アンティーク・ショップで世界最先端のライヴ・レコーディング!?ーー5.6MHz DSDと4Kで描く、Conguero Tres Hoofersを独占配信!!
アコースティック・ギター + タップ・ダンス + パーカッションという珍しい編成で〈FUJI ROCK FESTIVAL〉への出演を果たし、世界ツアーも行なう3ピース・バンド、Conguero Tres Hoofers(CTH)。「感じる(感性にダイレクトに)」を伝える高精細デジタル新視聴覚メディア、4K映像。アーティストの繊細な表現や肌で感じる重低音から空間まで感じる立体感のDSD。その3者がコラボレーション!! 2015年8月8日、三宿のアンティーク・ショップで行なわれたワンマン・ライヴを公開収録しました。OTOTOYでは、当日の様子をDSDレコーディング。生々しいアコギとタップとパーカッション、アンティークショップに漂う空気の音を独占配信にてお届けいたします。豊かな音楽体験をお楽しみください。
アンティークショップでのスペシャル・ライヴを高音質配信スタート
Conguero Tres Hoofers / LIVE CTH Ⅱ at Antique the globe
【配信形態】
1. 5.6MHz dsd + mp3
2. ALAC / FLAC / WAV(24bit/96kHz)、AAC
>>DSDとは?
【価格】
1,500円(税込)(まとめ購入のみ)
【収録曲】
1. Live intro
2. Alethic Blade
3. All things in the universe
4. time
5. Untapped Capability
6. Departure
7. Around the Ark
8. B.O.W
9. platz puls
10. Transfer ticket
11. JAPANESE MUSIC
12. a kind of nocturne
13. Akashic Love
14. What a wonderful world
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All Songs Performed by Conguero Tres Hoofers(渥美幸裕、SARO、西岡ヒデロー)
Recorded & Mixed & Mastered by 徳永宏
Recorded at ANTIQUE THE GLOBE
screenplay / Director / Film Editor 西尾順一郎(TOPPAN)
director of photography 木津直紀(TOPPAN)
Camera Department 中島孟世(TOPPAN)、小澤智美(TOPPAN)、増田美保(TOPPAN)
Artist Management 加藤尊子(DOUBLEFIVE)
Project Director 太田黒哲(AGRO CREATIVE)、志水敏泰(TOPPAN)、西澤裕郎(OTOTOY)
Produced by AGRO CREATIVE、DOUBLEFIVE、凸版印刷株式会社、OTOTOY
Special Thanks to 玉澤香月
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※Windowsをご利用のお客さまへ
本作品の5.6MHz版はファイル・サイズが4GBを超えているため、Windowsに標準搭載された解凍ツールでは正常に展開できない場合がございます。その場合、お手数ですが、Explzhという解凍ソフトをお試しください。
Explzhのダウンロードはこちら
DSD5.6MHzで本作品を聴く場合の再生方法
DSD5.6MHzの音源は、以下の対応USB DAC / 再生ソフトを組み合わせることで簡単に再生することができます。
簡単再生ガイド
1. OTOTOYから音源をダウンロード
2. お使いのPCもしくはiPhoneと5.6MHz対応のUSB DACを接続
3. 接続したUSB DACのドライバを再生ソフト上で選択
※再生ソフトごとに設定の方法が多少異なります。詳しくはそれぞれのソフトウェアの使用方法をご参照ください。
4. 再生ソフトから5.6MHzの音源を開く(>>再生ソフトについてはこちら)
4K撮影 × ハイレゾで収録した当日のライヴ映像を公開!!
本プロジェクトの実行によせて
本プロジェクトが動きだしたのは、Conguero Tres Hoofers(以下、CTH)のクリエイティブを担当する太田黒哲(AGRO CREATIVE)が、昨年末、OTOTOYが主催となり渋谷ヒカリエで行なっていた〈OTOTOY DSD SHOP2014〉に足を運んでくれたことがきっかけだった。同イベント内では、6Kカメラと4Kカメラの2台とDSDレコーダーを使用し、水曜日のカンパネラの楽曲「桃太郎」を収録し、84型の大型タッチスクリーンで上映していた。それを観て、太田黒が連絡をくれたのだった。
CTHは、アコースティック・ギター、タップ・ダンス、パーカッションという編成で、世界でも類をみない編成で音楽を奏でたいというバンドである。なによりの注目点は、北野武監督の映画「座頭市」やUNIQLO CMなどで話題となったタップダンサー、SAROの存在。見た目の与えるインパクトはもちろんのことながら、小刻みに強弱を伴って鳴らされる音がアコースティック・ギターとパーカションに軽快なリズムと躍動感を与える役割を果たしている。そんな見た目にも音にも特異な彼らを切り取るには、空気感を収められるようなDSDでの録音、細部に至るまで精緻に映像を収められる4Kでの撮影が適しているのではないか。そんな太田黒の熱意で、本プロジェクトはスタートしたのだった。
4K映像での収録を担当したのは、水曜日のカンパネラのときと同様、凸版印刷株式会社の映像チーム。4K映像は静止画にして切り出しても非常に高解像度で、印刷技術にも応用できる。いち早く4Kに着目し、技術研究、映像制作にも情熱的なのが凸版印刷株式会社の映像チームなのだ。今回の収録では、1000万円以上する(!?)REDのカメラ、EOS Cinema 1DCを2台、Gopro 4Kの計7台を使用した。会場となるアンティーク・ショップは、お客さんが50人も入れば満席。入り口の階段上にREDのカメラを、ステージ脇にEOS Cinema 1DC、固定でGopro 4Kを設置し、ライヴを撮影した。
ライヴ音源の収録は、OTOTOYのライヴ・レコーディング・チームが担当。こちらも水曜日のカンパネラのときと同様、エンジニアに徳永宏を迎え、KORG MR-2000S、2台で収録した。設置したのは、アンビマイク(AKG C414)を2本。演奏自体はライン収録し、PCMに変換して4チャンネルでミックスした音源を、再びKORG MR-2000Sで収録。バンマスの渥美幸裕とのやりとりを経て完成した音源は、低音が少なめのスッキリとした抜けのいいサウンド・スケープの音源となった。
当日のライヴは、1部と2部にわけて行なわれたが、非常にリラックスした空間だった。約40のアンティークの椅子に座る人以外にも、洋風の階段に腰掛けたり、お酒を片手に身体を揺らしながらライヴの様子をながめる人も多く、それぞれの楽しみ方でライヴを堪能していた。渥美幸裕のアコースティック・ギターを基点に、SAROがタップ・ダンスをして、西岡ヒデローがパーカッションとトランペットで彩りを添えていく3人のアンサンブル。その瞬間瞬間で産み出される音の重なり合いのダイナミズムが、じんわりと身体にしみ込んでいくようで心地よいものだった。無国籍のようなサウンドでいて、哀愁や心地良さを感じることができる老若男女問わない彼らの音楽は、音楽のもつ享楽性や美しさを雄弁に物語っているようでもあった。その様子を生々しく収録したDSDサウンドで、じっくりとご堪能いただけたら幸いである。(text by 西澤裕郎)
PROFILE
Conguero Tres Hoofers(CTH)
バンド名は[Conguero=コンガ(打楽器)叩き]、[Tres=ギター(の原型)]、[Hoofers=タップダンサー(の俗語)]に由来する。EDWIN CMやNHK WORLD等への楽曲提供やプロデュース等で活躍する渥美幸裕(Gt.)、北野武監督の映画「座頭市」やUNIQLO CMなどで話題となったSARO(Tap)、真心ブラザーズからキマグレンまでをサポートする西岡ヒデロー(Per.) によるバンド。シンプルな楽器と体を使ったフィジカルなライヴ・パフォーマンスが話題となり、アルバム・リリース前に〈GREEN ROOM FESTIVAL 2010〉、〈FUJI ROCK FESTIVAL〉には2年連続出演(2010/2011)を果たす。2011年1stアルバム、翌年には2ndアルバムをリリース、いずれもiTunes Music Storeのジャズ・チャートで1位を記録。
2014年6月にはバンド初の54日間に渡る長期ヨーロッパ・ツアーを敢行! 国境を越えるごとに大きく変わる文化に刺激を受けながら、独特の音楽性と音の無い絶妙な「間」の存在感を更に進化させ国内ツアーに凱旋。世界を舞台に果敢なチャレンジを続けている。
>>Conguero Tres Hoofers Offical HP