やっぱり周りに比べると自分のハードルが低かったと今は思っています。
──先日メジャー・セカンド EP『KiLLiNG IDOLS』がリリースされましたね。「つよがりさん」はMVが特徴的ですが、苦労した部分などはありましたか?
ティ部:私は本当に自由に撮影に臨ませてもらいました。めちゃくちゃ下手なんですけど何とかついていこうとしている人を意識して撮影しました。
──凄く下手だけど気にせずに踊り続けるみたいなね。
ティ部:そうですね。へたくそに踊るんですけど、「何も間違っていませんよという表情で踊って欲しい」というコンセプトで、そういった強がって踊る姿が「つよがりさん」というタイトルにもつながっているんだと思って。
──そしてもうすぐメジャー・セカンド・シングル『TOUCH ME / LOVE』がリリースされますね。この「TOUCH ME」はライヴですでに何度も披露している楽曲ですが、ティ部の中ではどういった曲になっていますか?
ティ部:歌詞の内容が自分自身に凄く刺さる曲だなと思っていて、特にサビの部分は、私の昔の友達のことを思い出しました。「友達に会いたくない」と思ったら一方的に連絡を絶ってしまったり、自分勝手に突き放したりしてしまった経験もあって、その時ちゃんと向き合うべきだったなって後悔しています。
──「LOVE」はどういった曲ですか?
ティ部:まず初めに「こういう曲が歌いたかった」と思いました。私たちはライヴのMCの時は「好き」とか「愛」という言葉を使わずにそういった気持ちを伝える練習をしていたんですけど、やっぱり真っすぐ「好きだ」って言いたいんですよ。この曲では思う存分「愛が欲しい」とか「愛をあげるから」と歌えるのが嬉しいですね。松隈さんもレコーディングの時に「これは感情の歌だから」と言ってくださって、思う存分歌いました。そして「愛が欲しい」だけじゃなくて「愛をあげるから」という部分も凄く大切ですよね。やっぱり「愛」って需要と供給というか、お互いが求めあってこその「愛」なんですよ。
──では最後にこれからの課題について教えてください。
ティ部:個人的には、自分に甘えないようにするというのが一番ですね。先日までのツアーではとにかくやり切ることが大切だと思ってパフォーマンスをして、そこに対してある程度満足いくものが出来たかなと思っていたんですけど、やっぱり周りに比べると自分に課していたハードルは低かったんじゃないのかなと今は思っています。もっと高いところに目標をもっていかないと私は目指すところにいけないし、どこか自分に対して甘えが出ていると思ったんです。ツアーの最中にみんなで話し合いをして、自分の意見を遠慮して言わずにその後に後悔するような、そういった時間が凄く無駄だったと思うようになったし、そういうことって相談すればいいだけだったんだなって。これからも「ステージが本当に楽しい」って心の底から思うためにも、もっと努力していきたいなと思います。
編集 : 西田 健
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