OTOTOY AWARDS 2017──2017年、OTOTOYを彩った珠玉のアルバム30選──

今年もやってまいりました“OTOTOY AWARD”。今年もOTOTOY配信中の作品から選りすぐりの30作品を紹介します。さまざまなフォーマットでのリリースも多い最近ですが、ここではあえてのオリジナル・アルバムに絞ってのジャンルを超えた30作品をランキング形式でおとどけします(シングル、ミニ・アルバム、ライヴ・アルバムなどは除外させていただきました! 悪しからず!)。OTOTOYお得意のフレッシュな新人から、この国の音楽シーンを作ってきたベテランまで多様な音楽性のチャートができあがりました。ぜひとも買い逃しなく! またそれぞれのジャンルに特化、その道の識者に2017年の音楽事情をきく「OTOTOYトピック2017」も展開中! ぜひともご覧ください(「OTOTOYトピック2017」1月中旬まで続きます!)。

30. Maison book girl 『image』

【レヴュー】コショージメグミ、矢川葵、井上唯、和田輪による4人組ニューエイジ・ポップ・ユニット、Maison book girlによるメジャー1stアルバム 。音楽家・サクライケンタが全面プロデュースを手掛けたサウンドは、現代音楽にポップ・ミュージックを組み合わせた異質なもの。余計なものを一切排除しながら、美しくポップ性も同居した楽曲を生み出すことができるのは、アイドルというフォーマットが持つ自由度があってこそ。インディーズ時代の人気曲「blue light」、完全インスト曲、ポエトリーリーディングなど幅広い楽曲が収録されており、アルバムとしても1つの物語として構築されているため、1人でじっくり聴きたい作品!!(西)

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【配信形態】24bit/48kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,240円(税込), 16bit : 2,100円(税込)

29. King Gnu 『Tokyo Rendez-Vous』

【レヴュー】前身バンド、Srv.Vinciから改名し、今年まさに覚醒した4ピース。憂いを帯びた常田大希のヴォーカルと、ヒリヒリとしたオルタナティヴ・ロックの感覚をひとつの基底にしながら、ネオソウル / R&B、ベース・ミュージック、さらにストリングスまでをも飲み込み、まさに2017年にしか表れようのないサウンドを作り上げた。こうした一見バラバラな要素をまとめ「彼らの音楽」たらしめているのは、その強烈なセンスを持った音響処理感覚。ベース・ミュージック以降の低音のミックスと、ダイナミックなガレージ・ロック的なサウンドが溶け合う「破裂」、ブーツィーなグルーヴがドライブする表題曲「Tokyo Rendez-Vous」「Vinyl」などなど、ともかくその先が非常に楽しみな1枚。(河)


【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,600円(税込)

28. カーネーション 『Suburban Baroque』

【レヴュー】来年2018年に結成35年を迎えるカーネーションが、アニヴァーサリーを目前に完成させた『Suburban Baroque』。前作『Multimodal Sentiment』からなんと1年2ヶ月ぶりにリリースされた今作は、現在の直枝の創作欲求が再びピークにあることを伝えてくれる大傑作として楽しむことができるだろう。なによりかつてのメンバー矢部浩志が参加しているというのも、長年のファンにとっては喜ばしいことでしょう! 今作は制作段階からハイレゾを意識してレコーディングをしているとのことなので、ぜひハイレゾで彼らの奏でるグルーヴを感じてみてください! (鈴)

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【配信形態】24bit/96kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】3,300円(税込)

27. mei ehara 『Sway』

【レヴュー】自主で作品を制作しながら、Yogee New Waves、nakayaan(ミツメ)などのアルバムにコーラスで参加し、インディー・シーンで支持を集めていたmay.eがmei eharaと名義を新たにカクバリズムからリリースした1stアルバム。プロデュースは彼女が敬愛するキセルの辻村豪文が担当、演奏もキセルの2人が参加した今作は、その歌声や詩の世界観から荒井由実、大貫妙子といった日本のニュー・ミュージックを代表する女性アーティストたちの匂いを感じさせつつも、決してそれらの模倣ではない今のムードを帯びた瑞々しさと才気が溢れる1枚。(高)



【配信形態】24bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】2,057円(税込)

26. Special Favorite Music『Royal Blue』

【レヴュー】7人組ポップ・バンドSpecial Favorite Musicが1stアルバム『World's Magic』のロングセラーが続く中でリリースした2ndアルバム。メロウで芳醇な楽曲が並んでいたイメージ前作だったが、今作ではそういった楽曲もありつつも、彼らの多種多様なバックボーンが発揮され、楽曲の幅がより広がった印象を感じる。サックスやフルートなどの管楽器、ヴァイオリンなどを用いることによって、楽曲に煌びやかなさを纏う、まさに魔法的な彼ら。本作のリリースによって新世代シティポップの旗手となったのは間違いない。(鈴)



【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,697円(税込)

25. Suchmos 『THE KIDS』

【レヴュー】アシッドジャズやヒップホップ、ファンク、ソウルなどにインスパイヤされたジャンルレスなサウンドを取り入れ、まさに時代の寵児となったSuchmos。2017年の幕開けとして届けられたニュー・アルバム『THE KIDS』では、より洗練されたグルーヴ感を見せつけ、2016年からの躍進の図の最後のピースとしてハマることは間違いない。迫力あるベース・ラインによって、彼らの最大の特徴とも言えるグルーヴ感はその説得力を増すばかりだ。これまでよりも彼らのスケールの大きさを感じさせる今作を聴いて、彼らが夢と語る「横浜スタジアムでのライヴ」も、そう遠くない未来であると確信できる。(鈴)

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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,200円(税込), 16bit : 1,851円(税込)

24. 東京塩麹 『FACTORY』

【レヴュー】室内管弦楽団とも言えそうなバンド編成から繰り出される、ミニマル・ミュージックの新たな展開。「瓶詰め塩麹 with 音源」なリリースを経ての待望の1stアルバム。ミニマル・ミュージックの快楽性(とはいえノー・サイケデリック)をそのままに、ロック的なダイナミズムや現代ジャズのグルーヴと折衷感を取り込んだ新たなポップの形とも。新世代ジャズの筆頭ドラマーとも言える石若駿や、ネオソウル・バンドWONKのキーボーディスト、江崎文武も参加するなど、その“筋”も抜群にいい。ハイレゾで聴くと、その楽器の残響までもがその音楽性を支える、音楽的な存在としてさらなる輝きを増す。(河)

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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,851円(税込)

23. jjj 『HIKARI』

【レヴュー】Febb、KID FRESINOとともにFla$hbackSのメンバーとしてシーンに現れたJJJのセカンド・アルバム。他の2人もバンド・サウンドに取り組んだり、アルバムを出すなど個々での活躍が目立った1年だったが、ビート・メイカーとしてもラッパーとしても一段上に上り詰め、アルバムとして素晴らしい1枚だった彼の作品がランクイン。彼らしい客演陣の並びもこのアルバムの魅力ですが、なんといってもFla$hbackSの3人勢ぞろいの「2024」のカッコよさったら! それぞれがスキルを上げた今、いつかまた3人が揃った作品を聴きたいものです。(高)

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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,697円(税込)

22. 水曜日のカンパネラ 『SUPERMAN』

【レヴュー】自身初の日本武道館公演や、タイラー・ザ・クリエイター主催によるロサンゼルスの音楽フェスティバル〈CAMP FLOG GNAW CARNIVAL 2017〉に日本人として初めて出演、ドラマ『わにとかげぎす』に女優として出演など、活動の場所を広げている水曜日のカンパネラによるメジャー1stアルバム『SUPERMAN』。全曲ケンモチヒデフミが作詞・作曲を行なった本作は、ナンセンスな歌詞は変わらないものの、EDMやトラップなど海外クラブ・サウンドを取り入れてサウンド面が洗練された印象。ギャグ感は減少しているが、全編心地よく聴ける音楽作品です!

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【配信形態】24bit/96kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】3,859円(税込)

21. DYGL 『Say Goodbye to Memory Den』

【レヴュー】サーフ、パンク、ガレージ、オルタナティヴな音楽を継承するDYGLの、結成5年目にしてはじめてのフル・アルバム。今作はプロデューサーにザ・ストロークスのギタリスト、アルバート・ハモンドJr.を迎え、NYで制作された。多くの要素が取り込まれた音楽が主流となりつつある現在のインディ・シーンで、ストレートに熱いロックンロール・サウンドを鳴らす彼らの存在は、今後のシーンの流れにおいて、大きな役割を果たすだろう! さまざまなロックの意匠を引き継ぎ、それをしっかりと噛み砕いて新しさも内包させたDYGLの音。すでに国内外のシームスレスな活動で、国内のインディ・シーンを簡単に飛び越えそうな勢いを見せる彼らの今後に期待したい。(鈴)

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【配信形態】24bit/88.2kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,200円(税込), 16bit : 1,800円(税込)

20. Tempalay 『from JAPAN 2』

【レヴュー】デビューから1年でリリースされた、新境地を情景を描いた『from JAPAN』から1年8ヶ月。前作でも異国情緒溢れるサイケな音楽を鳴らすTempalayではあったが、2ndアルバム『from JAPAN 2』にはさらなる多国籍感が感じられる。スティールパンやサンバ笛、スティール・ギターなどを使用することで、それぞれの世界観をつくりだし、サイケでトロピカルでラテンな楽曲が並ぶ。それでいてどの曲もキャッチーというのが彼らの大きな特徴でもあるだろう。「革命前夜」となる2017年の勢いを受けて、来年はどんな進化を見せてくれるのだろうか。日本からこの3人が発信する音楽から目が離せない。(鈴)

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【配信形態】24bit/48kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,700円(税込), 16bit : 1,697円(税込)

19. 清 竜人25 『WIFE』

【レヴュー】「一夫多妻アイドル」清 竜人25が今年6月、結婚披露宴をテーマにしたラスト・コンサートをもって「解散」。2ndアルバムにしてラスト・アルバムの『WIFE』は、シングル以外にも、解散発表時に披露した「25」や、ハイファッションに身をつつんだMVやアルバムジャケ写でも話題となった表題曲「愛してる♡キスしたい♡Hしたい♡」など11曲が収録。OTOTOYでは音楽評論家・宗像明将によるリリース時のインタヴューも恒例でしたが、毎回インタヴュー終盤で聞いていた「あの質問」を最後のインタヴューで聞き忘れてしまったこともいい思い出。(田)

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【配信形態】24bit/48kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,024円(税込), 16bit : 2,057円(税込)

18. スカート 『20/20』

【レヴュー】昨年〈カクバリズム〉よりアルバム『CALL』をリリースし、その存在感をさらに放つことになったスカートが〈ポニーキャニオン〉からリリースした、メジャー初アルバム。これまでも持ち前のポップさを発揮した作品を数多くリリースしてきた彼だが、今作でも彼がいままで信じてきたポップスへの忠誠心は忘れることなく、楽曲のキャッチーさはこれまで以上に存在している。思わず、現在の日本にはこれほどまでポップでキャッチーな楽曲を生み出すコンポーザー、シンガーはいないのではないか、と思ってしまうほど。2018年には日本の音楽に、さらなるポップの風を吹かせる存在となることを信じたい。(鈴)

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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】2,057円(税込)

17. björk 『Utopia』

【レヴュー】アルカをサウンド・コラボレーターに迎えた『Vulnicura』から2年。2017年はフジロックでもヘッドライナーとして、圧巻のパフォーマンスを展開したビョークが放った9作目のオリジナル・アルバム『Utopia』。本作でもサウンド方面のコラボーターには今回もアルカを起用。音源を再生すると、アルカが生み出す電子音の奇怪なビート、ベース、ノイズが日常の裂け目を作り出し、そこから怒涛のようにハープ、フルートといった羽衣を纏ったビョークの歌声が力強く洪水のごとく流れ出てくる。凄まじいエネルギーをたたえた歌声はやはり新作でも唯一無二の存在感で迫ってくる。(河)
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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,601円(税込), 16bit : 1,650円(税込)

16. eastern youth 『SONGentoJIYU』

【レヴュー】新ベーシスト・村岡ゆかの加入後、初のアルバムが、『SONGentoJIYU』。何も変わってないようで、それでもやっぱり変わってて、もの凄く新しいバンドが、無邪気に立ち上がったように思えた。そしてやっぱり響くのは、吉野寿の言葉!“尊厳と自由”について歌われたこのアルバムを聴いて、俺たちは、「街の底」で強く生きてやろうと思うのだ。決して尊厳と自由は失わずに! ありのままにだ! さぁ、eastern youthは2018年で30周年。eastern youth最強伝説は継続中だぞ。(飯)

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【配信形態】24bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,900円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】 ブックレットPDFが付属

15. ゆるめるモ! 『YOUTOPIA』

【レヴュー】ゆるめるモ! の5周年を記念してリリースされた3rdフル・アルバム。POLYSICSのハヤシヒロユキ、ミドリカワ書房、大森靖子、後藤まりこ、オータケハヤト(ROCK’A’TRENCH)、山(全日本レコード)、ハシダカズマ(箱庭の室内楽)、M87、小林愛らが楽曲制作陣に参加。ニューウェーブを軸に、アフリカ宗教音楽、西洋宗教音楽、アイリッシュ、テクノ、シューゲイザー、ポストパンク、エレクトロクラッシュ、パワーポップ、オルタナティヴ。ロック、アンビエント、サンバなどの要素を取り入れた、ゆるめるモ! 節炸裂の強烈作。どこまでもその音楽的探求心を深め続けていってほしいし、OTOTOYリスナーはマストで聴いてほしい作品です!(西)


【配信形態】24bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】2,800円(税込)

14. Kelela 『Take Me Apart』

【レヴュー】ビョーク、ソランジュ、The xx、ゴリラズ、FKAツイッグスなど錚々たるメンツがラヴ・コールを送る、新世代R&Bのシンガー。USアンダーグラウンド、LAのベース・ミュージック / R&Bレーベル、キングダム率いる〈Fade To Mind〉からミックス・テープでデビューし話題を集め、このたび〈WARP〉からフル・アルバムをリリース。ジャム・シティ、アルカ、モッキーといった当代の名プロデューサーとともに作り上げたR&Bアルバム。これが〈WARP〉からリリースされるあたり、2017年のシーンのカッティング・エッジが、どこに、そんな形で突き出しているのかを象徴している。(河)


【配信形態】24bit/44.1kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,571円(税込), 16bit : 2,057円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】 ライナーノーツPDFが付属

13. GANG PARADE 『GANG PARADE takes themselves higher!!』

【レヴュー】2度のグループ名変更、メンバーの脱退、加入、レンタル移籍と、激動の活動を見せるWACK所属アイドル・グループ、GANG PARADEによる現7人体制初アルバム。初期メンバーのユメノユア、ヤママチミキに加え、キャン・マイカ、BiSの公式ライバルとして誕生し1日で消滅した元SiSメンバーのココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、テラシマユウカ、そしてBiSのアヤ・エイトプリンスがレンタル移籍し作りあげた現在の全10曲。3月3日でレンタル移籍が終了、アヤはBiSへ、そしてカミヤサキがBiSから戻ってくることが決まっており、まさにこの7人にしか生み出すことのできないドキュメンタリー的アルバム。2018年は飛翔の年に!!(西)
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【配信形態】24bit/48kHz,32bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】2,000円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】 ブックレットPDFが付属

12. バレーボウイズ 『バレーボウイズ』

【レヴュー】Yogee New Waves、never young beach等がインディ・ロックを盛り上げた時代も一段落... と思う間もなく、京都から横パンチを食らわせたのが、台風クラブとバレーボウイズ!!! そのバレーボウイズは、合唱コンクールをバンドで表現してみた、そして自分たちを嵐と例える彼らの破天荒な佇まい、でも超絶にある歌心で、今や京都だけでなく、日本中を席巻しようとしている。2018年は、新しく現れたインディ・ロック勢に熱狂することでしょう。彼らの動向を一時も見逃すなかれ!(飯)

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【配信形態】24bit/44.1kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,000円(税込), 32bit : 1,650円(税込)

11. Thundercat 『Drunk』

【レヴュー】フライング・ロータス〜カマシ・ワシントンといったLAビート・ミュージック〜ジャズ・シーンにおいて、ひときわ輝くキャラ立ちベーシスト、サンダーキャット。モダンなR&Bやジャズの隆盛といった、ベストな追い風が吹く音楽シーンにおいて、まさにベストなタイミングでリリースされたアルバム。とはいえサウンド的には、これまでの作品に比べて、R&Bやジャズは若干薄く、むしろキラキラとスムースなAOR様。むしろバレアリック・リヴァイヴァルに触発されたかのようなチルな雰囲気で、実はそのあたりも、ここ日本で爆発的に人気を得た理由かもしれないですな。(河)


【配信形態】24bit/44.1kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,571円(税込), 16bit : 2,057円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】 ライナーノーツPDFが付属

10. YOUR SONG IS GOOD 『Extended』

【レヴュー】日本のインディー・レーベルの最良心、カクバリズムが15周年を迎え、その歴史を共に歩んできたレーベルの長兄とも言える存在、YOUR SONG IS GOOD。2017年は思い出野郎Aチームやmei eharaなどレーベルにも新たな風が吹く中、ドシッと構えた骨太のダンス・ミュージックを鳴らした『Extended』を第10位に。前作『OUT』からのまさに“その先”にあるサウンドは、新たな音を貪欲に取り込んでいく彼らの姿勢をまざまざと見せつけていて、こんなにバンドが大黒柱としているレーベルからは素晴らしい作品が生まれるに決まってるじゃん! なんて再確認させられる1枚でした。(高)

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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,697円(税込)

9. ゆるふわギャング 『Mars Ice House』

【レヴュー】2017年の日本のヒップホップ・シーンの台風の目はなんといっても彼ら、ゆるふわギャングでしょう! Ryugo IshidaとSophiee(現・NENE)の耳に残るリリックとフロウ、トラックメイカーであるAutomaticによるポップかつ中毒性の高いそのトラック… 音楽的な作品の完成度の高さももちろんなのですが、フロントに立つ2人の強烈なヴィジュアル、そして2人が実際のカップルというトピックも彼らの怒涛の躍進に拍車を掛けました。この年末にはNENEとしての初のソロ・アルバムもドロップし、音楽だけではなく新たな価値観を提示していく世代の担い手として更に存在感を増すことに期待大です。(高)

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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,851円(税込)

8. 岸田教団&THE明星ロケッツ 『LIVE YOUR LIFE』

【レヴュー】岸田教団&THE明星ロケッツの『LIVE YOUR LIFE』は、超絶名盤。以前の作品と聴き比べて欲しい。野音を大成功させたからだろうか、多くのシングルをリリースしたからだろうか、間違いなく以前の岸田教団&THE明星ロケッツではない。持ち前の技術だけでなく、確実に心に響く音楽になった。アルバムを聴きながら涙がでそうになったのは、その説得力の強さだ。その立役者は、ボーカルichigoだと信じて疑わない。BPMの速いリズムに合わせて乗る彼女の「歌」は、あまりにもエモーショナルで気持ちいい!(飯)

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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,600円(税込), 16bit : 3,084円(税込)

7. 柴田聡子 『愛の休日』

【レヴュー】柴田聡子による1年半ぶりとなる4thアルバム『愛の休日』。岸田繁(くるり)、山本精一がプロデュースとして参加し、伊藤大地、かわいしのぶ、石橋英子、どついたるねんなど錚々たるミュージシャンたちと紡いだ新境地的な作品。「これぞ柴田聡子!」というべき弾き語りから、バンド・サウンド、さらにマシンビートを使用した楽曲まで拡大した柴田ワールド全13曲を収録。「私はこういう感じで生きていますって伝えないと死ねない」とまで本人が言いしめた、柴田聡子が感じた日常のささいなことが切り取られた切なくもやさしい名作。ドラマ出演やテレビ出演など、音楽活動以外の表現場所も増え、2018年の活躍を一層期待しています!(西)

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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 2,700円(税込), 16bit : 1,851円(税込)

6. Cornelius 『Mellow Waves』

【レヴュー】METAFIVEへの参加、『攻殻機動隊』のサウンドトラック制作など、その活動が止むことはなかったが、『SENSUOUS』以来11年ぶりとなる、Cornelius待望のオリジナル・アルバム。salyu × salyuのプロデュースや『攻殻機動隊』のサウンドトラック制作など、ここ最近の小山田圭吾ワークではおなじみの、坂本慎太郎を作詞に迎えた、シングル曲「あなたがいるなら」「未来の人へ」を筆頭に、繊細かつ驚きに満ちた音響感覚をさらにアップデートさせ、Corneliusによる2017年の円熟したポップ・ミュージックを届けた。(河)

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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,088円(税込), 16bit : 2,160円

5. トリプルファイヤー 『FIRE』

【レヴュー】「タモリ倶楽部」にてヴォーカル・吉田靖直の特集が組まれるなど、音楽以外の世界からも注目を集めている4ピース・ロック・バンド、トリプルファイヤーによる約2年ぶり通算4作目となるアルバム『FIRE』。馬場友美が録音を、illicit tsuboiがミックス&マスタリングを担当した本作は、これまでの硬質なオルタナティヴサウンドの裏に見え隠れしていたファンクやソウルの要素が強くなり、それらのリズムを取り入れつつ、吉田独自のナンセンスな日本語詞が同居する摩訶不思議な世界に。日本版低温室ひねくれファンクというか、日本で生まれるべくして生まれたオリジナリティ溢れる作品。正直、個人的には今年1位なんじゃないかと思っています!(西)
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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】1,800円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】ブックレットPDFが付属

4. 坂本龍一 『async』

【レヴュー】ガン克服後、初にして、8年ぶりの新作。電子音楽〜現代音楽を行き来するサウンドスケープ。パーソナルな驚き、音への探究心の機微をそのまま示すごとき鳴りが連なるアルバム。その響きは、OPN、アルカ以降とも言える現在の電子音響〜アンビエント・シーンをコンパイルした、独〈PAN〉からリリースされた、2017年の記念碑的コンピ『mono no aware(同名の日本のバンドとは関係なし)』とかなりの部分で共振している感覚がある。リミックス盤では、まさにそうしたシーンのアーティストたる上記のアーティストやイヴ・テューマーといったアーティストたちが参加している。(河)
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【配信形態】24bit/96kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC
【アルバム配信価格】24bit : 3,100円(税込), 16bit : 2,100円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】ライナーノーツPDFが付属

3. BiSH 『THE GUERRiLLA BiSH』

【レヴュー】幕張メッセ・イベントホールで開催された全国ツアー・ファイナルを7,000人の観客を集め大成功させた“楽器を持たないパンク・バンド”BiSHのメジャー2ndアルバム『THE GUERRiLLA BiSH』! このアルバムは、松隈ケンタが創りだす曲が決定的に良い... のではなく、もともとある松隈ケンタの良い曲のポテンシャルを、今のBiSHのメンバーが200%の力で引き出すことに成功している。良い曲だけでも、突飛なプロモーションだけでも、かわいいだけでも駄目。関わる人たちの絶妙なバランスが、アーティストをブレイクに導く。「そこに決められた方程式なんかないんだぜ!」「だから全ての音楽家にチャンスがあるんだ!」と、強く勇気をもらった一枚でした。(飯)
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【配信形態】24bit/48kHz, 16bit/44.1kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC / MP3
【アルバム配信価格】24bit : 3,000円(税込), 16bit : 2,000円(税込)
【アルバムまとめ購入特典】ブックレットPDFが付属

2. Punpee 『MODERN TIMES』

【レヴュー】出る出ると言われて早数年、多くの人が待ち望んだラッパー・PUNPEEの1stアルバム。40年後の彼が現在を2017年当時を振り返るという構成にすることで、リリースされた段階で作品をクラシック化させてしまうというアイディアには一本取られた。シーンが大きく盛り上がりを見せ、瞬発力が重視される流れで、この先も耐えうる強度を持った作品は一体どれだけあるのかという問いにきちんと回答を出した上で、彼の持つポップ・センスとヒップホップへの愛情が注ぎ込まれたこの作品が、きちんと数字としても現れたことが素晴らしい。2枚目のアルバムを…なんてそんな急かすようなことは言いませんので、これからも僕らを裏切りつつ楽しませてください! P! P! P!(高)
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【配信形態】16bit/44.1kHz WAV(WAV / FLAC / ALAC) / AAC / MP3
【アルバム配信価格】2,469円(税込)



1. CHAI 『PINK』

【レヴュー】今年のOTOTOY年間ベストの栄えある一位は、NEOかわいいバンドのCHAI! 3月にはOTOTOYの曲「Sound & Stomach」を作り、OTOTOY×東洋化成で7inchをリリース(即完売!)、そして10月のアルバム『PINK』は各所大絶賛! 彼女たちが他のバンドと何が違うって、新しいことを徹底的に追求するというオルタナティヴ精神が突出しており(昨今珍しい?)、さらにその根底に流れるメッセージ(=コンプレックスなんかぶっとばせ)が、多くの共感をよべるものである上に明確なこと。やれやれ... 凄い子たちが現れた。彼女たちは、2018年もグラミー3位を目指して驀進してくれることでしょう。(飯)

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【配信形態】24bit/96kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC / MP3
【アルバム配信価格】2,268円(税込)

さまざまなジャンルをもっと深く知る「OTOTOYトピック2017」

その道の識者に2017年の音楽事情をきく「OTOTOYトピック2017」もぜひともお楽しみください!

■ヒップホップ編 : トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く
■アイドル編 : 結成・加入・卒業・解散・メジャー進出──宗像明将に訊く

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コラム

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by 伊達 恭平
【連載】OTOTOY伊達のオススメアニメ
・2018年04月12日・【連載】OTOTOY 伊達のオススメ・アニメ! 春爛漫編 第1回 と、いうことで初めまして! このたび、このアニメ・コラム連載を担当することになりました、OTOTOY新入社員の伊達であります! こちらのコラム連載ですが、他のOTOTOY編集者の面々が全く気づいておらず、私、伊達がはがゆい思いをしております、アニメの世界の魅力、楽しみ方を伝える為にはじめた次第なんでございます。以降お見知り置きを! そんなこんなでこのコラムでは私が超独断と偏見でオススメのアニメを紹介するというヤツで。もちろんOTOTOYなので、アニソンはもちろんなのですが、アニメそのもののさまざまな情報もお届けできればと思っています。既に趣味としてアニメを楽しんでいる方も、そっち方面も興味あるっちゃあるという方も一緒に楽しんでいただければ、私、伊達もうれしいかぎりでございます。更新は毎週火・木曜日を予定しているんですね、はい。通勤、通学、お昼休み、今日帰って何をしようか悩んでいる様な空き時間、そして仕事中…… は、おっとダメですね。ともかく手持ち無沙汰な空き時間に気軽にサクっと見て頂ければ、貴方もいつの間にかアニメの世界に夢中! となるかは
by dazzo
いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選
・2018年02月21日・いま聴くべきは、こいつらだ! ──2018年最初の、OTOTOYおすすめ10選 昨年2017年も、CHAIやバレーボウイズ、台風クラブをはじめ、数多くのニュー・カマーが登場し、傑作を生み出すことでインディー・シーンを盛り上げていましたね。さて年は変わって2018年。今年はどんな音楽と出会うことができるのでしょうか?! 2018年に入り、2ヶ月が経とうとしているいま、今年にはいって、すでにリリースされたOTOTOY的おすすめ10選を掲載! 2018年のはじまりはこいつらから! それではいってみましょ〜!! キイチビール&ザ・ホーリーティッツ『トランシーバ・デート』 2018年、まず注目していただきたいのはこちら! “ハッピーサッドの先にあるハッピー”を歌う5人組ロック・バンド、キイチビール&ザ・ホーリーティッツです! Theピーズやホフディランなど、90年代のロック・バンドの影響を感じさせつつも、彼ら独特のユルくて鋭いサウンドを展開するこのバンド、あなたのハートをグッと掴むこと間違いなし! 1stアルバム『トランシーバ・デート』には、現段階の彼らの代表曲「パウエル」をはじめ、ヴォーカルのキイチビールのかわいら
by 鈴木 雄希
“東京と京都のうたを紡ぐ”イベント〈うたのゆくえ〉特集
[CLOSEUP]・2018年02月09日・“東京と京都のうたを紡ぐ”イベント〈うたのゆくえ〉特集 東京はいつだって文化の発信地だ。新しいもの古いもの、何かが蠢く瞬間を東京はすぐにキャッチする。何かを抱えてこの地にやってきた者、何かを抱えてそこに生まれた者、抱えた何かを葬り去ろうとする者、抱えた何かにまみれてしまっている者。東京はそうした様々な人々の情熱を表現へと還元させてくれるカルチャー・アマルガム・シティと言っていい。 かたや京都は東京よりはるかに長い町としての歴史を抱え、そのあまりに深い伝統と亡霊に時折足元を掬われながらも、常に若く無邪気な息吹が次々とやってきてはその伝統にひるむことなく上書きしていく町。老弱男女が一つになって生活を営み、しかも音楽も他の文化も食生活もが同じ土俵の上にある。それらフラットな土壌の上で定期的に新鮮な風が吹く京都は、文化が蓄積されアップデートされていく町と言えるかもしれない。 そんな文化の東西の文化発信源をそれぞれ拠点とする若き音楽家、バンドが3月3日の渋谷に揃う。さりげなく発表され、さりげなく話題を集めているイベントだが、よくよく考えたらこれは前代未聞級の素晴らしい企画だ。主催者の度量の大きさに感服する。 2010
高橋健太郎、橋爪徹と2017年のハイレゾを振り返り2018年を占う──OTOTOYトピック2018 ハイレゾ編
[POWERPUSH]・2018年01月23日・高橋健太郎、橋爪徹と2017年のハイレゾを振り返り2018年を占う──OTOTOYトピック2018 ハイレゾ編 昨年末より掲載してきた音楽トピックをジャンルごとに振り返る「OTOTOYトピック2017」。ヒップホップ編、アイドル編、J-POP編、ロック編と続き、今回はハイレゾ編。“ハイレゾ音楽制作ユニット”として活動する音楽ユニット、Beagle Kickのプロデューサーであり、オーディオ・ライター、音響エンジニアとしても活動する橋爪徹を迎え、音楽評論家であり、プレイヤー、サウンド・エンジニアも務めるOTOTOYシニア・プロデューサーの高橋健太郎と、2017年のハイレゾ関係の動向を振り返り、今後のハイレゾを取り巻く環境を占う対談を行なった。 ハイレゾってなに? って方はまずはこちらのページをチェックです! ハイレゾ対談 : 橋爪徹 × 高橋健太郎 高橋健太郎(以下、高橋) : 橋爪さんはオーディオ・ライターと録音と、どんなバランスでやっていらっしゃるんですか。 橋爪徹(以下、橋爪) : 現在は週4で働きながら、空いた時間でオーディオ記事を作ったり、OTOTOYでも配信しているBeagle Kickを和田(
てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編
[CLOSEUP]・2018年01月11日・てらいなくポップに振り切る新世代──矢島和義、岡村詩野に訊く、OTOTOYトピック2017ロック編 昨年末からスタートした「OTOTOYトピック2017」。ヒップホップ、アイドルに引き続き今回はロック編!! 様々な出来事が起きた2017年、ロック・シーンはどんな一年だったのでしょうか。スカートやミツメなどと縁深いレコード屋・ココナッツディスク吉祥寺店から名物店長・矢島和義、そして音楽評論家の岡村詩野を迎えて振り返ります。対談の最後にはお二人からベスト・ディスク5タイトルを選出していただきました。お読み逃しなく!! もう「インディーだからカッコいい」っていう概念がないインタヴュー&文 : 鈴木雄希 構成 : 阿部文香 ──まず今年ロック・シーンにもいろんなことが起きたと思うのですが、おふたりが感じるキーワードみたいなものってありましたか? 矢島和義(以下、矢島):なんだろう…… 「メジャー」かな。スカートや、どついたるねん、never young beach(以下、ネバヤン)、Yogee New Waves(以下、ヨギー)とかもメジャー・デビューをしたし。あとラブリーサマーちゃんがCMの曲をやったりとか、イ
by 鈴木 雄希
スカート・澤部渡に訊く2017年に聴きたい旧作&今年の作品、シーンを紐解く『Year in Music 2017』
[CLOSEUP]・2017年12月28日・スカート・澤部渡に訊く2017年に聴きたい旧作&今年の作品、シーンを紐解く『Year in Music 2017』 岡村詩野が講師を務め、音楽に関わるさまざまな表現を学ぶ場『岡村詩野音楽ライター講座』。先日まで開かれていた2017年の10月期では『Year in Music 2017』を共通テーマとし、2017年にリリースされた作品の中からベスト・ディスクを選出し、原稿を執筆してきました。本ページでは、今回の講座の最終回にゲスト講師として登場していただいた、スカートの澤部渡氏と岡村詩野のトークセッションの模様を掲載。さまざまな音楽が生み出された2017年に聴くべき名作について語ってくれています。またライター講座の講座生によって選定された、2017年のベスト・ディスクについてのレヴューも掲載。昨年の音楽シーンの振り返りにもどうぞ! >>『Year in Music 2017』はこちらから!!