スペシャル・フォトギャラリー
第三期BiSのナノ3のスペシャル・フォトギャラリー。ここでしか見られない写真たちをぜひ、存分にご堪能ください!
INTERVIEW : ナノ3 (BiS)

メンバーが抜けてからの彼女の成長は凄まじい。歌もダンスも、こんなに凄かったっけって思う。さらにこのままじゃぁ終わらないっていう、反骨精神のような、とても熱いものをライブで感じるようになった。表現者として自分自身に確変を起こし続けながら、ぜひ新時代のBiSを引っ張っていって欲しい!!!
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 西田健
写真 : 大橋祐希
「BiSはここからだな」って決意を新たにしました
──今年1月に日比谷公園大音楽堂で開催されたワンマン・ライヴ〈ESCAPE from BiSimulation〉をもって、イトー・ムセンシティ部さん、ネオ・トゥリーズさんのふたりが脱退しました。それからは、3人体制での活動になりましたが、あの時期はどういう気持ちで動いていたんですか?
ナノ3 : 正直なところ新メンバーが入ってこないと、メンタル的にも先に進めない状態になっちゃっていたんです。新メンバーが入ってきたあとどうなるかに期待して、3人でなんとか乗り切ろうって思っていました。いままでヒューガーとはちゃんとコミュニケーションがとれていなかった部分もあったので、話すタイミングが作れてお互いを知れる期間になったかなと思います。
──大事な期間だったんですね。
ナノ3 : そうですね。3人それぞれがこれからもBiSを続けたくて残ったメンバーなので、この先のことを考えていた期間でした。あの頃は新メンバーが入ってきてからも、BiSがよくなるように3人で環境を整えておこうと思っていました。

──3月19日から25日にかけて行われたオーディション合宿「WACK合同オーディション2023」で新メンバーであるシオンエピックさん、イコ・ムゲンノカナタさん、クレナイ・ワールズエンドさんの3人が加入しました。新メンバーについて、それぞれナノさんからはどういう印象なのかを教えてほしいです。まず、イコ・ムゲンノカナタさんはどうですか?
ナノ3 : イコは真面目ですね。周りの人が「そんなに気にしなくていいよ」って思うところまで気にしたりするんですよ。イコ自身が抱えているものがたくさんあるのかなって思います。でも私たちが聞いてあげたら話してくれるので、もっとコミュニケーションをとって魅力をどんどん出せるようにアシストしていきたいですね。
──クレナイ・ワールズエンドさんは?
ナノ3 : クレも自分には厳しいタイプですね。でも最近クレは「これって、こうじゃないですか?」って向こうから話しかけてくれることも増えてきたんです。距離感が縮まっている感じがして嬉しいですね。でもまだ遠慮している部分も感じるので、そこはみんなで直していきたい部分だなとは思います。
──シオンエピックさんはどうですか?
ナノ3 : シオンのことは、まだ全然掴めないですね。4月から一緒にやってきて、ちょっと掴めてきたかなと思う部分もあるんですけど、まだわからない部分もたくさんあります。人生ではじめて出会うタイプですね。こんな子もいるんだなってびっくりしていますが、一緒にいると結構おもしろいです。
──5月14日には中野heavysick ZEROで新体制初ワンマンライブ〈BiS the REPRODUCTiON LiVE〉が開催されました。ナノさんにとって、どんなお披露目ライヴになりましたか?
ナノ3 : やっと新体制でライヴができて、「BiSはここからだな」って決意を新たにしました。でもライヴの出来自体は全然満足できてないです。ダメダメでした。
──ライヴを見ていると、ナノさんのなかですごく変化があったようにみえました。
ナノ3 : 今回新体制になって、「しっかりしたね」ってよく言われるんですよ。MCでも、いままでは話を振られて話すだけだったのが、自分がみんなに振っていく立場になったんです。だから、いろんなところを頑張らなきゃなって思うようになりました。
