スペシャル・フォトギャラリー
第三期BiS、ネオ・トゥリーズのスペシャル・フォトギャラリー。ここでしか見られない写真たちをぜひ、存分にご堪能ください!
INTERVIEW : ネオ・トゥリーズ(BiS)
チャントモンキーの脱退は、BiSに大きな影響を与えたと思っているし、BiSは今は決して良い状態ではないかもしれない。だからこその本音を聞けると思い、取材を申し込んだ。想像通り、落ち込んで、悩んでいた。それでも、決して下を見てはおらず、ギラギラと前を見据えていた。トギーの復活、さらには新メンバーのヒューガーの加入だ。さすがBiSだ。何度でも何度でも行くんだよ、彼女たちは!!! そして今こそ、研究員の力も必要だ。BiSの研究員は、与えられるだけの存在じゃなかったはずだ。与え、与えられ、たまには罵り合いながらもでかくなっていく。それがBiSと研究員の関係だ。今からのBiSの上昇気流を、一緒に作ろうじゃないか!
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 西田健
写真 : 大橋祐希
まず、応援してくれる人のことが浮かびました
──2022年の夏は、モンちゃん(チャントモンキー)が抜け、トギーの活動が再開し、そして新メンバーのヒューガーが加入しますね。BiSにとってたくさんの変化がありましたが、いまの率直な気持ちはどうですか?
ネオ・トゥリーズ(以下、ネオ) : 今年は本当にいろんなことがあったので、そのなかで自分たちもひとつずつ起きたことを整理しながら切り替えて、また改めてスタートしようという気持ちになっています。
──今年を振り返っていくと、まず2月18日から脚の治療のためにトギーが活動休止しましたが、その間BiSはどのように動いていたんですか?
ネオ : ツアーやリリイベをやりながら、トギーが戻ってこれるように予定を決めて動いていたんです。だから4人で活動するなかで、トギーが戻ってきたら「5人のベストな状態のBiSを研究員に見せよう」という話をしていたんです。
──そんななかで、7月18日にモンちゃんがBiSから脱退しましたね。当時、ネオはどういう気持ちだったんですか?
ネオ : あのときは、ライヴのほかにもいろいろと活動があったんですよ。モンちゃんが脱退してからトギーが帰ってくるまで、残りのメンバー3人で振り付けなどやらなきゃいけないこともあったので大変でしたね。
──モンちゃんが辞めるって聞いたあと、どうやって気持ちを切り替えていったんですか?
ネオ : 本人の口から辞めるって聞いたんですけど、そのときはまだモンちゃんと一緒にライヴをする時間がいっぱいあったんですよ。最初に伝えられたときは「わかった」って受け入れて、「モンちゃんが抜ける最後の日まで一緒に頑張ろう」って気持ちを切り替えました。とにかく残された時間を頑張らなきゃいけないなと思いました。でも、彼女が抜けたあとは、それとは違う感覚がありました。
──なるほど。それはどんな感覚ですか?
ネオ : まず、自分達のことを応援してくれる人のことが浮かびました。モンちゃんが脱退することに、研究員のみなさんがいちばんびっくりしたと思うんですよ。だから、とにかく研究員のみなさんを心配させないように笑顔でパフォーマンスをして、顔に出さないようにしようと思ってやっていました。それだけを考えていたと思います。
──その感覚は、ズズ・デスが脱退したときとは違いますか?
ネオ : 全然違いますね。モンちゃんは3年間一緒にやってきた、3期の初期メンバーだったんですよ。私は、モンちゃんが頑張ってるのを見ていたし、この子が認められてほしいと思っていたんです。彼女が認めてもらえるように、グループの一員である私も頑張っていた。それは、自分が活動を続けるひとつの理由でもあったんです。