そうなことを言いたい」ってことで。要するに、ビックになりたいんだよってことを言いたかったんです(笑)。
──EMPiREは最初から期待値が高いですし、ライヴの会場も大きいステージばかりで、WACKグループの中でも前代未聞の進み方をしていますよね。
YUKA : 自分たちの経験値と、用意されているステージのギャップがすごくて。毎回本当に戸惑っちゃうんですけど、それじゃダメだなと思うんです。毎回プレッシャーとか緊張がすごいですけど、それに応えなくちゃいけない。
──2018年1月3日、マイナビBLITZ赤坂で開催された〈アイドル甲子園〉にWACK所属グループ4組が出演しましたけど、EMPiREにとって課題が見えるライヴになったみたいですね。
YUKA : 私、風邪をひいてしまって頭がクラクラする状態で出ちゃったんですよ。普段間違えたことのないようなミスとかもしたりしたんですけど、体調が悪かったっていうのも言い訳だし、体調管理できなかった自分が悔しかった。なによりお客さんに圧倒されちゃったので、余裕がなかったのかなって。
──その後登場したWACKの先輩たちの気合いの入ったライヴを目の当たりにしたことも大きいんですよね。
YUKA : 先輩たちのライヴを観て泣きました。勢いがすごいし、それが自分たちにはないんだなって。
──奇しくも、EMPiREにとっての初ワンマンが5月1日、マイナビBLITZ赤坂に決まりました。それを知った時、どんな気持ちでしたか?
YUKA : びっくりしたし、嬉しかったです。〈アイドル甲子園〉ですごくへこんだけど、この失敗を笑い飛ばせるくらいになりたいなと思っていたから、同じステージに立ってリベンジができるのかと思って嬉しかったです。
──1stアルバムのリリースも決まりましたし、BiSHの全国ツアー帯同も決まりました。BLITZに向けて、重要なライヴになりそうですね。
YUKA : 修行の機会をもらったと思っているので、全力で臨みたいです。
──これから、EMPiREをどういうグループにしていきたいですか?
YUKA : 嬉しいことに、EMPiREには最初から応援してくださる方達がついてくれているじゃないですか。その人たちに恩返しできるようになりたいです。あと、グループとして強くなりたくて、強いオーラを放てるといいなって。みんな活動が初めてなので、ダメだったって落ち込むことが多かったり、怯んじゃうんですよ。特に私が。だから強くなりたいと思うし、応援してくれる人たちに恩返しができるような活動をしていきたいです。
──前の全員インタヴューでは、BiSHの妹分で終わりたくないとも言っていましたよね。
YUKA : BiSHさんを観ていると愛が溢れているなと思うんですよ。アイナさんの誕生日のジエンダー(※アイナファンの呼称)さん達もそうなんですけど、それってBiSHさんの愛がちゃんとファンに届いているからこそ返してくれているんだと思うんです。私たちも愛が溢れるグループにしていきたいし、妹分で終わりたくないっていう気持ちもあります。「初々しい」という雰囲気を早く抜けたいというか、実力ですごいグループだね、って思ってもらえるようにしていきたいですね。
LIVE INFORMATION
THE EMPiRE STRiKES START!!
2018年5月1日(火)@マイナビBLITZ赤坂
時間 : OPEN 17:00 / START 18:00
料金 :
NORMAL TiCKET 4,000円
ROYAL EMPiRE会員、EMPiRE CORE会員の方は無料(ドリンク代別途)にてご入場いただけます。ご入場時に会員確認いたしますので、必ず会員証をご持参ください。
EMPiRE DROiD会員抽選先行受付
2月4日(日)18:00〜2月13日(火)23:00
WACK FAMiLY CLUB会員抽選先行受付
2月4日(日)18:00〜2月13日(火)23:00
HP抽選先行受付
2月14日(水)18:00〜2月26日(月)23:00
ぴあプレリザーブ受付
2月27日(火)18:00〜3月4日(日)23:00
チケット一般発売日
3月10日(土)
はじまったばかりのEMPiREのストーリー
Episode0 渡辺淳之介×篠崎純也×赤窄諒インタヴュー「EMPiREはかっこいいものになると思います」
Episode0.1 外林健太(PHOTOGRAPHER & COSTUME DESIGNER)インタヴュー
Episode0.2 松隈ケンタ(サウンド・プロデューサー)インタヴュー
Episode1 EMPiRE初インタヴュー「WACKの先輩方の妹分で終わりたくない」
Episode2 MiDORiKO EMPiREインタヴュー「帝国なので、EMPiRE独自の空間を作りたい」
Episode3 YUiNA EMPiREインタヴュー「新しいものを発信していくグループにしたい」
Episode4 MAYU EMPiREインタヴュー「めっちゃダッシュで成長しなきゃいけない」
Episode5 YU-Ki EMPiRE インタヴュー「EMPiREだけ飛び抜けてるよねって空気を作りたい」
PROFILE
EMPiRE
>>EMPiRE オフィシャル HP
>>EMPiRE SoundCloud!
>>EMPiRE TWiTTER
EMPiRE OFFiCiAL(@EMPiREIDOL)
YUKA EMPiRE(@YUKA_EMPiRE)
YUiNA EMPiRE(@YUiNA_EMPiRE)
YU-KI EMPiRE(@YU_Ki_EMPiRE)
MAYU EMPiRE(@MAYU_EMPiRE)
MiDORiKO EMPiRE(@MiDORiKO_EMPiRE)