未来に向かって上を向いています
──最終的にはPIGGSからプー・ルイさんが脱退するという結論になりました。その時に5人でやることについてはどう納得していったんですか?
BAN-BAN:自分の中でもすごく難しい気持ちです。正直に言えば、完全に納得できているわけではない。でも、こういう形になってしまったこと自体は受け入れています。プーちゃんが辞めると聞いたとき、「最初から5人でやっていこう」と決めていたわけではありませんでした。けれど、自分自身がこれからもPIGGSを続けたいのか考える機会をもらい、さらにメンバーみんなで話し合って、5人で続けていこうという気持ちになったんです。
──いまはどんな心境なんでしょう。
BAN-BAN:吹っ切れました。PIGGSを頑張るぞ、という気持ちは、別にメンバーが何人であっても変わりません。もう5人のPIGGSの方がかっこいいと思えるように頑張りたいです。まだまだやることは多いですけど、いまは頑張るぞっていう感じです。
──気持ちは前向きなんですね。
BAN-BAN:はい、未来に向かって上を向いています。自分自身が反省できる部分や、もっとこうなりたいなっていう部分もあるので、いまはすごく吹っ切れました。

──後悔していることはありますか?
BAN-BAN:後悔していることは、いまはそこまでないかもしれない。いろんなことを考えるなかで、「その時の自分はこれしか選べなかったんだ」ということを受け入れている段階です。成長して良い未来に向かっていくぞ! PIGGSもっと頑張るぞ! と思っています。
──PIGGSを頑張るぞ、という気持ちはもう揺るぎないものになっていますか?
BAN-BAN:もう絶対大丈夫です。みんな頑張っているし、大きな声を出して頑張っていきたいです。

──プー・ルイさんに未練はありますか?
BAN-BAN:未練はないです。自分の感性やステージに立てること、ライブできること、全部好きです。PIGGSとしての活動も好きですし、PIGGSでやってきたことや経験も大切だから好きです。プーちゃんは、いつも未来を見据えて前に進み続ける人だと思うんです。長く活動を続けても、その歩みを止めない人だと思います。
──もし万が一、プー・ルイさんが引退するという決断だったら、どうだったのでしょう?
BAN-BAN:そのときは私たちは「頑張ろう」って言って、プーちゃんには新しい人生を歩んでもらって、私たちがPIGGSを盛り立てていくぞっていう状態になったと思います。引退したとしても、大好きな気持ちは変わらないですし、今の状態とそんなに変わらないと思います。
