2017年J-POPをタワーレコード年間チャートを元に振り返る──OTOTOYトピック2017 POP編

2017年も残すところあとわずか。今年の音楽トピックをジャンルごとに振り返る「OTOTOYトピック2017」も年内最後の更新となります。ヒップホップ編、アイドル編と続き、今回はJ-POP編。安室奈美恵の引退宣言、彼女のベストアルバムがチャートを賑わせました。大ヒット曲がなかったなんてネットで言われたりもしていますが、実際はどうなんでしょう? そこで、タワーレコードの年間チャート「ベストセラーズ2017」を元に、タワーレコード広報室室長の谷河立朗さん、レーベル事業部長の行達也さんとともに2017年のポップシーンを振り返りました。

2017年J-POPを、タワーレコード年間チャートを元に振り返る

タワーレコード・ベストセラーズ2017 邦楽アルバムTOP20
1. 安室奈美恵 / Finally
2. 嵐 / 「untitled」
3. 関ジャニ∞ / ジャム
4. ONE OK ROCK / Ambitions
5. Suchmos / THE KIDS
6. Hi-STANDARD / The Gift
7. Hey!Say!JUMP / Hey! Say! JUMP 2007-2017 I/O
8. 米津玄師 / BOOTLEG
9. 欅坂46 / 真っ白なものは汚したくなる
10. スピッツ / CYCLE HIT 1991~2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary
11. ゆず / ゆずイロハ 1997-2017
12. back number / アンコール
13. V6 / The ONES
14. 乃木坂46 / 生まれてから初めて見た夢
15. SMAP / SMAP 25 YEARS
16. 桑田佳祐 / がらくた
17. NEWS / NEVERLAND
18. 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / THE JSB WORLD
19. Kis-My-Ft2 / MUSIC COLOSSEUM
20. KinKi Kids / Ballad Selection


安室奈美恵 / ALL TIME BEST ALBUM「Finally」 30sec TV-SPOT

タワーレコード・ベストセラーズ2017 邦楽シングルTOP10
1. 乃木坂46 / 逃げ水
2. 乃木坂46 / インフルエンサー
3. 欅坂46 / 不協和音
4. 欅坂46 / 風に吹かれても
5. 嵐 / Doors -勇気の軌跡-
6. 関ジャニ∞ / 応答セヨ
7. 星野源 / Family Song
8. 関ジャニ∞ / なぐりガキBEAT
9. 乃木坂46 / いつかできるから今日できる
10. 嵐 / I'll be there


乃木坂46 / 逃げ水

>>〈2017ベストセラーズ〉ジャンル別ランキングはこちら

ーー今回はタワーレコードの年間チャート「2017 ベストセラーズ」を参照しながらお話を伺っていきたいと思うんですけど、このチャートはどのような集計方法で導きだされているんでしょう?

谷河立朗(以下、谷河) : 2017年1月から11月までのタワーレコード全店の売上を基に作成しています。12月の作品が入っていないんですけど、うちとしてはお客様が今年のヒット作品をまとめて振り返りたい、買いたいなと思っていただける月にチャートを出したいので、ベストセラーズという形でこの時期に出させていただいています。

ーー基本的にはCDの売上をベースに集計していると。

谷河 : そうですね。シングルを見ると面白いですよね。乃木坂46と欅坂46が1~4位を占めていて、今年をよく表しているなと思います。

行達也(以下、行) : 逆にアルバム・チャートは例年、どうしてもオリコンだとアイドルものが強くなってしまうんですけど、タワーのチャートはCDとして売れている純粋なチャートになっているんじゃないかなと思います。

ーーやはり今年は圧倒的に安室奈美恵さんが強いですね。

谷河 : 11月8日の発売だったんですけど、1ヶ月ない時期の集計でもダントツです。

ーー配信やストリーミングの時代にベスト・アルバムってどうなんだろうと思っていたんですけど、こんなに売れるのかと驚きました。嵐や関ジャニ∞といったジャニーズ勢も強いですね。そんななか、ONE OK ROCKが4位、Suchmosが5位と大健闘していますね。

谷河 : ベテランのアーティストが多く入っているなかで、この2組が入ってくるのは面白いですね。

行 : 結局、僕らが90年代に聴いていたものとそんなに変わらないんじゃないかって思うようなアーティストの作品が多いので、ワンオクやSuchmosが入ることはいいことだなと思いますよね。

レーベル SPACE SHOWER MUSIC  発売日 2017/01/25

※ 曲名をクリックすると試聴できます。



Suchmos / "A.G.I.T."

ーー例えば星野源さんは、去年『恋』で大ヒットを飛ばしましたけど、今年のシングルチャートでも『Family Song』が7位に入っています。作品自体のよさに反応があるということなのかなとも思うんですけど。

行 : それもあるけど星野くんは相当強運だと思いますよ。曲のクオリティーはもちろんですし芝居や執筆もやっている、そういう間口の広さもありますし。僕はSAKEROCKをお客さん5人くらいのときにライヴを観てましたが、当時はここまでいくとは思ってもいなかったから。


星野源 / Family Song

ーーSuchmosに関しても、音楽で勝ち上がってきた感じがありますね。

行 : Suchmosも星野くんも音楽のよさに運も味方したっていうのは近いのかな。あと、ただ平均点が高いだけじゃダメなんだなとも思って。相対性理論がでてきたときもすごくそう思ったし、突出したものやとっかかりが必要なのかなと。

パッションだったり、佇まいのかっこよさに10代の子は絶対惹かれる

ーーあとONE OK ROCKがここまで上位にいるのはすごいことだなと思っていて。今やアティテュード的にはヒップホップのほうが本来のロック的なのかと感じていたので、ロックらしいロックがここまで支持されているのはおもしろいなと。

行 : 若い子にとって、激しめのロックだったりパンクとか直情的なものは絶対に感性として惹かれると思うし、ずっと廃れないものなんですよ。ワンオクがちゃんと売れているのは、今テレビに出ているバンドの中でも目立つところにいるし、初めて聴いた人もこんな音楽あるのか!! と飛びつく可能性も高いんだろうなって。


ONE OK ROCK / We are -Japanese Ver.-

ーーたしかに、見た瞬間かっこいいと思えますもんね。

行 : そこはHIPHOPも同じだと思います。ロックに惹かれる子もいるし、HIPHOPに惹かれる子もいる。メロディがどうこうではなく、パッションだったり、佇まいのかっこよさに10代の子は絶対惹かれるんだと思います。

ーー6位にはHi-STANDARDがランクインしています。2016年に事前告知なしでシングルを販売して大きな話題を呼びましたけど、今年もアルバムと一緒に『AIRJAM2000』のDVDを事前告知なしで販売しました。

レーベル PIZZA OF DEATH RECORDS  発売日 2017/10/25

※ 曲名をクリックすると試聴できます。




Hi-STANDARD / All Generations

行 : 店頭で突然売り出されて面白かったですね。スタッフも知らなかったし。ごく一部の関係者のみで情報管理をして一緒に盛り上げる協力をさせていただきましたね。

ーーこれは現場でもお祭り感があったでしょうね。

行 : お店も相当盛り上がりましたね。みんな喜んでいたし、熱かったですね。

谷河 : 売り場の雰囲気もすごくて、Twitterで広がっていく様も面白かったですね。シングルのときは、ハイスタを売り出している横で星野源さんを展開していて。男性と女性_が同じ売り場の正反対に集まっていて、すごく売場が盛り上がりました。

ーー90年代後半から活動していて休止期間もあったハイスタが、20年経ったいまなおチャートに入ってくるのはすごいことですよね。

行 : ハイスタは普通に出しても売れると思うけど、それだけじゃなくて何か面白いことをやろうと考えているのがすごいと思います。手間がかかっても、そういうことをやるのが一流なんだなと。

ーー情報が漏れたら一気に拡散される時代にすごいことですよね。

行 : 本当に一歩間違えたら破綻する企画ですからね。それが守れたのは、お店のスタッフもすごいなと思いました。自分だったら絶対言いたくなりますもん(笑)。

メジャーでお金をかけて鳴り物入りでという時代ではない

ーーあははは。2017年には、BiSHもゲリラ的に2ndアルバムを299円で先行販売して大きく盛り上がりましたよね。

レーベル avex trax  発売日 2017/11/29

※ 曲名をクリックすると試聴できます。




BiSH / My landscape

行 : うちの社長も「BiSH、やっぱりすごいな」って言っているし、売り方で学ぶべき点は多いですね。ただCDを出すだけだと、音楽が良くても気づかれずに終わることも多いので。中身が良かったらそのうち売れるっていうのは幻想だと思いますね。

ーーBiSHは活動初期から徹底してフリーダウンロードをしたり、とにかく聴いてもらうことが大事だと考えていますからね。

行 : いまは拡散するためのツールがたくさんあるから、個人レベルでプロモーションできる可能性も増えている。逆に言うと誰でもできるから横並びになっているので、プラスアルファを考えないと目立つところまではなかなかいけないんですよ。

ーーそういう点で、上位に入っているグループは何かしらきっかけがあるわけですもんね。Suchmosも自動車のCMがあったり。

行 : 例えば、米津玄師さんもニコ動という方面から来た人であって、何かしらきっかけはあるんですよね。メジャーでお金をかけて鳴り物入りでという時代ではないのははっきりしていますね。

ーー欅坂46の快進撃も気になるところです。乃木坂46や他のグループも大好調のなか、アルバムのトップチャートに入ってきたのが欅坂46でした。

行 : これが象徴的ですよね。AKBグループのなかでも、アイドルっていうジャンルで測りきれなくなってきている。


欅坂46 / 風に吹かれても

ーー僕も欅坂46のCDを買いました。握手会とかは行かないしストリーミングで聴けるんだけど、なんで買ったのかわからないけど普通に買いました(笑)。

行 : 買わせるための音作りが徹底しているんだと思いますよ。

ーー10位のスピッツもベスト・アルバムですね。

谷河 : スピッツ、ゆず、back numberと全てベスト・アルバムですね。

ーーこうやってみると、本当に息の長いベテラン勢が多いですね。

行 : 10年選手が多くなっていますね。そういう意味でも、今年の1番のブレイクは米津玄師じゃないですか。あと、ジャニーズの中でも楽曲派が上位に入っていますよね。ファンではない普通の人が買うのは楽曲派のグループなんだというのが現れている。旬なアーティストに楽曲提供してもらったり、そういう部分が伝わっているのかなと。

ーーあと、昨年だったら星野源の「恋」やRADWIMPSの「前前前世」やピコ太郎などがあったと思うんですけど、今年は突出したヒットがなかったという意見がネットでは見受けられますよね。

行 : ”誰でも知っている曲”ですよね…。うーん。たしかに。

ーー一方で、アルバムトップ20が純粋な音楽的チャートとして機能しているのが面白いです。ハイスタの話と同じで、売る人たちも一緒に応援しているかどうかが力になっている。タワーレコードが運営しているレーベル、T-Palette Recordsも、もともとタワーの店舗で働いていた方がスタッフをしていて、ノウハウはないかもだけど、愛情や現場感があるがすごい強みですよね。

行 : それは思います。レコード会社のA&Rの人が突然うちに来たらギブアップすると思います(笑)。そうじゃないところからきてるのが、T-Palette Recordsに関してはうまく機能している部分なのかなと。

ーー今、タワーレコードの中にはいくつレーベルがあるんですか?

行 : 10個くらいです。正直、別に最初はレーベルに意味はそれほどなくて、売れてきてからやっと意味が生まれると思っていて。「そこのレーベルから出ているアーティストなんですね」ってなることで後続が出しやすくなればいいなと。

谷河 : 今年は、うちのレーベルでいえばロック系やインディー系の結果が出始めてきた年だったと思います。中でも、緑黄色社会とTHE CHARM PARKの2つが突出していましたね。


緑黄色社会 / 始まりの歌


THE CHARM PARK「Fly Free」Lyric Video

行 : THE CHARM PARKはCDより配信がすごいんですよ。緑黄色社会はフィジカルしか出していないので圧倒的にフィジカルに反映しています。インディもストリーミングでも売上に繋がるんだなと実感できました。タワーはCD屋なのでそっちも大事ですけど、さすがに配信もないがしろにはできないなと思った年でした。

新旧入り乱れている〈J-ROCK TOP10〉

ーーそういえば、先日東京ドームにイエモンを観に行ったら、2日間で10万人も動員していて。

行 : それはやっぱり往年のファンですよね?

ーー年齢層は高かったですけど、若い子もいたのが面白かったです。

谷河 : イエモンは〈J-ROCK TOP10〉に10位で入っていますね。




THE YELLOW MONKEY / Horizon (Center Screen Version)

行 : このチャートではTHE ORAL CIGARETTESが9位に入っていたりするし、面白いですよね。

谷河 : 10-FEETが6位ですしね。

行 : 新旧入り乱れている感じですね。

ーー純粋にチャートとして機能している感じがありますね。

行 : 今年楽曲として飛び抜けたものがなかったぶん、それは良かったかもしれないですね。良かったと言っていいのかもわからないですけど(笑)。

ーー2016年はSMAPの解散があってSMAPが盛り上がり、2017年は安室さんの引退発表でベストが売れた年でした。2018年は新しい世代の話題が欲しいですね。

行 : オリンピックが近づくのに合わせて、それと連動しておもしろい音楽も出てくるんだろうなという気はしています。洋楽と混じったものが出てきたり、国内ばかり見ていないで、視野の広いものが受けていくのかなと。海外も日本に目を向けていて、旅行客も増えているし、文化やアート的なものも含めてたくさんの目が向けられるので、その中から何か動きが出てくるのが楽しみです。

さまざまなジャンルをもっと深く知る「OTOTOYトピック2017」

その道の識者に2017年の音楽事情をきく「OTOTOYトピック2017」もぜひともお楽しみください!

■ヒップホップ編 : トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く
■アイドル編 : 結成・加入・卒業・解散・メジャー進出──宗像明将に訊く
■OTOTOY AWARDS 2017──2017年、OTOTOYを彩った珠玉のアルバム30選──

2018年もTOWER RECORDSのレーベルから新譜も続々リリース!!

アプガ妹分ユニット、アップアップガールズ(2)、2nd シングルを元旦リリース!!
アップアップガールズ(2) / どしゃぶりのテラス席 / フユトテトテ

発売日 : 2018年1月1日
定価 : 1,000(税抜)
品番 : TPRC-0197
収録曲 :
1. どしゃぶりのテラス席
2. フユトテトテ
3. どしゃぶりのテラス席(instrumental)
4. フユトテトテ(instrumental)
Pay money To my Pain PABLOとZAXが新ユニットを始動!!
POLPO / peels off

発売日 : 2018年1月24日発売
定価 : 2,500(税抜)
品番 : TRJC-1074
収録曲 :
1. 30 Steps
2. in the mountain
3. encore
4. Rhaphidophoridae
5. Night Cafe
6. Wings of Black
7. Sleeping Bug
8. Manhunt
9. White Painted Johnny
10. A fool born in April

 
 

コラム

【連載】OTOTOY伊達のオススメアニメ 第3回
・2018年04月19日・【連載】OTOTOY 伊達のオススメ・アニメ! 春爛漫編 第3回 と、いうことで3回目です! これまで計5本のアニメを紹介しました! 自分に合いそうなアニメをみつけることはできましたかでしょうか? すこしでも興味を持って貰えればうれしい限りでございます。さて、前回の記事で「2クール目に突入」や「第2期が放送開始」といった内容を書きましたが、この1クールとは約3ヶ月の放送期間のことです。 一般的にこの期間で全12~13話が放送されるわけですね。しかし、作品によっては全24話(2クール)近くで放送するものもあれば、完結後に第2期の放送が決定するものもあったり、劇場版が制作されることもあります。好きな作品は永遠に続いて欲しいものですが、なかなかそういうワケにもいかず。最終回後の喪失感がつらいこともしばしば。 「じゃあ好きになった作品が終わったらどうすれば……」というあなたに! 今回は今春スタートのこの作品をオススメします! 2018年オススメ春アニメ 春爛漫編 第3回PERSONA5 the Animation きっとあなたの心も盗まれます! 『PERSONA5 the Animation』 ストーリー (
by 伊達 恭平
【連載】OTOTOY伊達のオススメアニメ 第2回
・2018年04月17日・【連載】OTOTOY 伊達のオススメ・アニメ! 春爛漫編 第2回 と、いうことで2回目です! 4月も折り返しですね。みなさん新しい環境には慣れましたでしょうか? そろそろアニメを見る余裕も出てきたんじゃないですか? 「第一話を見逃したんですけど……」なんてかたに朗報! いまは様々な動画配信サイトで見逃し配信なども行なっております。かくいう私も、リアルタイムで視聴できない場合は、各種動画配信サイトなどで楽しんでいます。自宅でも外出先でもそのお手元のスマートフォンがあれば、いつでもどこでもアニメを楽しむことができるのです! こんなにすばらしい時代なので、すでに放送から数話が経ってしまった2018年春放送アニメも、いまから余裕で楽しむことができるというワケです。何をはじめるのにも、遅すぎるということはありません! というわけで今回は2回目。いまから見直しても大丈夫! 2018年春放送中のアニメから、いわゆる続き物(2クール目)のオススメ作品を紹介致します! ではいってみましょう! 今回はこちらのふたつです! 2018年オススメ春アニメ 春爛漫編 第2回1. あまんちゅ! ~あどばんす~'2. ダーリン・イン
by 伊達 恭平
【連載】OTOTOY伊達のオススメアニメ
・2018年04月12日・【連載】OTOTOY 伊達のオススメ・アニメ! 春爛漫編 第1回 と、いうことで初めまして! このたび、このアニメ・コラム連載を担当することになりました、OTOTOY新入社員の伊達であります! こちらのコラム連載ですが、他のOTOTOY編集者の面々が全く気づいておらず、私、伊達がはがゆい思いをしております、アニメの世界の魅力、楽しみ方を伝える為にはじめた次第なんでございます。以降お見知り置きを! そんなこんなでこのコラムでは私が超独断と偏見でオススメのアニメを紹介するというヤツで。もちろんOTOTOYなので、アニソンはもちろんなのですが、アニメそのもののさまざまな情報もお届けできればと思っています。既に趣味としてアニメを楽しんでいる方も、そっち方面も興味あるっちゃあるという方も一緒に楽しんでいただければ、私、伊達もうれしいかぎりでございます。更新は毎週火・木曜日を予定しているんですね、はい。通勤、通学、お昼休み、今日帰って何をしようか悩んでいる様な空き時間、そして仕事中…… は、おっとダメですね。ともかく手持ち無沙汰な空き時間に気軽にサクっと見て頂ければ、貴方もいつの間にかアニメの世界に夢中! となるかは
by dazzo
いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選
・2018年02月21日・いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選 昨年2017年も、CHAIやバレーボウイズ、台風クラブをはじめ、数多くのニュー・カマーが登場し、傑作を生み出すことでインディー・シーンを盛り上げていましたね。さて年は変わって2018年。今年はどんな音楽と出会うことができるのでしょうか?! 2018年に入り、2ヶ月が経とうとしているいま、今年にはいって、すでにリリースされたOTOTOY的おすすめ10選を掲載! 2018年のはじまりはこいつらから! それではいってみましょ〜!! キイチビール&ザ・ホーリーティッツ『トランシーバ・デート』 2018年、まず注目していただきたいのはこちら! “ハッピーサッドの先にあるハッピー”を歌う5人組ロック・バンド、キイチビール&ザ・ホーリーティッツです! Theピーズやホフディランなど、90年代のロック・バンドの影響を感じさせつつも、彼ら独特のユルくて鋭いサウンドを展開するこのバンド、あなたのハートをグッと掴むこと間違いなし! 1stアルバム『トランシーバ・デート』には、現段階の彼らの代表曲「パウエル」をはじめ、ヴォーカルのキイチビールのかわいら
by 鈴木 雄希
“東京と京都のうたを紡ぐ”イベント〈うたのゆくえ〉特集
[CLOSEUP]・2018年02月09日・“東京と京都のうたを紡ぐ”イベント〈うたのゆくえ〉特集 東京はいつだって文化の発信地だ。新しいもの古いもの、何かが蠢く瞬間を東京はすぐにキャッチする。何かを抱えてこの地にやってきた者、何かを抱えてそこに生まれた者、抱えた何かを葬り去ろうとする者、抱えた何かにまみれてしまっている者。東京はそうした様々な人々の情熱を表現へと還元させてくれるカルチャー・アマルガム・シティと言っていい。 かたや京都は東京よりはるかに長い町としての歴史を抱え、そのあまりに深い伝統と亡霊に時折足元を掬われながらも、常に若く無邪気な息吹が次々とやってきてはその伝統にひるむことなく上書きしていく町。老弱男女が一つになって生活を営み、しかも音楽も他の文化も食生活もが同じ土俵の上にある。それらフラットな土壌の上で定期的に新鮮な風が吹く京都は、文化が蓄積されアップデートされていく町と言えるかもしれない。 そんな文化の東西の文化発信源をそれぞれ拠点とする若き音楽家、バンドが3月3日の渋谷に揃う。さりげなく発表され、さりげなく話題を集めているイベントだが、よくよく考えたらこれは前代未聞級の素晴らしい企画だ。主催者の度量の大きさに感服する。 2010
高橋健太郎、橋爪徹と2017年のハイレゾを振り返り2018年を占う──OTOTOYトピック2018 ハイレゾ編
[POWERPUSH]・2018年01月23日・高橋健太郎、橋爪徹と2017年のハイレゾを振り返り2018年を占う──OTOTOYトピック2018 ハイレゾ編 昨年末より掲載してきた音楽トピックをジャンルごとに振り返る「OTOTOYトピック2017」。ヒップホップ編、アイドル編、J-POP編、ロック編と続き、今回はハイレゾ編。“ハイレゾ音楽制作ユニット”として活動する音楽ユニット、Beagle Kickのプロデューサーであり、オーディオ・ライター、音響エンジニアとしても活動する橋爪徹を迎え、音楽評論家であり、プレイヤー、サウンド・エンジニアも務めるOTOTOYシニア・プロデューサーの高橋健太郎と、2017年のハイレゾ関係の動向を振り返り、今後のハイレゾを取り巻く環境を占う対談を行なった。 ハイレゾってなに? って方はまずはこちらのページをチェックです! ハイレゾ対談 : 橋爪徹 × 高橋健太郎 高橋健太郎(以下、高橋) : 橋爪さんはオーディオ・ライターと録音と、どんなバランスでやっていらっしゃるんですか。 橋爪徹(以下、橋爪) : 現在は週4で働きながら、空いた時間でオーディオ記事を作ったり、OTOTOYでも配信しているBeagle Kickを和田(
てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編
[CLOSEUP]・2018年01月11日・てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編 昨年末からスタートした「OTOTOYトピック2017」。ヒップホップ、アイドルに引き続き今回はロック編!! 様々な出来事が起きた2017年、ロック・シーンはどんな一年だったのでしょうか。スカートやミツメなどと縁深いレコード屋・ココナッツディスク吉祥寺店から名物店長・矢島和義、そして音楽評論家の岡村詩野を迎えて振り返ります。対談の最後にはお二人からベスト・ディスク5タイトルを選出していただきました。お読み逃しなく!! もう「インディーだからカッコいい」っていう概念がないインタヴュー&文 : 鈴木雄希 構成 : 阿部文香 ──まず今年ロック・シーンにもいろんなことが起きたと思うのですが、おふたりが感じるキーワードみたいなものってありましたか? 矢島和義(以下、矢島):なんだろう…… 「メジャー」かな。スカートや、どついたるねん、never young beach(以下、ネバヤン)、Yogee New Waves(以下、ヨギー)とかもメジャー・デビューをしたし。あとラブリーサマーちゃんがCMの曲をやったりとか、イ
by 鈴木 雄希
スカート・澤部渡に訊く2017年に聴きたい旧作&今年の作品、シーンを紐解く『Year in Music 2017』
[CLOSEUP]・2017年12月28日・スカート・澤部渡に訊く2017年に聴きたい旧作&今年の作品、シーンを紐解く『Year in Music 2017』 岡村詩野が講師を務め、音楽に関わるさまざまな表現を学ぶ場『岡村詩野音楽ライター講座』。先日まで開かれていた2017年の10月期では『Year in Music 2017』を共通テーマとし、2017年にリリースされた作品の中からベスト・ディスクを選出し、原稿を執筆してきました。本ページでは、今回の講座の最終回にゲスト講師として登場していただいた、スカートの澤部渡氏と岡村詩野のトークセッションの模様を掲載。さまざまな音楽が生み出された2017年に聴くべき名作について語ってくれています。またライター講座の講座生によって選定された、2017年のベスト・ディスクについてのレヴューも掲載。昨年の音楽シーンの振り返りにもどうぞ! >>『Year in Music 2017』はこちらから!!
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/