2021/04/07 18:00

【連載】Episode54 YU-Ki EMPiRE「止まっている暇はない、今は攻める時」

EMPiRE

WACKとavexの共同プロジェクト、EMPiRE。2021年1月4日には〈EMPiRE BREAKS THROUGH the LiMiT LiVE〉を東京国際フォーラムホールAで開催、持ち曲全37曲に加え、新曲「ERROR」、始まりの曲「アカルイミライ」を2回、全39曲をノンストップで披露した。2021年4月からは全国7ヶ所12公演を回る全国ツアー〈EMPiRE ULTRA ViBES TOUR〉を開催。チケットは全公演完売。 5月12日には初の両A面シングル『HON-NO / IZA!!』もリリースするEMPiREに、2021年初の個別インタヴューを敢行。第1回は、〈WACK合宿オーディション2021〉に参加したばかりのYU-Ki EMPiREの声をお届けする。

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INTERVIEW : YU-Ki EMPiRE

2021年3月21日から1週間に渡り行われたEMPiRE所属のWACKが主催するオーディション〈WACK合宿オーディション2021〉に、グループ代表として参加した、YU-Ki EMPiRE。普段、誰よりも明るく、笑顔でグループのムードメイカーでもある彼女が涙を流すなど、苦労を重ねながらもペアを組んだコユキデーモンとともにドラマを生んだ。そんなYU-Kiに合宿について振り返ってもらうとともに、2021年の活動、両A面シングル『HON-NO / IZA!!』について想いを訊いた。

取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 外林健太

結果はどうあれ、変われたことに意味がある

──〈WACK合宿オーディション2021〉、おつかれさまでした! YU-Kiさん的にどんな合宿になりましたか?

YU-Ki : 硬く考えすぎていたなという反省があります。EMPiREの代表として行っていたので、絶対にプラスに繋げないといけないと自分に追い込みをかけすぎていたなと思います。

──合宿参加初日には、候補生との間に壁を感じると話してくれましたよね。

YU-Ki : 今回の候補生はすごくレベルが高くて。ちゃんと予習をして挑んできている子が多かった分、心の内を見せずとも、ダンスや歌で自分を魅せられる子が多かったんです。自分の中でもどうやったら打ち解けてくれるかすごく考えていたんですけど、最初は私自身、自分の心を開くことができていなかったから距離を縮められなかったのかなと気がついたんです。

──今年は課題曲にEMPiREの「Have it my way」が選ばれていました。ダンスメインの難しい楽曲でしたが、初日から候補生が踊れているのに驚きました。

YU-Ki : え! できちゃうの!? と私も思いました(笑)。

──完璧とまで言わずとも、それなりに形にしているのはビックリでしたよね。

YU-Ki : 本当にすごいなと思いましたね。自分たちも覚えるまで時間がかかったので。それぐらいみんなのWACKに入りたい熱を強く感じました。

EMPiRE / Have it my way (OFFiCiAL ViDEO)
EMPiRE / Have it my way (OFFiCiAL ViDEO)

──今年の合宿では、YU-Kiさんが涙を流すシーンもありました。普段は明るく、涙を流すことはほとんどないだけに、どんな感情だったんでしょう。

YU-Ki : 私はいつも、見ている人に明るい気持ちになってほしいと考えているんです。自分のネガティブな面をあまり見せたくないなと思っていて。でも合宿に行ったら、候補生の人生がかかっているわけじゃないですか。人生を一緒に背負ったのに、合格まで持っていけなかったことが悔しかったし、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまったんです。

──合宿終盤で、候補生のコユキデーモンさんとペアを組みました。合宿史上最多の4回の敗者復活を遂げた候補生ですが、彼女とのペアでの活動はどのような経験になりましたか。

YU-Ki : デーモンちゃんは本番にめちゃめちゃ強いんですよ。私はめちゃめちゃ緊張しいだし、緊張すると失敗しちゃうところがある。デーモンちゃんは練習でできなくても本番は堂々としていて。それまでは私が引っ張らなきゃって気持ちがあったけど、普段グループ活動をしていて、そんな気持ちってないんですよ。だけどデーモンちゃんは大丈夫だなって。それぐらい本番に強いし、しっかりしている子でした。

──最終審査の合格者で、デーモンさんの名前が呼ばれなかった時はどんな心境でしたか?

YU-Ki : ずっと渡辺(淳之介 / WACK代表)さんから「言っていることがふわふわしている」と言われていて、それを変えなきゃいけないと分かっていると相談されていたんです。デーモンちゃんは、最後の審査の「自分への手紙」で、過去の自分と向き合っていることを話していて。それを聞いたとき、変われたんだなと誇らしく思えたし、すごいなって思いましたね。結果はどうあれ、変われたことに意味がある。それは、素直に同じチームでやってきたのでうれしかったですね。

──合格発表が終わったあと、デーモンさんを探して声をかけにいっていましたよね。どんなことを話したんでしょう?

YU-Ki : 「ふわふわしてる」って言われていたけど、最後の手紙でちゃんと自分の言葉で伝えられていたのが素敵だったし、変われたって自信を持っていいと思うよって伝えました。あとは、アイドルをやりたい気持ちがまだ少しでもあるんだったら、またオーディションを受けに来てほしいって話をしました。

──僕が「次にオーディションあったら受けるか?」とデーモンさんに質問したとき、「自分が変わらないと受からないと思うから、変わったら受けたいと思う」と言っていました。でもデーモンさんがYU-Kiさんと話した後、「さっきああ言いましたけど絶対に受けます!」って伝えにきてくれました。YU-Kiさんにそう言ってもらえたことが自信に繋がっているんじゃないかと思いますよ。

YU-Ki : うれしい。頑張ってほしいです。

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