最後に思いっきり楽しめる日にしたい
──他にレコーディングで印象的だったことはありますか?
yu-ki:DONGROSSOさんのレコーディングを最後にちょっと見させてもらったのが印象的でした。<♪ない ない ない 泣いていいんじゃない?>っていう、1番盛り上がるパートがあるんですけど、そこを「俺らも録るわ!」って3人でブースに入って一緒に歌ってくださって。私たちもレコーディングのときに「このパートは恥ずかしがらないで。殻を破って思いっきりやって!」って言われていたんですけど、DONGROSSOさんたちも本当にノリノリで、思いっきり歌っていて。めちゃくちゃかっこよかったです。
──なかなか他のアーティストのレコーディングを見る機会ってないですもんね。実際に見て、学びになることはありました?
yu-ki:「思いっきり楽しみながらやってる」のが、レコーディング中からすごく伝わってきて。それが素敵だなって思いました。雰囲気も含めて。私は結構レコーディングだと緊張しちゃうタイプなので、「楽しみながらやるのって大事だな」って改めて感じましたね。
──出来上がって、ミックスまで終わったものを聴いたときはどうでした?
yu-ki:マスターと一緒に早くこの曲で盛り上がりたいっていう気持ちになりましたし、初めて来てくれる方でも、この曲なら1発目からノリノリで楽しめるんじゃないかなって。だから<Wide Open>ツアーでやるのに、本当にぴったりだなって思いました。

──お披露目で初めてやる日は決まっているんですか?
yu-ki:はい。神戸公演からです。
──ライブでどんなフリで歌うのかなど楽しみです。
yu-ki:実は、まだ振り入れはやってなくて。だから自分たちも「どうなるんだろう」ってワクワクしている段階で。今回ミュージックビデオも撮ったんですけど、そのときサビ部分の振り付けをしてくださった振付師のキムラモトコさんが、サビ以外の部分も新しく一緒に考えてくださって。コミカルでキャッチーな動きが多いので、きっと見ても楽しいし、やっていても楽しい曲になるんじゃないかなって思っています。
──ミュージックビデオは、どんな雰囲気の映像になっていますか?
yu-ki:久しぶりにカット数が多くて、何回も見返したくなるような映像になっています。あと、今回は監督の仲間のダンサーさんたちも呼んでくださって一緒に踊ったりしました。ダンサーさんたちの表情が本当にすごくて、まさに“顔で踊る”っていう感じ。表情筋どうなってるの?ってくらい全力で踊ってくださって、本当に楽しかったです。
──先ほど話に出た<Wide Open>ツアーが沖縄から始まりました。ここから12月まで続いていくわけですが、どんなツアーになっていきそうですか。
yu-ki:前回の<ガラクタツアー>が、めちゃくちゃ楽しかったんです。それを超えていかなきゃいけないし、もっともっと良いものにしていかなきゃいけない。そんな中で「今回はどんな空気になるんだろう」と思っていたんですけど、ちゃんと更新できているなって感じます。あと今回は「新参者チケット」っていって、初めて来る人は500円で入れる仕組みをやっていて。直近の横浜公演では100人以上の新規の方が来てくださったんです。
──それは、すごいですね。
yu-ki:何年も積み重ねてきた中で、初めての方にこんな一気にたくさん会える機会ってなかなかなくて。このツアーで広めていけているのがすごく嬉しいです。「初めて来たけど、12月27日の東京公演も行くね」って言ってくださる方もいて。次に繋がっている感覚がすごくあるし、「このライブを楽しいって思ってもらえたんだな」っていうのが、自分たちの自信にもなります。やっぱりそれは、ずっと来てくれているマスターのみんなが空気を作り上げてくれているおかげで、新しい人も一緒に楽しめる環境になっているんだと思います。

──マスターと初めてのお客さんたちが、うまく混ざり合っているんですね。
yu-ki:ほんとに「初めて来たの?」って思うくらい、みんな一緒になって楽しんでくれていて。それがすごく嬉しいです。自分たちもテンションが上がるし、やる気もさらに高まる。私はライブ中、できるだけ来てくれている一人ひとりと目を合わせたいと思ってやっているんですけど、後ろの方を見渡しても、みんな笑顔でニコニコしながら観てくれていて、「ああ、今日は素敵な1日になってるな」って、すごく感じます。
──<Wide Open>というタイトル通り、広げていくツアーになっていきそうですね。
yu-ki:ここから積み重ねて、もっともっと広げていきたいと思っています。「新参者チケット」で来てくれる人の中には、「ちょっと興味はあったけど一歩踏み出せなかった」っていう人もいるし、友達や家族に勧められて来たっていう人も結構いるんです。そうやって一歩踏み出すきっかけになれたり、マスターが「ExWHYZを広めたい」って思ってくれている気持ちがまず嬉しくて。そういうのを見ると、本当にやってきてよかったなって思いますね。
──そして、12月27日(土)には、3周年FINALと2025年を締めくくる大忘年会をKanadevia Hall (旧TOKYO DOME CITY HALL)で開催します。
yu-ki:夏前くらいから、やるかもしれないっていう話を聞いていて、そのときは「どうなるんだろう、埋められるのかな」って不安もあったんです。でも実際にツアーをしてきて、「やばい、めっちゃ楽しみになってきた!」と感じていて。新しく来てくれる仲間や、ずっと支えてくれているみんなと一緒に、2025年を締めくくれるんだって思うと、本当にワクワクします。バンドセットでやらせてもらえるんですけど、以前<SAKURA MUSIC FES.>でご一緒した宮田レフティさん率いるcross-dominanceの皆さんなんです。そのときも、その場でどんどんアレンジを加えてくださって。みんなで意見を出し合いながら楽しんで作ってくださって。今回もそういうことがあるのかもしれないと思うと、すごく楽しみです。
──ExWHYZは年の最後に、忘年会的にみんなが集まれるライブがあるのがとてもいいですよね。年の瀬感ある雰囲気があって、毎回特別なライブだなって思います。
yu-ki:みんなと一緒だったら楽しく1年を締めくくれるなって思います。どんな1年だったとしても、「終わりよければすべてよし」じゃないけど、最後に思いっきり楽しめる日にしたいですね。
──2025年も後半戦。残り3ヶ月、ExWHYZとして、そしてyu-kiさんとして、どんな風に過ごしていきたいですか。
yu-ki:<Wide Open>ツアーは、その日のテンションや勢いでちょっと歌い方を変えてみたり、ライブ感を大事にしていて。12月27日のKanadeviaは、そうした研究の中で自分の一番いいものを出せる1日にしたいですね。それまでに、このツアーで仲間をもっと増やして、みんなと一緒にExWHYZをさらに大きくしていけたらいいなと思っています!

編集 : 西田健
DONGROSSOプロデュースのパーティー・チューン!
LIVE INFORMATION
ExWHYZ TOUR 2025 Wide Open
10.04(土) 神戸Harbor Studio[兵庫]
OPEN 16:00 / START 17:00
10.05(日) 岡山YEBIS YA PRO[岡山]
OPEN 16:00 / START 17:00
10.10(金) 名古屋CLUB QUATTRO[愛知]
OPEN 18:00 / START 19:00
10.11(土) LiveHouse浜松窓枠[静岡]
OPEN 16:15 / START 17:00
10.13(月祝) 高松MONSTER[香川]
OPEN 16:15 / START 17:00
10.24(金) 仙台Rensa[宮城]
OPEN 18:00 / START 19:00
10.31(金) 福岡DRUM Be-1[福岡]
OPEN 18:15 / 19:00
11.15(土) 札幌PANNY LANE24[北海道]
OPEN 16:00 / START 17:00
11.23(日) HEAVEN'S ROCK宇都宮 VJ-2[栃木]
OPEN 16:15 / START 17:00
11.24(月祝) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3[埼玉]
OPEN 16:15 / START 17:00
11.29(土) 長野CLUB JUNK BOX[長野]
OPEN 16:15 / 17:00
11.30(日) 金沢REDSUN[石川]
OPEN 17:15 / START 18:00
12.20(土) GORILLA HALL OSAKA[大阪]
OPEN 16:00 / START 17:00
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