知られざるタップ・ダンスの世界ーーオルケスタ・リブレ + スガダイロー + RON×IIが描くデューク・エリントンをハイレゾで
Orquesta Libre(オルケスタ・リブレ)がOTOTOYに帰ってきた!! ROVOや大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのドラマーとして活動し、豊かな経験と音楽感を持つドラマー・芳垣安洋率いる同バンドが、ピアニストのスガダイローとタップ・ダンサーのRON×IIとともに、デューク・エリントンを現代に蘇らせたスタジオ盤をハイレゾにて配信スタート!! そして、同作の中から1曲フリー・ダウンロード!! 6月22日からは、小説家・田中啓文がオルケスタ・リブレのために書き下ろしたJAZZ講談『plays JAZZ講談 ジャズ八鍵伝~もう一つのジャズ史』を京都と東京で開催。ジャズ、神田京子による講談、小説をかけ合わせ、JAZZの歴史を生演奏と講談で魅せるという。いくつになっても遊び心と挑戦心に満ちた彼らに迫るべく、今回はタップ・ダンサーのRON×IIにご登場いただき、タップ・ダンスの世界について迫った。様々な文化をご堪能いただくきっかけになることを願って。
>>>「Rockin In Rhythm」のフリー・ダウンロードはこちら
Orquesta Libre + Suga Dairo + RON×II / plays DUKE (24bit/48kHz)
【配信形態】
HQD (24bit/48kHz WAV、FLAC、ALAC)
【価格】
単曲300円 / まとめ価格 2,500円
【Track List】
1. Take The A Train / 2. Caravan / 3. Creole Love Call / 4. I Got It Bad (And That Aint Good) / 5. African Flower (Petite Fleur Africane) / 6. Money Jungle / 7. The Mooche / 8. Rockin In Rhythm / 9. Mood Indigo
<Orquesta Libre>
Yoshigaki Yasuhiro / 芳垣 安洋(ds)
Aoki Taisei / 青木 タイセイ(tb, key hca, arr)
Shiotani Hiroyuki / 塩谷 博之(ss, cl)
Fujiwara Daisuke / 藤原 大輔(ts)
Watanabe Takao / 渡辺 隆雄(tp)
Gideon Juckes / ギデオン・ジュークス(tu)
Takara Kumiko/高良 久美子(vib)
Suzuki Masato / 鈴木 正人(b, arr)
Shiiya Motomu / 椎谷 求(g, st-g)
Okabe Yoichi / 岡部 洋一(perc)
Suga Dairo / スガ・ダイロー(pf)
RON×II / ロンロン(tap dance)
未だ誰も知らないコラボレーション企画
オルケスタ・リブレplays JAZZ講談 ジャズ八鍵伝~もう一つのジャズ史
2014年6月23日(月)渋谷CLUB QUATTRO
開演 19:30
出演 : オルケスタ・リブレ / 神田京子 / スガダイロー / RON×Ⅱ
前売 4,000円
「新作ジャズ講談「ジャズ八鍵伝」とは」
「plays DUKE」発表によって、オルケスタ・リブレのジャズバンドとしての顔もはっきりと認識されるようになったので、今回はさらに私の好きなジャズ・ミュージシャン達の楽曲を演奏してみようと、「ジャズ講談」と銘打って、この試みを考えてみました。選んでみたのはジャズの本流からは少し外れるのかもしれませんが、自由で、力強く、個性的な、といった点では、黒人のジャズを代表するミュージシャンばかりです。すでにオルケスタ・リブレで取り上げている、ルイ・アームストロングとデューク・エリントンに始まり、彼らの直系の後継者達ともいえる、チャーリー・ミンガス、セロニアス・モンク、エリック・ドルフィー、ローランド・カーク、エルビン・ジョーンズといった面々です。本流でないといいながらも、実は彼らの系譜は、後々、オーネット・コールマンやアート・アンサンブル・オブ・シカゴや生活向上委員会大管弦楽団や渋さ知らズや山下洋輔さんや坂田明さんや筒井康隆さんやタモリさんや赤塚不二夫さんや大友良英さんやら… ああもうきりがない。といったように我々日本人のところまで、綿々と引き継いできている大きな流でもあるのです。そしてこれは、面白おかしくとんでもないムーブメントと共に、今も続いているのであります。てな事を少しだけ頭の片隅においておいて、見て、聴いてくださいませ。ジャズが堅苦しくなく楽しく感じられるようにという企画です。私の選んだ楽曲、田中啓文の作った大枠を、講談師=神田京子がどこまで噛み砕いてしまうのか、というところも、フリー・ジャズならぬフリー講談、といった感じで楽しんでもらえればと思っております。
オルケスタ・リブレ 芳垣安洋
INTERVIEW : RON×II
タップ・ダンスそのものの存在は知っていても、どれくらいの人たちがプロとしてやっていて、どのようなスタイルを持ってやっているのか。そこまで知っている人は、本当に少ないのではないだろうか。では、こう言えばどうだろう? 北野武監督による映画『座頭市』におけるタップ・ダンスのシーンを知っているか、と。そのなかでタップ・ダンスを踏み、20年以上タップ・ダンスの道を歩みつづけているのが、今回話を聞いたRON×II(ロンロン)である。
オルケスタ・リブレとスガダイローによるデューク・エリントンの演奏にタップ・ダンスを取り入れ、そのメンバーで定期的に活動をともにしてきているRON×II。もともとアメリカの文化から生まれたタップ・ダンス。夜な夜なジャズバーで、ジャズとタップのセッションが行なわれていたという。そうした海外のスタンダードを真摯に伝え、そして新しいスタイルを生み出そうとしているRON×IIに、なぜタップ・ダンスをはじめたのか、そしてどのような機材を使っているかまで、率直な疑問をぶつけた。ようこそ、タップ・ダンスの入り口へ。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
RONxII
世界トップクラスのタップ・ダンサーとして国内外問わず第一線で活動中。近年はk-popやアメリカのダンス大会などで振付にて賞を残している。またダンスの他、芝居や演出にも定評があり幅広い活動をしている。現在SO DANCA TAPシューズ、日本のモデルとして起用されている。
Movie
北野武監督作品「座頭市」、「TAKESHI's」
TV
誰でもピカソ / 素敵にショータイム / めざましテレビ / 題名のない音楽会
きよしとこの夜 / 新春ズームインスーパー / メレンゲの気持ち / 僕らの音楽… 他多数
CM
NTT DoCoMo北海道 / (株)日本ケイテム / (株)オリオンビール
RONxII OFFICIAL WEBSITE
ドスタンダードな作品が来たって、意外と緊張した
ーー日本にはプロのタップ・ダンサーの方って、どれくらいいるんですか?
RON×II : タップ・ダンサーは何人もいるんですけど、プレイヤーとしてお金をもらって生活している一線上で活躍している人だと、本当に少数だと思います。
ーーそんなに少ないんですね。もともと、それくらいの規模感なんですか。
RON×II : そうですね。やっぱりまだメジャーじゃないので。文化的にもすぐに受け入れられるものでもないし、他のダンスと違って、音楽に合わせてなんとなくじゃ踊れないんですよ。本来はリズム練習をやって、踊りに変えていくって練習が必要なので、2度手間3度手間かかるんです。大変だから、あまりみんなやりたがらないんですよね。あと、踊る人の気質として、陽気な気質を持っている人に絞られてくるので、必然的にプロでやっていく人が絞られちゃうんですよね。
ーーRON×Ⅱさんは、どのようにしてタップ・ダンスと出会ったんでしょう。
RON×II : 実家の1階がテナント貸ししているんですけど、そこにたまたまダンス・スタジオが入ることになって、そこでタップを教えていたのがきっかけですね。当時は、リズム・タップって日本になかったんですよ。シアタータップっていって、シルクハットにステッキを持つブロードウェイのスタイルがメインで。高校生のころ、リズム・タップで有名な人たちが映画に出ていたのを観て、カルチャーショックを受けて、そのままタップを続けようって思ったんです。
ーーリズム・タップっていうのは、どういうものなんですか。
RON×II : いわゆるミュージック的なものですよね。ショーアップして、こういうシーンのこういう踊りをしましょうとか作り込まれたエンターテイメントも、実を言うと起源はリズム・タップなんですよ。タップって黒人の文化だったんですけど、白人たちが自分たちの舞台でエンターテイメントとしてやり始めて、それが日本に届いたんですね。
ーーそこから、現在はもっと多様なタップへ変化していると。
RON×II : そうですね。ただ、新しいものをどんどん取り入れていくのはいいんですけど、ド基礎ができるのかっていったら、できない人が多いんですよ。オルケスタ・リブレに参加させてもらったとき、いきなりデューク・エリントンをやるって言われて、ドスタンダードな作品が来たって、意外と緊張したんですよ。
ーー緊張ですか?
RON×II : できると思っていたはずなのに、ちょっと待ってくださいみたいな(笑)。昔の自分の基礎を掘り下げるみたいな作業でした。デューク・エリントンの「ソフィスティケイテッド・レディ」は、ブロードウェイのミュージカルでも賞をとっているくらいで、タップの世界でも大有名なので、それを日本でやろうって人と会えて「この縁を逃してなにをするんだお前は」っていう気持ちで、大切にやらさせてもらっています。
ーースタンダードなのに日本ではそんなにやる機会がなかったんですか?
RON×II : ないですね。ブレイクビーツとかが流行っちゃっていたんで、それにタップを組み合わせるみたいなものはあったんですけど。そういうのも知ったうえで4ビートに向い会うのと4ビートしかやっていないのじゃまた違うのかなっていうのがあるので、いろいろな活動には参加させてもらっていますけどね。
ネジを微調整することで音質を変えることができるんです
ーーRON×IIさんのタップは、ライヴで何回か拝見させてもらっていますが、かなり肉体的な音を出すダンスですよね。ブレイク部分とかは、アドリブでタップを踏んでいるんですか。
RON×II : そうですね。でも、だいたい型は決まってくるんですよ。ダイローさんがこういうフレーズで来たときは、こうやって落としどころをつけて盛り上げていこうかなとかって。ビッグバンドになるとストップタイムって名前に変わるんですけど、そこは昔からの醍醐味なんですよ。
ーー回転したり跳ねるっていうのも、型のひとつではあるんですね。
RON×II : はい。それを僕なりに8小節なら8小節で作ってルーティンにしたり、アレンジしていって。そういうストックものというかフレーズものを変えていくんです。
ーーとはいえ、教科書みたいなものがあるわけではないんですね。
RON×II : ないですね。ただ、岡部さんとか芳垣さんと話したり体感していると、結局行き着く場所ってここなんだって思うことが多くて。こうきたらこう、でしかないリズムがあるんですよね。それが本番中にできると、俺の場合はダイローさんと目あっちゃったりとか、ポーズとっちゃったりして(笑)。そこがジャズの醍醐味なので、耳と目で楽しんでもらいたいって思います。
ーー視覚的な楽しみも多いですもんね。回ったり、飛び跳ねたり。
RON×II : タップでも、高低差の出せるレンジはあるんですけど、やっぱり楽器には勝てないんですよね。その分、絵を観せて、生のグルーヴとその音楽が引き立つようなタップをすることに価値があると思うので。だから、音源を気に入ってくれた方にはライヴに来てほしいですね。
ーー基本的な部分を質問させていただきたいんですけど、タップをするとき床にしいている板は専用のものなんですか。
RON×II : そうですね。タップ板って俺らは呼んでいて、やり手によって違うんですけど、堅い木のほうがいいんですよね。木の上で金具で踊るっていうのが、オーソドックスなスタイルです。
ーーPIT INNのライヴでは、台の上でタップしていましたよね。
RON×II : そうですね。あのときはハコ台にしました。ちょっとかさを上げて、中にマイクを仕込むことによって低音が拾えるんです。板の表面が堅いことで上の音にもレンジが出るんで。あとは音響さんにEQでいじってもらっています。
ーーちなみに、タップ板は何種類くらい持っているんですか?
RON×II : 僕は、4種類持っていますね。低音を拾う用とか、あと高低差がでるものもあって、オルケスタ・リブレのときとかマジで踊るときはこれって決めてます。コンクリートパネルもいい音がするんですけど、場所によって変わってくんですよね。デッドなライヴハウスじゃ絶対アウトなので、場所と状況によって使い分けています。
ーー靴も専用なんですよね?
RON×II : そうです。タップ・シューズっていって、専用の靴があります。かかととつま先に金具がついていて、これでカチャカチャ音を出すんです。
ーーこれも特注なんですか?
RON×II : そうですね。プロ仕様ですね。ちょっと重みがないと、いい音が出ないので、絶妙な調整をしてもらっています。今は5足もっていて、厳密にいうとちょっとずつ違いがあるんです。これはレザーとスウェードを組み合わせているんですけど、全部スウェードにしちゃうと、ちょっと音が低くなるんです。布にすると高くなるとかもあって。
ーーおもしろい!! 靴の素材によって音が変わるんですね。
RON×II : いまもっているシューズは、ネジを微調整することで音質を変えることができるんです。オルケスタ・リブレのときもそうなんですけど、ローがでないときっていうのは、締めちゃいます。ハイを出したいときはちょっとあけるとか。
ーーほんと楽器みたいな感じなんですね。
RON×II : とはいえ、チューニングといってもものの10秒とかで終わっちゃうんですよ(笑)。
一個だけ気をつけているのは、染まらないようにしようって
ーーあははは。RON×IIさんの踏むタップは、メロディがありますよね。
RON×II : よく言われます。日本のタップ・ダンサーのなかで、唯一メロディっぽく踏むのが僕だけだって周りからも言われていて。自分はまったく意識してやってないんですけど、ちっちゃいころからピアノも好きで、よくフレーズをマネしていたことが影響しているのかもしれないですね。おもしろいのが、最近のタップをやる人に多いのが、みんなジャンベだったりカホーンだったり、スネアドラムだったり、そういうところのリズムを参考にするんですけど、僕はあまり好きじゃないんですよね。ドラムいるからいいじゃん、って。
ーーまあ、そうですよね。
RON×II : ドラムとパーカッションがいてタップをやっていたら、おもしろくないじゃんって。だから自分のライヴにジャズの方を呼ぶときは、必ずドラムレスにしています。唯一ドラムを呼ぶときに、こういうことやりたいってことをやってくれるのが、芳垣さんなんですよね。すごく遊びのあるフレーズを出してくれるので、こっちもノっていくことができる。
ーー岡部さんも遊び心がすごいですよね。
RON×II : 岡部さんは、アフリカンビートみたいなリズムでくるので、最もぼくが苦手とするパターンです(笑)。1234ってカウントしないとわからないときもある(笑)。
ーーオルケスタ・リブレとのセッションの回数を重ねる上で、変わってきたことってありますか?
RON×II : 気持ちに余裕が出てきているので、ちょっと遊び出してきているっていうのはありますね。自分が人見知りっていうのもあるので、いい形で向き合えてるなって。この間、名古屋にいってから変わったっていうのが、僕とダイローさんの実感ですね。僕らは正規メンバーではないので、最初は恐縮するところもあったんですけど、いまは音楽を通じて一個になれているので楽しいです。
ーーこれから京都、渋谷クアトロでのライヴが控えていますが、そこでは講談師の神田京子さんも入るそうで(笑)。そうした試みは、初めてなんですよね。
RON×II : 初です。お会いしたことはあるんですけど、やってみるまで全貌がわからないですね。多分京都の打ち上げのときに「こうなるんですね」ってわかるんだろうなって。
ーーその後にはヨーロッパでのツアーも控えていますよね。ヨーロッパでのタップの受け入れられ方はどうなんでしょう。
RON×II : ヨーロッパにもタップはあって、ドイツとかスペインとかでは有名なんですよ。ただ、バレエとかクラシックの国なので、コンテンポラリーっぽくなっちゃう。最も俺が苦手とするパターンでもあるんですよね。そういう意味で、まだ意外とレベルが高くないので、今回は仕掛けてやろうと思っています。
ーーおお!! RON×IIさんの武器のひとつでもあるスライドもバンバン出てくるかもしれないですね。
RON×II : スライドっていうのは、ジャズドラムのブラシから派生しているんですよ。普通は叩き付けているようなはじいている感じなんですけど、そこに滑って踊るって要素が加わって、ダンスっぽくやるときもあるんですけど、「タッチカツーチ」とかってやるときがあって、それが妙に見えるときがあるみたいですね。
ーーお話を伺っていると、本当に一朝一夕でできるものじゃないっていうのが伝わってきますよね。RON×IIさんは、今年でタップ歴、何年目になるんですか。
RON×II : 実家で始めたのが7歳くらいなので、28年目ですね。当時って、ヒップホップもなかった時代だし、ダンス=バレエみたいな風潮もあって、女の子がやるものって風潮があったんです。だから、すごく好きだったのに隠していました。
ーーそうなんですね。
RON×II : こんなにかっこいいものをなんで伝えられないんだって理不尽なものはありましたね。それをいまセッションでできているので、もっともっとメジャーにしていきたいって欲張りな部分もあります。
ーー技術的にも、もっと先にいけるって感覚はありますか。
RON×II : ありますね。全然うまくならないって思いますもん。足慣らしじゃないですけど、3日やらないととたんに危なくなるので。リズム練習で1時間、フレーズ練習で1時間はやっています。本当はもっとやりたいんですけど、体力的に持たない。一番恐いのはライヴ終わったあとで、頭は動くんだけど、身体は動かないって状態になる。それをリンクさせるのに2時間くらいかかるんですよね。
ーータップって華やかなダンスという印象が強いですけど、繊細で時間がかかるものなんですね。
RON×II : それに加えて、フロントの苦悩っていうのがあって、さすがだねって言われた時点でお役目果たしたって感じなんです。そのためには、どこか妖艶さというか香しいものを持ってないといけないんで、遊ぶことにも向い合っていかないとと思っていて。もともと出不精な人間だったんですけど、3年前くらい前に意を決してウェイクボードをはじめたんですよ。そしたら、どんはまりしちゃって。体感がタップと、そっくりなんですよ。海面を滑っていく感覚って、全然違うわけじゃなかったんですよね。実際、それをやることで、仕事が増えたりしたんですよ。だから年々遊び出さないとって思ってます。20代の頃は、遊びたい気持ちをどれだけ我慢してやるかなんですけど、30代は遊んで遊んで、40歳で絡み合えばって思ってます。オルケスタ・リブレの面々をみると、みんなぶっ飛んでますからね。
ーー聞いた話ですけど、塩谷さんは「A列車で行こう」を演奏中「ラ」しか使わなかったそうですもんね(笑)。じっとしながら、かなりぶっ飛んだことをしてますよね。
RON×II : やられたって思いましたよ(笑)。それができるのは、遊び心と勇気ですよね。そういう人たちが集まっている集団なので、日々勉強させてもらっています。一個だけ気をつけているのは、染まらないようにしようって。いい意味でそこから外れる、多ジャンルな表現をしたほうが、刺激のある長いお付き合いができるのかなと思ってやっています。
ーーやっぱり生で観てほしいですね。百聞は一見に如かずですから。
RON×II : そうですね。やっぱり観に来てほしいですね。YouTubeとかでなるほどねって思うことが多いけど、全然感じ方が違うので。とにかく足を運んでみてください。絶対なにかが変わるから。
INFORMATION
Orquesta Libre ツアー情報
2014年6月20日(金)@BLUE BLUES
2014年6月21日(土)@京都立誠小学校
2014年6月22日(日)@京都立誠小学校
2014年6月23日(月)@渋谷CLUB QUATTRO
※JAZZ講談は22日、23日のみ
これぞ生の醍醐味!! Orquesta Libreのライヴ音源をHQDで独占配信中!!
2012年6月22日 Orquesta Libre with スガダイロー with タップ・ダンス
Orquesta Libre with スガダイロー with タップ・ダンス / Plays Standards vol.3 -LIVE at PIT INN 2012.06.22- (HQD ver.)
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz WAV、FLAC、ALAC)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
01. Creole Love Call / 02. I Got It Bad / 03. Caravan / 4. Money Jungle / 5. African Flower / 6. Tap~Take The A Train
2012年4月17日 Orquesta Libre with柳原陽一郎
Orquesta Libreが、2012年4月17日に、柳原陽一郎をゲストに迎えて行った、新宿ピットインのライヴを高音質HQDで配信! 「Alabama Song」や「三文オペラ第二のフィナーレ」といった往年の名曲が、柳原陽一郎の対訳とヴォーカル、そしてOrquesta Libreの演奏によって、迫力のあるアレンジで甦ります。
Orquesta Libre with 柳原陽一郎 / Plays Standards vol.2 -LIVE at PIT INN 2012.04.17- (HQD ver.)
【配信形態】 HQD(24bit/48kHz WAV、FLAC、ALAC)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
1. こうてい / 2. 墓穴からの叫び / 3. Alabama Song / 4. 三文オペラ第二のフィナーレ / 5. Good-bye Poke pie Hat / 6. 4in 1 / 7. 恋のおもかげThe Look Of Love / 8. Me Japanese Boy / 9. 夢であいましょうi’ll see you in my Dream / 10. Ev’ry Time we say goodbye
>>芳垣安洋と柳原陽一郎の対談はこちら
2012年2月5日 Orquesta Libre with おおはた雄一
「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」。そうしたコンセプトを掲げ自由でのびのびとした演奏を聴かせる大所帯バンド、Orquesta Libreが、2012年2月5日に新宿ピットインで、おおはた雄一を迎えてライヴを24bit/48kHzのHQDで配信中。ブルースやフォーク・ミュージックをルーツとするシンガー・ソングライターおおはた雄一と、芳垣安洋率いるOrquesta Libreが、スタンダード・ナンバーという一つの目的に向かって曲を奏でる緊張感溢れるライヴをお楽しみください。
Orquesta Libre with おおはた雄一 / Plays Standards vol.1 -LIVE at PIT INN 2012.02.05- (HQD ver.)
【配信形態】 HQD(24bit/48kHz WAV、FLAC、ALAC)
【価格】
1500円(まとめ購入のみ)
<Track List>
01. Por Una Cabeza(首の差 ) / 02. Hello Dolly / 03. Ponta De Areia / 04. One Morning / 05. リリー・マルレーン / 06. ひとりにしてくれ / 07. オー・シャンゼリゼ / 08. Purple Haze / 09. ゴロワーズを吸ったことがあるかい / 10. Misterioso
>>芳垣安洋とおおはた雄一の対談はこちら
Orquesta Libreのスタジオ盤2作同時リリース!! 芳垣安洋による全曲解説付き!!
ROVOや大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのドラマーとして活動し、豊かな経験と音楽感を持つドラマー・芳垣安洋が率いる大所帯バンド、Orquesta Libre。「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」というコンセプトを掲げ、自由でのびのびとした演奏をライヴを中心に聴かせてきた彼らが、待望のスタジオ・アルバムをリリース!! '60~'70年代のロックやポップス、演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の音楽まで、邦楽/洋楽のスタンダード・ソングを“うた”と“インストゥルメンタル”でプログレッシヴに再定義する10人の楽団員と、ゲスト・ヴォーカリスト2人からなる、どこか不穏でそのくせキュートなオルタナティヴ吹奏楽団の音楽を、芳垣安洋の全曲レビューとともにご堪能ください!!!
オルケスタ・リブレと柳原陽一郎とおおはた雄一 ~plays standards Chant version / うたのかたち ~ UTA NO KA・TA・TI
Red Disc オルケスタ・リブレと柳原陽一郎
1. アラバマ・ソング / Alabama Song
2. ジゴロのバラード / Die Ballade von der sexuellen Hörigkeit
3. モリタート / Die Moritat von Mackie Messer (The Ballad of Mack the Knife) (live ver.)
4. 「人間はどうやって生きてきたのか?」 三文オペラ第2のフィナーレ / Ballade über die Frage Wovon lebt der Mensch (2nd Finale of Threepenny Opera)
5. いつもさよならを / Ev’rytime We Say Goodbye
6. アルフィーのテーマ / Alfie
7. スマイル / Smile
Yellow Disc
オルケスタ・リブレとおおはた雄一
1. いとしのセシリア / Cecilia
2. ゴロワーズを吸ったことがあるかい
3. リリー・マルレーン~青い旅団 / Lili Marleen~including ”the Blue March of Turkey”
4. オー・シャンゼリゼ / Les Champs-Elysees
5. パープル・ヘイズ / Purple Haze
6. アイ・シャル・ビー・リリースト / I Shall Be Released
オルケスタ・リブレ~plays standards Instrumental version / Can't Help Falling In Love ~ 好きにならずにいられない
【Track List】 1. 首の差 / Por Una Cabeza
2. ハッシュ / Hush
3. パープル・ヘイズ / Purple Haze
4. 小さな願い / I Say A Little Prayer
5. 遥かなる影 / Close To You
6. ハロー・ドーリー / Hello Dolly
7. シシリアンのテーマ / Le Clan Des Siciliens
8. 砂の岬 / Ponta De Areia
9. 好きにならずにいられない / Can't Help Falling In Love
>>芳垣安洋による全曲解説はこちら
芳垣安洋とおおはた雄一の2人だけのセッションを記録したDSDライヴ音源も配信中
数々のジャズ・ミュージシャンとのセッションをはじめ、ROVO、渋さ知らズ、さらには自身が率いるVincent Atmicus、Orquesta Nudge! Nudge! など、幅広いフィールドで活躍する芳垣安洋。毎年恒例となった新宿PIT INNでの芳垣安洋4DAYSの初日6/21(火)に、おおはた雄一が登場。何を演奏するかは本番まで全く決めず、おおはた雄一がその時のフィーリングによってギターを弾き始め、芳垣が即興で合わせていくというスペシャル・セッションをDSDで録音しました。その中からおおはた雄一が選んだ全13曲をOTOTOY独占配信中。
芳垣安洋×おおはた雄一 / LIVE at 新宿PIT INN 2011.06.21
【配信形態】
1) DSD+mp3(320kbps)
2) HQD(24bit/48kHz WAV、FLAC、ALAC)
【価格】
各1500円(まとめ購入のみ)
【Track List】
1. 不思議なくらい / 2. キリン / 3. Prayer / 4. きみはぼくのともだち / 5. 決別の旗 / 6. ゴロワーズを吸ったことがあるかい / 7. 旅の終わりに / 8. おだやかな暮らし / 9. Good night, Irene / 10. Canción Mixteca -encore 01- / 11. トラベリンマン -encore 02- / 12. He was a friend of mine -bonus track- / 13. サカナ -bonus track-
PROFILE
Orquesta Libre
日本を代表するトップ・ドラマー芳垣安洋(Vincent Atmicus, ROVO, ONJT, Altered States, Orquesta Nudge! Nudge!) が率いる、'60~'70年代のロックやポップス、演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の 音楽まで、邦楽/洋楽のスタンダードソングを“うた”と“インストゥルメンタル”でプログレッシヴに再定義する、10人の楽団員とゲスト・ヴォーカリスト2人からなる、どこか不穏でそのくせキュートなオルタナティヴ吹奏楽団!!!
〈メンバー〉
芳垣安洋(ds, perc, arr)
青木タイセイ(tb, key-harmonica, arr)
塩谷博之(ss, cl)
藤原大輔(ts)
渡辺隆雄(tp)
ギデオン・ジュークス(tuba)
高良久美子(vib, perc, key-harmonica)
鈴木正人(b, g, arr)
椎谷求(g, steel-g, mandolin, banjo)
岡部洋一(perc)
芳垣安洋
関西のジャズ・エリアでキャリアをスタートさせ、モダン・チョキチョキズ、ベツニ・ナンモ・クレズマー・オーケストラ、渋さ知らズなどに参加後上京。渋谷毅、山下洋輔、坂田明、板橋文夫、梅津和時、片山広明、巻上公一、ホッピー神山、大島保克、菊地成孔、オオヤユウスケ、高田漣、ヤドランカ、酒井俊、長谷川きよし、カルメン・マキ、おおたか静流、小島真由実、浜田真理子、カヒミ・カリィ、UA、原田郁子、Jhon Zorn、Bill Laswellなど様々なミュージシャンと共演。現在、ROVO、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ、南博GO THERE、アルタード・ステイツや自己のバンドVincent Atmicus、Emergency!、Orquesta Nudge!Nudge!等のライヴ活動の他、蜷川幸雄や文学座などの演劇や、映画の音楽制作も手掛ける。メールス・ジャズ・フェスを始めとする欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演や、来日するミュージシャンとの共演も多く、海外ではインプロヴァイザーとしての評価も高い。自身のレーベル「Glamorous」を主宰する。
芳垣安洋 official web
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