居酒屋対談 : 忘れらんねえよ・柴田隆浩 × THE ORAL CIGARETTES・山中拓也
遂に幕を開けた、忘れらんねえよ主催の全国ツアー「ツレ伝ツアー」。ツレトイ(OTOTOYとの本コラボ企画)では前回、Czecho No Republicの武井優心を迎え居酒屋で対談を行ない、両者の根底にあるブルー・ハーツの話題などを中心に、とにかく酒が進む盛り上がりを見せた。そして今回、福岡でツレを務めるTHE ORAL CIGARETTESのフロントマン・山中拓也を迎え対談を行なった。まだ23歳と若い山中だが、バンドをやる以上、ただいい音楽を鳴らすのではなく、より多くの人たちに広めるためなにが必要かを考えて行動する、そんな知性を持ち合わせている青年だ。彼らの生み出す肉体性あふれる楽曲と躍動感あふれる楽曲は、聴くものを踊らせずにはいられない。それに対し、熱さが先立つように見える忘れらんねえよ・柴田だが、彼もまた同じく自分たちのバンドのあり方を考えすぎるくらい考え、どうすれば多くの人たちに届けられるかを考えて曲を作り歌っている。今回の対談は、そうしたバンドとしての自分たちの武器をわかっているかどうか、そしてどう闘っていくか、そうした部分で大きな共感と盛り上がりをみせるものとなった。バンドを背負ってたつフロントマンとして、嘘偽りなく想いの丈を話す2人が同じ舞台に立つ福岡でのツレ伝。この日もまた熱くなりそうだ。
インタヴュー & 文 : 西澤裕郎
写真 : 雨宮透貴
この2組によるツレ伝の場所は福岡!! 日時は3月14日ホワイトデー!!
2014年3月14日(金)@福岡 DRUM SON
忘れらんねえよ / THE ORAL CIGARETTES
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥2,800 / 当日¥3,300(D代別)
PG : ローソン [L:83816] / e+ / ぴあ [P : 222-186]
※ツレションは、オーラルの故郷、奈良の鹿のために! メンバー私物チャリティーオークション!!
キレイごとだけではやっていけないですし
(乾杯したと同時にしゃべりはじめる、柴田)
柴田隆浩(以下、柴田) : 俺、学級員キャラで小心者だから、昨日の夜、山中くんに聞きたいことをメモしてきたの。
山中拓也(以下、山中) : あはははは。
柴田 : いま売れているほとんどのバンドが取り入れている“ズチズチ”ってリズムあるじゃん? あれって、8ビート以来の発明なんじゃないかと思っていて。BPMの遅い曲から速い曲まで全部対応できるし、それでいて高まるでしょ。あれのルーツってなんなの? 山中くんが曲作っているときって、自然に鳴っているわけでしょ?
山中 : 鳴っていますね。
柴田 : それは、なに由来なわけ?
山中 : なんでしょうね? 音楽を聞きはじめたのは中学のときで、ヒップホップとL'Arc-en-Cielだったんですよ。だからヒップホップの影響は少しはあるのかな?
柴田 : すげえ組み合わせだね(笑)。
山中 : そのころB系の服装が流行っていたんですけど、服装だけやるのはイヤやなと思って、エミネムから聴いてみたんです。それで、高校生のときに、アシッドマンとかバンドアパートも聴きはじめて。THE ORAL CIGARETTES(以下、オーラル)をはじめたときはバンアパみたいなことをやりたかったんですけど、MTRで初めて曲を作って聴いてみたら全然違くて。なんじゃこれって。でも、そこにはもう裏が鳴っていましたね。だから、どこから来ているのかわからないんですよ。
ーーなにかの影響というより、ネイティブで鳴らせる世代なのかもしれないですね。ちなみに、山中さんはいまおいくつなんですか。
山中 : いま23歳です。
柴田 : 若っ!! バンドを始めようと思ったきっかけってなんなんですか?
山中 : 5歳離れている兄が中学のときにギターをはじめたんですけど、セッションをしたいからベースかドラムをやってくれって言われて。それがきっかけです。小4からベースをはじめて、中学でバンドを組みはじめて、高校でいまのメンバーと出会って。最初はレッチリのコピーとかからやっていました。
柴田 : そうなんだ。俺たちが新しく録った「ばかばっか」って曲は意識的に裏を入れたんだよね。BPMも174まであげて“ドチドチ”を入れようと思って。俺のルーツに“ドチドチ”はないんだけど、当ててみるとすごくよく聴こえるの。
山中 : よく聴こえますよね。
柴田 : 歌詞も変えたの。前のアルバムに入っている「夜間飛行」みたいに熱いことや正論を言うような部分と、その前の「CからはじまるABC」で言っているみたいな下ネタを合体させたの。
ーーなんで合体させる必要があったんですか?
柴田 : みんな熱いことばかり言っているのに飽きてきているなって。あと、代えがきくよねと思っちゃって。たとえばフェスでサンボマスターと忘れらんねえよが同じ時間に出演していたら、俺はサンボに行っちゃうなと思っちゃって。だったら、俺らの持っている武器を総動員して、ギャグと泣けることと下ネタを全部つっこんで作らないとダメでしょと思ったんです。だから、BPMも超研究しました。流行っている曲で、俺が好きな曲を全部メトロノームでチェックして。
山中 : (笑)。じゃあ、がらっと変わったんですね。
柴田 : 速ければいいってものじゃなくて、BPMとビートの組み合わせだよね。それが“ドチドチ”だったんだよね。“ドチドチ”は割と万能だけど、8ビートも16ビートも、相性のいいBPMと組み合わせればまだいける。
ーー山中さんとしては、ここまで考えて曲制作をしている柴田さんはどう映りますか?
山中 : 年下やから、こんなこというのもおこがましいんですけど、考えるのってめっちゃ大事やと思うんですよ。お客さんの需要にあわせて音楽をやるのもめっちゃ大事やし。そのなかで自分たちの武器を織り交ぜた、忘れらんねえよの音楽を作るのであれば、それでやっていくべきだと思います。突き詰めて、それを変えないといけないと思ったんだったら、特に。キレイごとだけではやっていけないですし。
柴田 : そうなんだよね。絶対変えないってところで突き抜けているバンドもいるけど、俺は違うなって思っちゃった。別に8ビートにこだわりたいわけじゃないし、昔好きだった音楽に沿いたいと思っているわけでもなくて、世の中とちゃんと対峙したい。世の中と擦り合わせていって、自分の才能を認めてほしい。BPMとかビートはどうでもいいっていうか、世の中の動きに合わせますよって。なんか、イケメンみたいな発言をしちゃったけど。
山中 : あはははは。
柴田 : 例えば、オーラルには「大魔王参上」って曲あるじゃん。俺はあの歌が一番好きなんですけど、タイトルがすげえなと思って。あれは狙ってつけたの?
山中 : アルバムとしてちゃんと意味を持たせたいっていうのを1枚目から思っていて。フックになる、なにこれ? っていう曲が絶対にほしくて、お客さんがビックリする曲を入れたいと思ったんです。
柴田 : そしたらとんでもない曲が(笑)。聴いた人は一発で覚えるもん。裏切ることはいいことっていうか、みんなが想像していたその上をいくことが、いまバンドをやっている人にとって大事だと思うんだよね。俺らは下ネタバンドみたいなことを言っていたのに「この高鳴りをなんと呼ぶ」でいきなりいいことを言いだして、いい意味で裏切ったと思うの。でもそのあと同じことをやっちゃったところもあって、そこは裏切れてなかったなって。
オーラルが好きだって言っているお客さんへの挑戦ではある
ーーそもそも柴田さんが、オーラルをツレ伝に呼ぼうと思った理由ってなんなんですか。
柴田 : 最初会ったのは、tricotとキュウソネコカミも一緒に出た熊谷でのイベントだったんだけど、もちろん名前は知っていて、とにかくかっこいい人たちってイメージがあったの。でもその時点まで曲すら聴いておらず、シューゲイザー系だと思っていて(笑)。イケメンが目を髪の毛で隠しながらジャズマスターでやっているんでしょって、勝手なイメージを持っちゃっていたんだけど、リハのときに、めっちゃいいやつじゃん!! ってなって。
山中 : そう、リハのときに(笑)。
柴田 : 「THE ORAL CIGARETTESです。よろしくお願いします!!」って。めっちゃ感じいいなと思って。あと曲を聴いたら、全然シューゲイザーじゃないじゃんって。そしてライヴでぶっ飛ばされて。だから、理由は人です。本当にいいやつらだと思って。それ以降、山中くんのTwitter、全部チェックしているのね。
山中 : まじですか(笑)?!
柴田 : 先輩に対してとても丁寧に熱く礼儀をもって対応していて。意思を実際に行動して、かつ世の中に発信しているところが芯のある人なんだなって。そういう人的なところでかっこいいと思って誘ったんです。
ーー僕は、ツレ伝にオーラルを選んだのは、お客さんに忘れらんねえよという存在を見せつけてやろうみたいな部分が大きな理由なのかなと思ったんですけど。
柴田 : それもね、あります。オーラルのお客さんで、俺らのことを好きな人ってほとんどいないと思う。それは俺らが実力不足でそこにアプローチできてなかったってことなんですけど、そういう意味での挑戦はある。そこに対して出来る武器はできたって自信はあって。試したいし、胸を借してくださいって感じです。オーラルへの挑戦っていうよりは、オーラルが好きだって言っているお客さんへの挑戦、愛の告白みたいなものではある。
ーーオーラルは奈良出身ということを押し出していますけど、それにはなにか理由があるんですか。
山中 : 奈良って、バンド・シーンが薄いんですよ。何年か前まではメロコア・シーンがあって、バンTにディッキーズを履いたお客さんがたくさん集まる場所がいっぱいあったんですけど、それがいまなくなってしまって。奈良を盛り上げたいっていうのが一番の思いです。
柴田 : 奈良大音動会もそういう意味でやっているんだ?
山中 : そうです。僕らは先輩がいないなかでやってきたから後輩にはそういう思いをさせたくなくて。最初、仲いい先輩バンド3バンドに声をかけて、これから奈良を引っ張っていくであろう若手のバンド3組をみつけて一緒にやったんです。実際、そこからスタジオで練習する量が増えたみたいってことを聞いたりもしますし、やってよかったなって。
柴田 : へえ。俺は熊本出身なんですけど、バンドとしての出身は下北なんですよ。THEラブ人間も下北への愛が強くて、そこに入れてもらって育ててもらったって思いが強くて。でも、俺らって根無し草の感覚がある。話を聞いていて、自分の出身母体を盛り上げようって思いっていいなと思って。結局自分に返ってくるよね。いま俺らがちゃんとやるってことは必要なのかもね。
ーーバンドとかお客さんも、それこそ教育じゃないですけど、引っ張っていく人がいないと成り立たないのかなって僕は思っていて。そういう意味で、ツレ伝ツアーで対バンをして全国をまわるっていうのには期待しているんですよ。
柴田 : でも、今回オーラルにお願いさせてもらったのもそうなんですけど、ツレ伝は、いままで俺らが全然太刀打ちできなかったようなシーンに対して、「忘れらんねえよです、お願いします」って感じでお邪魔するイメージなんですよ。だから、いま話を聞いていて、すごいなと思って。プレッシャー半端じゃないでしょ? 動員は気になるし、やろうっていったときにどんだけのバンドが手あげてくれるのとかも気になるだろうし。当日も1から100まで自分たちでやって、トラブルがあったらどうしようとかもあるだろうし。それでもやるってのはすごいよね。
山中 : でも、僕はそこまで抵抗なくて。確かに、ちゃんとお客さん集まるのかわからなかったし、恐かったんですよ。でも、いざやってみたら、待っているお客さんがいるんやなってことを実感して。他にもやってほしいって待ち望んでいる人もいるんだなって。KEYTALKと2マンしたときにも、オーラルやったら呼んでくれるんや!! って言ってくれる奈良のお客さんもいっぱいいて。奈良のバンドで、そういうことをできるバンドってほんと少なくて。先輩となるとLOSTAGEなんですけど、僕らからすると神的存在なので、僕らは僕らで作らなきゃいけないって責任感もあります。
柴田 : そっか。俺下北沢でなにかやろうとしたとしても、自分に返ってくるっていうのを考えちゃうんだけど、オーラルのみんなは純粋に地元を盛り上げていこうって感じがするよね。
ーーでも、そういう地元みたいな拠り所がないと、もしお客さんがさーってひいてしまったときになにも残らなくなってしまうんじゃないですか。
柴田 : 俺らは、根無し草だから。いい意味でも悪い意味でも浮いている。言ってみりゃあ、時代遅れの価値観をどれだけいまの世の中に突き刺せるか、ってところでやっているバンドだから、もはや故郷はないなって感じはします。それは作ろうとしなかったからっていうのもありますけどね。
山中 : 僕は、忘れらんねえよって、すべての場所を帰ってこれる場所にできるバンドだと思っています。熊谷で対バンしたときも、その場所その場所で帰ってこれる場所を作れると思いました。僕らでいう奈良みたいな場所を、どこでも作れる。
柴田 : それは嬉しいな。でも、いま俺らのバンドはしんどい時期よ。時代遅れの価値をいまのところ世の中にあまりうまく刺せてないなって。自分の才能に対しては1mmの疑いもなくいけると思っているから、すごいもの見せたるって感じなのね。でも言っているだけで、結果を出さないといけないよね。そうじゃないと超かっこ悪いし。
優劣をつけないのがロックンロール的発想だと思う
ーーそういえば、柴田さんは23歳のときバンドはやっていなかったんですか。
柴田 : そのときはサラリーマン2年目でした。バンドは辞めたんですよ。大学時代に女殺団ってバンドをやっていて、まあ人気なかったよ。徹底的に人気なくて。しかも俺当時サイドギターで、日の目を見ずバンドやめて、就職して。2、3年目ってめっちゃいじめられる時期じゃないですか。徹夜徹夜で。山中くんの歳のころってバンドのこと1mmも考えてなかった。
山中 : なんで、またバンドやろうってなったんですか。
柴田 : それはチャットモンチーですよ。28歳のとき、たまたまYouTubeでライヴ映像を見たんですけど、「ハナノユメ」を見たときガチ泣きしちゃってさ。いましゃべっているだけで泣きそうな感動があったんですよ。気づかせてもらったというか。やっぱバンドやりたいんじゃん、こういう人間になりたいんじゃん、俺なにやっているの、って。だから絶対年齢ってあまり関係ないんだよね。気づいた瞬間から何年経ったかだと思っていて。そういう意味でオーラルとは同期だと思ってます。
ーー山中さんは、23歳なのにかなり考え方とかビジョンが明瞭ですよね。
山中 : 僕らはバンドをはじめたとき、4人とも進学校に行けって感じで、親に縛られてきた人間で、僕が音楽をやるって決めなかったら就職していたかもしれなかったんです。だから、バンドやるって決めたとき、オーラルは企業だって考え方でやろうって決めて。ただ自分のやりたいことを押し付けるんじゃなくて、ちゃんとお客さんが聞きたいものとか求めているものも考えてやろうと思って。だから、柴田さんみたいな先輩と話したのは嬉しいです。
柴田 : 俺も今日本当に話せてよかったよ。作っている時点で魂のコミュニケーションっていうか振り向いてほしいって気持ちはあると思うの。ライヴハウスって空間で喜んでくれる人がいたら表現者はやると思うよ。
山中 : バンドとしてどういう音楽をやるかより、どういう活動するかが思い浮かぶから、この曲めっちゃバラードでやりたいと思っても、一回だけアップテンポでやってみようって。そしたら、めちゃめちゃいい曲ができたりするんですよ。僕は自分のセンスを100%認めているわけじゃなくて、75%しか認められていないかもしれないんですよ。だけど、他の25%は自分の頭脳で埋めてやるって思ってやってます。
柴田 : それが山中くんの100%の表現方法じゃん。すげえロックンロールだよ。どの作り方が正しいとか、どの表現方法が正しいとか、そこに優劣をつけないのがロックンロール的発想だと思う。
ぼくらが奈良を大事にしているのをめっちゃ思っているのかなって
ーー話はつきませんが、最後にツレションのことを聞かせてください。今回は、私物オークションをするんですよね。オークションの売上は、奈良の鹿募金に募金するって聞きましたけど。
山中 : だから嬉しかったんです。ぼくらが奈良を大事にしているのをめっちゃ思っているのかなって。
柴田 : …… 思ったよ。
一同 : (爆笑)
ーーどんなものがオークションに出されるか楽しみですね。
柴田 : それで、お客さん同士が解け合えるといいよね。絶対、俺たちのお客さんもオーラルのことを好きって言ってくれると思うの。それはライヴで見せればいいっていうのはあると思うんだけど、さらに踏み込んで、こいつらマジで最高のやつらなんだぜってわかってもらうのは、私物オークションなんじゃないかなって。そういう感じでみんなが私物を持ってきてもらえると嬉しいな。自分たちをわかりやすくプレゼンするアイテムというか。こうきた? みたいな。「えっ、なにこれ? 陰毛セット?」みたいな(笑)。そしたら忘れらんねえよファンは虜になっちゃうよ。けっこう大喜利みたいな感じよ。
山中 : そんなこと言われたら、それを越えるもの持ってこれないですよ(笑)。
柴田 : ちょうどいいところをつかないといけないからね。逆に俺らが持ってくるものも楽しみにしていてほしいです!
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PROFILE
THE ORAL CIGARETTES
2011年に結成して以来、精力的なライヴ活動により地元の奈良はもちろん関西圏での知名度は既に2011年に浸透しはじめる。 その肉体的でアグレッシブなライヴ・パフォーマンス、山中拓也(V,G)の内面から溢れ出すリリックを緻密に計算されたアレンジで料理した楽曲は、ファンをみるみるうちに増やし、2012年に行った地元でのツアー・ファイナルはソールド・アウト。 これまでに自主レーベル「ZIG ZAG RECORDS」からリリースされた1枚のシングル2枚のミニ・アルバムは完売。その収録曲「mist…」と「逆恨み小僧」のMVはYouTube 回転数が10万回を超える。
2012年、始動したMASH A&Rオーディションにてグランプリを獲得。 知名度は一躍全国に広がり出し、2013年夏、待望の全国流通盤をリリース! 前作からファンの間でも浸透している「mist…」と「逆恨み小僧」の2曲をリレコーデイングし、更に今年に入りライヴでも演奏し、熟成させて来た珠玉の新曲を4曲追加、全6曲入りのTHE ORAL CIGARETTESの魅力が凝縮されたミニ・アルバムをリリース。夏から年末にかけ各地大型イベントでも動員を伸ばし、12月東名阪自主企画は全公演ソールド・アウト。
2014年いよいよTHE ORAL CIGARETTESの快進撃がはじまります。
THE ORAL CIGARETTES official HP