人生最後の一曲になってもいいくらいの気持ちで作った
──4月1日には、最新アルバム『ピグス・リベリオン』がリリースされます。SHELLMEさん的には、今作はどんなアルバムになりましたか?
SHELLME:最初はどうなるんだろうという不安もありました。でも全曲通して聴いたときに、「あ、大丈夫だ、いける」って思えたんです。ちゃんと今の自分たちの形になっているし、今までやってきたことがちゃんと出せているアルバムだなと思いました。
──1月にリリースされた“ファイヤーダンス・サーガ”はSHELLMEさんにとってどんな曲になりましたか?
SHELLME:個人的には“PIGGS-モナ・リザ- (PHOENIX ver.)”とどこか繋がっているようなイメージがありますね。曲調は全然違うんですけど、"PIGGS-モナ・リザ-(PHOENIX ver.)”に「不死鳥」という歌詞があって、そこから“ファイヤーダンス・サーガ”は火の鳥みたいなイメージが見えて、それをもとに振り付けも考えました。5人の最初の一曲として、自分たちを語れる曲になっていくんじゃないかなって。
──特に好きなポイントは?
SHELLME:私が歌っている2番のBメロですね。「シャンデリア落ちた日の 胸の痛みとミラーボール」の部分とか、そのあとに続く「“もしも”の数だけ光る ロウソクでは照らせないんだ」という歌詞がすごく好きです。グループとしても大きな出来事があった中で、そのときの感情や葛藤が重なるんですよね。だから歌えて嬉しいですし、すごく大事なパートだと思っています。
──“HALLO ALIEN”についてはどうですか?
SHELLME:この曲は、今の5人にすごくぴったりだなと思いました。人って生きていると「自分って変なのかな」って思う瞬間があるじゃないですか。でもみんな違う存在だし、その中でどこかで繋がっている。それってすごく意味があることだと思うんです。
私のなかではこの曲は、孤独なエイリアンたちがPIGGSという星に集まって、「自分は一人じゃないって気づく」みたいなイメージです。それに私たちが輝けば、PIGGSという星を見つけてくれる人も増えると思うんです。だからこそ、私たちがその星を輝かせていかなきゃいけないという覚悟もこの曲には込められていると思っています。
──“蒸発都市バブルシティ”は、かなりパーティー感がありますよね。
SHELLME:確かにパーティー感も遊び心もありますね。でも私はちゃんとメッセージ・ソングでもあると思っていて。「泡の魔宮にいつ行こう」って歌詞があるじゃないですか。最初は「泡の魔宮って何?」って思ったんですけど、そのくらい未知の場所に向かっている感じなのかな、とか思ったりして。それに私はこの曲、一番エモいなって感じていて。「泡を流したら何が変わるの」みたいなところとか、ちょっと切なさも感じるんですよね。そういう切なさを明るく歌う曲って好きなので、そこも含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。

──“FANCY 2 FANCY”もパーティー・チューンですね。
SHELLME:これは聴いた瞬間に、大好きだなって思いました。人生最後の一曲になってもいいくらいの気持ちで作りました。振り付けは私が担当したんですけど、すごく陽気な振りにしているので、みんなで踊ってほしいです。「パーティー」とか「ファイナルパーティー」「ラストパーティー」ってワードがたくさん出てくるんですけど、パーティーが大好きな自分が、最後のパーティーをするならどんなものになるか、というイメージで振り付けを作りました。
──今回は既存の曲の再録バージョンもたくさん収録されていますが、制作はどのように進んでいったんですか?
SHELLME:ブライアン(新世界)さんが再録する曲を選んでくださいました。かなりいろいろ変わっているので、聴いていて楽しいですし、私たち自身、新しい自分の歌声に出会えた感覚があります。
──印象的だった変化はありますか?
SHELLME:“ザ・ストレンジャーズ”ですね。2サビ終わりからのギターが変わっていて、すごくドラマチックになっているんですよ。もともとみんなで踊れる楽しい曲なんですけど、歌詞はすごく素敵なことを歌っているので、そこに深みが増して、楽しいのに感動できるようになっています。
──歌割もかなり変わりましたよね。
SHELLME:今までだったら歌わなかったようなパートを歌っていたり、プーちゃんが歌っていた部分を担当したりしています。そこには前向きな気持ちもありますし、不安もあります。でも同時に「こんなところも歌えるようになったんだ」っていう喜びもあって。ただの変化ではなくて、その変化を通して感じたことや成長、心の動きが全部詰まっています。


































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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