スペシャル・フォトギャラリー
第三期BiSのクレナイ・ワールズエンドのスペシャル・フォトギャラリー。ここでしか見られない写真たちをぜひ、存分にご堪能ください!
INTERVIEW : クレナイ・ワールズエンド (BiS)

2023年はどうなることかと、BiSに対しては不安でしかなかった。そう言う意味では、本当によく走り切ったし、Zepp Hanedaまでよくやり切ったと思う。だからこそ、2024年は、絶対に躍進して欲しい! もちろん今の新時代のメンバーで!!! 2024年は、期待しかない!
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 西田健
写真 : 大橋祐希
ちゃんと人のことを見ているし、いい奴になったなと思いました
──BiSとしての活動には、もう慣れてきましたか?
クレナイ・ワールズエンド(以下、クレ) : だいぶ慣れてきましたね。だから、いっぱいお仕事したいですね。
──BiSの活動は現状楽しめていますか?
クレ : はい、楽しめています。
──それは、入ってからずっと変わらず楽しいのか、それとも徐々に楽しさが増しているのか、どのような状況なのでしょう?
クレ : 最初はただただ楽しかったんですけど、最近は色々考えるようになりました。大変だけど楽しいですね。楽しむ種類が変わったのかもしれないです。
──2023年9月からスタートした〈INCREDIBLE BiS TOUR〉はどうでしたか?
クレ : 前回のツアーと違って、自分の中で考えながら1公演1公演を大事にできたと思います。でも特にMCにすごく苦戦して、途中心が折れそうになりました。

──MCでは、どんなことに悩んでいたんですか?
クレ : 伝えたいことがわからなかったんです。
──それはどういうこと?
クレ : 悩みすぎて自分で自分のことがわからなくなってしまって。その結果、BiSの代表として言う言葉もうまく見つけられず…。
──その状況からどう気持ちが変化したんですか?
クレ : 悩みについて、深く考えすぎないようにしたんです。MCについては、ひとつのことから広げていったり、普段からいろんなことを考えるようにしたら少しずつ良くなっていきました。最近は、グループのことや自分自身のことについて、しっかり考えながら過ごすことが多くなりましたね。
──MCでは何を伝えようと?
クレ : BiSのおかげで、というかクレのおかげでみんなが頑張れるようになってほしくて。「誰かの生きる糧になりたい」という思いがあるから、その感謝をストレートに伝えるようにしました。
──研究員(BiSのファンの総称)の生きる糧になりたいと思うようになったんですね。そう思うようになったきっかけは?
クレ : 研究員の方からファンレターをもらうんですけど、すごく悩んでいた時期にそのファンレターに励ましてもらったんですよ。いいこともアドバイスもすごく刺さりました。私が話せる時間はMCという少しの時間しかないんですけど、ライヴに来てくれた人に、その手紙に対することを話そうと思うようになりましたね。
──ファンレターに対しては、手紙を返せないですもんね。
クレ : そうなんです。そうなると特典会かMCで伝えるしかないんですけど、特典会ではもっと時間がないですし。それにMCだと、特典会の私のところに来ていない人にも言葉を届けられるかなと思って。
──先ほど、心が折れそうになっていたと話されましたが、それはいつ頃?
クレ : 正直、このツアー(〈INCREDIBLE BiS TOUR〉)中はずっと落ち込んでいました。地元の福岡に凱旋するときも、MCにすごく悩んでいて。あまりうまくまとまらないし、ツアーの序盤だったので言いたいこともよりまとまっていなかったし。その後の仙台公演でもMCをすることになったんですけど、前回よりもいいMCをしようと思って、かなり悩みました。他にもいろいろ考えることが多くて、悩みは尽きなかったです。
