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INTERVIEW : mikina (ExWHYZ)

取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希
やっぱ6人揃うといいもんだなって思いますね
──昨年の〈ExWHYZ First Tour "xYZ"〉初日仙台公演の直後、渡辺(淳之介/WACK代表)さんから武道館公演の開催を告げられた際、どのように感じましたか?
EMPiREでの活動があったとはいえ、ExWHYZとして動き出したばかりのタイミングだったので、あまりにも大きな挑戦で、そんなことあるのか?と思ったんです。そのときは客観的に見れていなかったし、すごいことすぎて、とんでもない挑戦だなっていうのが第一印象でした。だけど今は、1回解散して始まったタイミングで、このメンバーとお客さんたちで武道館で第一歩を踏み出すことができることがすごく嬉しい気持ちでいます。
──武道館まであと約2ヶ月ですけど、日に日に実感が湧いてきている感じですか?
いつまでも湧かないし、でもずっと湧いているみたいな(笑)。プレッシャーはもちろんあるんですけど、大好きで素晴らしいと思っている曲があるし、マスターのみんながいるので。どんなステージかは実際立ってみるまでは本当にわからないので、ベストを尽くせるように準備していくのみだし、後悔のない日にしたいと思っていますね。
──EMPiRE時代の幕張メッセワンマンの直前も、どうなるんだろうみたいな感じだったじゃないですか? あの時と似ている感じはありますか? また別物って感じですか?
マインドは一緒かもしれないです。幕張も立つまでわからなかったので。あのときもベストを尽くしてやることはやったし、緊張も受け入れてやるしかないって気持ちで。そこは同じなのかなって思います。

──WACKのグループとして初めて武道館に立つことは意識しますか。
もちろん意識はありますけど、自分の中でそこはあまり考えてないかもしれないです。別に軽く見ているとかじゃなくて、自分たちと自分たちの周りにいてくれる人たちのことをなにより一番に考えて武道館に臨めたらなと思っています。
──ExWHYZではライブでマスター(※ExWHYZファンの総称)たちに「自由に楽しんで」と言っていますが、mikinaさんにとっての自由とはどういうものだと思いますか。
ExWHYZのライブでは、お客さんが自分の思うままに解放してほしいなと思っているし、自分たちもそうでありたいと思っているんです。その中で、お互いが共通する“楽しい、気持ちいい”が重なり合うのがめっちゃ理想だと思っていて。でも、それはそんなに簡単なことじゃないとも思っていて。ただ難しく考えていたらドツボにはまっちゃうので、マスターと一緒に楽しみながら作り上げていきたいなと思います。
──〈ExWHYZ First Tour "xYZ"〉ファイナルのZepp公演でmidorikoさんが復帰し6人が揃ったわけですが、グループにどう変化がありましたか?
doriが戻ってきて今まで通りに戻ったはずなんですけど、doriのいない間は、その隙間を5人で埋めて100%にしていたと思うんですよ。それがdoriが戻ってきてカチッとはまって、6人がこんなにいいものなんだと改めて気づいたというか。別に無理していると思ってはいなかったし、当たり前のことをやっている感覚だったんですけど、やっぱ6人揃うといいもんだなって思いますね。
